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恐らくこれはネトゲのプレイヤーは基本的にネトゲをプレイするために集まっているのに対し、仕事は金を稼ぐために人が集まっている事の差なのではないかと思う。
ネトゲをプレイする場合、普通は同じ趣味や趣向でギルドに入ったりパーティを組むので上手くいくが、仕事はそうではない。馬の合わない人や嫌いな人とどうにかしないといけないケースもあるし、利害関係のない相手でも向いているベクトルが異なるものだろう。つまるところ、ネトゲのコミュニケーションは向いているベクトルが同じなので上手くいき、仕事はそうでないので上手くいかないというのが一つではないかということだ。
またネトゲプレイヤーの多くは、それなりのテキストコミュニケーション歴があり、その方面に長けているが、仕事はそうではない。仕事でやむなくやっているため、別にそのスキルを伸ばす意味合いもないのだ。
そう考えると向上心や熱意に対する差があって、それによって上手くいかなくなっているのかもしれない。なんにせよ、どれだけのネトゲ廃人でテキストコミュニケーションに長けていても、リモートワークでそれが発揮できるかというと、そうとも言えない。相手があってこそなので、相手が同調してくれなければ失敗する。
私は15年間、累計4.5万時間ほどネトゲ、MMORPGをプレイしてきた人間だ。それ以前からも掲示板やチャットをよく利用していたので、リモートでのコミュニケーションには慣れている。しかし、リモートワークを5年ほど、幾つかの組織で経験してきた結果、作業は上手くいくが、仕事になると上手くいかなくハマりポイントがあるということに気付いてきた。
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ここ最近、リモートで本質的な作業をするのに限界を感じてきている。昔から言われていた気もするが、リモートは作業には向くのだが、仕事には向かない気がしてきている。
恐らくこれは本質的なコミュニケーションが難しいからだろう。例えば出社していれば隣の人と気軽に話したり、暇そうな上司に声を掛けるということは造作もないし、周りから仕事の話が聞こえてくれば他人の仕事の様子を掴むこともできる。しかしリモートでは難しい。自宅で仕事をしている以上、周囲に仕事仲間はいない。Slack上では気軽に話すことはできないし、上司が暇かどうかも判断する材料が乏しい。周りの仕事の様子も現状を共有するタイプの人であれば見えるが、そうでない人からは見えてこないし、そもそも見るためには自分からSlackの該当スレッドなどを見に行く必要がある。
こういう状況では誰かと話すときには事前にアポを取る必要があり、時間内に要点を捉えた話を無駄なくする必要がある。これは仕事というより作業に近い。ここでいう仕事というのはないものを作るみたいな創造性のあるもので、ルーティンワークや定型作業ではない。
恐らくリモートワークは全体的にコミュニケーション不全になるのだと思う。色んな会社の話を見聞きしていても。効果的な打開案はなく、ZOOM繋ぎっぱなし、雑談部屋、oViceの様なバーチャルオフィスなども繋ぎっぱなしは精神的にキツイ、入るのが面倒などの理由で上手くいかない。これは現実世界でもランチ会や飲み会に来る人間が限られるのと同じで、機能不全に陥るのだと思う。
私は仕事がしたいのだが、リモートで仕事しようとすると本来不要だったはずの余計な努力を死ぬほどしないと中々成立しない気がしており、これが多分限界を感じる理由になっているのだと思う。
また直接的な内容ではないが、通勤をしなくなる関係で運動量が減り、体力がなくなり、仕事に身が入りづらくなるというのもあると思っていて、これが拍車をかけている気もしている。リモートワークを始めたばかりのころはよかったが、五年目になり、最近は業後の元気がない。仕事が終われば布団にくたばる日々だ。それも疲労不足なのか、なかなか寝付けず寝不足になるのが厳しい。出社してた頃は通退勤という苦行があっても、帰ってからネトゲをしたり、プログラミングをしたりで、そこそこ生き生きしていたが、最近はもう生ける屍に近い。加齢もあるかもしれないが、なんとなく人としてダメになってきているのではないかと感じる。
そんなこんなで最近は出社欲が高まっているのだが、今の会社は神戸や大阪で事業をしていないので、ちょっとここが壁でどうするかを考えている。神戸が好きなので、転居は考えていない。
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飲み会というと嫌なイメージがある人も少なくないだろう。実際私も好きではない。しかし飲み会に出ることにはメリットもあるので、デメリットと合わせて紹介していく。
まずメリットからだが、飲み会には役員や偉い人、普段会わない他の部署の人がいるので、参加することで顔を売ったり、知らなかった情報を得たり、交換することができる。特に技術者は来たがらない傾向があるので、来るだけでアドみたいなところがある。実際着てるのは飲み会が好きな人間か、したたかな人間のどちらかだろう。私は後者だ。
次にデメリットだが、飲み会と言うのは大声で話したり、取り箸無しで回し食いすることが多々あるし、飛沫も飛び交いまくる。唾液には様々な菌やウイルスが潜んでいるのでこれを食べたり吸ったりすることで何かしらの感染症にかかる。新型コロナで自粛が呼ばれたのは記憶に新しいが、感染するのは新型コロナに限らない。
一番ヤバイのは虫歯菌だ。実は人間産まれたときは虫歯菌を持っていない。おおよそ3歳までに口移しなどで親から移るとされているが、極めて稀に保菌していないケースがある。少なくとも私は成人するまでに虫歯になったことはなかった。子供の頃は歯磨きなどしない日の方が多いという酷い生活だったのにも関わらずだ。
私は人生初の飲み会に参加したわずか半年後に虫歯を発症した。この時を境に歯磨きを良くするようになった。いやまぁマナーとしてするのが当たり前なのだが…。それまでは虫歯にならないのでしていなかった。
感染症以外の観点だとどうしても会話の声量を張上げないと声が相手に聞こえないので喉をやられがちだ。一回の飲み会ではなんともないだろうが、連日となれば喉が焼け、そこから風邪になるというのは容易にある。少なくとも私はそうだ。
そこを受容してまで参加するメリットがあるかだが、そこは個々の状況によって変わり得るだろう。私はつまらん説教みたいなのでも一見の価値はあると思っているし、パワハラ上司とのサシ飲みでも行く方だ。その方が人間関係も円滑になる。
昔は部屋の隅でだんまりしてたり、上司が財布を忘れたので何故か私が払ったりとかろくな目にあっていなかったが、最近では多少は話せるようになり、損得勘定もできるようになった気はしているので成長したように思う。結果としてはデメリットがメリットを上回るので参加している形だ。