- 投稿日:
前回、OSインストールの記事を書いてから約四ヶ月、今回は実際にインターネットへの接続をやっていく。接続にはOCN バーチャルコネクトを利用する。
四ヶ月放置していたR86Sにはいい感じに埃が積もっていた。
確認環境
- R86S U1
- OpenWrt 24.10.0
- OCNバーチャルコネクト
手順
OSインストールが終わっているものとする。
また、この手順ではLANケーブル(RJ45)を使って進めている。
途中でインターネットを利用する場面が何度かあるため、キャリア回線でWWWに出られるスマホがあると便利だ。
R86Sに接続する
eth1にWAN, eth0にLANを接続する。
パッケージのインストール
SSHで192.168.1.1に接続し次のコマンドを流しパッケージをインストールする。
opkg update
opkg install luci
opkg install map
reboot
Web管理画面へのアクセス
http://192.168.1.1/
にアクセスするとWeb管理画面が開くので、ここから設定をしていく。
設定情報の取得
管理画面上部のNetworkからInterfacesを開き、wan6のIPv6にある先頭4セクションを控え、http://ipv4.web.fc2.com/map-e.htmlを開き入力、計算する。出力されたoption始まりの行の内容をすべて控えておく。
wan6のIPv6にある先頭4セクション(aaaa:bbbb:cccc:dddd)とoptionの値は後で使うので全部控えておく。
WAN側IPv6のDHCP(DHCPv6 client)の設定
wan6のEditボタンを押す。
DHCP Serverタブを開き、「Set up DHCP Server」ボタンを押す。
IPv6 Settingsタブを開きRA-Service、DHCPv6-Service、NDP-Proxyをrelay modeに変更し、保存する。
LAN側IPv6のDHCPの設定
先ほどと同様にDHCP Serverタブ→IPv6 Settingsタブと開き、RA-Service、DHCPv6-Service、NDP-Proxyをrelay modeに変更し、保存する。
ルータ広告用のインターフェースの作成
画面左下にある「Add new interface...」ボタンを押し、以下の要領で選択し作成する。ルーター広告はIPv6のRouter Advertisementのことなのでインターフェース名をwan6raとしている。
項目 | 値 |
---|---|
Name | wan6ra |
Protocol | Static address |
Device | Alias Interface: "@wan6" |
Deviceは項目選択後は画像のように@wan6表記になる。
ルータ広告用のインターフェースの設定
ここでは控えておいたwan6のIPv6にある先頭4セクション(aaaa:bbbb:cccc:dddd)を利用する。
wan6raインターフェースのEditボタンを押し、General Settingsタブにある項目を次の要領で設定する。
項目 | 値 |
---|---|
IPv6 address | aaaa:bbbb:cccc:dddd::1001 |
IPv6 gateway | aaaa:bbbb:cccc:dddd::1 |
IPv6 routed prefix | aaaa:bbbb:cccc:dddd::/56 |
各設定項目に応じて、先頭4セクションの後ろに::1001、::1、::/56を追記するイメージ。
疎通確認
Save&Applyを押し、以下のサイトが開けることを確認する。
この段階ではIPv6にしか繋がらないため、続けてIPv4向けの設定をしてゆく。
MAP-E用インターフェースの作成
次の要領でインターフェースを作成する。
項目 | 値 |
---|---|
Name | wanmap |
Protocol | MAP / LW4over6 |
MAP-E用インターフェースの設定
ここでは控えておいたoption始まりの行の内容を利用する。
wanmapインターフェースのEditボタンを押し、General Settingsタブにある項目を次の要領で設定する。
項目 | 値 |
---|---|
Type | MAP-E |
BR / DMR / AFTR | option peeraddrの値 |
IPv4 prefix | option ipaddrの値 |
IPv4 prefix length | option ip4prefixlenの値 |
IPv6 prefix | option ip6prefixの値 |
IPv6 prefix length | option ip6prefixlenの値 |
EA-bits length | option ealenの値 |
PSID-bits length | option psidlenの値 |
PSID offset | option offsetの値 |
Advanced Settingsタブを開き「Use legacy MAP」にチェックを入れ、保存する。
Firewallの設定
SSHで192.168.1.1に接続し/etc/config/firewall
を開く。
config zone
option name 'wan'
...
