Logicool GHUBはアップデートのごとに何かが壊れてゆき、日に日に使い物にならなくなるというのは、もはやネット上では定説だと思うが、そろそろめんどくさくなってきたのでどうにかした話。

起きていた問題

  • GHUBがしょっちゅう落ちる
    • GHUBが落ちているとDPIが狂ってマウス速度が落ちる
  • GHUBのオンボードメモリモードが機能しない
  • サイドボタンやDPI変更ボタンを無効化できない。例えば下の画像では、普通のボタンは無効化できるのにサイドボタンが無効化できないのがわかる

問題が起きていたデバイス

Logicool Pro Gaming Mouse

対処した方法

バージョン2025.8.789376から2023.10.493246へダウングレードして設定をやり直した。

やった手順

この工程ではサードパーティのアーカイブサイトからインストーラーを落とすため、それを理解したうえで実施すること。まず公式のサポートは受けられないと思う。

これをやった結果、GHUBを落としても、OSを再起動してもGHUBが起動せず、設定が保持されていることが確認できたので、当面は安泰だ。

  1. UptownからLogitech G HUB 2023.9.473951を入手する。
  2. そのまま上書きインストールすると2023.10.493246が入る
  3. GHUBを起動しオンボードメモリモードを解除した状態にし、デバイス設定を開く
  4. サイドボタンとDPI変更ボタンを無効化する
  5. DPIを好きな値に設定する
  6. 最初の画面に戻り、右上のプロファイルメニューを開き、プロファイルを管理を開く
  7. 画面下部のプロファイルにあるデフォルトの「詳細」をクリックする。当たり判定が微妙なので文字の真上をクリックしたほうが良い。少しでもズレると違うところに行ってしまう
  8. デフォルトプロファイルの設定が開くので「固定に設定」をクリック
  9. 「プロファイルごとの設定とプロファイルの切り替えを無効化し、このプロファイルを持続にしますか?」と聞かれるので「はい」
  10. 最初の画面に戻り左上の「三」みたいなやつをクリックし、設定をクリックする
  11. 設定画面が出てくるので全てのチェックを外す。これはオンボードメモリモードで動かすのが目的で、勝手にアップデートされたり、無駄に起動してリソースを食ったりしないようにする。

あとがき

Logicoolはハードはよいと思うのだが、ソフトがまるでだめだと思う。特にマウスやキーボードの耐久性については個人的には高く評価してる。

エレコムのマウスなら一ヶ月でチャタリングが起きる使い方でも、Logicoolなら一年は持つというのが個人の肌感としてある。

他にも私は過去にエレコムのゲームパッドのボタンを数日でチャタリングさせてしまったことがあり、その都度保障修理に出していたらエレコムから意見をいただいたことがあるくらいだが、ロジクールのゲームパッドは一度も壊れたことがないため、耐久性の面で非常に信頼を置いている。

ただメーカーサポートは微妙で、Logicool G913-TKL-LNBKのキートップは酷使すると剥げやすく、正規品が存在しないので、アリエクとかで類似品を買うしかない。それもキーによっては単品売りがないので、とても困る。

他にもキーアサインを入れ替えてキートップも変えたいみたいな時にも困る。参考までに私はDELとALTを追加しているのだが、DELはあまり売っておらず、入手に苦労した。

とはいえ、このキーボードはキー配列が良く、打鍵感や清掃性にも優れるため、個人的にはかなり気に入っている。消耗しやすいCtrl, Shift, WASD辺りのキートップなら入手性も悪くない。

まぁなんというかASUSやGIGABYTEのユーティリティも作りが良くないと感じているので、ハードメーカーが作るソフトは色々微妙なのかもしれない。ASRockは結構いいけどね。

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さて、世の中ではAI開発全盛期という感じで、とにもかくにも全盛期という感じになってきているので、今回は私自身の活用状況について書いていく。

あらかじめ断りを書いておくと、世の中の人ほど活用できてはいない。

今のところは簡単なツール作りや、実装の部品作りといった、小規模用途に利用していて、開発工数の圧縮には便利だと感じている。

開発でLLMを使ってみた事例

仕事ではなく趣味の開発の話。

事例1:MarkdownをYAMLに変換するスクリプトの作成

私は職務経歴書をWordで作っているのだが、WordそのままだとLLMに読ませるのはしんどい。

そこでLLMに読ませる形にしたいが、Markdownはそこまで構造的ではない。なのでYAMLにすることにした。

単刀直入にやるならWordファイルの中身をLLMに渡し、「これをYAMLにしてください」というのが恐らく一般的で、最も手っ取り早いだろう。

しかし私はそれを避けた。私の経歴書はかなり長く、LLMがどこかでミスをしていた場合、それをレビューするのは至難の業だからだ。例えば経歴の一部がLLMによって書き換えられていたりするリスクは拭えない。

