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料理酒と料理専用清酒と清酒の違いについてメーカーに聞いてみたでその差は分かったものの、実際はどうなんよということで実際に食べて比較してみることにした。
スーパーへ
まずは買い付けるためにスーパーへ向かう。
価格を比較すると料理酒は400mlが158円、1000mlが178円なのに対し
料理清酒は400mlが378円と、500mlが578円の高級品の二つがあった。どちらにせよ高い。
今回は400mlで378円の純米料理清酒を買うことにした。こちらは兵庫県稲美町産もち米100%使用の品だ。
単純比較
まず見た目だが、料理酒と比べた場合に色が違う。料理酒は透明なのに対し、料理清酒は黄みがかかっている。
匂いも料理清酒は酒臭く、これを嗅いだ後に料理酒の匂いを嗅いでも無臭に思えるほどだった。
ついでに1ml程度飲んでみたが、料理酒は特に味がなく、後から塩味がやってくるだけで不味いのに対し、料理清酒はフルーティな味わいだった。
比較用に本みりんも飲んでみたのだが、こちらは舌や喉が焼けるような感覚があるのに対し、料理酒や料理清酒にはそれがなかった。
料理比較
原液を比較しても、そのまま飲むわけではないので、実際に料理して比較してみた。サメの煮つけで比較している。
左が料理酒で作った時の煮つけ、右が料理清酒の時のものだ。
画角や光の具合が違うので何ともだが、料理清酒のほうが色濃くできているように見える。
肝心の味についてだが、料理清酒を使ったほうは甘みとコクがあり、舌触りの滑らかさも上だったように思う。甘みについては料理清酒には塩が入っていない分引き立っているのだと思う。コクについても料理酒が単なる塩水の味で、料理清酒がフルーティーであったことから差が出ているのだと考えている。舌触りについては身の部位の関係もあるので何とも言いづらいが、そもそも成分がかなり違うので、差が出ても不思議はないだろう。
結論
結果としてはサメの煮つけに関しては料理酒より料理清酒のほうが美味しくなるということが分かった。
ただまぁ料理清酒は非常に高い上、ドバドバ使うものなので普段使いよりかは、ここぞというときに使い、普段は料理酒を使うのが無難に感じた。
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昨年骨折して以来山に行けていないが、松山旅行をしたときや、寒い日の外出でコンパクトな外套が欲しくなることがあったので、買ってみた。
購入したのはライトシェルアウタージャケット Men'sとU.L.トラベルダウン ハーフコート Men'sだ。
寒い日は普段はネルシャツとダウンコートを着ているのだが、どちらも動いていると邪魔になってくる。そういう時にかさばって邪魔くさい問題をクリアしたかった。運動の時もそうだが、映画館に行くときも隣の席が埋まっているなど、置き場に困ることが度々あり、椅子の下に置いておくと通る人がいるときに困るので、そのあたりを解決したかったのだ。
また今着ているダウンコートが着古してきているのもあり、コートについては、その更新も兼ねている。
ライトシェルアウタージャケット Men's
見た目がどうしてもアウトドアおじさんのそれっぽいのが残念だが、風を防ぐ性能は十分で、裏が起毛材なので多少温かい。重量も258gと軽い。
ポケットは中身が落ちないようにチャックがついており、容量もかなりある。
収納袋があるため、チャリ移動でかごに入れてたら吹き飛んだみたいなのも防げるのはうれしいポイント。
見た目の関係と、これ一枚だと地味に寒いため、こちらは現時点では特に使えていない。
U.L.トラベルダウン ハーフコート Men's
これは登山用ではなく旅行用なのだが、登山用がテカテカジャンパーみたいなやつで、見た目がウッとなってしまったので旅行用を選択した。値段も地味に高い。例えばスペリオダウン ジャケット Men'sと比較すると1.5倍くらいするが、旅行用だけあり、見栄えはいい。
こちらもライトシェルアウタージャケット同様のポケットがあり、収納力が高い。
内ポケットもあり、ここには収納袋を入れておくと便利だ。
絞りも一応あるため、手首から来る空気を多少防げる。
使ってみた感想としては、まず暑い。多少動くだけで暑くなるので防寒具としての性能はかなり良いといえる。あまり動かないシーンでは活躍しそうだ。冬場の軽い運動程度なら暑苦しくなることも少ないのでピッタリだ。
またコンパクトなので映画館とかに着ていくときにも都合がいい。
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スーパーで料理酒と料理専用清酒があるのに気が付き、その違いは何なのかキング醸造に聞いてみたメモ。
まず、料理酒と料理清酒は同じ用途で使える。
違いについて、一つ目は価格差で、料理酒は加塩醗酵され不可飲処理されているため酒税がかからない、料理専用清酒は酒であり、酒税がかかるため、料理酒のほうが安価であること。
二つ目は材料の違いで、例えばキング醸造の料理酒(醇良)にはたんぱく加水分解物、水あめ、ブドウの醸造調味料(ワイン)など、様々なものが入っているが、稲美町産純米料理清酒には米と米こうじしか入っていない。
用途としては料理本やWebレシピに「料理酒」とあれば料理酒で、「酒」とあれば清酒であるとのこと。清酒というのは日本酒のこと。料理清酒も日本酒だが、製造工程で雑味が残るように仕上げてあり、調味を目的として製造されているとのことだった。飲用として作られている本来の日本酒と比べると味は劣るが、別に飲んでもいいらしい。本来の日本酒はあっさりした口当たりが特徴とのことだったので、料理清酒はあっさりしていないのかもしれない。