list network 'wan'
list network 'wan6'
となっている箇所の末尾に以下を追記し保存。reboot
コマンドで再起動する。
list network 'wan6ra'
list network 'wanmap'
ルーター再起動後、http://wa.kiriwake.jpne.co.jp/に接続し、判定ボタンを押し、試験1~4と、契約中のフレッツ東西の光がOKになっていれば疎通は問題ないと思われる。
後は適当に幾つかサイトを開いたりfast.comで回線速度を見て疎通確認を実施した。
発生したトラブル
192.168.1.1に繋がらない
eth0にLANを接続する事で繋がる。初期設定ではeth0がブリッジ、eth1がWAN、eth2は未設定。
ポート不足?(ニチバン問題?)(未解決)
ニチバン問題と同じものかはわからないがコネクションが225を超えた付近で通信が詰まる傾向があった。このため、Configuring OpenWrt to work with Japan NTT IPv6 (MAP-E) serviceのADVANCED CUSTOM CONFIGURATIONを利用し解決を試みたが、たぶん特に意味はなかった。
以下のコマンドを流すことで導入できた。
cd /lib/netifd/proto
mv map.sh map.sh.orig
wget -O map.sh https://raw.githubusercontent.com/fakemanhk/openwrt-jp-ipoe/refs/heads/main/map.sh.new
reboot
ひとまず変更して、意図的に大量のサイトを開いた状態がこちら。一見解消しているように見えるが、人為的にやった結果なので同等の結果かどうかは怪しい。
また一気に大量のサイトを開きまくると、流石に若干詰まりが見られたが、詰まっていた時はルーターさえ疎通しなかったので、単にOSのポートを食いつぶしていただけという可能性もある。
参考までに元のmap.shに戻して同じ操作をしてみたところ、ちゃんとコネクションが張れたので関係なさそう。
以前と比べてネットワーク構成が変わっており、Buffaloのルーターをスイッチングハブとして使っている影響などが関係しているかもしれないので、しばし静観の方向で…。
ルーター起動後、Windowsでネットワークアダプタが認識中のままになる、インターネットに繋がらない
電源投入からOCNバーチャルコネクトのリンクアップまで20~50秒ほどかかるので気長に待つ。
LAN側IPv6のDHCPの設定でDHCPv6-Serviceの値はrelay modeかserver modeか?
OpenWrtではDHCPv6の運用が難しいため、基本的にrelay modeでよいと思う。
おまけ
eth0をWAN、eth1をLANにする方法
- NetworkからInterfacesを開く
- wanとwan6のDeviceをeth0に変更
- Devicesタブに切り替る
- br-lanの「Configure…」ボタンを押す
- General device optionsのBridge portsをeth1にして保存
- Save & Applyを押す
CPU温度を見る方法
luci-app-temp-statusをインストールする。
2025年8月4日時点では以下のコマンドでインストールできる。
wget --no-check-certificate -O /tmp/luci-app-temp-status_0.7.1-r2_all.ipk https://github.com/gSpotx2f/packages-openwrt/raw/master/current/luci-app-temp-status_0.7.1-r2_all.ipk
opkg install /tmp/luci-app-temp-status_0.7.1-r2_all.ipk
rm /tmp/luci-app-temp-status_0.7.1-r2_all.ipk
service rpcd restart
インストールが終わるとトップ画面にTemperatureが出てくるほか、Status→Realtime GraphsにもTemperatureが出てくるようになる。
セットアップが完了したR86Sの姿
まぁまぁいい塩梅だと思う。
撤去されたYAMAHA RTX830
R86S + OpenWrtを導入するまで使っていたRTX830。価格の割にIPv6向けの機能が貧弱だったり、設定が手間だったり、マニュアルが雑目だったり、あまりいい思い入れはなかった。
OCNバーチャルコネクトの接続がBuffaloルーターより早く安定している点と、LAN向けのDNSがあるのは便利だったが、あの読みづらいマニュアルはもう少し何とかした方がよいと思う。
今回セットアップした感想
