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マチアソビで白滝製麺が出していた半田そうめんの雰囲気だけ再現するレシピ。
材料
鳥チャーシューは入手困難で作るのも手間なので、鳴門に繋がるなるとで代用した。
材料 | 分量 |
---|---|
白滝製麵の半田そうめん | 1束 |
いりこそうめんつゆ | 適量 |
なると | 好きなだけ |
すだち | 適量 |
すじ青のり | 適量 |
卵 | 1個 |
水 | 1Lくらい |
調理方法
前準備
ゆで卵を一つ作っておき、すだちとなるともあらかじめ切っておく。
そうめん本体
- お鍋に水を入れてお湯を沸かす
- 半田そうめん一束を鍋に入れる
- 6分茹でる
- ざるに上げ冷水でよーく洗う。親の仇と思うくらい洗う。
- 目安としては、麺のぬめりがとれる程度もみ洗いする
- 夏場は水道がぬるくなりがちなので5-6月の時期にやると塩梅がよい
- 器に入れ、具とめんつゆをのせて完成
使った食材の参考写真
白滝製麺の半田そうめん。これは必須アイテムだ。
いりこだしのそうめんつゆは入手難易度が高いかもしれないが、丸天醤油のある兵庫県内では比較的手に入りやすいだろう、たぶん。
すだちは徳島県産しか見たことがないので、容易に徳島感を演出できる良アイテムだ。
すじ青のりはタコ焼き用に常備していたのがたまたま徳島県産だった。四万十か吉野川が多いと思うので、これも割と徳島産は入手しやすいだろう。
アオサは全く別物なので出来れば青のりを入手したいところだ。
マチアソビで出た半田そうめん
雰囲気で作ったので、翌々見なおしてみると、いうほど似てないなと思った。ただ味は似てると思う。
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10分程度で作れる即席パスタ。パスタなのかは怪しい
材料
材料 | 分量 |
---|---|
揖保の糸 手延パスタ 龍の夢 | 1束 |
からし菜 | 数本 |
ブラウンマッシュルーム | 2個 |
ポークランチョンミート | 5mmスライス1枚 |
サラダ油 | 大さじ1 |
調理方法
パスタの具
茹でる湯を沸かしながら作ると効率が良い
- からし菜を3cm幅くらいに切る
- マッシュルームを薄くスライスする
- ポークランチョンミートを5mm幅くらいにスライスし、更にそれを拍子木切りにする
- フライパンに油を引く
- マッシュルームとからし菜をフライパンに入れ1分くらい中火で蒸し焼きにする
- フライパンの蓋を外す
- ポークランチョンミートをフライパンに入れ、全体的にしんなりするまで炒める
この写真ではランチョンミートを2枚使ったので材料表の分量と異なる - とろ火にしておく
パスタ
アルデンテ風味にするため短めに茹でる
- 1Lの水を沸騰させる
- パスタを入れる
- 30秒茹でる。1分でもいいかも?
