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投稿日:
地域::兵庫県ジャンル::変革シリーズ

新聞の購読を始めたで読み始めたのをやめた話。写真は契約最終日に届いた新聞。

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なぜやめたか

単純に読んでいないから。ただ夕刊は割と読んでた。

毎日集合ポストに行くのは多少の運動になっていたし、毎月捨てるのも全く動かないよりかは運動の足しにはなっていたと思うが、かけてるコストと釣り合ってない気がした。読まない新聞を積み上げるのも虚無感を感じていたし、ただただ手間だった。

内容としても読んでいてメンタルに来るような記事も少なくなく、チラシは購買欲を煽ってきてしんどいとかもあった。

後はまぁ、地域を元気にするとか、支えるというのも限度があるというか、私のお財布も無限にあるわけではないのでやめることにした。

先月で契約が終わったので、今日から新聞は届いていない。ちょっと寂しい気もするが、時として別れも必要だろう。今生の別れでもないので、また読みたくなったらその時に購読すればいい。

メイクアガールを観てきた 五回目の続き。

去る3/23、今回は山口は宇部に飛び、シネマスクエア7でのセカンドランを鑑賞してきた。メインは感想なので手前に持ってきているが、後半に簡単な旅行記も書いている。

感想

いったい何遍書いてんねんという感じだが、流石に鑑賞ごとの感想はこれでラストにしたいと思っている。

今回も特に前回までの内容を深ぼったりはせず、見たままの感想を書いていく。これまでより0号と明以外にも焦点を当て、0号と明にはより焦点を当てて書いてゆく。

前回同様に感想はノベライズの影響を少なからず受けているため、そちらに引っ張られたようなことも書いている。

「いきなさい、いきなさい。いきるの。私と。」

ここは行きなさいなのか、生きなさいなのか、逝きなさいなのか、見方で解釈が変わるなと常々感じている。これはここに限らず、「いきなさい」が出てくる全ての場面でそう思う。

「生きなさい」と解釈する場合「生きなさい、生きなさい。生きるの。私と。」というのは明が稲葉と共に生きて欲しいという、稲葉からの想いなのかもしれない。

つまり第三人類として稲葉を作り、一緒に生きて欲しいということだ。口調が命令形に見えるのは、恐らく明が稲葉に作られた第三人類で、稲葉の意思を無視できない設計になっているところがあるのだろう。

ただ恐らく明は0号同様に生体制御を振り切れる状態になっているか、造られて以来、長い時間が経ちすぎて、稲葉の意思が薄れていて、あまり効力がなかったりしそうだ。

そういうのは経験しないと知恵として昇華されない

「そういうのは経験しないと知恵として昇華されない」は邦人のセリフだが、これは昨今LLM界隈で少し話題になっている記号接地問題に通ずるものがあるなと思った。

記号接地問題というのは、その言葉(記号)を現実の意味として紐づけられるかという問題のことらしい。

モップ掛け

明にモップ掛けはもうしなくていいと言われた後にも、言いつけを守らず果敢に挑戦する0号の姿には、邦人に言いつけられた「自主性」が見事に表れていたと思う。

何よりここでソルトに対して、「あっち行け。しっし。」みたいに振舞うところは何ともかわいらしい。ここは、前後の神社の階段を上るとこと合わせて、この作品で最も好きなシーンの一つだ。

初のホールで明に頭をポンポンされる0号

ノベライズでは心臓が跳ねて、ぺしゃんこになるほど緊張しているみたいな描写があったが、映画では明確に嫉妬したような表情になっており、ちょっと表現が異なると思った。

ここ以外にも幾つか異なる場面が見られるため、恐らくノベライズは完全に同一シナリオとしてみるよりは平行世界のシナリオとして解釈したほうがいいかもしれないと思った。ただお互いに何かしら重力のようなもので引きあう関係にはあると思うので、解釈が難しいところだとは思う。

個人的には映画は映画として、ノベライズはノベライズとして解釈するのを推したい。といっても一度ノベライズを読むと脳裏にノベライズの内容が刻み込まれるので難しいが…w

買い物に誘う場面

0号が明が買い物に誘いデートする場面で明が行くのを断ると0号はムスッとした顔になるのだが、ここはやはりかわいいなと思った。いや、0号は常にかわいいのだが。

離別のために離れたマンションに連れていかれた場面

「どうしてあなたは私から離れようとするんです?」
「あなたは私を恋人として作ったんじゃなかったんですか?」
「これはあなたにとっても計算外のことなのではないですか?」
といった0号から明への感情の発露はとても切なく、それだけに心に刺さる場面だ。

また明が「いつからだ。いつから君は。僕の前を歩くようになったんだ。」と回想する場面もノベライズにない部分だ。これは恐らくノベライズでは明視点のシーンを除き、基本的に0号視点になっているのためだと思われるが、こういった箇所からも原作完全再現ではなく執筆を行った池田明季哉氏の解釈が入っていることが垣間見える。

そんなこと。僕にかまうのはやめろ!

このセリフは0号がまとわりついてくるのを邪険にした明のセリフだが、この発言で0号の生体制御を発動させることができるのであれば、終盤0号に滅多刺しにされている場面ではこの動きがなかった。要するにあの時は能動的に発動していなかったのではないだろうか?

この後に出てくる「母さんの開発は主の意思に逆らえないようにできている。」というセリフと共に回想シーンに入り、ラボでおじさんが落ちた片腕を呆然と眺めている場面があったと思うが、これはおそらく明が稲葉に何かしら抵抗し、その時に明の片腕が生体制御によって破壊された記憶なのかもしれないと思った。

これまでの鑑賞から明が稲葉によって作られた人造人間であることは明らかであり、このことはノベライズでは明示されている。

つまるところ、恐らく明は知っているのだ。生体制御の苦しさを。知っているからこそ、それがどれほど辛く苦しいか、死ぬほどなのかを理解しているのではないかと感じた。

稲葉との二回目の回想

回想の中で明と稲葉がやり取りする場面だ。個人的にここは水溜稲葉の意思が明と邂逅するシーンだと考えている。

「記録じゃこんな話はできないでしょ。」
「研究はこの子に託した。この子が私になってくれる。明くんが大きくなった姿も見てみたかった。」
「困難に当たるとき、そういう時、家族がいたら楽しいかなって。」
と稲葉が言っているのを察するに、恐らく稲葉の意識は生前で止まっており、ラボのサーバー群の中に封じ込められているのだと考えている。

なので、生前の状態では対話できる。しかし、明の現在の姿を見たりすることはできない、或いはそれを記憶することができないのかもしれない。これはソルトを遠隔操作して接触できたとしてもかなわないことなのだろう。

この後、明が稲葉に対し「またこうしてお話しできますか?」と聞くと稲葉は「生きなさい。あの子と一緒に。」と返す。冒頭の「生きなさい、生きなさい。生きるの。私と。」の流れから考えると「あの子」は0号なのか、稲葉なのか気になるところで、稲葉はどちらの意味で言っていたのだろうか?