また、「酒」と書かれている場合は日本酒を使ってもよいが、料理清酒を使ったほうがよりコクや旨味を引き出すことができるとのことだった。
料理に使うときの注意点として、「酒」と書かれている場合に料理酒を使う場合、塩やしょうゆを減らしたほうがいいとも聞いた。これは料理酒には飲用できないできない濃度の塩が入っており、味が濃くなるからだ。逆に「料理酒」と書かれている場合に清酒を使う場合は加塩したほうがいいのだと思うが、ここは聞けていなかった。
恐らく端的に料理酒と料理清酒を比べると、有塩バターと無塩バターに近い関係があるのだと思う。料理清酒と清酒も似たような関係だろう。
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去年の12月に柔軟剤を買って使えなかった話を書いたが、無香料で別製品ならどうか…!と試してみたが臭くならないだけで結果は特に変わらなかった記録。
たぶんガス乾燥機+柔軟剤がポイントなのかもしれない。私は天日干しをしているので意味が薄い可能性がある。
調べた感じ、天日干しでも干す前にはたいて毛立てることで似たようなことができるらしいが、面倒なのでそれはいいかなと思った。
余談だが、前回柔軟剤の匂いが取れるまでに二ヶ月もかかり、なかなか洗濯機が臭くて大変だった。
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昨日、3/8はノリおはぎを探すために垂水に来ていて、おはぎ屋を探すために、駅前をふらふらしているなかで魚屋を見かけた。
どんな魚が売られているかな?と覗いてみると明らかに異質な魚がいけすを泳いでいた。そう、サメだ。
多分幻覚だろう。そう流そうとした矢先に店主が威勢のいい声で「サメどうですか!?垂水港で水揚げされたサメですよ!」と言ってくる。私はこんなのは一人では食べきれないので…と軽く流す。
私はノリおはぎを探すために垂水まで来たので、サメを見ている場合ではなかった。しかし垂水の丹波屋にはノリおはぎは売られていなかった。落胆したのでサメを見に戻ってくると、魚屋の主人は道行く人にサメを売ろうとしていたが、皆総じて敬遠されていた。
その時、ふと私の頭に現神戸市長、久元喜造のブログが頭をよぎった。以前そのブログを読んだときにフカの刺身というのを見かけたのだ。この記事はサメの刺身を水道筋商店街で買って食べたという内容で、これが美味であったというものだった。
サメを食べられる機会など滅多にないだろうと思い、私は店主に生け簀のサメの値段を尋ねた。2,200円と返ってきた。正直高いなと思った。しかし冷凍すれば日持ちするといわれたのと、まぁどうにかすれば食べきれるだろうと思ったのと、普段の無駄な散財から比べたら些細なことだったので買うことにした。
解体をお願いできますか?と聞くと快く応じてくれた。同時に「どうせ皮は食べれないですしね」とも言われた。もし皮が食べられたら解体料を別に取られていたのだろうか?私は深く気にしないことにした。
お店の人は、すぐに生け簀からサメを取り出し、まな板に載せ、はらわたを裂き、解体を始めてくれた。はらわたから何かを取り出したと思ったら、なんとサメの子供が出てきた。サメの子供は生け簀に戻された。子どもとはいえ結構大きく、普通に売っていても不思議のないサイズだ。恐らくこれはもう稚魚とは言えない大きさだろう。
しばらくすると追加で三尾の子ザメが生け簀に入れられた。今回は少ないねと言っていたので、普段はもっといるらしい。
サメは卵胎生というのは知識の上では知っていたが実際に見ると驚きだ。しかもでかい。しかし、へその緒もないのに母体の中でどうやって呼吸しているのだろう?そんなどうでもいいことが気になった。
解体が終わるとトレーに入れて出してもらえた。2,200円でこのボリュームと考えると安いなと思った。ハマチでもこの価格に収まるか怪しい。少なくとも真鯛やシマアジよりはずっと安いと思う。
ラップを外してみるとかなり色鮮やかで、鯛の仲間といっても通用しそうな見た目だ。身は臭くないのだがドリップは臭かった。サメは体内に尿素を持ち、これがアンモニアに変わるため身が臭いという話があるので、おそらくその関係だろう。
ただ別に特別臭いというわけではなく、魚の生臭さの一種だと言われれば納得できる程度の匂いだった。
とりあえずまずは刺身だろうということで切ってみた。身はよく締まっていて硬く、切っているときは結構面白かった。身が薄いので、そぎ切りにしたほうが見た目はいいと思うが、家庭にある文化包丁でやる内容ではない。
皿に盛り付けるともう臭いはなく、普通の白身魚の姿をしていた。とりあえず普通に醤油で食べた。
食べてみると、やはり身の締りがよく、コリコリしていた。味も蛋白で美味しかった。味としては真鯛が近い。血合いからは若干ハマチのような風味も感じた。ブリのような脂っぽさはなくあっさりしていた。
これだけ美味しいなら、もっと出回っていてもよいと思うのだが、恐らくこれは寒ボラやブラックバスがおいしいと言っている次元の話なので、難しいのだろう。
今回はいい経験ができた。サメは日持ちする魚な気がするので、刺身も明日の朝までは食べられるだろうし、残りは煮付けやムニエルにしてみたいと思う。
残った分は塩を振ってキッチンペーパーで包み、ラップをして冷凍するとよいとのことだった。
しかし、このサメは何というサメなのだろう?買うときに聞いていなかったので解らないが、適当にググった感じ、肌の色合いとサイズからホシザメが近そうだと思ったが、今回の写真からでは模様がよく確認できないため、よくわからなかった。