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がんばっていきまっしょいの聖地巡礼をしてきた 一日目

年末年始、病に倒れており長らく書けていなかったのだが、去る12月25日~12月30日に掛けて、「がんばっていきまっしょい」(以下しょい)の聖地巡礼をしてきたのでそのログ。

本来の目的は松山市内における聖地巡礼マップの踏襲で二日で巡りきる予定だったのだが、なんと二日目に疲労による寝坊をかましてしまい、一泊追加せざるを得ず、隔日運航になっている「おれんじ おおさか」に乗船する都合で最終的に二泊追加したため、結果的に今治市の聖地まで見れることになったのは僥倖といえる。

また本記事の内容は聖地巡礼にフォーカスしたものではなく、その過程で寄った場所も含むため、特に関係ないスポットが登場することがある。

大まかな行程としては各日を大街道周辺→三津周辺→三津周辺→玉川湖という感じで流している。

巡礼地の基準にはTAKAさんの作成されたがんばっていきまっしょい地巡礼マップを利用している。

旅の計画

元々しょいの聖地巡礼をしたい思いはあった。何せ放映前から松山市の特設サイトを見ていたほどには興味があった。

しかし松山は遠いし、まとまった時間も取れないから深く考えていなかった。そんな中、しょいの二回目を見たくなり、ついでに年末だし、聖地情報も増えてきたし行こうかということになった。何より前回乗れなかった「おれんじ おおさか」の展示を見たかった。

おれんじ おおさか乗船はモチベーションでもかなり高い割合を占めるため、すべての行程はここに合致するように組み立てることにした。

旅の始まり

12月25日の夜、翌日以降、有給を使って強引に仕事納めをした。

何のことはない、神戸から電車を乗り継いで大阪南港に移動するだけだ。阪神梅田と西梅田が近いことは阪神沿線民の私にとっては都合がよかった。

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さて、今月二度目の南港フェリーターミナルだ。ここから乗るのは初めてになる。

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南港フェリーターミナルにはしょいのパネルがでかでかと掲示されていた。東予港側にはないものだったのでちょっとワクワクした。

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こえる大峠さんもいた。

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往復券をとっていたためか、チケットは封筒でもらえた。この時はまだ復路のチケットを取り消すことになるとは予想だにしていなかった。

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往路便乗船

クリスマスカラーに彩られたボーディングブリッジを渡っていく。往路は前回乗船した「おれんじ えひめ」への乗船である。

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予約時点では上映終了日が12月下旬であり、金曜を超えて上映が続くことを想定できなかったため、年末休みと合わせて木曜に映画が見れるように取れる場所がここしかなかったので、「おれんじ おおさか」は復路に設定した。

部屋は前回はシングルだったが今回はシングルDXをとった。つまり二等船室から一等船室へのグレードアップになる。

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二等船室と比べると比較にならない充実度で、理由がなければこっちでいいなと思えた。何せ有料オプションである浴衣やタオルがついてきているうえに、エアコンの温度が調整できるのだ。差額も知れているし、選べれるのなら選ばない理由はない。

水が流れ続ける洗面台があるのも地味にでかい。トイレの洗面台は水がすぐ切れるので歯磨きに向かない。

またシングルDXの机の上にはしょいのキャンペーンが貼ってあり、シングルよりちょっとだけ気分がよかった。

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キーチャームも風流で心がくすぐられる。

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洗面台にコップやハンドソープがあり、ベッドのライトの外観もホテルでしかなかった。

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しょいの上映が1月上旬まで伸びており、三度目が見れる状態だったのもありムビチケをもらうことにした。九四航路はムビチケが切れているらしいとSNSで見たが、関西航路では有り余っていた。人口分を考慮して多めに用意しているのか、距離の関係でオタク需要が少なかったのか、理由は謎である。

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おれんじ えひめの船内は1F通路にギャラリーがあり、松山の名所を楽しめるようになっていて中々いい。

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翌朝

12月26日の朝。ここから日付が変わる。

東予港着からの松山行きバスは猶予がほとんどないため、朝食は簡単に済みそうな洋食を選択。因みに東予港と違って南港では食事を積極的に進められず、食べる時間が少ないが、それでも食券が欲しいなら船内で買ってほしいと言われたので余り需要がないのかもしれない。

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洋食は洋食で美味いのだが、量が少なかったので和食のほうが良かったなと思った。ちなみに写真のパンはめちゃくちゃ美味しいのだが、なんと愛媛産らしい。オレンジフェリーのロゴも入っててイケてる。