ノベライズ基準だと恐らく稲葉だと思う。映画基準では稲葉が「仲直りしたら?」と発することから、それは0号なのかもしれない。かもしれないというか、そうあってほしいという私の願望だ。だって0号が稲葉にとって代われるなんて、そんなの嫌じゃないか…。

ラボで茜と邦人が明を起こしていた時

邦人が「大丈夫だって、あの二人はそういうんじゃないんだよ」と茜に告げているときがあるが、もしかして邦人は茜の明への想いを分かったうえで、茶化していたのだろうか?と思った。だとしたらいつからなのだろうか?物語が始まるより前からなのか、その途中なのか。或いは、この茶化していた時に感づいたのか、それはわからないが、以外と邦人もわかってるやつなんだなと思ったし、ここからの流れは微笑ましいなとも。

邦人は恐らく純粋な悪友キャラとして設計されていて、それが最もいかんなく発揮されているのが、この場面だなと感じた。

茶ソルトからの支援

明が0号を探しに行き、そこから茶ソルトが支援に回る時の場面で、茶ソルトの目はずっと黄色に光っていた。黄色に目が光るときは主人への犯行が表れている時だと私は解釈しているが、だとするとこの時は何かしらの命令に反していた状態だったのだろうか?

少なくとも最後に壊れたのが、もしそれが理由だとしたら、これは何故なのだろうかと思った。

個人的にあのソルトには稲葉の意思が宿っていると考えているが、もし稲葉の意思のクローンみたいなもので、稲葉の意思に反抗して動作しているとすれば納得できるかもしれない。或いは市中のシステムをオーバーライドするのが主従を無視した状態ともとらえられるかもしれない。

なんにせよ考察し甲斐のあるポイントだと感じた。

明と絵里の対峙

「親譲りの才能、恵まれた環境、きらびやかな成果物、私も頑張ってきた」と明に当てつける場面があるが、ぶっちゃけ絵里は明の作ったものを改造する程度のことしかできていなかったので、研究者としてみるとどうなのか?と思ってしまうところはあった。

最後の最後までソルトの改造しかできていなかったのだ。ある程度自律的に動く人型ロボットは今の世でもBellaBotの様なものはあるわけで、ソルトの機体を真似して殺戮マシーンくらい作れただろうし、あそこまで作れたのに自身は特に凶器を持っていなかったのも不思議だ。

まぁ、ここはストーリー上の整合を合わせるためなのだろうから、深く気にしないほうがよさそうだ。

0号の反撃と、たじたじになる明

前述したとおり、ここでは明は以前のように明確な停止命令を出さなかったと思っている。

また過去何回も書いた部分でもあるが、やはりここは0号から明への気持ちと、明から0号への気持ちの交錯が、なんとも切ない。平行線を辿り、交わらない想い。分かり合えない二人、ボーイミーツガールの神髄の様なものが、ここには詰まっていると思う。

「私は謝ってほしいんじゃない、認めてほしいんです。」
「やめてほしいですか?」
「当たり前だろ。」
「いやです。」
「やめてくれ、生体制御が痛めつけるのをよく知っているだろう。」
「はい、明さん。とっても痛いです。」
「なんで明さんは信じてくれないの。こんなに頭が明さんだらけなのに。」
「それならできるのは抗い続けることだけです。」

0号だって、明が認めてくれないこと、彼女として、恋人として見てくれないことをやめてほしかったに違いない。しかし明はこの時点で0号のことを家族だと思っていた。まだ妻なら救いもあったものが、家族とはいったい何だろう?流れ的に母親だろうか?

どの道、この時点での明に救いはなかった。殺されていてさえよかったとも思えるほどに0号に対しての興味や関心がなく、何の悪意もない。それこそが0号が厭がる明の姿だった。0号は明に代わってほしかった。でも0号は人は簡単には変われないことを、明を嫌いになれず、好きなままで、またあの時に戻りたいと願う、自らの経験からも熟知していた。

明の目が黄色くなる瞬間

「私は、私の想いが本当だって信じてほしいんです。」「だから明さん、私はあなたに逆らえます。」

ここで明の目が黄色になる。もしかしたらこの時、明は0号に対して何かしら攻撃の意図を持っていたのかもしれない。そう、明が0号を認めない、否定し続けることへの何かしらの生態制御。或いは稲葉からの何かだったのかもしれないが、この場面についても考える余地はありそうだなと思った。

ちゃんと証明しますから。人の想いは制御できないって。

一体これほど悲しい場面がほかのどこにあるだろうか?明は0号が死ぬことさえ予期できていたはずなのに、それでもなお、0号を認めなかった。どうして、何が彼をここまでさせるのか、とにかくひたすらに悲しく、私は0号にだけは幸せになってほしかった。

そして稲葉からの「明くん、生きなさい。生きなさい。一緒に。」というメッセージもよくわからない。メタ的だとは思う。これは0号により強い生態制御をかけるためのおまじないみたいなものだったのかもしれない。明の中にも眠る稲葉の意思の様なものがそうさせたのか、或いは横にいたはずのソルトからの干渉なのかまではわからない。

倒れる0号と、介抱する明

ここは本作で最も美しい場面といっても過言ではないだろう。

「明さんの勝ちです。私の想いはニセモノ…。」
「そんなことない、君は僕なんかよりずっと―――」

果たして明はここでなんと続けたのか。もしかしたら「人間」と言いたかったのかもしれない。つまり、ここで明は自分自身も第三人類であることに気づいたのかもしれない。それまで明は自分自身を人間だと錯覚しているように見えたので、このタイミングで、そういう風に自分を見返していても不思議はないなと。

明は明らかに人間として欠落した要素がある。半面、0号は人としては普通で、何ら問題ない境地に達していた。それゆえに、自分が第三人類であると自覚したうえで、「人間」とはなったのであれば不思議もないだろう。

ここから先は感想というより、観た人がそれぞれ解釈し、次に繋げていく、要するに二次創作の領域なのかもしれないと思ったりした。

おかえりなさい「明くん」

0号は意識を取り戻さないが、身体的には生存している状態、いわゆる植物状態になっていた。

そんなある日、0号が部屋から消え、明は0号を叱ってやろうとなど考えながらも急いでラボへと向かう。すると、そこにいたのは0号の姿をしているが、どこか違和感のある0号だった。

明に気づいた0号が『おかえりなさい「明くん」』という謎めいたセリフを残し、ここで物語は終わる。

どう考えてもこれは稲葉だ。これは恐らく明にとっては望んだ結末だった。しかし0号はどうだろうか?