今のところ予想以上にトラブルや問題がなく、平然と動いているため、かなり満足している。
RTX830との比較
管理画面の操作性や充実度はRTX830を遥かに超えており、非常に体験がよかった。
設定変更についてもSave & Applyを押すまでは保留状態になるため、間違った設定が即座に反映されないのもよい。
しかもPending changesをクリックすると設定ファイルに対する差分も確認でき、大変便利だ。
電源投入からOCNバーチャルコネクトへのリンクアップまでの時間も体感RTX830と大差なく、Buffaloルーターのように接続ネゴシエーションの成功を祈っていたら1~2時間経過していたみたいなこともないのは素直にうれしい。fast.comで計測した限りでは速度やレイテンシの劣化もなく大変満足している。
DHCP設定の静的リースのUIが便利すぎる
Network→DHCP and DNS→Static Leasesから現在繋いでいる機器が見れるのがありがたいし、リース情報もわかりやすい。
しかも静的リースを行うときにOpenWrtが把握しているMACアドレスとドメイン名の一覧が出てくるので、手打ちしたり、確認する手間が省けるのも便利だ。リース時間も設定できるし、至れり尽くせりである。
ちょっとうるさい
唯一残念なところを挙げるとするとファンが微妙にうるさく、2mの距離があってもモスキート音レベルのささやかな動作音が聞こえる部分だ。これは慣れれば気にならなくなると思いたい。今の時期だとエアコンの音にかき消されてほぼ聞こえないが、それでも寝る前だと個人的には若干気にならなくもない程度だ。薄型のシロッコファンゆえにNoctuaのファンに変えるのも難しく、正直解決策としては物理的に遠くするか、間に何か防音材を放熱の邪魔にならないように挟むくらいしかないだろう。一応メーカー的には静穏ファンとのこともあり、大半の人は気にならないとは思う。
Banana Pi BPI-R4にもSPF+が2つあり、RJ45ソケットもあり、2.5万程度と安価なため、冷却装置をDIYして静穏化する場合はこちらの方が向いている可能性がある。実際にやってる人もいる。
ただまぁスペックはR86Sの方が上等なので、安く静かで多くを求めず、多少大きくてもいいならBanana Pi BPI-R4、多少の騒音を許容でき、スペックが欲しい場合はR86Sというのもありだろう。一般家庭のルーターに、そこまでスペック要るのかどうかというのはさておき…。
微妙なスイッチングハブの使用による性能劣化
今回ルーター側のポート数の制約により、ルーター直結でなくスイッチングハブを通してWWWに接続している。使えるものがBuffaloのWiFiルーターのAPモード(スイッチングハブとして機能する)しかなかったので、これを使っているが、直結と比べた場合にあからさまな性能劣化が見られた。以下は数回計測した上での平均値。小数点以下は切り捨て。
直結時
下り速度 | 上り速度 | アンロードレイテンシ | ロード済みレイテンシ |
---|---|---|---|
435Mbps | 430Mbps | 4ms | 5ms |
Buffalo経由時
下り速度 | 上り速度 | アンロードレイテンシ | ロード済みレイテンシ |
---|---|---|---|
357Mbps | 422Mbps | 5ms | 13ms |
上りは誤差だが、下りが78Mbps低く、ロード済みレイテンシも倍以上の差が出ている。MMOを辞めた今となっては問題ないとはいえ、なんとも微妙だ…。
ただまぁ、将来的には10GbEスイッチを購入する予定であるため、恐らくソフトウェア的な制御によって起きているであろうこの問題は、いずれ解消するとは思う。
次の作業に向けて
初期状態ではeMMCの一部しか解放されておらず、128GBをフルに使うにはストレージの拡張が必要と聞くので、気が向いたらやりたいところだ。eMMCのストレージを使う未来があまり思い浮かばないので増設になるかもしれないが…。
後は設定のカスタマイズなどを通してよりよい環境にしていき、IP変動環境でIPv6を利用した自宅サーバーの公開や、10GbEの導入などに向けて挑戦していきたいところだ。
参考記事
- 投稿日:
今月はかなり忙しく、記事を書く余裕など本来なかったはずなのだが、かつてTwitterでいわれていたところの忙しいほどツイート数が伸びるの法則的な奴なのか、やけに記事数が伸びた。この記事も含めると19記事であり、過去を見ても多い部類だ。
参考までにこれが忙しかった今月のスケジュールと、暇だった去年の11月のスケジュール。青色は固定スケジュールで睡眠とか風呂とかそういう系、水色は一般追加スケジュール、黄色やオレンジは重要なスケジュールみたいな感じだ。今月はスケジュールに未記載の予定も多々あり、表示内容以上に忙しい月だった。
5月はそこまで忙しくなかったが記事は多いので、別に忙しさとの相関関係はないのだが、忙しいのに記事数が伸びたなというので、記念に書置きしておく。
