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がんばっていきまっしょいの聖地巡礼をしてきた 三日目

この記事はがんばっていきまっしょいの聖地巡礼をしてきた 二日目の翌日版だ。日付の上では12月28日。

昨日は余り動けず休息がメインとなったため、ここから真のしょい地巡りが始まる。

松山市駅

この二日間で私が学んだことは切符を毎回買うのは非常に面倒くさいということだった。おまけにホームに電車がいるときなんか乗り遅れそうになる。

そこで私はホテルを出て真っ先に市駅へ向かった。

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そして「ICい~カード」を手にすることができた。これでありとあらゆる郊外電車に快適乗車できるし、ついでにこれで市内電車に乗ればPiTaPaのSF残高も気にしなくてよくなり一石二鳥だ。

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【聖地】高浜線の車窓

住宅地が流れてるシーンのあたり。

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【聖地】三津駅

昨日も書いたが今日も来たので…。

花火大会の日に二宮を待つシーンで一番最初にカメラが向いてたとこ。

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三津駅舎内にはしょいのフライヤーが置いてあった。三津浜商店街とのコラボチラシはかなりレアな気がする。

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駅前のターミナルには貝殻が置いてあり、三津浜という土地を象徴しているように感じられた。何ら関係ないが新神戸駅のターミナル出口にもサザエの貝殻がこんな感じであったりする(港町だから?)

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三津浜商店街

無人販売をしている家を数件見かけた。

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電卓やレジ袋、消毒液もあって大変充実している場所もあった

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かなり歴史のありそうな回漕店だったが、なんと現役で営業されており、つい最近までこの建物を使われていたらしい。

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【聖地】恵美須神社

昨日も来たが脚が痛かったので再来訪編だ。

正面。

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悦ネエがしょげていたシーンのカメラの向きはこんな感じだっただろうか?

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【聖地】花火大会の屋台通り

花火大会で屋台が並んでいるところだ。劇中でも黒天物産(株)までは映り込んでいたので同じようになるようフレームに収めてみた。

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この黒天物産(株)は大黒天物産のことで、端的に言うと激安スーパーのラムーのことである。

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しかしなぜ地方のスーパーは24h営業が多いのだろうか?何故か都心のほうが営業時間短いと思うんだ…。

【聖地】花火大会でダッコがナンパされたがってたのをヒメに突っ込まれてた場所

日中に撮ったため、一切何ら聖地感がないが、場所的にはここのはずである。

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【聖地】花火大会会場

日中に撮ったため、一切何ら聖地感がないが、場所的には(ry

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停泊している漁船?のサイズが神戸や明石のそれとは別格で、県外にも鯛を出荷している愛媛の格を見せつけられた感じがある。

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周囲には水産加工工場もあり、香住のような雰囲気を感じた。

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三津浜港

フェリーターミナルにはいい感じの建物があった。

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正岡子規に縁のある場所らしく、関係する石碑があった。子規が記者だったことを初めて知った。

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この場所はARスタンプラリーのスポットにもなっている。

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きせんのりばと書かれた石碑と、その説明もあった。かつての三津の繁栄が頭に浮かぶような場所だ。

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【聖地】避けたフェリー

悦ネエがオールを暗礁にぶつける前に避けたフェリー?船の形を覚えていないため、これかどうかはわからない。

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TAKA氏の地図によると興居島行きのフェリーらしいのでこれではない可能性がある。

石崎汽船本社

松山観光港周辺で営業しているフェリー会社のようだ。恐らく全社が旧本社、後者が現本社と思われるが、随分しょぼくなっている気がする。

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三津の渡し

この日は正月飾りを取り付けていた。

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ライフジャケット兼座布団は毎日敷きなおしているようだった。

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この渡し船をよく見るとロープでレールのようなものが取り付けてあるが、自転車を乗せるためのものなのだろうか?

【聖地】ソフトタイム

昨日は定休日だったが今日はやられていた。駐車場は満車で、この写真を撮る前は路上駐車まで出ていたほどだ。どうやらソフトタイムは人気店のようだった。

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やっていたので定休日の文字が営業中になっていた。

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港山高が座っていたのはここだっただろうか?

