Lyndbaum v4.22アップデート

adiary置き換え計画始動から連なる、Lyndbaum v4.20アップデートの続き。

バージョンが0.2上がった。今回はバグ修正と機能削除がメインで3,434行追加、15,841行削除と、追加の5倍くらい削除している。

バグ修正

「設定」→「基本設定」で画面幅を最低にしたときに要素が突き抜ける不具合の修正

v4.20でやった管理画面のごみ箱で画面幅を狭めると要素がボックスを貫通する不具合の修正の仲間。

投稿画面にあるフォントの色やサイズを変える記法を挿入する機能がMarkdownで機能していなかった問題を修正

MarkdownモードではSatsuki記法のガワである[::]のようなものを出すだけで、機能していなかったため、機能するようにした。

なお、この機能はこのサイトではこれまでに使っていないが、便利な気がしたので対応した。

<details><summary>の中でMarkdownが展開されない問題の対応

この中ではMarkdownが展開されず、単なる文字列として出てくる状態だったため、中にあるMarkdownを解釈できるようにした。

機能変更

管理画面にあったSatsuki2テーマの依存を解除

管理画面にはadiaryの表示基盤ともいえるSatsuki2テーマと深く結びついており、引きはがせない場所があった。

どうしようもないので管理画面用に切り離したSatsuki2テーマを残し、公開画面用のSatsuki2テーマを別に切り出した。

既存テーマのレスポンシブ対応

既存テーマのレスポンシブ対応を行い、SPモードの削除ができるようにした。

なお横長の画像によってレイアウトが完全に固定されているなど、レスポンシブ対応が単純にできないテーマはすべて削除した。

また3カラムテーマと2カラムテーマを切り替える機能は色々無理があったので個別にテーマを作って対処した。

既定のテーマをlyndbaum/lyndbaumに変更

一番便利に作ってあるため。ほかのテーマはレスポンシブ対応こそしたもののadiary自体の思想を引きずっているため、レスポンシブ対応したというだけで終わっている。

これもSatsuki2テーマをコア機能から引きはがしたからこそ、できた対応である。

System infoプラグインにシステム名とバージョンを出すようにした

今までずっとここにバージョン出てないのはおかしいと思っていたので…。

機能削除

SPモードの全廃

関連機能を消し去り、SPモードを全廃した。これだけでコードが13,000行ほど消えた。

3.50未満のアップデータの削除

3.52devからフォークしているため、それより前は過去として忘れることにした。

ユースケースがなさそうな記法とユースケースが思いつかない記法をバッサリ消した

v4.15時点でやった記法削除の続き対応として、Google検索やWikipediaリンクの記法と言った、それ事前に調べてリンク取ってくるからURLリンク貼ったら終わる米みたいな記法や、はてなダイアリー時代の記法、その他諸々を消した。TeXも私が動作確認できないので消した。

さつき記法の削除

Pukiwiki記法すら忘れられかけているのに、さつき記法は無理があろう…と言うことで、ほとんどの記法を削除した。目次や画像、動画などと言った一部の記法や、記法拡張機能は便利なので残してあるがMarkdownの拡張記法という位置づけになっており、最早さつき記法とは呼べない。

関連PR

V420 bugfix1 / V421 / V422

あとがき

なんか前にやることがなくなってきたとか書いた気がするが、インポート機能やエクスポート機能が機能削除の連続で破綻してきているなどで、整合が取れなくなってきている部分がある他、地味な対応が結構浮かんできているので、やりたいこと自体はだいぶ出てきている。

ただやっていくペースは落としていき、後はのんびりやっていきたい構えだ。実際今回も変更行数こそ多かったものの、v4.20同様に変更点そのものは減っている。

そういえば、本家からどの程度変わっているのか差分を確認すると、現時点で1,073ファイルの変更、25,550行の追加、43,212行の削除があるようだ。

開発や公開の続いている和製CMSの一覧

掲載基準は私が見つけることができたもので、配布サイトが生きていたものとしている。

adiary

最終更新:2026年6月24日

高速で使いやすいCMS - ブログ/Wiki/Markdown - adiary official website

Perl製のCMSで日記機能とコンテンツページ機能を備える、現在うちのブログで使っているやつ。はてなダイアリーのクローンのような存在で、リッチな機能が薄く、古い人間には使いやすいと思う。モダンよりレガシーみたいな感じだが、Markdownが使えるのが最大の特徴だ。