本記事のような小ネタ系が多いので伸びたというのが正しい気はするが、それでも記事は記事なので、まぁ…。
- 投稿日:
半期過ぎとるがなというのはさておき…。
生活系
漆器の利用
漆器を買い、丹精込めて使い続けている中で、あからさまに安い漆器は育てる前にボロボロになりそうなことを学んだ。ある程度ちゃんとしたものを買ったほうが長く持つだろう。
大阪関西万博でも漆器や漆芸について知る機会があり、これは非常に貴重な機会となった。また、そこで香川漆器と出会ったことにより、川口屋漆器店との出会いに繋がりさぬき市の工房に香川漆器を買いに行ったほか、何かの巡りあわせでまた香川製の漆器に巡り合えたのは、なかなか面白い体験だった。
物理本の減少傾向を知る
紙の本が減ってきている、紙の本が減ってきている2で書いたが、コンビニなどから徐々に紙の本が減ってきており、物理本の消滅を危惧することもあった。
個人的には紙の本には電子本にない価値があると考えており、残ってほしいと感じている。
実用面でいうと同時に複数見比べたり、メモを書いたり、スマホのバッテリーが減らない、自由に整理できるといったことが挙げられると思うが、振り返りではないし、語ると長くなるため、これはまた別の記事にしたい。
比較的よく自炊をした
比較的よく自炊をしてきており、料理カテゴリの記事数の増加にも貢献したと思う。サメの煮つけという珍しい料理とも出会えた。しかし最近勢いが落ちてきているので見直したいところだ。
落し蓋を買い、煮魚など作れる料理のレパートリーが増えたのも嬉しいポイントだ。
買い物系
ある程度ピックアップして軽く見てゆく。
紙のカレンダーを買ったが現状ではそこまで活用できていない。机の上の風情にはなっていると思う。
登山用の防寒具を買い、旅行や日常の防寒が便利になった。これまで使ってきたダウンコートとの使い分けは今後自然に分かれてくるだろう。
柔軟剤を買ってみたが、私の生活では、あまり使えないことが分かった。
PCバッグを買い替えたが、これは非常によく機能していてジャストフィットしている。いい買い物だった。カバン収納用フックを買ったことにより、収納問題もクリアできたのがよい。
11年ぶりに眼鏡を整備した件については、老朽化していたパーツを幾つか交換でき、リフレッシュできてよかった。フレームの色剥げも若干気になるのだが、経年による色艶もあるため、総合点としては満足している。
自作ルーターを買ったが、こちらについては旅行など、ほかの予定が優先された関係でセットアップが進められていない。これは8月以降に進めていき、遅くとも年内には何とかしていきたいところだ。
旅行系
旅行を沢山したり、その記事をよく書いた。正直しんどいのでどうにかしたいが、ログとして残すうえでは解像度が高いほうがいいというのもあり、悩ましい。
映画系では昨年松山に赴きがんばっていきまっしょい観光をした話をはじめ、年初から春にかけて川崎や山口、徳島まで鑑賞に足を運んだメイクアガールの話を書いた。
他にもマチアソビに行ったり、そこを切っ掛けにつるぎ町に行くなど、アニメにまつわる遠征もあったし、大阪関西万博にも二度赴き、一回目と二回目の記事は一ヵ月近く書き執筆するなど、力を注いだ。
聖地巡礼系はXでのブームに引っ張られていった側面も大きいため、それ単体は良い思い出として、今後は消費を小さくしたいこともあり、縮小すると思われる。
それに、どちらかといえば県外より県内に行きたい思いもあるので、行くとしても行動範囲は狭まるだろう。
アニメ映画
今年は今のところ毎月映画館に行くという、これまでにない状態になっており、なかなか面白い状態だ。
観てきた作品も先に挙げたメイクアガールや、卓球少女、他にも記事にはできていないがヴァージン・パンク Clockwork Girlも新鮮な作品で、今年は豊作という印象だ。
脳内のアウトプット
2025年第一四半期の振り返りに書いたものもあるし、以下のように経験したり思ったことはなるべくカジュアルにアウトプットしていくようにしている。
例えば設計系の記事を書こうとすると腰が重いが、いったん頭に浮かんだことや、試したことを書くことで、以後の糧にする意味合いで久々にクラスを書いたので、設計時の考えを書いてみるや、例外設計について普段考えていることを本当に軽いボリュームで書いてみたり、今までなら経験則として脳内に保持していたような事柄も、それなりにコストをかけて5070Tiは4070Tiより性能が悪い…?のような記事にしたりだとかしている。
Tips系の記事も多く書き、今後何かあった場合の対策にも使えそうだ。一例としてはinit.dの書き方、ローカルLLMとチャットする環境を作ってみた、Edgeのクライアント領域に角丸のフレームが出る問題を解消したが挙げられる。
LLMの活用
ChatGPTを使わなくなり半年ほどが経過し、最近はClaudeを使うことが多かったもが、最近ではGeminiに移行しつつある。