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入口には悦ネエ(雨宮天さん)のサインが入った大判ポスターと、ファンによるイラストが寄贈されていた。ダッコとイモッチがいないのがちょっと気になった。

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さて劇中で出てきた三津浜焼きがこちらだ。女子高生が食べるボリュームには到底見えないが運動部なので、このくらい食べるのかもしれない。

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ソフトタイムに向かう道はこんな感じだったろうか?

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関係ないが三津周辺にあるこのデザインの案内板、風情があって結構好きだ。

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艇庫

アニメに出てくる場所ではないが実在する東高の艇庫がある。東港以外の艇庫もある。

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恐らくアニメの艇庫は新田高校のものがベースではないかと思うが、こちらの艇庫はかなりボロボロだ。

新田高校のボート部は今でも存在しており、この艇庫もWebサイトを見る限り使われているようだった。

しかし、どの学校の艇庫も個性があって素晴らしい。

因みに私は海沿いの高校を出ているのだが、ボート部はなく、しょいを見るまでその存在すら知らなかった。軽く調べてみたところ高校ボート部自体が多くないようで、どちらかといえば珍しい存在のようだった。

湖がある場所や、天然の港湾があるような場所に比較的多いようだ。松山は周囲に巨大な島が多く、波が穏やかそうなのと、湖もあるのでその影響だろう。

【聖地】三津浜

これはオールを岩にぶつけるとき練習していたであろう場所だ(昨日撮ったのと逆側からの視点)

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うろうろしていると野生のプチトマトに出会った。近くに苗を入れるポットが落ちていたので、恐らくどこかから苗ポットが飛んでくるか何かして砂浜で育ってしまったのだろう。

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よくあそこまで成長するまで風に飛ばされずにここにあったねという感じのポット。

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【聖地】踏み切りその1

具体的にどこのシーンの踏切かは判断がついていないが、TAKA氏の作成されたMAPに登録されているスポットの一つだ。

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踏切を渡った先の道路の外壁にレモンが生えていた。周りに家があるので誰かが勝手に植えたか、種が飛んできたものだと思うが、流石愛媛という感じはした。

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【聖地】ソフトタイムに行くときの道

一番最初にソフトタイムに行くときの道と思われる場所。確かリーがカフェに行きたがったので、ダッコが「喫茶ならソフトタイム行くか」といったシーン。

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【聖地】東高の艇庫がある場所

劇中では東高の艇庫がある場所だが、実際には貸しBBQ場がある。手ぶらOKらしいので、劇中のようなBBQがしたいときにいいかもしれない?

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参考までにPVを見てみると三津東高の艇庫が何もないところにポツンとあるのがわかる。右のほうには実在する艇庫やブルーエンジェルのビルがしっかり確認できるので、三津東高の艇庫だけ時空がねじ曲がっていることが見て取れる。

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振り返ると普段練習している場所が見える。

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【聖地】線香花火した場所

花火大会の後で線香花火をしながら夏休みの終わりを嘆いていた場所。

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振り返るとちょうど伊予鉄が走っており味がある一枚が撮れた。確か劇中でもクラス対抗戦の時は背景に伊予鉄が走っていた気がする

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【聖地】テトラポッド

どのシーンだったか忘れたが割とドアップで出てくる個所が一か所あった気がするテトラポッド。

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【聖地】三津浜の背景としてよく出てくる場所

ヒメとリーが一番最初に出会った場所でもある。ヒメは最初「あんな人いたっけ?」的な反応をしていたと思う。

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背景の巨大和風建造物が凄く気になっていたのだが、Google Mapsを見た感じ天理教の教会らしかった。天理教宮和分教会。

【聖地】三津浜から見る興居島

公式のビジュアルにある光景。もっと左側に寄せて灯台が入らないように撮れば、本来の構図に近づいたかもしれない。

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今回の巡礼で撮影したものは特に深く構図をイメージしていなかったので当たらずといえども遠からずだったり、場所はあってるが構図はまるであっていないまで、大体ずれていることが多いなと感じた。

