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プログラマーやシステムエンジニアを始めとした、情報技術者のリアルな年収感がネットにほとんど出てないし、ネットには転職サイトの「想定年収800万〜」みたいな煽り気味の数字か、SNSにいる強い人たちの景気のいい話ばかりで、普通に働いている人の参考になる情報が少ないので、個人的に2025~2026年にかけて転職活動の中で得た情報を備忘録として残しておく。

主にスコープは中堅SIer・受託・大きすぎない事業会社くらいに勤める情報技術者を想定している。GAFAMとかStripeのエンジニアや、NTTデータやLINEヤフーの凄い人なら貰えるみたいなのはそれはそうなので、ここでは扱わない。

内容としては、100社ほど選考を受け、20社ほどグレード別給与を聞き、ネット上にある求人情報や、LLMが持っている情報、8社ほどのエージェントから聞いた情報を総合的に勘案して出した数値だ。

年収別ポジション

基本的に全国区で出しているつもりだが、地方のローカル企業だと当てはまらないケースもあると思う。東京だから飛び抜けて高いかというと、たぶんそんなことはないし、大阪の受託会社やメーカー、SIerでもこんくらい出せるところはあるし、福岡や沖縄にもあるだろう。単に出せる企業の比率が少ない程度の話だと思う。

下の表の経験年数はSIerや受託開発企業がベースなので、サイバーエージェントやLINEヤフーのように、若くしてポジションを上げていける事業会社だと、また変わってくると思う。

700万より上は私が把握していないので書けていないが、基本的に何かしらの役職持ちになるとは思う。700万円以上となればマネジメント能力は必須だろう。マネジメント能力そのものは大なり小なり500-600万レンジでも求められる。

年収 ポジション 備考
100万 恐らく存在しない 昔は存在したが、最低賃金が上がった関係で恐らく現存しない
200万 テスターなどの作業員 商流が8次より深いくらいの最底辺のSESに存在すると思われる
300万 新卒か未経験中途 大阪の三次受けの受託でも一般的にはこのラインに来ると思う
400万 一般メンバーPG 経験2-3年が目安
500万 中堅メンバーPG/SE・サブリーダー 経験4-6年が目安
600万 上級メンバーPG/SE・リーダー 経験8-10年が目安

勿論、会社の規模や売り上げによって増減するので、これを基数として会社の規模や売り上げを掛けてやるといい塩梅になると思う。

例えば年商3億で従業員数60名の受託開発企業で単純計算すると3億/60人で500万円が限界であることがわかる。当然、売上を100%給与原資にすることはできないため、役職による給与差もあり、実際には500万以上貰っている人もいるだろうし、それ以上少ない人もいるだろう。しかし、フルタイムの最低賃金ベースで考えると200万円台が下限であるから、200~400万円が一般社員のボリュームゾーンと言えそうだ。

幾らどれほど技術スキルがあっても、恐らくこの企業で年収500万を超えることはできないだろう。

あとがき

給与の相場観がわからないと変に低い数字を採用面接や年収交渉で出してしまい、評価を下げられたり、選考落ちしてしまうと思うので、こういうのを知らない人が減ってほしいという思いで書いた。

当たり前だが400万しか出せない企業は400万しか出せないので、受けないか、どうしても出してほしいなら、それだけの価値がある根拠を言える必要はあると思う。

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リーダーをするときに意識してることを簡単に書いてゆく。大まかには開発リーダー(チームリーダーレベル)の話。

先を見て動く

先を見て詰まりそうな要素があれば、関係各所と調整するなどで予め詰まらないように動いておくことで、メンバーの手を止めないように立ち回ることができる。

もし詰まることがあればメンバーを遊ばせることになるし、メンバーも好調にやっていたものがいきなり詰まれば不満や不信感を覚えるので、モチベーション低下につながり、これはプロジェクト運営上あまりよくない。

他にもメンバーの懸念を定期的に聞き取り、つぶしておくのも有用だと思っている。

メンバーの心理的安全性を保つ

メンバーの言うことは基本的に信頼し、否定しない。もし改善できるようであれば肯定したうえで、よりよい手法を示す。相手が腹落ちするまで話すなどで信頼を得る。

信頼が得られている場合、メンバーは言いたいことを言えずに抱え込んだり、裏で愚痴を言ったりといった行動が減り、言ってくれるようになるためそういった意見を受け止めて、プロジェクトを改善することができる。