松山市駅へ

東予港着から僅か20分でバスが出るので遅れないように乗る必要がある。鉄道駅の真横にある南港とは違い、およそ徒歩圏に駅のない東予港には多くのバスが並ぶ。乗り遅れるとバスはないのでタクシーになるだろう。最寄り駅の壬生川まで気合で歩けなくはないが…。

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そんなこんな夜明けをバスで眺めながら市駅に到着した。まずやたらかわいいバスが目に入ったので撮影してしまった。

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【聖地】市駅ターミナル

序盤で悦ネエがヒメと合流する地点だ。

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電停を駅舎側に寄せる工事をしていたため、近い眺めを見れる期間はあまり長くはないだろう。

【聖地】大街道

悦ネエが不貞腐れているシーンで放課後に立ち寄る場所だ。映画でも描写されていた通り、豪華でおしゃれな門構えである。奥に進むと音楽を聴いていたデュークショップがある。

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大街道の中は普通の商店街なのだが、店の名前の入った行灯がちゃんと更新されていたことに驚いた。更新されず無地の行灯だったり、古い行灯がぶら下がったままというのはよく見るし、三宮のセンター街ですら、まともに更新できていない場所があるので驚きだった(例えばメロンブックスとか)

三越

昔は色んなところにあり百貨店の代表格だったと思うのだが、物凄い勢いで潰れて最近はもっぱら見かけなくなっていた印象だが、松山では現役のようだ。法人的には株式会社松山三越となっており、三越本体とは別物らしい。のれん分けされた分家のようなものだろうか?

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松山ロープウェー商店街

松山城へ向かうロープウェイ沿いの道にある商店街ではしょいのポスターを見かけることができた。もうほとんど上映終了している時期にまだ残っているのはありがたいことだ。

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ポンジュースの蛇口

多分ここが一番安いと思う。正真正銘の蛇口からポンジュースが出てくるのでいたく感動した。水が出てくる穴も水道蛇口のものと同じ形状だった(単なる穴ではないのでメンテが大変そう)

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松山東雲学園

門構えがすごい学校があったのでつい撮影してしまった。近くにあった案内を見たところどうも撮影スポットらしい。神戸女学院大学が進学先にあり、神戸の人間として親近感を覚えた。

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松山城ロープウェイ

しょいのフライヤーがまだ置いてあった。

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松山城と道後温泉本館の模型があり、大変見ごたえがあった。

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どこまでもポンジュースがある愛すべき松山

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ロープウェイ乗車

リフトとロープウェイがあったのでまずはロープウェイに乗ることにした。リフトは随時だがロープウェイは10分待たないと乗れない。運賃はどっちも同じ。

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ロープウェイは六甲有馬ロープウェイのような大型ゴンドラで、バリアフリーへの配慮のためか、座席が極端に少ないタイプだった。登っていくときの眺望はやはり良かった。

ロープウェイ乗り場近くの土産物店

やたらパンチのある看板が現れた。このEhimeというスペルにジュースをこぼしたデザインはTシャツやキーホルダーなど、様々なデザインに採用されていてかなりイケていた。

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松山城郭

城郭からの眺望はよく、聖地巡礼とは何ら関係ないが松山を一望できる良スポットだった。

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蛇口はどこにでもある。

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松山城

ARスタンプラリーのスポットがあるが、ここ自体はアニメには出てきていないはずなので謎だ。何故か入城料を払う場所の手前にあるのは不届きもの対策だろうか…。

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松山城内部は昔の作りを保った感じで、急な階段や重厚な日本の従来建築が見て取れ、展示も多く非常に良かった。最後のほうには奈々様がCVを務めるVRコンテンツもあり、これもよかった。

城から出ると例の観覧車を見ることができて感動した。

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リフトで下山

落ちたらどうなってしまうのか…そんな恐怖に震えつつも眺望はよく、下には川柳が書いてあったりしていい感じのリフトで下山した。

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【聖地】珈琲館 赤煉瓦

悦ネエがバイト中のリーに会いに来た場所だ。作中の設定どおり非常に雰囲気がいい建物だった。この時は鯛めしの食べ過ぎで到底入店できる状態ではなかったためパスすることにした。

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みかん色の世界

松山城を後にし大通りに出るとみかん色の路面電車とみかん色のバスがよく見えた。松山は伊予鉄に支配されており、伊予鉄の車両はみかん色なので世界がみかん色に染まるのだ。