【聖地】梅津寺 ブエナビスタ

遠景。

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悦ネエが寝転がってたところ。ブエナビスタが閉まっていて入れなかかったため背伸びして撮影。

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ブランコがあり、若い人たちが楽しそうに漕いでいたのが輝かしく見え、印象的だった。

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【聖地】ブエナビスタと踏み切り

踏切からブエナビスタに近づいていくシーンの再現的な。

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ダッコとイモッチの帰り道

線路沿いを帰るときのシーンの場所。

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線路の外壁を眺めていたら狸のしっぽのような謎の模様があった。

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道からは線路がよく見え、転てつ器や線路の分岐を眺めることができた。

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【聖地】梅津寺駅

ウメヅデラではなくバイシンジ。地味に難読駅名だ。

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みきゃんパーク 梅津寺

何故か公式PVでは存在が消されている場所。

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PVだと梅津寺駅の上はアスファルト舗装の更地になっている。実際の映画でも多分消えてそうだが流石に覚えていない。

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建物の横にはみかんがいっぱい積んであった。

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店内はみきゃん一色で、とにかくみきゃんだった。

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【聖地】ダッコとイモッチの帰り道にある踏切

確かかけっこでどっちが先に帰れるかレースするときの帰りに出てくる踏切。

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【聖地】走り込みの時に出てくる道

確か大会出場のために猛特訓するときの場所がここのはず。ダッコとイモッチが競争し終えた場所もここだった気がするが、この先は行き止まりなので、多分劇中では空間がねじれていてどこかの住宅街に出られるのだろう。

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梅津寺公園

梅津寺駅をすぐの場所にあるさびれた公園。窓口のシャッターが下りており、改札口にも人がいないのが非常にわびしい。

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無人運営がデフォになっているのか、案内の札だけがあった。

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入場券の販売機。こんな場所にあるにもかかわらず新札に対応していて驚いた。横に年末年始の閉園期間が書いてあるが、そもそも無人なのにそんな概念があるんだろうか…。

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新千円札を入れ支払うと新五百円玉が出てきたので、場末の公園にある自販機とは到底思えず、たまげた。

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公園は伊予鉄が運営しているらしい。

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入場券を買い中に入ると、まず坊ちゃん列車が出迎えてくれた。

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どうやらこの坊ちゃん列車は当時使われていたものをそのまま展示しており、レプリカではないらしい。

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現在の価値に換算してみる。まず米一合が150gらしく、一升は十合らしい。現在では米5kgが2500円程度なので、一升に換算すると750円。1銭が10厘であるため、4銭5厘は45厘、1円は1,000厘、9,700円は9,700,000厘。9,700,000厘は米一升の215,555倍程度であることから、現在の価値に換算すると161,666,250円ほどだろうか?つまり単純計算だと1.6億円程度になる。今と昔で通貨の価値に違いがあるため、実際にはもっと高価だっただろう。

適当にググったところ、現代の鉄道車両も1.6億程度のものがあるらしいが、機械的に量産してこの価格なので、当時の情勢を考えると1000倍くらいで見積もってもいいくらいではなかろうか。つまり1600億くらい。

参考までに福岡市総合図書館によると単純計算はできないものの、明治と今では千倍以上の価値差があることがわかるので、少なくとも千倍はあると思うが、当時の最先端で舶来技術だったことなども勘案すると、もっとあっても不思議はないのかもしれない。

保存状態はよく錆びてボロボロになってなどはいなかったが緩衝器が塗り固められているところからすると静態展示のようだった。

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他にも笹の生えた謎の池があったり

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道後温泉本館の霊の湯にある温泉の出る塔が展示されていたりした。

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一通り見て退場。ほかに誰か来てるのかな?とチケット入れを覗いたら私が入れた一枚しかなかった。かなしい。そういえばチケットの番号が0001だったのに気が付いた。

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伊予鉄には頑張って保全してほしいところだが、園内の植栽も放置気味に見えるあたり、なかなか難しそうだ…。

横には立派な事務所があり、中をのぞいたところカレンダーが12月までめくられていたため、一応有人で管理はしているようだった。なお、この日(12/28 15時)は閉まっていた。