なので私はLLMにWordファイルから切り出したプレーンテキストをYAMLに変換するスクリプトを書くことを依頼した。これであればレビューするのはコードそのもので良いし、静的コードは基本的に文脈を見て判断して勝手に書き換えることはしないし、仮にそんな処理があったとしてもそんなものはコードを見ればわかるからだ。

作らせたのはSESや受託系の経歴書にありがちな、死ぬほど繰り返される案件ごとの経験セクションだ。職務経歴書の中でも職務要約だとか、活かせる経験みたいな単純な文章セクションは手作業でどうにもなるので、そこは手で移植すればいいが、繰り返しはしんどい。

というわけで次のようなものを書いてもらった。これで9割はうまく変換してくれたし、後はざっと目検して行って変換にしくじっている部分を直して対応した。

要はLLMに変換させるのではなく、LLMに変換ツールを作らせると間違いが少ないという話だ。

#!/usr/bin/env perl
use strict;
use warnings;
use utf8;
binmode(STDIN, ':utf8');
binmode(STDOUT, ':utf8');

my $input = do { local $/; <STDIN> };

# 複数のプロジェクトを分割(日付パターンで分割)
my @projects = split(/(?=\d{4}\/\d{2}\s*-\s*\d{4}\/\d{2})/, $input);

print "projects:\n";

for my $project (@projects) {
    next if $project =~ /^\s*$/;

    parse_project($project);
}

sub parse_project {
    my ($text) = @_;

    # 時期を抽出
    my ($period) = $text =~ /^(\d{4}\/\d{2}\s*-\s*\d{4}\/\d{2})/m;
    return unless $period;

    # タイトル(時期の後の行)
    my ($title) = $text =~ /^\d{4}\/\d{2}\s*-\s*\d{4}\/\d{2}\s*\n(.+?)(?:\t|規模|$)/m;
    $title //= '';
    $title =~ s/^\s+|\s+$//g;

    # 要員数
    my ($members) = $text =~ /要員数\s*\t?\s*(\d+名)/;
    $members //= '';

    # 役割
    my ($role) = $text =~ /役割\s*\t?\s*([^\t\n]+)/;
    $role //= '';
    $role =~ s/^\s+|\s+$//g;

    # プロジェクト概要
    my ($overview) = $text =~ /【プロジェクト概要】\s*\n(.*?)(?=\n\s*\n|\n【|$)/s;
    $overview //= '';
    $overview =~ s/^\s+|\s+$//g;
    $overview =~ s/\n\s*/\n/g;

    # 主な業務
    my ($tasks) = $text =~ /【主な業務】\s*\n(.*?)(?=\n\s*\n|\n【|$)/s;
    $tasks //= '';
    $tasks =~ s/^\s+|\s+$//g;

    # 実績・取り組み
    my ($achievements_text) = $text =~ /【実績・取り組み】\s*\n(.*?)(?=\t要員数|\n開発環境|$)/s;
    $achievements_text //= '';

    # 開発環境セクションを抽出
    my ($dev_env_text) = $text =~ /開発環境\s*\n(.*?)$/s;
    $dev_env_text //= '';

    # 出力
    print "      - 時期: $period\n";
    print "        内容: $title\n";
    print "        要員数: $members\n";
    print "        役割: $role\n";

    # プロジェクト概要
    print "        プロジェクト概要: |-\n";
    for my $line (split /\n/, $overview) {
        print "          $line\n" if $line =~ /\S/;
    }

    # 主な業務
    print "        主な業務:\n";
    print "          - $tasks\n";

    # 実績・取り組み
    print "        実績・取り組み:\n";
    parse_achievements($achievements_text);

    # 開発環境
    print "        開発環境:\n";
    parse_dev_env($dev_env_text);
}

sub parse_achievements {
    my ($text) = @_;

    # 実績項目をパース(タイトル + 説明の形式)
    my @items;
    my $current_title = '';
    my $current_desc = '';

    for my $line (split /\n/, $text) {
        $line =~ s/^\s+|\s+$//g;
        next if $line eq '';