もうここに0号はいないのだろう。稲葉の意志だけがある。

「生きなさい、生きなさい。生きるの。私と。」の通りになってしまった。明は0号にめった刺しにされながらも「生き続けた」、つまりここが「生きなさい、生きなさい。」なのだと思う。

そして稲葉はここに蘇り、「生きるの。私と。」に続くのではないだろうか?

いったい0号はどこへ消えたのだろうか?稲葉に屠られたとでもいうのだろうか?

非常に悲しい結末で、胸が苦しくなる。胸が痛い。とっても痛い。

ボーイミーツガールといえば男女が出会い、色々あってデートをしたり、また別れたりして、最後はくっついたり、或いは何か明るい未来に向かっていくのが王道だが、メイクアガールはその道をかき消した作品だと思う。もうそこに0号はいないのだ。

変わってしまった0号

エンディングを見ると0号だった人物は、その後もファミレスでバイトをし、0号ではなくなったため、様々な失態を犯しているように見える。しかしこの時はまだ、誰も0号が0号でなくなったことには気づいていなさそうだ。

明でさえも普段通り暮らしているように見える。まぁ明は興味関心に乏しく鈍感そうなので仕方がないかもしれない。

こういった場面を見ていると0号の意識が少しは残っているのだろうか?とかも思うのだが、稲葉が0号の記憶を読み解き行動しているだけかもしれない。

少なくともこの0号らしき人物は、その素性を周りに対して明らかにしていないことは明白なので、稲葉なのか、0号なのかははっきりしない。

しかし最後に稲葉の姿が被る場面があり、稲葉と同様の行動をとっているあたり、きっと、もう完全に稲葉なのだろう。0号の記憶が混濁していたり、意思が少しでも残っているといいのだが、なんにせよ、もうきっと0号はいないのだ。

余りにも悲しい。非情な物語だ。しかし、この不条理こそがメイクアガールをメイクアガールたらしめる要素なのだと思う。終わり方としてはさっぱりしている。

全体を通しての感想

明は元々恋人を求めておらず、しかし恋人を作ってしまった。これはいわゆる「ドリルを買いに来た人が求めているのは、ドリルではなく穴である」や「顧客が本当に必要だったもの」案件だろう。自分が本当に欲しいものは中々見えず、手段と目的が逆行するのは世の常だ。

このストーリーは明の壮大な勘違いから生まれた0号が、その成長の過程で明の本心を気付かせるものなのかもしれない。

そうして明は家族が欲しいことに気が付き、0号は水溜稲葉となる。そう考えればハッピーエンドだ。そう考えることができるのならば。

私には無理だ。あれだけ明を慕っていた0号がいなくなってしまう。明を殺したいほど愛していて、明がいないと生きていけないほどだった0号が、そこまでの愛を抱いた0号が消えてしまう。それは切なく、儚く、最悪で、そして0号となった稲葉に対しては最悪という感情しか湧いてこない。

なんてことだ…。こんなことはあってはならない。0号を返してくれ!とさえ思う。ただ0号が帰ってきたところで明は0号を恋人として認めないので報われることはないのだろう。そう考えるとこの形での決着は望ましいものとなる。

しかし、それでも私は0号に帰ってきてほしい。帰ってきてもらってもどうにもならないのもわかる。しかし明に改心してもらって0号と余生を過ごしてほしい。そう思うのだ。

そして、そうならないこと、このジレンマこそがメイクアガールの本質だと思う。だからこそいい。素晴らしい。こういった酷さがあるがゆえにメイクアガールは美しい。

メイクアガールを観てきた 五回目にも書いたことだが、だからこそ「世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。」作品だと思うのだ。

きっと脳を灼かれたり、感情がぐちゃぐちゃになる作品というのは、こういう要素が一定あるのだと思う。

わざわざ宇部まで見に来てよかった。間違いなく、そう思わせてくれる作品だった。4月11日から塚口サンサン劇場でも上映が始まるが、そちらも是非見に行きたい。ブルーレイが出たらそれも買いたい。

余りにも感想を書きすぎているので、恐らく次回はもう書かないと思う。純粋な気持ちで作品を鑑賞し、最後の映画館での鑑賞としたい。それとは別にノベライズの感想は書いていきたいので、また書くかもしれない。

シネマスクエア7までの行程

新神戸から新山口まで新幹線で行き、そこから宇部線で宇部岬へ向かい、そこから徒歩でシネマスクエア7に向かうといった内容だ。

旅の始まり

旅は新神戸から始まる。三宮に住んでいると新神戸が近くて非常に助かる。

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この日は九州新幹線さくらに初の乗車をした。

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軽めの防寒具として以前買った、U.L.トラベルダウン ハーフコートを持ってきたが、小さくたため適当な場所に引っ掛けておくのに便利だった。

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さて、鉄道の旅といえば駅弁は外せない。淡路屋で春限定の弁当を買った。これは行動量が多いからボリューミーなのがいいだろうと選んだ。

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内容は大変豪華で、いかなごのくぎ煮や桜餅、鱚の南蛮漬けっぽいもの、煮豆、桜人参入りのすき焼きに、季節感あふれる煮物に塩鮭、そして季節感あふれるばら寿司。どれも美味しく目でも舌でも楽しめる一品だった。

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飲み物を買い忘れていたが九州新幹線にはまだ自販機があるらしく、事なきを得た。

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新山口につく前になると転車台が見えた。今時珍しいなと思ったが、単行が目立つので車庫の代わりにしているのかもしれない。転轍機複数持つよりはローコストだろうし。

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新山口に到着

そんなこんなで新山口に到着。

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駅の南側にはホテルと塾くらいしか見えず、北側もぱっと見そんな感じだった。新山口は姫路よりも停車が少ないらしくさびれていた。

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新山口駅では手ぶら観光なるものができる立て看板があった。

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これから行く宇部線ではICが使えないことも知った。松山駅にはなかった気がするので、完全にICがないエリアと、混在しているエリアの差を感じる。とはいえ、同様の加古川線や播但線もここまでのものはなかった気がするが、まぁ駅の規模の差とかなのだろう、きっと。

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さて、こういう時帰りに土産屋が閉まるのを散々経験したため、あらかじめ土産屋を物色する。フグの刺身は売り切れだった。

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帰りの駅弁を買っておこうと思うものの。こちらも売り切れ。

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宇部線へ

新幹線のホームから宇部線は離れているらしく、連絡通路を歩いていたら透明な消火栓を見つけた。オシャレだし故障が一目でわかって便利かもしれない。

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連絡通路から在来線ホームを一望してみるとかなり広いことがうかがえる。新幹線が通過する割にでかい駅だ。