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高浜駅

興居島に向かうべくフェリー乗り場のある高浜駅にやってきた。木造部が目立つレトロな駅舎で大変風情がよかった。

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伊予鉄によると昭和初期に建てられたらしく、時代を感じさせる駅舎だ。

周辺の観光マップも充実しており、いろいろ巡りたくなる構成だ。

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高浜港

駅を出て前を向くと、そこはもう港である。歴史的経緯から港に面して作られているはずの高松駅や宇野駅を遥かに凌ぐ近距離でビビる。

港に着くと今回乗るのとは別の船が着岸しており、出向の準備をしていた。車両甲板と船橋以外ほとんどなんもない船だったので、形がちょっと面白かった。まさにこの形は文字通りのブリッジである。

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この船では乗客は船橋を支える左右のわずかなスペースに乗ることになる。左にある船のように上部に乗る場所はない。煙突もファンネルに囲まれておらずむき出しの簡素なものだ。

TAKA氏の地図的にはこっちが聖地の船となる。

まだ目当ての船が来ていないこともあり、フェリー乗り場に入ることにした。

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フェリー乗り場の中には航路や時刻表が掲示されていたが、興居島行きの案内がなく少しビビった。

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興居島行きの案内は外に貼り出してあった。

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フェリー乗り場の中にはチケット売り場があるのだが、ここで興居島行きのチケットは買えない。チケット売り場をよく見ると興居島行きの乗船券は船で買ってねと書いてあるので、ここの存在は無視してかまわない。「中島行きっぷうりば」なので、興居島とは何ら関係ないわけだ。

フェリー乗り場にはしょいのポスターが掲示されていた。

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さて目当ての船が来たので乗ることにする。先ほど見た船と同型の船のようだ。

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車両甲板が貫通しているため、船は港に入ったら進行方向を変えるだけで航行できるので便利そうだ。どっちが船の前なのかはわからない気もする。

旅客室はロングシートになっており、鍵盤を模したシートや木のベンチが置いてあったりした。

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中は暖房が聞いていて暖かった。私はこの巡礼に関して愛媛は南にあるし、みかんも生えてるから、きっとあったかいだろうと思い上着を持ってこなかったのでいたく助かった。そう、これまでの全工程を薄着で回っていたのだ。超寒い。船員から寒くないんですか?と聞かれたくらいである。

そして乗船料も払っていないまま船は出航した。いいのかそれは。五分くらいして回収に来たが無一文の人が乗ってたらどうするのだろう。そういうの気にすると大変なので深く気にしないことにした。こういうのは放牧的なほうがいい。

船旅の道中(往路)

風光明媚な島が見えたが、これはターナー島といい、坊っちゃんに登場する島らしい。随分急峻な島だが、生えてる松は人が植えたものらしいのが凄い。

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船が進んでるときの波の形っていいよね。

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船内にいたみきゃん。みきゃんはどこにでもいる。

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興居島への着岸

興居島側には跳ね橋があったが、隣の開かずの歩道橋のせいで無価値になったのか、降りっぱなしになってた気がする。

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やはり船はそのままの姿勢で高浜に戻れる仕様になっていた。前後の概念はなさそうである。

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由良港フェリー乗り場

かわいらしいフェリーが描かれたフェリー乗り場があった。隣にはスーパーも併設されている。

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中はレンタサイクル置き場になっていて、休憩できるベンチもあった。レンタサイクルを使う場合はフェリーの中で運賃を支払うようにあったが、その案内はせめてフェリー内にあるべきではないかと首をかしげた。

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聖地ではないがポスターの貼り出しやチラシの配置もあった。

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お土産の無人販売もあり、小瓶はよく売れているようだ。他にも釣りえさの販売や、コンビニにあるような複合機、コインロッカーもあった。

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外から見たしょいのポスターは大分色あせていた。

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Aコープ

特に意味はないのだが時間が余っていて暇なので入ってみた。

かなり地元志向で、ハタダや母恵夢がおいてあったり、地物のコメやみそもあった。

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練り物も地物が多く、三津浜焼きに使われる紅白のちくわもあった。