- ザルにあげ、そうめんのようによく洗う
- 30秒だと多少折れるが気にしない
仕上げ
- パスタの具を炒めたフライパンにパスタを入れ、麺が柔らかくなるまで中火で炒める
備考
パスタに炒め油が染み込むと味が効いておいしくなる。
正直食べてみた感想として、揖保の糸 手延パスタ 龍の夢がパスタなのかは怪しいと思った。デュラム小麦を使っているそうだが、セモリナ粉とは書かれていないし、麺の味は中華麺が近いと感じた。原材料にかん水が入っている時点で中華麺らしさがある。触感はもちもちしていて、独特の感触だった。少なくともそうめんでないことだけは確かだが、パスタとも言い互い。多分中華麺が一番近い。
余談だが、からし菜とマッシュルームは小野市産を使っており、揖保乃糸はたつの市産なので、油とランチョンミート以外は兵庫県産。油は国産、ランチョンミートはデンマーク産である。
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今回はそうめんの種類と美味しい食べ方について書いていく。
そうめんの種類
そうめんには大きく二種類ある。
手延べそうめん
いわゆる手作りのそうめん。そうめん地に住んでいる人なら大抵知っていると思うが、そうめんを伸ばして干し機にかけたものだ。
製造工程でグルテンが発生するため、麺にコシがあるのが特徴とされている。
全国乾麺協同組合連合会の乾めん類(手延べを含む)に関する食品表示基準の「手延べめん」の定義によると「干しめんのうち、食用植物油、でん粉または小麦粉を塗布してめんよりをかけながら順次引き延ばしてめんとし、乾燥したものであって、製麺の工程において熟成が行われたものであり、かつ、小引き工程又は門干し工程においてめん線を引き延ばす行為を手作業により行ったものをいう」ということだ。そうめん・ひやむぎ・うどんなどの種類があり、太さによって変わる。
もう少し平易な言い方をすると小麦と塩、水を混ぜ合わせた生地に植物油を塗り、一定の太さに切り出し、ねじりをかけ、二本の棒の間にこれをかけ人の手で引き延ばして干して乾燥・熟成させたもののことだ。
要するに生地は機械で作っていても構わない。実際に揖保乃糸は半自動ではあるものの機械でこねている。
参考
そうめん(機械麺)
一言でいえば機械で作られたそうめん。大量生産されていて安いのが特徴。
手延べそうめんとの違いは、植物油を使わないこと、人の手で引き延ばさないことが挙げられる。またJASの「干しめん」に書いていないので、おそらく熟成もない。ググっても詳しい情報が出てこなかったが、恐らくほぼ機械で生産されているものと思われる。
参考
手延べそうめんのおいしい作り方
そうめんの束はあらかじめばらしておき、具を入れるなら用意しておくのが良い。そうめんを作る作業は時間に余裕がない。
- 書いてある通りに茹でる。沸騰してから入れ、差し水などをしないことが重要。沸騰というのは水面が激しくぼこぼこしている状態のこと。
- ざるにあげ冷水でぬめりが取れるまで、もみ洗いする。早々切れたり潰れたりしないので米研ぎのごとくやってよい。
- よく水を切って器に盛る。水が残ってると伸びたり、めんつゆが薄まったりするので、めんがくっつかない程度に切っておくのがいい。
- 氷はあってもなくてもいいが、入れておくと見栄えは良くなる。
こうやって作ることで、コシがあるツルッツルのそうめんが作れる。洗うのと洗わないのでは天と地の差ほど食感が変わるので絶対に洗う。洗ってないとめっちゃヌメヌメする。
にゅう麺にするときも洗ったほうがいい。ヌメヌメする。手抜き料理としてゆで汁にそのままうどんスープを入れるのもなくはないと思うが、ひと手間掛けたほうがおいしくなる。
味噌汁に入れるときはそのままでいいと思う。常識的に考えて味噌汁から出して洗わないし、そうめんだけ別に茹でたりもしないので…。
余談だが安い機械麺でも洗ったほうがいい。ヌメヌメするので。
そうめん豆知識
ここ最近知ったそうめん関係の知識。
手延べそうめんと機械麺の価格差
左が機械麺、右が手延べそうめん。機械麺のほうが安い。
揖保乃糸は特級品になると300g578円(税抜)となり、もっと高くなる。特級は上級より細く色が白いほか、包装も高級感がある。桐箱入りもある。特級の上に三神というもっと高いやつもある。高ければ高いほど細くなる。
揖保乃糸は会社名ではない
揖保乃糸はそうめんのブランド名であり、揖保乃糸という会社が作っているわけではない。揖保乃糸そのものは認定された製麺所であればどこでも作れる。スーパーとかだと販売者が兵庫県手延素麵協同組合になっていることもあるが、百貨店に行くと製麺所の名前で売られているケースもある。恐らく一般流通は協同組合を通しているが、百貨店は直接買い付けているのだろう。
ひやむぎほど太いそうめんがある
半田手延べそうめんはJAS規格上本来であればひやむぎにあたるが、その歴史と伝統が認められそうめんとして表記できるようになっている。
これは余談だが沖縄そばにも似たような経緯があり、こちらは「そば」の定義から外れるのに「そば」がついていたため問答になったことがあり、沖縄「そば」を名乗ることを許されたという話がある。