        # 新しい項目タイトル(短い行で次の行に説明がある)
        if ($line =~ /^(.+?)$/ && length($line) < 30 && $line !~ /。$/) {
            if ($current_title) {
                push @items, { title => $current_title, desc => $current_desc };
            }
            $current_title = $line;
            $current_desc = '';
        } else {
            $current_desc .= ($current_desc ? "\n" : '') . $line;
        }
    }

    if ($current_title) {
        push @items, { title => $current_title, desc => $current_desc };
    }

    for my $item (@items) {
        print "          - $item->{title}: |-\n";
        for my $desc_line (split /\n/, $item->{desc}) {
            print "              $desc_line\n" if $desc_line =~ /\S/;
        }
    }
}

sub parse_dev_env {
    my ($text) = @_;

    my %sections;
    my $current_section = '';

    for my $line (split /\n/, $text) {
        $line =~ s/^\s+|\s+$//g;
        next if $line eq '';

        if ($line =~ /^【(.+?)】$/) {
            $current_section = $1;
            $sections{$current_section} = [];
        } elsif ($current_section) {
            # カンマやスペースで分割し、バージョン番号を除去
            my @items = split /,\s*/, $line;
            for my $item (@items) {
                $item =~ s/^\s+|\s+$//g;
                # バージョン番号を除去(数字とドットのパターン)
                $item =~ s/\s*[\d.]+\s*$//;
                $item =~ s/\s+\d+(\.\d+)*$//;
                push @{$sections{$current_section}}, $item if $item =~ /\S/;
            }
        }
    }

    # 順序を維持して出力
    my @section_order = ('言語・FW', 'インフラ', 'ドキュメント', 'CI/CD', 'VCS');

    for my $section (@section_order) {
        next unless exists $sections{$section};
        print "          $section:\n";
        for my $item (@{$sections{$section}}) {
            print "            - $item\n";
        }
    }

    # 定義順以外のセクションも出力
    for my $section (keys %sections) {
        next if grep { $_ eq $section } @section_order;
        print "          $section:\n";
        for my $item (@{$sections{$section}}) {
            print "            - $item\n";
        }
    }
}

入力に使ったワードファイルのフォーマットは以下のような内容だ。

[企業情報A]
[案件情報1]
[案件情報2]
...
[企業情報B]
[案件情報1]
[案件情報2]
...

ツールの想定漏れにより一部手修正しているが、低いレビューコストと最低限の手作業で完遂でき、LLMに読ませて分析させられる経歴書を作れたので、結果としてこれはよかった。

事例2:adiaryのMarkdownパーサーへの脚注記法の追加

これは重い腰を上げてadiaryのMarkdownパーサーを脚注記法に対応させたでも書いた内容だ。

端的に言うと既存コードを読ませて部品程度の機能を書いてもらった。

そのまま愚直に書いてもうまく動かなったので、結合する部位などは適当に手直ししているが、これもLLMを使ったコーディングが役に立った一例だ。

ローカルLLMの利用状況

現状ではベンチマークを取るくらいしか出来ていないが、試したことを書き留めておく。

Ollamaからllama.cppに乗り換えようとして失敗した話

Ollamaよりllama.cppの方がCPUオフロードなどのチューニングができるので20〜100%程度のパフォーマンス向上が望めるみたいな情報も見かけたが、GitHubのCUDA対応バイナリを単に叩くだけではパフォーマンスが著しく劣化し、Reasoningの影響で、ただでさえ遅いのが余計に遅くなるなど、全く使い物にならなかった。

調べたところ-nglオプションでGPUオフロードを指定したり、--reasoning-budget 0を付加することでReasoningを防げるらしいがReasoningを防げるかどうかはモデルに依存するらしく上手く行かなかったし、-nglオプションも適切な値が謎だったので諦めた(コンテキストトークン長で変わるらしいが計算ツールがWindowsだとハングしたので調べられなかった)

llama.cppは元々mac用に開発されていてCPUオフロードが標準らしいのでWindowsで使うのは結構大変なのかもしれない。

Ollamaの動きを観察していた感じ、なんかいい感じにCPUオフロードとGPUオフロードを按分してくれてるように見えたので、Ollamaでも別に構わない気はした。

それとCPUに全部オフロードしても実用性は薄いが、それなりの速度で生成してくれるのが分かったのは収穫だった。

もし過去にこれを知っていればメモリ高騰前に128GBにしておきたかったと後悔した。何せ去年の8月に5万だったDDR5の32GBメモリ二枚組が、今や22万と、四倍以上も値上がりしていて、もはや手の出しようがない。

ああ、去年DDR4からDDR5に上げるときに64GBを維持せず、いつものように意味もなくメモリを盛っていれば…。

ローカルLLMの活用方法が見えない

たぶんLLMをチューニングする知識がないとどうにもならなさそう。RAGとかMCPとかLoraを自作できれば夢があるのかも?