実行環境はCGI/FastCGI/組み込みサーバーの三つが選べるため、レンタルサーバーでも、自宅サーバーでもVPSでも動く。動作は軽快でWordPressより遥かに軽い。

対応記法は、はてな記法の亜種である、さつき記法、Markdown、HTML、reStructuredTextがある。Markdown記法は概ね問題なく使えるが癖がある。CommonMarkとGFMが中途半端に実装されており、脚注記法などに対応していないほか、エスケープ周りで細かいバグがある。

DBはテキストファイルDBとRDBが選べるため、格安レンタルサーバーでも使いやすい。RDBはMySQLとPostgreSQLに対応している。但し個人ブログ程度の記事量ではテキストDBがDBドライバが起動してる間に全てを完了させられるため、RDBを選ぶ意味はほとんどないと思う。SQLiteに対応するパッチを書いたことがあるが、800記事程度ではFastCGI環境下ですらテキストDBの方が早かった。

個人開発であるため、仕様に思想が強く好き嫌いが解れる部分も多々あると思うが、その辺りはソースをいじってなんとかできる。

adiary-extends

私はかつてadiary-extendsとして以下のように幾らか小手先を改造したものを運用していたが、後述するように今はadiaryをベースにした魔改造CMSを使っている。

  • クリップボードから画像をアップロード可能にした
    • 本家は今でもたぶんできないと思う
  • Lightbox2をFancybox v3.5.7に置換
    • これは後日、本家にも似たような対応が入った
  • 任意の画像をOGPに設定可能にした
    • 凄い雑な実装をしているが一応可能になっている
    • 本家では記事先頭の画像がOGPになる

他にもいくつか追加している。

Lyndbaum

私がadiary-extendsのアップデートを続けて改修しているもので、adiary置き換え計画始動から連なるものとして膨大な手入れをしている。このへんに変更履歴があるが最新版であるv4.21については本記事執筆時点ではまとめていない。

大まかに次の改修を施しているが、adiary-extends時代にやったことも混ざっている。

  • 不必要な機能の削除
    • RDB機能の削除
      • 前述のとおり存在意義がないため
    • マルチサイト機能の削除
      • WordPressなどにあるような複数サイト運営の機能を丸ごと削除した
      • WordPressでもそうだが、この機能には多くの問題があり、バグも内包していたため切り捨てた
  • レスポンシブデザイン対応
    • かつてはUAでPCとSPとサーバーサイドで切り替えて応答HTMLを変える懐かしの実装だったが、これをやめてレスポンシブデザインにした
  • SEOなど、クローラー向けの改善
    • LCP, FCP, CLSなどの初回ロードにかかわる数値の改善
    • meta descriptionの追加
    • OGPを無条件で出せるようにした
      • 元々UAでOGPが出るようになっていたが、無条件で出すようにした
  • Markdownパーサーの改良
    • 不足していた構文の実装のためCommon MarkやGFMの機能を取り込み、バグってる構文もこれに基づいて修正した
    • Common MarkやGFMはそのままだと扱いづらいため、日本人向け[1]に改良してある
  • 管理画面と閲覧画面の分離
    • 何を言っているか分からないと思うがadiaryは管理画面と閲覧画面が融合しており管理画面に余計な要素が多かった
    • このため一般的なCMS同様、これを完全に分離した
  • コメントスパム対策の強化
    • IPアドレスによるコメント禁止機能(CIDR対応)、NGワード機能、リンクを含む投稿の制限、短すぎるコメント、日本語を含まないコメントの制限、連投制限など、スパムコメントを弾く機能を強化した
  • NSFWコンテンツ対応
    • 年齢制限のあるコンテンツを公開するための年齢確認、ブラー、検索エンジンへの通知機能を追加している

tDiary

最終更新:2026年10月9日

tDiary.org

みんな大好きtDiary!と言いたいところだが、このCMSの存在を知っている人は今ではインターネット老人か、ニッチな趣味を持つ若者くらいだろう。

はてなダイアリーの元祖クローンであり、RubyでCGIとして実装されている。

はてなダイアリークローンとしてみると、adiaryの親戚的なCMSでもある。公開日はtDiaryの方が古く2002年2月20日で、adiaryは2006年7月10日だ。

