漆器の摩耗具合を追跡する
以前漆器を買ったときにすぐにダメになった経緯があり、より良い漆器を調達した経緯があるので、その損耗具合を追跡していく。
箸
この箸は大丸で2024年12月31日に購入した最も最初に買った漆器の生き残りだ。モノとしては箸蔵の品である。
箸なので使用頻度が非常に高く、菜箸を使うのが面倒な時に料理にまで使っているが、かなり酷使している割には意外と摩耗していない。この箸は非常に品質が良いと思う。
またプラ箸だと溶ける使い方をしても耐えてくれているし、百均の天然素材箸にありがちな塗装が剥離して口に入って不愉快な思いをするとかも起きていないため、大変満足している。
なお、隣にある汁椀は一ヶ月で漆が剥げまくり微妙になったので、香川漆器に買い替えた経緯がある。
汁椀
この汁椀は川口屋漆器店で2025年6月28日に購入したものだ。
比較すると摩耗はあるが、先代の汁椀と比べると全く問題がない。
この汁椀も扱いが荒く、最初のころはケトルの湯をそのまま注ぐことで摩耗が進んでいたが、直湯調理による漆器椀の摩耗を抑えるようにしたため、最近は比較的にマシになっているものと思われる。
この汁椀も前述の箸と同様に非常に品質が良いと思う。
お盆
このお盆も汁椀同様に川口屋漆器店で2025年6月28日に購入したものだ。
写真が上下逆になっていていてアレだが、こちらはほとんど変わっていない。
お盆としてはあまり使っておらず、もっぱらトーストを載せたり、餅を載せたりと、熱いものを乗せる皿として使っているが、食パンが二つちょうど乗るサイズなのもあり使い勝手はよい。
清掃についても、パンくずは払い落とせば終わるし、餅は水で洗えば落ちるので便利である。
実は角に打ち付けて破損したため、一度修理に出しているのだが、これについてはまた別に記事にしたい。
小スプーン
この小さいスプーンは大丸で2025年2月8日に購入したものだが、こちらも目立つ摩耗がない。これだけ工房がどこかわかっていない。大丸に聞いたら教えてくれるかもしれないで聞いてみようかな?
以前の損耗記事にも書いたが、大きいスプーンの方は損耗が目立ってきたので2025年7月26日に買い替えている。
大スプーン
先ほども書いた大きいスプーンは大丸で2025年7月26日に購入したものだが、こちらは摩耗がやや目立つ。モノとしては籐芸の品だ。
上の表では分かりづらいが、拡大してみると縁が削れている。これまで漆器を使ってきた中での傾向として、尖っている部分は摩耗しやすいことが分かっているので、長持ちする漆器を選ぶ場合は肉厚で丸みがあるものがよさそうだ。小スプーンは尖りがないので剥げてないし、汁椀も先代より縁が太めなので剥げが抑えられていると考えている。
黒文字
こちらも大丸で2025年7月26日に購入したもので、中田漆器の品だ。摩耗は目立たないが、角が若干剥げ気味だ。
上側の角をよく見ると薄っすら剥げてきている。気になるレベルではないものの、やはり宿命だろう。
わかりづらいが、菓子切りとして使う面は意外と剥げていない。
とはいえ、比較的剥げが少ないのは個人の工房のもので、値段もなかなかのものだからだろう。確か五本組で五千円ほどしたはずだ。つまり一本千円くらいする。
あとがき
漆器を一年少し使ってきてわかったこととしては、作りがちゃんとしており、値段がそこそこするものは耐久性がよいというのがまず一つ、次に漆器は熱湯にさえ気を付ければ割とガシガシ使っても大丈夫ということだ。
もう一つ、角のある漆器は漆が剥げやすいこと。特にスプーンはよく剥げるので、これはある種の宿命かもしれないと思った。


