Geminiは登場した初期だと、余りにもお粗末で使い物にならなかったが、肌感としてみるとGemini 2.5 Proはかなり有用だ。
Geminiの利点は客観視できる部分で、Claudeの利点はユーザーのプロンプトに寄り添った主観的な文章を得やすい部分だと感じている。そのため壁打ち相手などのアドバイザリーとしてはGemini、なりチャ相手としてはClaudeが向いているように感じている。
しかしClaudeは最近非常に不安定でダウンしていることが多々あったり、初手のコンテキストの薄い質問が規約違反ではじかれる頻度が劇的に増えたほか、レートリミットのリセットが5時間から7日に伸びるという不穏なアナウンスがあったので、先行きが心配だ…。
人と話す
マチアソビに言って気づいたことでも書いたとおり、人と話して得られる経験の貴重さを覚え、ツルギスタ巡礼でも周囲の人と話すなど、以前よりコミュニケーションができるようになった感覚がある。これは続けていきたいところだ。
自分を知る
仕事で同僚に自分について聞いてみたり、プライベートでいろんな人に会って私がどういった人物に見えるかを聞いてみるなどで、自分を再発見する機会を作っている。大まかには次のような内容だ。
参考までに16Personalitiesの結果は10年以上、一貫してINFPで、これは20年くらい前から偶にやってる性格診断系の結果とも一致している。
長所
- 開発技術
- 先にある可能性を見据えた深い思考力
- 技術に対する造詣の深さ
- コツコツと地道に積み重ねる力がある
- 物を作るときにちゃんと考える
- 技術スキルが高い
- 正確性や規律を重んじる
- 博愛精神があり、人の和を取り持とうとする
短所
- コミュニケーション面
- 人の話を聞かない、理解しない
- 自分の考えで会話する
- 誤解されやすそう
- 話を理解してなさそう
- マネジメント力が低い
- 社内政治が不得手。例えば多数のステークホルダーを巻き込んだ複雑なコミュニケーションが苦手
- 不幸体質でトラブルに巻き込まれやすい
その他
- 20年以上ホームページ運営続けてるのが凄い
- 旅行好きで土地に詳しそう
- その土地の歴史と伝統や文化が好きそう
- 考え方が珍しい人
- 業務改善や効率化を軸に考える人はほとんど見ない
- 世間で無関心とされる万博に二度も行くのは不思議
2025年第一四半期の振り返り
2025年第一四半期の振り返りを書いたが、これは結局やりすぎで、プライベートレベルだと半期で全然構わないなと思った。
上半期と下半期程度で書いて、それを基に年のまとめができていけるとよいのかもしれない。
まとめ
行動面では映画と旅行に占める比率が高く、自炊面も調理具の追加やサメを食べるなど、中々ないイベントがあった。
旅行や遠征は体力的・時間的な負担が大きいものの、現地でしか得られない体験や人との出会いがあり、それを詳細に記録できたことは、後々振り返った時にも鮮明に思い出すための良い資料になるはずだし、マチアソビやツルギスタ巡礼で実感した人と話すことで得られる経験は、今後の生活にも活かしていきたい大きな収穫だった。これは私の短所改善にも繋がる部分があると思う。
ただどうしても時間と予算を使うのもあり、旅行の配分については考えていきたい。特に今年はPCの組み換えもあり、かなり予算を使ってしまっているし、自作ルーターのセットアップも時間が取れていない。また停滞気味の自炊も、再開しないと出費が増えたり太ったりするため、また再開していきたい。
技術面では、設計の考え方やTips系の記事を気軽にアウトプットする習慣が戻ってきて、質の高低はともかくとして、まずは出していきたいと思う。今後は数を重ねる過程で質の向上にも努めておけるとよいと考えている。
とりあえず設計に関する考察はもっと書いていきたい。整理されていない源泉みたいなネタは脳みそとかにたくさんあるので、何とかしていきたい。設計面については様々な角度から何とか記事を書きなぐっていき、最終的にそれを整理し、体系化できるとよいと考えている。壮大なネタ過ぎて完結するのかは今のところ謎だし、めちゃくちゃ空想だが、やっていきたい。
LLMの活用も、それぞれのツールの特性を理解して使い分けるという、より高度な使い方に入ってきた気はするものの、具体的な使い分けはまだ判然としていない。そもそもお金がかかるし、研究しているわけでもないのでどうしても雰囲気になりがちなのが微妙なところだ。このLLMにも自己分析は複数の角度から依頼しており、自分を見つめなおす契機になってもいる。
自己分析を通じて見えてきた部分も含め、この上半期は自己を改めて認識し、小さいながらも変わっていく契機が作れたのは良いことだと思っている。
下半期の具体的な目標などは定められていないが、ひとまずは自作ルーターのセットアップを進めていき、その先にある自宅サーバーの公開に漕ぎ着けていきたい考えだ。そして余白ではやはりアニメ映画を見たりして、引き続きブログ記事を書き続けていく営みを続けていきたい。