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しかし改札は少なく、券売機もたった三台。

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行先表示も二行しかないことに閑散具合を見ることができる。

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さて、往復の切符を買い、改札を抜ける。

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この時になるとジャケットを入れたスリーブはカラビナに引っ掛けていた。松山でも思ったことだが、やはりこのカラビナは便利だ。

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宇部線乗車

しばらくすると宇部行きの電車がやってきた。宇部線はラッシュ時以外は一時間に一本、運行していない時間もある路線だ。

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車社会だし、この本数ではあまり使ってる人はいないのだろうなぁと思っていたが、意外と乗車客は多かった。

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さていよいよ乗車する。宇部線経由と書かれているが、宇部線しか走らないのでは…?などと考えていた。

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宇部線車内

まず目に入ったのは福知山線ではおなじみの整理券発券機だ。

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整理券があるということは当然運賃箱もある。

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扇風機があって琴電のようなレトロさを覚えた。

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宇部岬駅

一時間ほどの乗車で列車は宇部岬駅に到着した。駅には意外と人がいた。

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改札はしょぼかった壬生川駅を、さらにしょぼくしたような感じだ。

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駅は全体にレトロ感が漂う。

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駅舎も雰囲気があっていい。

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駅前は居酒屋が一個ある程度で特に何もない。

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ここが鉄道駅であることを示す居酒屋があるのはいいなと思った。

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特に写真は載せないが、この駅のトイレには紙がないので、駅のトイレを使う場合は要注意だ。この駅は無人駅だが、トイレ自体は綺麗で、段差のある和式が一個ある感じのやつだった。

シネマスクエア7

駅の脇道を抜け歩くこと5分程度、シネマスクエア7が見えてきた。

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やっと来れた。少し感慨深い気持ちになった。

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シネマスクエア7の入るフジグラン宇部の中に入り、シネマスクエア7の前に来たところ。

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NOW SHOWINGに光るメイクアガールの掲示が美しい。

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グッズもセカンドランとは思えないほど充実していて、なんとクリスタルアートまで揃っていた。

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メイクアガール入場開始

開場の瞬間は誰もいなかったが、あれこれ撮影したりしてる間に一名に先を越された。手落ちである。

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しかし事前予約では9席あったので、まぁ後からくるのだろうと思った。実際上映開始前には10席埋まっていた。

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シネマスクエア7はレトロでいい感じだ。

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今回もぬいを持ってきていたので一緒に撮ってみた。

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シネマスクエア7の座席は段差が少なく足元が広いタイプで、塚口サンサン劇場が近いと感じた。キノシネマ神戸国際ほど平坦ではないと思う。

シネマスクエア7では一週目の特典も配布されていた。一週目にもらったものと合わせて三枚になったのだが全部「0号?」なので、もし4/11~上映の塚口サンサン劇場で配布があるとしたら「0号」のほうをゲットしたいところだ。

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またグッズ販売もセカンドにしては充実しており、クリスタルアートをはじめ、多くのグッズが揃えられていた。

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帰路

上映が終わると19時手前になっていた。辺りは暗くなっていた。

宇部岬駅に戻ってきて待つこと一時間弱、新山口行きの列車が入ってきた。

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新山口駅に着き新幹線乗り換え口に向かう。発車案内には新大阪行き最終電車が表示されている。そう、最終電車で帰るのだ。

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このあと新幹線改札をくぐる時に簡単なトラブルがあった。それは新幹線はEX予約でとっているので本来改札なしには入れないのだが、切符で入ってきているため改札ではじかれてしまったのだ。

駅員に聞いてみるも半ば困惑気味に、切符を通した後にICを通せばもしかして通れるかもしれないと言われ、試したらなんとこれで通れた。これはちょっとした裏仕様っぽくて面白かった。

改札を抜け、またもや待つこと一時間弱。ついにそれはやってきた。新山口発、新大阪行き最終電車。おそらく東京から来た人ならもう帰れないやつだ。

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今回の旅では列車の接続に概ね一時間弱かかり、合計で三時間ほどの余白があったが、一回一回が中途半端すぎて地元のお店に入ったりできなかったことが残念だった。機会があれば次はふぐとか山口らしいものを食べてきたいところだ。

そして無事新神戸まで帰ってこれた。

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改札はこの時間の割には割とごった返しており、意外とこの時間でも使う人がいるのだなと感じた。

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お土産

宇部かまのかわいらしい紙袋で持って帰ってきた。

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かまぼこやふぐうどん、お茶漬けのもとに地元の銘菓っぽいものを軽くそろえてみた。

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投稿日:
ジャンル::生活地域::兵庫県::神戸市

今使っている眼鏡が15年ほどになるのだが、市販のメガネがなかなかフィットしないので、フルオーダー眼鏡を作りたいと思い、幾数年が過ぎ去った。腰が重すぎて中々その手の店に行けていなかったのだが、今日ついに腰を上げて、様々な用事のついでにいくことにした。

今回依頼に赴いたのは北野のハンター坂にあるめがね舎ストライクさんだ。北野にあるだけあり、ちょっとおしゃれな感じだ。

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早速来店して話してみたが、樹脂フレームのみの対応でメタルフレームは対応していないとのこと。メタルフレームのフルオーダーは普通はないのでは?と返されてしまった。しかし、今のメガネで最も耐久性が不安な部分、鼻パッドについては同様の品がないか探してくれるということで非常に助かった。眼鏡パーツの専門店を名乗る店ですら探してくれなかったので、この対応はありがたい。

ちなみにめがね舎ストライクでは、このような場合のフレームの製作は鯖江の職人に任せているとのことで、瓜二つの眼鏡を作ろうとすると鯖江に眼鏡を送ることになるらしい。奥にある工房チックなところは完全新規で起こす場合に使っているのだろうか?特に聞かなかったのでそこは謎だ。

しかしメタルフレームのフルオーダーは本当にないのか?気になってググってみたところ、鯖江にあるめがねミュージアムというところでやっているらしい。しかも今私が使ってるフレームのβチタンにも対応している。264,000円~とそこそこするが、フルオーダーでこの値段なら安いともいえるだろう。

フルオーダー眼鏡の製作には金型を使うらしいのだが、金型を使ってこの値段で済むのも驚きだ。

私は以前、手持ちのプラスチックの小型スタック引き出しケースが手に入らず困っていた時に、プラスチックなら何でも作りますと謳う町工場に話を持ち掛けたことがあるのだが、金型が必要で、金型を作るだけで500万はかかると言われて諦めたことがあるだけに、これはかなり衝撃のプライスだ。これは引き出し付きの小型スタックケースという時点でガワと引き出しで金型が二つ必要なうえ、嚙み合わせなどもあるので単純比較はできないとは思う。