30b程度のモテルだとClaude Opus 4.5の足元にも及ばないので、多分何かに特化させないと使いみちはないと思う。

PoeでGLM-7を試した感じ体感そこそこ使える気がしたので120b辺りなら実用性が期待できそうだが、これをまともに動かすにはNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwellが必要らしく、こいつは140万円もするし、GMKtec EVO-X2 GMKtec EVO-X2でも実用速度で動くらしいが、LLM以外に使いみちのない端末のために貴重な電源と部屋のスペースを取られるのも困りものなので乗り気にはなれない。

まとめ

現状そこまでバチバチに使えているかといわれると、そこまで使えていないのが正直なところだとは思う。

例えばサブエージェントやスキルといったものや、MCP、RAG、ファインチューニング、Loraといったものは活用できていない。

まぁ徐々に使えるようになっていければいいのかなぁというところで、程々にやっていきたい。

ローカルLLMはまたなんかいい感じの情報が出たら試したい。Poeの利用料金もタダではないので…。

投稿日:

Xubuntu環境のノートPCからSSH経由でネットワークストレージを繋ぐときに調べたログ。

確認環境

Env Ver
OS Ubuntu 24.04.3. LTS
Thunar 4.18.8
gvfs 1.54.4
sshfs 3.7.3

前提条件

  • パスフレーズ付き公開鍵認証を使ったSSH接続を行う
  • ~/.ssh/configssh ホストで接続可能な設定があり、実際に接続できる
    • 設定ファイルの一例
      Host hoge
          HostName hoge.example.com
          User piyo
          IdentityFile hoge.example.sec
          Port 12345
      

やり方

  1. gvfs[1]とsshfs[2]を入れる
    sudo apt install -y gvfs sshfs
    
  2. Thurarのアドレスバーにsftp://<ここにsshホスト>を入れると繋がる
    • 例:ホスト名がhogeであれば:sftp://hoge
  3. パスフレーズを聞かれるので入力する
  4. 今後もアクセスする予定があるならブックマークに入れておくと便利

  1. URIスキーマを扱えるようにするためのやつらしい
  2. SSHをファイルシステムとしてマウントできるようにできるやつ。Windowsでやるときにも同じやつ使うと思う
投稿日:

既存CGIを一切触らずに、前段にアクセス制御やアクセスロガーをつけたいとかの用途でラッパーCGIを使うと上手くいくので、その方法を書く。

なお前段が動くことしか試していないが、備考に後段で処理をさせる方法についても軽く触れている。

動作機序

CGIはコマンドライン引数、環境変数、標準入力を受け取り、何かを処理した結果を標準出力するプログラムである。

つまりラッパーCGIはコマンドライン引数、環境変数、標準入力を受け取り、それをラッピングするCGIにそのまま受け渡し、このCGIの標準出力をリダイレクトできればよい。

やり方

以下のようなコードを書き、exec()前に前段の処理を書けばよい。

#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

#
# ここに実行前に挟みたい処理
#

my $original_cgi = './hoge.cgi';
exec($original_cgi) or die "Cannot exec $original_cgi: $!";

今回実際に作ったサンプル

adiaryにはアクセス制限をする機能がなく、本体を弄るのが嫌だったので前段に処理を入れることで実現した。

#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

# 以下のコマンドでIP::Geolocation::MMDBをインストールしていることが前提
# cpanm -l extlib IP::Geolocation::MMDB
use lib './extlib/lib/perl5';
use IP::Geolocation::MMDB;
# https://download.db-ip.com/free/dbip-city-lite-YYYY-MM.mmdb.gz
# ex. https://download.db-ip.com/free/dbip-city-lite-2026-01.mmdb.gz
my $db = IP::Geolocation::MMDB->new(file => './DBIP-City.mmdb');
my $country_code = $db->getcc($ENV{REMOTE_ADDR});

# 日台韓は許可する方針(怪しい挙動を見たことがないため)
my @allow_country_codes = ('JP', 'TW', 'KR');

my $user_agent = $ENV{HTTP_USER_AGENT};