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醤油やソースも九州~兵庫の近隣品が多くみられた。

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観音寺

ARスタンプラリーのスポット。何でここに設定したのかは謎だが、立派な寺である。

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お寺へようこそという札に詫び寂びを感じる。

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高台にあり、島からの眺望はいい。但しここは由良湾の端に位置しているため、ここから見えるのは同じ興居島である。

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先日ソフトタイムでAR撮影したダッコは妙に小さかったが、こちらでは普通のサイズになっていた。多分アプリの出来が微妙なのだと思う。

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海を眺めていたら乗ってきたフェリーが折り返しを始めていた。船にはミソラと書かれており、フェリー乗り場に置いてあったCDのタイトルと一致していた。

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ひとまずここでARスタンプラリーをコンプリート。分かってはいたが特典画像はNFTでなくても入手可能なものだった。

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ブロックチェーンの中に画像を込める故なのか、画像サイズはかなり小さく何とも言えなかった。むしろNFTサイトに来る前の元画像の方が普通にデカかった。

80 Ownerとあるが50 Viewな辺り所有できてもここまでたどり着けていない人が多くいそうだったし、オーナー一覧を見ても捨て垢でないのは3ユーザー程度だったのでNFTを真面目にやってる人は多くなさそうだ。favoriteに至っては1しかない。取り敢えず私が2にしておいた。

所有欲を満たすという観点でいえばアプリ内のアチーブメントにしておけばよい気もしたのだが、どうなんだろうか。

NFT利用者が多ければ勿論、永続的な所有権というので満たせる気もするが、そうでない以上、設計思想が謎だ。普及させるための前段階でやっているのかもしれないが、NFTが普及することはないと思う。基本は投機だし、システム間が複雑なうえに疎結合すぎるので操作がめんどすぎて、よほど熱心なオタクでないとやらないだろう。

ただまぁNFTサービスを利用したと思われる、NFTサイト誘導前の特典ページはアプリ内でCOMPLETEDになった状態でないとアクセスできないよう、巧妙に細工されていて、そこは感心した。URLを共有するとかでバラまけないのはプレミア感がある。

みかん畑

高浜・三津方面が見れる場所がないかぶらぶらしていたらみかん畑?に突入してしまった。レモンも生えてた。

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人が出入りしていないのか、ここを抜けるころにはひっつき虫まみれになった。興居島の観光地図上ではミカン畑扱いだが、真横は墓場になっている面白スポットだった。

興居島から見た松山観光港とか

船と建物形的に恐らく松山観光港。

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高浜付近?

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恐らく土地の形的にここから三津方面は見えなさそうだった。三津を見るなら泊方面のフェリーに乗ったほうがいいだろう。

興居島の海

特に開発されていない海岸といった感じだった。

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興居島の弁財天

やたらピカピカの弁財天があった。つい最近できたばかりという感じだ。

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由良港フェリー乗り場に戻ってきた

そろそろ船が来るので戻ってきたら、ちょうど船がやってきているところだった。

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先ほど高浜に戻るときは車を積んでいなかったが今回は積んでいるので、地元の人が帰ってき始めているのかもしれない。恐らく島には何もないので内地に遊びに行っているのだろう。

空が暗くなりつつある中、乗船する。

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高浜へ

周囲はすっかり暗くなり、駅には電車が入ってきていた。しかしここで迷った。このまま電車に乗ってホテルに戻ると鯛めしくらいしか食べられるものがない。もう鯛めしは連日食べており飽きたのだ。

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さてどうするか…。そう考えたときに高浜駅から松山観光港行きのLv4無人運転バスが出ていることを思い出した。調べると松山観光港にはいい感じの食事処があるらしい。というので向かうことに。

自動運転バス レベル4の文字がまぶしい。

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念のため終バスでないこと、戻ってこれることを確認した。この手のバスはフェリー運航時にしかなかったりするからだ。しかし時刻表は特に考慮されてなさそうなダイアだった(こんなにフェリー出てないっしょ)

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因みに自動運転バスはおらず、人間が運転するごく普通のバスがいた。夜だからかもしれない。