ただまぁ本当に頼むかどうかはやや悩む。というのも動機の半分くらいが眼鏡チェーンの店員からその眼鏡はもう壊れるからうちの眼鏡を今すぐに買うべきと脅されたところが半分くらいある。もう半分はフレームを何度か落としてしまった関係で色剥げがあるところだ。再塗装自体はできるのだが、再塗装するとテンプルのカバーみたいなやつを交換する必要があり、同様品にはできないと言われているのだ。ちょっとそれは困る。

あとは鼻パッドに地味に汚れがたまっているのだが、取り外すと壊れる恐れがあり、超音波洗浄も危険といわれてしまい、これがどうにもならない点だ。鼻パッドだけ探してるのも、このあたりに理由がある。ただそこまで分かる汚れではないし、深く気にしてもいないので、どうでもいいと言えば、どうでもいい項目ではある。

しかし同じメガネが作れればそのあたりも解決するので、作ってみたさもあり、しかし高い部分もあり、そもそも今の眼鏡が壊れない限り要らなくねとかいうところもあるので難しいところだ…。

今まで腰が重かったのも今の眼鏡が使えるうえ、そもそも高そうなところが大きい。

料理酒と料理専用清酒と清酒の違いについてメーカーに聞いてみたでその差は分かったものの、実際はどうなんよということで実際に食べて比較してみることにした。

スーパーへ

まずは買い付けるためにスーパーへ向かう。

価格を比較すると料理酒は400mlが158円、1000mlが178円なのに対し

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料理清酒は400mlが378円と、500mlが578円の高級品の二つがあった。どちらにせよ高い。

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今回は400mlで378円の純米料理清酒を買うことにした。こちらは兵庫県稲美町産もち米100%使用の品だ。

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単純比較

まず見た目だが、料理酒と比べた場合に色が違う。料理酒は透明なのに対し、料理清酒は黄みがかかっている。

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匂いも料理清酒は酒臭く、これを嗅いだ後に料理酒の匂いを嗅いでも無臭に思えるほどだった。

ついでに1ml程度飲んでみたが、料理酒は特に味がなく、後から塩味がやってくるだけで不味いのに対し、料理清酒はフルーティな味わいだった。

比較用に本みりんも飲んでみたのだが、こちらは舌や喉が焼けるような感覚があるのに対し、料理酒や料理清酒にはそれがなかった。

料理比較

原液を比較しても、そのまま飲むわけではないので、実際に料理して比較してみた。サメの煮つけで比較している。

左が料理酒で作った時の煮つけ、右が料理清酒の時のものだ。

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画角や光の具合が違うので何ともだが、料理清酒のほうが色濃くできているように見える。

肝心の味についてだが、料理清酒を使ったほうは甘みとコクがあり、舌触りの滑らかさも上だったように思う。甘みについては料理清酒には塩が入っていない分引き立っているのだと思う。コクについても料理酒が単なる塩水の味で、料理清酒がフルーティーであったことから差が出ているのだと考えている。舌触りについては身の部位の関係もあるので何とも言いづらいが、そもそも成分がかなり違うので、差が出ても不思議はないだろう。

結論

結果としてはサメの煮つけに関しては料理酒より料理清酒のほうが美味しくなるということが分かった。

ただまぁ料理清酒は非常に高い上、ドバドバ使うものなので普段使いよりかは、ここぞというときに使い、普段は料理酒を使うのが無難に感じた。

この記事はがんばっていきまっしょいの聖地巡礼をしてきた 三日目の翌日版だ。日付の上では12月29日。

やたら長く続いてきたこのシリーズも今回で終わりである。なお本記事は帰路を含むため、初日の記事同様に微妙に日跨ぎする。

この日は奇跡の出会いがあり、結果的に延泊したことが正解となるイベントが発生した。

一日の始まり

さて聖地もほぼ巡り終えて空白日のような感じだが、まだ行っていない場所がある。そう、玉川湖だ。

TAKAさんの作成されたがんばっていきまっしょい地巡礼マップによると、これまでの聖地からはとてつもなく離れた、とんでもない山奥にある。

以下の地図画像の右上にある紫のピンのところが玉川湖。

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こんなところに車なしで行けるのか?と思うが、実は行けるのである。そう、ここにはバス停があるのだ。

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しかも都合がいいことに大街道のホテル前にあるバスターミナルからバスが出るという。利用しない手はない。

しかしバスに乗るとお土産に買ったかまぼこがだめになりそうだ…と、そこで思い出したのが二日目の延泊時のレイトチェックアウト要件だ。12時までレイトチェックアウトが無料でできることを思い出し、かまぼこを12時までホテルの冷蔵庫に入れておき、12時までに玉川湖から帰ってくることにした。これは奏功し、無事かまぼこが痛むのを防げた。いやまぁ、季節的にコインロッカーでも大して問題ない可能性はあったが…。

玉川湖行バスへの乗車

大街道のバスターミナルに来るが、どこにもバス停や案内がない不思議なバスに乗車する。玉川経由と書いてあるのが特徴的だ。何よりバスがみかん色じゃない。

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バスは道後温泉をぶち抜いてゆく。

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セブンスターのガソリンスタンドを見かけた。一六はスーパーもやっていればガソリンスタンドもやっていて、しょいともコラボするとんでもない和菓子屋だ。

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バスは徐々に山間部へと入っていく。奥道後を抜けたあたりで「これより先、玉川湖まで山岳道路を進みます。バスが大きく揺れますのでご注意ください。」とアナウンスが流れてたが、最後まで特に揺れた感じはしなかった。

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凄いカーブが続き、どことなく玉川湖に遠征に向かうバスのシーンで通った道にも見えるが、似たような道が非常に多く正直聖地がどこかの特定は難しそうだった。

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峠道が延々と続く。

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聖地のトンネルかどうか定かではないトンネルを抜ける。

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SeAKiさん舞台探訪によると、私が聖地だと思って撮影した地点は、いずれも外している気がした。

スリップ防止のためか、道路に溝が入っていた。

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目的地、竜岡のアナウンスが出る。運賃表がなかなかの額だが距離で考えた場合はかなり安いと思う。何せ大街道から30kmほどある。

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バスはここまでの間、周辺の小さな集落に多くのバス停を設けていたが特に乗降はなかった。恐らく車社会なのと極端に人口が少ないからだと思うが、そんなところにもバス停を設けているのは非常に親切だなと感じた。

バス停の間隔が長いため次のバス停の案内があってから、しばらく走っていたら今治市に入った。そう、玉川湖は松山市にないのである。その関係なのか、松山市が出している聖地マップには玉川湖が書かれていない。

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因みに途中からずっと写ってるトラックは広島に本社を置くあじかんという玉子焼きのメーカーらしい。なんでも業務用玉子焼では国内トップクラスのシェアを誇るのだとか。このトラックは山口から松山に来て帰る道だろうか?