# 許可する国コードかチェック
my $is_allowed_country = grep { $_ eq $country_code } @allow_country_codes;

# 許可するBOTのUAパターン
my @allowed_bot_patterns = (
    qr/bot/i,
    qr/curl/i,
    qr/wget/i,
    qr/google/i,
    qr/bing/i,
    qr/mastodon/i,
    qr/misskey/i,
    qr/pleroma/i,
    qr/akkoma/i,
    qr/lemmy/i,
    qr/activitypub/i,
    qr/hatena/i,
    qr/github/i,
    qr/tumblr/i,
    qr/meta/i
);

# 許可するBOTかチェック
my $is_allowed_bot = 0;
for my $pattern (@allowed_bot_patterns) {
    if ($user_agent =~ $pattern) {
        $is_allowed_bot = 1;
        last;
    }
}

# 許可国でもなく、許可BOTでもなければエラーにする
if (!$is_allowed_country && !$is_allowed_bot) {
    # 未知のSNS BOTを将来的に許可するために、BOTくさいUAのログを集めておく
    if ($user_agent !~ /Windows|Mac OS|Linux|Android|iOS|iPhone|iPad/i) {
        # OGP取得BOTに間違いなく含まれない文字列が入ってるものはログに入れない
        my $deny_ua_log_file = './deny_ua.log';
        if (open my $fh, '>>', $deny_ua_log_file) {
           my $time = localtime();
           my $remote = $ENV{REMOTE_ADDR} // 'unknown';
           my $uri = $ENV{REQUEST_URI} // 'unknown';
           print $fh "[$time]\t\"$user_agent\"\t$country_code\t$remote\t$uri\n";
           close $fh;
        }
    }

    print "Status: 403 Forbidden\n";
    print "Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n\n";
    print "Access denied.\n";
    exit;
}

# adiary呼び出し
my $original_cgi = './adiary.cgi';
exec($original_cgi) or die "Cannot exec $original_cgi: $!";

備考

perldocを読んだ感じ、互換性に問題が出る可能性も少なからずあるようだ。

perldocのexec関数の説明を見る感じ、ENDブロックや、オブジェクトのDESTROYメソッドを起動しないとあるので、実装方法次第では正しく動かない可能性もあるのかもしれない。

また「戻って欲しい場合には、execではなく system関数を使ってください」とあるため、もし後処理をしたい場合はexec関数でなくsystem関数を使うとよいと思う。

あとがき

レンタルサーバーではWAFが自由に使えないため、なんちゃってWAFの様なものを作りたいとか、レンタルサーバーを新規に始めたく、CGIにバナー広告を差し込みたいといったケースがある場合に、今回のような手法は便利だろう。

今時、往年のレンタルサーバーを新規に始め、それもバナー広告を出したいと考える人物がいるかどうかは謎だが、共通的に何かを差し込みたいなど、何かしら活用方法はあるかもしれない。

ググって出てきた記事が軒並み古くて役に立たなかったので、令和八年最新版として書いておく。

やり方

  1. CPANMのインストール
    curl -L https://cpanmin.us | perl - App::cpanminus
    
  2. CPANMのパスを.cshrcに書く
    私はZSHを使っているため.zshrcに書いているが、デフォルト環境はcshのはずなので.cshrcに書けば成り立つと思う。
    echo PATH=${HOME}/perl5/bin:${PATH}
    
  3. local::libをインストールする
    local::libはroot以外にあるCPANモジュールを使うためのものらしい。これを自分のホームディレクトリ配下に入れるようにコマンドを流す。
    cpanm --local-lib=~/perl5 local::lib && eval $(perl -I ~/perl5/lib/perl5/ -Mlocal::lib)
    

使い方

以下のようなコマンドを流すとパスを指定してCPANモジュールを取得・展開できる。

# 書式
cpanm -l <パス> <モジュール名>

例えば以下を流すとpwd配下にextlibディレクトリが生成され、IP::Geolocation::MMDBがダウンロードされて展開される。勿論、依存関係も勝手に解決してくれる。

cpanm -l extlib IP::Geolocation::MMDB

モジュールを利用するときはライブラリの配置されているルートを指定し、次にモジュール名を指定するとうまくいくようだ。

use lib './extlib/lib/perl5';
use IP::Geolocation::MMDB;

あとがき

https://cpanmin.us/を見に行くと以下の記述があり、辿ってみると日本の人が作っていてちょっと驚いた。

# This is a pre-compiled source code for the cpanm (cpanminus) program.
# For more details about how to install cpanm, go to the following URL:
#
# https://github.com/miyagawa/cpanminus