てがろぐ

最終更新:2026年6月29日

お手軽マイクロブログCGI「てがろぐ」:スキン式で複数ユーザ対応 - にししふぁくとりー

今日において創作界隈で一定の支持を持っているCMSで、Perl製のCGIとして実装されている。初出は2017年12月07日と、Perl CGIとしてはかなり新しい部類だ。

Twitterのようなタイムラインを作ることができるため、マイクロブログに近い使い方ができるのが特徴で、SNSに疲れたけど何かを発信したいとか、自分のサイトにたぶんを載せたい用途にマッチすると思われる。

Serene Bach

最終更新:2026年10月25日

sb開発研究所

Go製でCGIと組み込みサーバーに対応しているCMS。かつてsbとして一世を風靡していたCMSの一つで、初版であるsbは2004年9月14日公開と、tDiary並の古参である。現在ではWordPressとHugoの中間にある軽量な選択肢を名乗っている。

本記事掲載のCMSの中で唯一スクリプトでなく、バイナリで動作するものだ。動作してはmacOS、FreeBSD、Linux、Windows向けのARM64, AMD64(x64)バイナリがサポートされているようで、クロスプラットフォームで動作するのが嬉しい。

個人的にはBlogn→BlognPlus→の流れでCMSを色々触っている中で採用候補としてsbを試したことがあるので、少しだけ縁がある。

英語の説明がメインで日本語の説明が少ないのが日本人向けとしてはやや難しそうだ。ちょっと興味が湧いたので実際にレンタルサーバーに置いて動くか見たので、[さくらのレンタルサーバーにSerene Bach v4を設置してみた
](0824)で記事にしたりもした。

shiromuku DIARY

最終更新:2024年4月3日

Perl CGI's By Mrs. Shiromuku

Perl製のCGIで、KENT-WEBの掲示板CGIにありそうな素朴なデザインのやつ。最近は更新されていないようだが、2年前に更新があったので載せることにした。

確認できた範囲では2003年6月12日が最も古いタイムスタンプだったので、かなりの古参のようだ。全く聞いたことがなかったのでCMS界隈の広さを感じる。

Pukiwiki

最終更新:2022年3月30日

FrontPage - PukiWiki-official

現在でも日本Wiki界隈のデファクトスタンダードと思われるWiki向けCMS。現在でも結構活発にフォークされておりMarkdown対応を謳うものも存在する。

基本的にCGIであり、PHPで実装されている。Markdownが普及した現在となっては中々厳しい状況だと思うが、チケット管理システムであるBacklogのWikiでPukiwiki構文が使えるなど、割と日本に根差した存在だと思う。

初出を調べてみたもののWikipediaにある2001年以上の情報を得ることは出来ず不明だった。作者のサイトのWebArchiveは2004年以降しかなく、見つけられた範囲で最も古い利用者のサイトでさえ、2002年時点だった。

PukiwikiはYukiwikiのPHP移植であり、元ネタがあるのだがそちらは2018年で更新が止まっているようだ。しかしこれだけ古いと、もうYukiwikiの作者は鬼籍に入っているだろうな…と思ったらめちゃくちゃインターネットで見たことあって椅子から転げ落ちてしまった。というかFediverse界でも超有名人だったわ…。

Pukiwikiは私が最も長く運用しているCMSで、現在でもFrontPage - ECO-Wiki (lycolia)で利用しているし、過去にROの職Wikiを運営したこともあるほどだ。ROの職Wikiはアクセスが凄まじく、一日のPCが一万ほどあったと思うし、当時のさくらのレンサバは負荷に耐えられず、よく落ちていた。

まとめ

基本的に最新版のことを書いている。

ソフトウェア 動作方式 実装言語 初出 最終更新
adiary CGI/FastCGI/組み込みサーバー Perl 2006年7月10日 2026年6月24日
tDiary CGI Ruby 2002年2月20日 2026年10月25日
てがろぐ CGI Perl 2017年12月07日 2026年6月29日
Serene Bach CGI/組み込みサーバー Go 2004年9月14日 2026年10月25日
shiromuku DIARY CGI Perl 2003年6月12日 2024年4月3日
Pukiwiki CGI PHP 2001年のどこか 2022年3月30日