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車窓に玉川湖が映る。ヒメたちが車の中で感動していた光景かもしれない。

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竜岡

竜岡に到着した。バス停には乗務員不足のために廃止便が出ることや運航時刻が変わる案内が出ていた。世知づらい世の中だ。

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とはいえ便数は十分にあり、これだけあれば聖地巡礼には特に困らないだろう。

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バスはここで私だけを下ろして出発していく。

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参考までに今回利用したバスのダイアも紹介しておく。大街道を9:05に出て、竜岡に9:51に到着するものだ。この便だと10:21に松山市駅方面が来るので、結構使いやすいと思う。また大街道に11:07に戻れるため、ロイネットホテルのレイトチェックアウトをする場合にも都合がよい。

これ以外だと復路は一時間以上待つことになるので、ゆっくり見たい人向けになる。

参考までにせとうちバスのダイアはこちら。このバスは現金しか使えないので注意だ。

玉川湖

バス停から反対車線に移ると玉川湖がよく見える。よく見ると何かが見えるような…。まさか…。

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カメラをズームしてみるとローイングをしている人たちが見えた。この光景が見れるのは、かなりいいタイミングで来れた気がする。

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【聖地】今治市営玉川艇庫

歩くこと数分、玉川艇庫に到着した。劇中のように複数のバスはいなかったが、一台だけバスがいた。

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艇庫は開いており、中には多くのボートが収められており、外にも何艘ものボートが配置されていた。

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そしてアングルを変えようと場所を移動したところ、なんと止まっていたのは松山東高のバスだった。バスには校名と共に「がんばっていきまっしょい」の文字があり、「がんばっていきまっしょい」が実在したことに驚いた。

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何より実在する東高ボート部のバスに聖地で巡り合えたことにも感動した。奇跡すぎるでしょ…。

ちなみに「がんばっていきまっしょい」は松山東高内部にも実在するようだ。劇中で説明されていたが、本当に伝統だった…。

SeAKiさん舞台探訪によると事務所入り口にポスターの掲示があるようだが、学生や先生が頻繁に往来しており、近づくと邪魔になりそうだったため、確認できなかった。

しかし写真を何枚か確認すると、うっすらポスターらしきものが映っている写真が確認できたため、12/29時点ではまだ掲示されていたものと思われる。

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実際に使用されている場所に入るわけにはいかないので、外側に向かった。

劇中で各校の部員が歩いていた場所はキャンプ場として使われていた。

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湖畔には湖の底に沈んだ小学校の記念碑らしきものが生えていた。

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どうやらボート部員によく使われているらしく、釣り客に向けて学生の邪魔をしないように注意書きがされていた。よく見ると各校の利用予定表も出ているように見える。

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玉川湖に来た時によく出てくるアングル。悦ネエがトイレ行くときとか。

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実在する東高ボート部のバスに出会うことができたことは延泊してよかったと思えた最大の出来事だった。しかもまさか「がんばっていきまっしょい」の文字が実際に書かれているとは感動ものである。ローイングが見れたことと言い、エモい。エモすぎる。

玉川湖畔の里

道の駅みたいな場所が向かいにあったので寄ってみることにした。玉川町と書かれた看板があるので、恐らくここはかつて玉川町で、今治市に吸収されたのだろう。

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入店して奥に入ると手芸品や民芸品が売られていた。いつ作られたのか定かではないものもあったが、恐らくフリマみたいな感じで出品されたものをそのまま置いているのだろう。中には自分の店の連絡先をふんだんに記載した名刺を貼っているものもあり、強い商魂を感じた。

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今調べたところ一枚目のバッグは銭湯などでも使えるとのことでなかなか便利そうだ。材質がプラ紐なのもあり耐久性も高そう。

手持ちの銭湯バッグが小さく、百均には大きいものがないためちょっとほしくなったが、流石にこのためだけには行けないのが惜しい。

近隣の集落で作られたと思われる米飯類もおいてあった。名所堂のお菓子もある。コンビニみたいで便利だ。

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野菜もあるので簡単なスーパーかもしれない。周辺に住んでいる人にとっては便利そうな施設だった。

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松山市駅へ

帰りのバスの時間になったのでバスを待つ。行きとは全然違う単なる路線バスみたいなのが来た。

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整理券方式であるため、整理券をとって乗車した。因みに往路では整理券をとっていない。確か出てなかった。恐らく大街道は市駅と極めて近いため券なし扱いされているのだろう。

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乗車すると「山間部では交通事情により安全のため停留所を幾分変えさせていただくことがございます。ご了承ください。」というアナウンスが流れていた。

松山市駅に到着して工事フェンスを見ると坊ちゃん団子と一六タルトを持ったみきゃんが書かれていて、松山を強く感じた。

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【聖地】松山市駅 2番線 高浜方面のりば

映画では3番線となっているらしいが、三津に行くのは2番乗り場である。

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因みにい~カードがあると改札を抜けて乗らずにそのまま出られた(これはJRや大阪市営地下鉄などでやるとはじかれる行為)ので、中を見て出てくることができて便利だった。

【聖地】愛媛県美術館

ヒメと悦ネエが堀之内に来た時に愛媛県美術館が映るカットがある。

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【聖地】堀之内

初日の記事でも出しているが、画角がいまいちだったので撮りなおしたもの。

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これはうまく配置できなかったヒメ

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媛すぎ・媛ひのき電車

昨日見かけた伊予鉄道モハ50形電車の最初期型基本的には同一のようだが、方向幕がLED化されていない。

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【聖地】デュークショップ 松山店

悦ネエがふてて部活をサボってるときに訪れるレコードショップ。12/29時点でしょいのポスターが貼ってあるのを確認できた。

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まさか劇中に出てきたこのメカがこの時代の現実世界に実在するとは思わなかったので驚いた。買う前に試聴できるのは地味に便利だ。

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店内には特設コーナーもあった。モデルとなったショップでCDが買えるのは貴重な体験だ。OSTのCD販売はないが、MP3販売であれば配信リンク集の一番下にある。

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聖地マップも貼り出してあった。

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因みに店内をぐるぐるしていたら別の人にCDを買われてしまい、聖地でCDを買うことはかなわなかった。

HOJAKEN 大街道

ほじゃけん、随分インパクトのある店名だが中身はイベントスペースのようだった。

ここのデジタルサイネージにしょいの映像が流れていた。

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過去にはスタンディもあったようだが、それはもうないようだった。