松山観光港

というわけで松山観光港へ来た。興居島から見えた建物だ。客はほとんどおらずガラガラだった。人がうじゃうじゃいる三宮フェリーターミナルとは対照的だ。

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客の割にフェリーは沢山あった。因みに松山観光港の利用者は年々減ってるらしい。昔は神戸便もあったらしいが今はない。しかし広島行きの密度が異常である。

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建物内には愛媛の木材を使ったテーブルがあった。充電もできて便利そうだ。

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実は今回愛媛の木材を使った汁椀をゲットするという裏目標があり、扱っていそうな三津浜商店街の木生活さんにお邪魔したかったのだが年末休みに入っておられて手に入らなかったという悲しい話があり、この話は以前書いた漆器を買ったに繋がる。木生活さんはしょいと関連があると聞く旧鈴木邸でもイベントをされており、微妙にしょいと縁があったりする。

松山観光には伊予鉄ショップという土産店があり、非常に幅広く豊富な土産が売られていた。定番品から生鮮食品まで多岐にわたる。JR松山駅より充実していると思う。

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特筆すべきはかまぼこの取り扱いだろう。削り蒲鉾は松山の特産で、他では売られていないと聞く一品なので是非手に入れたいひとしなだ。ホテルのレストランで食べたが見た目が綺麗なうえにおいしかった。

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恐らく松山土産買うなら松山観光港が最強な気がした。もちろん今治タオルもちゃんとあった。

お食事処 由良

松山観光港にはご飯を食べに来たので伺った。因みに観光港の中にもレストランがあるようなのだが、時間の関係か全部しまっていた。

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江戸前寿司のような店内で何を食べるか悩んでいたところ定食を作りましょうかという提案を受け、食べたい魚を選んで作ってもらうことにした。人生で初めてメニューにない料理を作ってもらった瞬間だった。

机の前に並ぶお魚たち。

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お刺身定食。カンパチとシマアジを頼んで1,350円だった。おまけなのかイカが付いていて少しうれしかった。近くに寄ることがあればまた来たいお店だ。

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高浜駅からホテルへの帰路

夕ご飯を食べバスで無事高浜駅に戻ってくることができたので、ここから大街道に帰る。

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古町で市内電車に乗り換える

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中が木造のかなりレトロな車両を引き当てることができた。

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吊革にみかんついてる。

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ドア付近も年季を感じさせる作りだ。

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回数券販売機と書かれた穴が封印されていた。かつては車内で回数券の自動販売があったのだろう。

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降車ボタンもレトロだ。ところで伊予鉄の市内電車って降車ボタン押さなくても止まってる気がするが気のせいだろうか…。

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車内を見渡すとナニワ工機 昭和26年製と書かれていた。ナニワ工機はアルナ工機の前身らしく、伊予鉄の最新型にはアルナ工機と書いてあったので、伊予鉄の市内電車はアルナ工機製が多いようだ。

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以前都電荒川線に乗った時にもアルナ工機の文字を見たので、路面電車界ではアルナ工機はポピュラーな存在なのかもしれない。

上一万という線路が合流する面白い電停があった。

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窓枠一つとっても歴史が感じられる。

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吊り広告にはみかんカレンダーなる、みかんのできる季節が書かれたものがあった。みかんのイラストが描き分けられていて面白い。

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6~9月はみかん不作の期間らしい。はれひめと清見が同じラインにいるのはなぜなのだろう。

大街道につき名残惜しくもレトロ電車から降りる。車両は恐らく伊予鉄道モハ50形電車の51と思われる。現存するものの中では最初期の車両のようだ。

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この系列は51号以外廃車になっているようだが、51号車はあぶない刑事の撮影でも使われたらしく、歴史のある車両なので残しているのではないかと思った。そんな車両に乗れたのはいい巡り合わせだったように思う。

電車を降りたところ、歩道の端に発電設備なる煙が出るらしい不思議な装置が置いてあった。

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さて、後半ほとんど聖地と関係ない内容になってしまったが三日目もこれで終わりだ。長すぎて二日目を書いてから三日もかかってしまった。

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