あとがき
まとめの後にあとがきってなんやねんという感じだが、ここはあとがきである。時雨沢恵一リスペクトかもしれない。私は学生時代時雨沢恵一が大好きだったので…。
さてまぁ能書きはその程度にして置き、なぜそこまでブログ記事を書くことにこだわっているかについてだが、実は理由がある。すごくしょうもない理由だが、まだROをやっていた学生時代のことだ、ある攻略サイトの管理人が仕事が忙しすぎるあまり日記が更新できないとこぼしていたのを見て、「日記書くくらい別に余裕じゃね?私ROを8-16hプレイしながらブログ書いてるが???」と反抗的な感情を抱いていたことがあり、その時の思いを引きずっている面が少なからずある。
何が言いたいかというと、書けなくなったという言い訳をしないために書いているのだ。実際に過去を見ると書けていなかった年もあったと思っていて、別に書く数で何かが変わるわけでもKPIになってるわけでもないのだが、何というか、MMOをやめた今となっては数少ない人生と呼べる存在だと考えているため、書いていきたいみたいなところはあると思っている。
このブログ自体も2019年から今年までの約6年間でさえ4回もマイグレーションでCMSの切り替えをした関係で、相当な数の記事が消滅している※が、書いたものをなくすほどもったいないこともないため、そういったことも今後は極力なくしていきたい。2019年以前の記事もWebArchiveを見ればごく僅かには見えるが、ほぼ残っていないため、今後は残していくことも軸としたい。歴史を積み上げていきたいのだ。
あとはまぁ、自作ルーター→自宅サーバーが完成した暁にはadiary自体のイケてない部分にも手を入れていくなりして、何とかもっといい感じにしていきたい。
※CMSのインポート機能は大抵何かしらの欠陥があり、壊れた記事を直す労力も限られていたため切り捨てられた記事が多くある。特に画像が多い生地に顕著で、開封の儀を中心に切り捨てられた記事は少なくない。
- 投稿日:
Windowsに入っている古くて使いづらいPowerShellをアップグレードするところから始める。
- Powershell 7.xを入れる
- PowerShellを管理者権限で起動
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
を流す- hoge.ps1などの名前で適当にファイルを作り、
C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe
に関連付けする
- 投稿日:
ミキサーが使えない場合に自分のマイク入力とPCからのスピーカー出力を両方取りたいときに使える方法。
確認環境
Windows 11環境下。
Env | Ver |
---|---|
ffmpeg | 7.1.1-essentials_build-www.gyan.dev |
Screen Capture Recorder | 0.13.3 |
事前セットアップ
Chocolateyはあるものとする。
- ffmpegのインストール
choco install ffmpeg
- Screen Capture Recorderのインストール
GitHubのリリース一覧からインストーラーを拾ってきてインストールする
手順
- 録音するマイクを調べる
ffmpeg -list_devices true -f dshow -i dummy
- 録音するマイクを指定して録音する(以下はマイク名が「マイク (Sound BlasterX G1)」であるケース)
ffmpeg -f dshow -i audio="マイク (Sound BlasterX G1)" -f dshow -i audio=virtual-audio-capturer -filter_complex "[0:a][1:a]amerge=inputs=2[a]" -map "[a]" output.mp3
- Qキーを押して終了する(Ctrl+Cだと保存されない)
おまけ
ps1ファイルをダブルクリックで実行できる環境を作っておき、以下の内容でrec.ps1みたいなものを作っておくと、ワンクリックで呼び出せる。
Write-Host "録音を開始する場合は何かキーを押してください…" -NoNewLine
[Console]::ReadKey($true) > $null
$input="マイク (Sound BlasterX G1)"
$filename=Get-Date -Format "yyyy-MM-dd_HH_mm_ss"
ffmpeg -f dshow -i audio=$input -f dshow -i audio=virtual-audio-capturer -filter_complex "[0:a][1:a]amerge=inputs=2[a]" -map "[a]" "$filename.mp3"