特に相手の気を削ぐ、言葉を言わないように気を付けている。例えば「このプロジェクトは特殊だから」「そういう決まりだから」「どうしようもないことなんだ」はその一例だ。

暇にしておく

リーダーがパンクしているとメンバーが声を掛けづらかったり、声を掛けられても十分に対応できなくなることがある。結果としてメンバーの信頼を失うと、心理的安全の喪失やメンバーのモチベーション低下が起きるため、極力暇にしておく。全く何もしないというわけではなく落ちてるボールを拾ったりレビューに参加したり、今後のことを考えたり、締め切りのないタスクをやっていく感じだ。

具体的にどう暇にするかというとサブリーダーを立て権限を委任する、メンバーにも可能な範囲で権限を委任しておくなどで、自分で極力タスクを持たないようにする。

勿論いきなり委任してもメンバーはこなせないことがあるため、こなせるようにあらかじめ必要な知識をレクチャーしておくのがいい。例えば適切な設計や実装方法を何故それをするのかという意図から話しておくことで、設計作業を委任できる。

サブリーダーが必要な場合ではMTGに同席してもらい、動きを見てもらう、次に徐々に自分の代わりに意見してもらったり、タスク振りをしてもらうなどで慣れていってもらうことで、自分の役割を委任することができる。

間接的に評価する

メンバーのモチベーションが高いほど作業がスムーズに進むため、普段からモチベーションを保ってもらうために間接的な評価を行う。

例えば誰か別の人と話すときに「Aさんはとても作業品質が良い」などと評価を伝えておくと本人が何かの切っ掛けで小耳にはさんだ時にモチベーションが上がるきっかけになるため、誰かを評価できるシーンがあれば積極的にしておく。

こうしておくことで回りからも、その人物の評価が上がり、本人が小耳にはさむことがあれば直接評価よりも自信が持てると考えている。

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恐らくこれはネトゲのプレイヤーは基本的にネトゲをプレイするために集まっているのに対し、仕事は金を稼ぐために人が集まっている事の差なのではないかと思う。

ネトゲをプレイする場合、普通は同じ趣味や趣向でギルドに入ったりパーティを組むので上手くいくが、仕事はそうではない。馬の合わない人や嫌いな人とどうにかしないといけないケースもあるし、利害関係のない相手でも向いているベクトルが異なるものだろう。つまるところ、ネトゲのコミュニケーションは向いているベクトルが同じなので上手くいき、仕事はそうでないので上手くいかないというのが一つではないかということだ。

またネトゲプレイヤーの多くは、それなりのテキストコミュニケーション歴があり、その方面に長けているが、仕事はそうではない。仕事でやむなくやっているため、別にそのスキルを伸ばす意味合いもないのだ。

そう考えると向上心や熱意に対する差があって、それによって上手くいかなくなっているのかもしれない。なんにせよ、どれだけのネトゲ廃人でテキストコミュニケーションに長けていても、リモートワークでそれが発揮できるかというと、そうとも言えない。相手があってこそなので、相手が同調してくれなければ失敗する。

私は15年間、累計4.5万時間ほどネトゲ、MMORPGをプレイしてきた人間だ。それ以前からも掲示板やチャットをよく利用していたので、リモートでのコミュニケーションには慣れている。しかし、リモートワークを5年ほど、幾つかの組織で経験してきた結果、作業は上手くいくが、仕事になると上手くいかなくハマりポイントがあるということに気付いてきた。

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ここ最近、リモートで本質的な作業をするのに限界を感じてきている。昔から言われていた気もするが、リモートは作業には向くのだが、仕事には向かない気がしてきている。

恐らくこれは本質的なコミュニケーションが難しいからだろう。例えば出社していれば隣の人と気軽に話したり、暇そうな上司に声を掛けるということは造作もないし、周りから仕事の話が聞こえてくれば他人の仕事の様子を掴むこともできる。しかしリモートでは難しい。自宅で仕事をしている以上、周囲に仕事仲間はいない。Slack上では気軽に話すことはできないし、上司が暇かどうかも判断する材料が乏しい。周りの仕事の様子も現状を共有するタイプの人であれば見えるが、そうでない人からは見えてこないし、そもそも見るためには自分からSlackの該当スレッドなどを見に行く必要がある。