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やたらテンションの高いガソリンスタンド

一体ここまでテンションの高いガソリンスタンドが全国に何個あるだろうか?すごい気迫を感じる素敵な場所だったのでついフレームに収めてしまった。

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【聖地】勝山町電停

確かまだ初めのほうで悦ネエが通学に使っていた電停だ。フェンスと乗り場くらいしかない非常に簡素な電停である。

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電柱をよく見ると小さいながらも駅名標があった。

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【聖地】愛媛県立松山東高等学校

一体ここまで来た人間がどれほどいるのか。しかし最も重要なスポットの一つだと思ったのでフレームに収めに来たのである。この日は平日だったので普通に生徒がいた。

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通学する生徒も多く見られる中でここに来られたのは、まるで悦ネエの通学の追体験のようで非常に感慨深かった。

この辺りで脚が限界に達し、動けなくなってきた。何せ朝に松山に来てからずっと歩き続けているのである。

道後温泉

脚を癒すため、勝山町で道後温泉行の電車に乗って道後温泉へ向かった。

立派な駅舎に、道後の字が風流な商店街、動くからくり時計、坊ちゃん列車と見るものが盛りだくさんだった。ここはまた来たい。

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観光案内所

予想通りしょいのポスターが張られていた。しかも浴衣Ver!!!

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内部は温泉むすめ愛にあふれており、無数の道後泉海ちゃんがいた。余りにも無数にいて可愛いので道後温泉の最推しスポットかもしれない。われらが有馬温泉にこんな場所あったっけ?みきゃんコラボがあるのも素晴らしい。最高!!!

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おみこしとしょいのポスターもあった。

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道後商店街内

しょいポスターの唯一の生き残りらしきものを見かけた。Xを見てる感じ前はもっとあったらしい?

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かわいいコカ・コーラがあったけどこれはいったい…?

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道後温泉本館

脚を休めに来訪。もう限界。立ってられない。2000円のチケットで入った霊の湯のお湯が出てくる塔みたいな奴に「明治31年12月6日」的な文言が書かれており、非常に歴史を感じた。またこのチケットでは天皇が過ごした空間とか見れて中々良かった。撮影フリーだったので写真もあるのだが、これ以上聖地以外の写真を貼ると何の記事なのか意味不明になるので今回は見送る。

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【聖地】堀之内

放課後に悦ネエとヒメが一緒にいたスポット。残念ながら季節が廻りすぎたので芝生は生えていなかった。奥に写る二の丸が立派だ。

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【聖地】堀端沿い周辺

悦ネエとヒメの登校時の路面電車の背景とされている場所だ。奥に見える松山市の字と市章が立派すぎる。

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【聖地】大観覧車くるりん

外も暗くなってきたので本日最後の巡礼地としてくるりんへ向かう。

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あいにくの暗さで悦ネエが見ていた景色とは全くの別物だが、松山の夜景は乙なものでよかった。

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回っている間にいい感じに日が落ちてきて絢爛な世界に…。

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いよてつ高島屋地階

最後の巡礼地を後にしたものの、まだ今日は終わりではない。二回目のしょい鑑賞のために郊外電車のホームへ向かおうと、いよてつ高島屋の地階を通っていたところ、やたら神戸発祥の店があってちょっと驚いた。まさかDONQまであるとは思わんやん…。

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シネマサンシャイン衣山

ここでがんばっていきまっしょい二回目を見てきた。の記事に繋がる二回目の鑑賞を達成する。

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前回見逃した悦ネエのスタンディにも出会えて満悦だ。

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この日はスクリーン5、IMAXを除けば最大箱での上映が実施されていてよかった。前の記事にも書いているが、年末とは言えどまだ平日で、更に18:40開始と、仕事帰りによるには厳しい時間の中、私を含め8名も来ており、この手のジャンルとしては中々盛況だったように思う。

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投宿

この日は大街道にとっていた宿に向かった。道後プリンスホテルに泊まりたかったのだが残念ながら急すぎて空きがなかった。しかし大街道の夜景もなかなかのもので、ここでよかったと思った。

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余談だがダイワロイネットホテルだと部屋次第で翌朝坊ちゃん列車が見れた。

さて、だいぶ長いこと書いてきたが一日目(移動を含めると一日ちょい目)をここで終わる。

二日目は三津編を書いていく予定だ。四日目まで続くので後三本書く予定。

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