マナベスポーツ

劇中に登場したスポーツ店のように思えるが外観が全く異なるため確信はない。

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【聖地】珈琲館 赤煉瓦

初日に前を通りすがっていたが入店できていなかったので入ってみることに。

劇中表現を超えるレトロな店内が光る。一人で来店したのでカウンター席、つまりヒメが座った席に案内された。

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店内はとにかくレトロな銘板であふれており、当時を生きていない私でも懐かしい気持ちに浸ることができた。

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一大聖地だけあり、しょい関連の展示も多くあった。

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とてもいい眺めだ。

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ひとまず空腹だったのでカレーライスを頼んだ。紡錘状のライスに紙で包まれた独特のスプーンが風情を誘う。

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ぜんざいも頼んでみた。昆布の佃煮が付いてくるのがユニークだ。

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最後にヒメが頼んだコーヒーも頼んだ。ストレートで飲んだ感想としては、ヒメが言うように苦かった。そりゃコーヒーだもんね。

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カップやソーサーに気品を感じたが、SNSを見る感じ結構高いものらしい。

フレッシュはdartという見慣れないメーカーのものだった。九州ダートコーヒーというメーカーのものらしく、九州に近い松山ならではかもしれない。

コーヒーはヒメの追体験で苦さを味わったあと、砂糖を入れて普通に飲んだ。砂糖入れもおしゃれだ。

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坊ちゃん列車

せっかく松山に来たのなら坊ちゃん列車にも乗るべきだろうということで、やってきた。市駅で面白いものが見れるとの事前情報を得ていたので、列車の到着前に来れるように朝から調整していた。

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ワクワクしながら待っていると、坊ちゃん列車が轟音とともに市駅に入線してきた。坊ちゃん列車はディーゼル機関車なのでエンジン音が力強い。

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乗客を降ろし終えると連結の解除が始まった。手動で連結器を操作している光景なんて中々見れないので、貴重な光景だ。

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複数人で手際よくケーブルや連結用の鎖を外していく。

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客車と機関車が切り離され、機関車だけスイッチバックのために前進してゆく。シュールな光景だ。

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Uターンする必要があるのでどうするのかと思うと、なんと機関車をジャッキアップして人力で転回させていく。

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同時に客車は人力で押されていった。

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そして再度連結しなおし。この後、後続の路面電車の邪魔にならないようにバックして待避線に進入していく。

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連結器は鎖で車両同士を繋ぎ、車両同士が衝突しないように緩衝器で牽制する方式だった。緩衝機が縮んだ時に外れないのかと思ったが、見た感じはネジで鎖の長さを調整することで外れないようになってるようだ。

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坊ちゃん列車は蒸気機関でないこと以外は極限まで当時の姿を再現するように作られているらしく、レトロな作りだ。実は客車にビューゲルがついていて、一見すると電車にも見えるのだが、これは軌道の分岐器を操作するのに必要らしい(ビューゲルを架線に当てることで分岐の切り替えをしている)

因みに坊ちゃん列車という単語を生んだ夏目漱石は松山東高で教師をしていたらしく、これが後に坊っちゃん文学賞を生むことになる。「がんばっていきまっしょい」は第4回坊っちゃん文学賞受賞作であり、また東高を舞台にしているため、随分遠いが、しょいとの縁も感じてしまう。

車内もレトロな感じでいい。

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坊ちゃん列車に関する説明や観光案内を受けつつ列車は終点の道後温泉に到着。ここでも切り離しと連結の光景を見ることができる。

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今回の運転士はこれがラストランだったらしく、ささやかなお別れ会が開かれていた。坊ちゃん列車の運転士を探すのは大変と聞くが、後任は定まっているのだろうかとか、少し心配をした。

というのも坊ちゃん列車は軌道線を電気ではなく、ディーゼルエンジンで運行されているため該当する免許「乙種内燃車運転免許」がここ以外で使えないという極めて希少なものなのだ。

一般的な鉄道を走る内燃車で利用するのは甲種内燃車運転免許であるため、これでは運転できない。(甲種=鉄道、乙種=軌道用)

つまりJR四国で一般的な気動車を運転している人が転職してきても、そのままでは運転できないということで、採用はなかなか大変と思われる。

因みに「乙種内燃車運転免許」は伊予鉄が免許を復活させたらしい。と言うのも、路面電車という名前がある通り、軌道線には電車が走る事が一般的過ぎて、免許自体が歴史の流れで消滅していたのだ。そういう意味でも、めちゃくちゃレアと言える。

リーの帰り道へ移動

さてここからリーの帰り道へ移動する。上一万に戻ると、別方面の乗り換えにはのりかえ券がもらえると案内があったので貰う。これがあると次回の乗車が無料になる。

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市内電車と郊外電車の乗り換えにもあってほしい仕組みだが、料金体系が異なるため難しいだろう(改札コストが上がる)

そんなこんなで鉄砲町というユニークな駅名にやってきた。線路は専用軌道となり、路面電車の面影はない。

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【聖地】リーの帰り道

奥にある自販機の形が一致するのでここが有力という説がある。

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【聖地】いよてつ高島屋

序盤、市駅から市内電車に乗るときに出てくるところ。印象的なシーンの一つだ。悦ネエと梅子が別れるときに、こんな感じで見上げる構図があった気がする。

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ここに来たことでTAKAさんの作成されたがんばっていきまっしょい地巡礼マップでアニメ版に登場する部分については、悦ネエと梅子が別れる場所(まつちかタウンのとこ)を除き、すべて巡りきれた。

悦ネエと梅子が別れる場所は行き忘れてしまったが、ひとまず、ほぼほぼ全部巡れたので満足だ。

銀天街

JR松山駅前にあったビジョンと比べ随分大型のモニタが設置されている。まさに松山市の中心地という感じだ。

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中は煌びやかな商店街で多くの人が往来していた。

アニメイト松山

銀天街の中にあるアニメイト。ここに来てやっとしょいの全員集合スタンディを拝むことができた。ただ店名が入っておらず白枠になってるのはちょっと寂しい。

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「みんなの愛媛が詰まってる!」と書かれたみかんも、愛媛らしくていい。オール愛媛という感じがする。

店内にはシネマサンシャイン衣山にあったのと同じ悦ネエのスタンディもあった。しかしグッズは特に売ってなさそうだった。

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JR松山駅

さていよいよ帰路に就く時だ。オレンジフェリーに向かうリムジンバスが取れなかったため、最寄り駅まで鉄道で向かう。

松山駅は交通ICに対応していないようで切符を買うことを強いられた。9月に駅舎を建て替え、リニューアルしたのに対応してないことに驚いたが、多分対応している駅が周囲にないのだろう。因みに高松駅はICに対応している。それはたぶん岡山が近いから。

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JRの券売機ならクレカが刺さるはず…と思ったそれもなかった。

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9月に立て直したばかりというだけありホームはピカピカだった。

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そうこうしていると特急しおかぜっぽいのが入線してきた。しばらくすると先頭車両は切り離されてどこかに向かっていった。