こういう状況では誰かと話すときには事前にアポを取る必要があり、時間内に要点を捉えた話を無駄なくする必要がある。これは仕事というより作業に近い。ここでいう仕事というのはないものを作るみたいな創造性のあるもので、ルーティンワークや定型作業ではない。

恐らくリモートワークは全体的にコミュニケーション不全になるのだと思う。色んな会社の話を見聞きしていても。効果的な打開案はなく、ZOOM繋ぎっぱなし、雑談部屋、oViceの様なバーチャルオフィスなども繋ぎっぱなしは精神的にキツイ、入るのが面倒などの理由で上手くいかない。これは現実世界でもランチ会や飲み会に来る人間が限られるのと同じで、機能不全に陥るのだと思う。

私は仕事がしたいのだが、リモートで仕事しようとすると本来不要だったはずの余計な努力を死ぬほどしないと中々成立しない気がしており、これが多分限界を感じる理由になっているのだと思う。

また直接的な内容ではないが、通勤をしなくなる関係で運動量が減り、体力がなくなり、仕事に身が入りづらくなるというのもあると思っていて、これが拍車をかけている気もしている。リモートワークを始めたばかりのころはよかったが、五年目になり、最近は業後の元気がない。仕事が終われば布団にくたばる日々だ。それも疲労不足なのか、なかなか寝付けず寝不足になるのが厳しい。出社してた頃は通退勤という苦行があっても、帰ってからネトゲをしたり、プログラミングをしたりで、そこそこ生き生きしていたが、最近はもう生ける屍に近い。加齢もあるかもしれないが、なんとなく人としてダメになってきているのではないかと感じる。

そんなこんなで最近は出社欲が高まっているのだが、今の会社は神戸や大阪で事業をしていないので、ちょっとここが壁でどうするかを考えている。神戸が好きなので、転居は考えていない。

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飲み会というと嫌なイメージがある人も少なくないだろう。実際私も好きではない。しかし飲み会に出ることにはメリットもあるので、デメリットと合わせて紹介していく。

まずメリットからだが、飲み会には役員や偉い人、普段会わない他の部署の人がいるので、参加することで顔を売ったり、知らなかった情報を得たり、交換することができる。特に技術者は来たがらない傾向があるので、来るだけでアドみたいなところがある。実際着てるのは飲み会が好きな人間か、したたかな人間のどちらかだろう。私は後者だ。

次にデメリットだが、飲み会と言うのは大声で話したり、取り箸無しで回し食いすることが多々あるし、飛沫も飛び交いまくる。唾液には様々な菌やウイルスが潜んでいるのでこれを食べたり吸ったりすることで何かしらの感染症にかかる。新型コロナで自粛が呼ばれたのは記憶に新しいが、感染するのは新型コロナに限らない。

一番ヤバイのは虫歯菌だ。実は人間産まれたときは虫歯菌を持っていない。おおよそ3歳までに口移しなどで親から移るとされているが、極めて稀に保菌していないケースがある。少なくとも私は成人するまでに虫歯になったことはなかった。子供の頃は歯磨きなどしない日の方が多いという酷い生活だったのにも関わらずだ。

私は人生初の飲み会に参加したわずか半年後に虫歯を発症した。この時を境に歯磨きを良くするようになった。いやまぁマナーとしてするのが当たり前なのだが…。それまでは虫歯にならないのでしていなかった。

感染症以外の観点だとどうしても会話の声量を張上げないと声が相手に聞こえないので喉をやられがちだ。一回の飲み会ではなんともないだろうが、連日となれば喉が焼け、そこから風邪になるというのは容易にある。少なくとも私はそうだ。

そこを受容してまで参加するメリットがあるかだが、そこは個々の状況によって変わり得るだろう。私はつまらん説教みたいなのでも一見の価値はあると思っているし、パワハラ上司とのサシ飲みでも行く方だ。その方が人間関係も円滑になる。

昔は部屋の隅でだんまりしてたり、上司が財布を忘れたので何故か私が払ったりとかろくな目にあっていなかったが、最近では多少は話せるようになり、損得勘定もできるようになった気はしているので成長したように思う。結果としてはデメリットがメリットを上回るので参加している形だ。