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行き先表示が高松に代わり乗車できるようになった。特急いしづちである。

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自由席では車内改札を行うアナウンスがあったが、何故か指定席では改札がなかった。車掌の巡回もなかった。指定席にキセル客がいるのは容認するのだろうか?謎である。

勿論、私は乗車券と指定席特急券を買った上で乗車している。

車内はJRの普通の特急という感じだった。愛媛らしく、みかんや道後温泉、しまなみ海道の案内が見える。

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壬生川駅

壬生川駅は東予港の最寄り駅の一つで、無料送迎バスが発着する。

途中ほとんど止まらなかった特急は爆速で壬生川に到着した。

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改札は有人改札をしていた時の設備がそのまま残っているが、人が入る箱がないので簡素な感じだ。

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駅のベンチは四国の形に彫られており、四国愛を感じるデザインだった。見栄えはいいが、もたれると背中が痛そう。

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壬生川駅の運行本数は悲しいほど少ない。

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単線の上、基本岡山まで出るとなると瀬戸大橋のキャパの都合もあり、利用者も少ないからこうなるのだろう。

瀬戸大橋は高松・徳島・高知・松山行きの列車が通行しているので本数を増やせない。多分一時間に松山行きを二本にするとどこかの県が割を食らう。

各停はお情けであるだけだと思うので、そうなるとこんな本数になってしまうのだろう。

駅前には風流なタクシー乗り場があった。

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少し進むとこれまた風流なバス乗り場があった。

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バス乗り場には旅の安全を祈るしめ縄が飾ってあった。正月飾りではないらしい。

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小さな神社もあった。

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バス停の時刻表はダイア変更や減便などのビラが大量にあり、地獄みたいな様相だった。なんなら7列もあって1列しか使われてない時刻表すらある。しかもその1列にも1個しか書いてない。本当にこんなところにバスが来るのか、軽く恐怖を覚えた。

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バスでオレンジフェリーへ

待てど待てどバスは来ず、時刻表のひどさも相成って来ないのではないかと心配したが定刻から7分遅れでやってきてくれた。

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ただ時刻表にあるダイアが実は間違いで、その下にある「予定時刻 21時41分」が正しいのであれば2分しか遅れていないことになるが、カオスすぎて読み解けない。少なくともオレンジフェリーの案内では21:36となっているため、上の時刻表が正にも見える。まぁ深く考えないほうがよさそうだ。

無料送迎バスなのにバス停を過ぎるたびに運賃が増えてゆく。恐らく路線バスのシステムをそのまま使っているのだろう。

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この辺りは車社会なので、このバスは空いてるだろうと思っていたが、車体下の荷物入れが使えない関係で座席は9割ほど埋まっていて、乗車は割とギリギリだった。

おれんじ おおさか

ついに夢にまで見た「おれんじ おおさか」への乗船だ。二日目に寝坊した時に二日延泊した最大の理由にやっと乗れる。

銘板が光る。SHIP NOは「おれんじ えひめ」が「S-A120」なので、こちらのほうが番号上は後のようだ。

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そして夢にまで見た、オレンジフェリーのしょい全員集合スタンディに出会うことができた。延泊したのもあり、時期が時期なので消えているのではないかと心配していたが、無事見られてよかった。本当に良かった。

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4Fの階段裏にある展示コーナーは「おれんじ えひめ」側とレイアウトが異なっていたが、しょいに関しては大きく違いはなかった。

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「おれんじ おおさか」側では、こえる大峠さんの展示がややリッチだったのと、御船印の紹介があった。

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チラシ置き場は「おれんじ えひめ」側と大差なかった。

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船室

一等船室が取れなかったので二等。

シーツに道後リネンサプライのほかに、道後リネンという印字があることに気が付いた。道後リネンの方は恐らく古い社名だろう。

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船内ゲームコーナー

おおさか側のスロット台はえひめ側と比べるとオタク色が強かった。まどマギとかまどマギとかバジリスクとか。

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おいてあるプライズマシーンも微妙に違ったが、大まかな景品は同じような感じだった。

乗船記念

取り敢えず撮っとくよね。前回はクリスマス仕様だった。今回は正月飾りがあっても良さそうな時期だが、特に何もなかった。

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初日前回の記事には、この写真がないが、撮影自体はしている。

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エレベーター

なんかカッコよかったのでフレームに収めたやつ。

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帰阪

12月30日の朝。

という訳で都合二泊延長し、無事、大阪南港に帰ってきた。

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さらば、おれんじ おおさか。

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フェリーターミナル

待合に「きゃんばっていきまっしょい」がいた。

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阪神梅田

山電の車両を見ると帰ってきた感じがある。

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これは久々に兵庫県に帰ってきたので、つい感動して撮ってしまった尼。

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お土産

私が一六マンだと言わんばかりの一六タルトの袋が土産の多さを物語る。

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まずは三津のセブンスターで買ってきたしょいBOX。

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次に銀天街のメロブで買ってきた一切松山と関係ないし、三宮でも買える物たち。

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郷土菓子の山。

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かまぼこ。松山に聖地巡礼に行ってかまぼこ買って帰ってくる人私くらいだと思う。

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あとがき

さて、12/25に始まり12/30に終わる長いしょい地巡りの旅がこれにて終わった。

突発の思い付きで色々準備が足りていなかったり、思い付きの行動が多く写真の構図は決して満足いかなかったが、全体的に見ると良い旅になったと思う。

特にTAKAさんの作成されたがんばっていきまっしょい地巡礼マップは写真撮影が一箇所できなかった点を除けば、全て踏襲しきれたので満足度が高い。特に予期しない延泊の影響で玉川湖に行けたこと、東高のしょいバスが見れたことは非常に思い出深かった。

他にも延泊があったからこそ赤煉瓦にも行けたし、行くのを諦めかけていたリーの帰り道にも行くことができ、更に坊ちゃん列車にまで乗ることができたので結果的にだいぶ良かった。行程についてもその日の朝即席で作った内容だったにも関わらず、結果として上手く回れたのはよかった。

なんだかんだ二日目の寝坊や体力不足、全体的な無計画さが裏目に出て最終日はかなりいい塩梅に仕上がった。道後プリンスホテルではなく、ロイネットホテルの方が都合が良かったことなども含め、正に怪我の功名だ。

松山市観光パンフレットを見ると松山には見るところが多いし、愛媛には夏トンの聖地である下灘駅などもあることから機会があれば是非また行きたいところだ。

ということで長らく四記事にわたって続いてきた、このシリーズもこの記事で終わりになる。よくこんだけ書いたな私。

全体的に書きなぐりの個人の随想集だが、もし全部読んでくれた人がいるとしたらありがたい。

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