あとがき

本記事は2026/08/25 12:59に下書きを書き長らく放置していたが、エイヤの気合で何とか出すことができた。下書きを書いた時点ではLyndbaumなどなく、adiary-extendsもしょっぱい修正しかなかったため、この部分を随分書き直す羽目になった…w


  1. 改行を素直に改行として扱う方式。Qiitaやはてなダイアリー、Typoraでは改行を開業として扱えるが、本来の仕様では行末に半角スペースが不達必要で日本語を書くにあたり煩わしいのだ。 ↩

さくらのレンタルサーバーにSerene Bach v4を設置してみた

さくらのレンタルサーバーにSerene Bach v4.0.0-beta.25を設置してみたので、その時のメモ。運用する気がないため画面が出ることと記事が書けること以外何も見ていない。

公式のドキュメントが日英混在で解りづらく、なんか書いてるのを適当に試しても上手く行かなかったので手順を残す。

前提条件

/home/<ユーザーID>/www/blogに設置し、このパスにblog.example.comを割り振り、https://blog.example.comでアクセスするものとする。

設置手順

  1. 必要なファイルをダウンロードし設置する

    # 展開先のパスをここに書く
    DIST="blog"
    
    mkdir -p "${DIST}"
    wget 'https://github.com/serendipitynz/serenebach/releases/download/v4.0.0-beta.25/serenebach-v4.0.0-beta.25-freebsd-amd64.tar.gz'
    tar xzvf serenebach-v4.0.0-beta.25-freebsd-amd64.tar.gz -C "${DIST}" --strip-components=1
    rm serenebach-v4.0.0-beta.25-freebsd-amd64.tar.gz
    cd "${DIST}"
    chmod 755 serenebach
    mv serenebach serenebach.cgi
    
    cat <<'EOF' > .htaccess
    RewriteEngine On
    # ブログをサブパス(例 /blog/)に置く場合は、実際のパスに合わせる:
    RewriteBase /
    
    # ① データベースなど内部ファイルを外部から遮断する(最優先・必須)
    RewriteRule ^data/ - [F]
    
    # ② すでにサーバにある「古い画像ファイル」だけ直接配信する。
    #    実在チェック(-f)で絞るのがポイント。存在しない画像リクエストは③で
    #    Serene Bach に渡り、アップロード画像・OG カードなどが配信される。
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} -f
    RewriteRule ^img/ - [L]
    
    # ③ それ以外はすべて CGI へ渡す(ブログ本体・旧 sb.cgi・旧 *.html・
    #    カテゴリーディレクトリも Serene Bach に届き、旧 URL 転送が働く)
    RewriteRule ^serenebach\.cgi/ - [L]
    RewriteRule ^(.*)$ serenebach\.cgi/$1 [L]
    EOF
    
  2. https://blog.example.comにアクセスしセットアップを流す

  3. 最初のセットアップ画面。管理者ユーザー名、パスワードさえ入れれば通る。
    最初のセットアップ画面。管理者ユーザー名、パスワードさえ入れれば通る
  4. ログイン画面。さっき設定した内容でログイン
    設定するとログイン画面に遷移するのでさっき設定した内容でログインする
  5. 管理画面。新規記事で記事が書ける
    ログインすると管理画面に遷移するのでここで記事が書ける
  6. 執筆画面。HTML、Markdown、sbtextを選べる
    新規記事作成画面ではHTML、Markdown、sbtextを選べた
  7. 公開画面トップ
    https://blog.example.comにもう一度アクセスすると公開ページのトップが出るようになっていた

Serene Bach v4とLyndbaum、GitHubでMarkdownの解釈を比較してみた

GitHubを正とした場合、次の違いが見られた。パーサーごとにこういう違うが出るのは面白い。

  • Lyndbaum
    • 斜体構文が下線付きで太字、斜体にならない(HTML上は<em>で出しているため仕様上は正しい。CSSでわざとやってる)
  • Serene Bach v4
    • 引用のネストで色が変わる、斜体になる
    • 単なる改行は未反映
    • 脚注構文未対応
      • リンクは出るが文字列に飛ぶ
Serene Bach v4 Lyndbaum v4.21 GitHub
上記で利用した構文
# 見出し1

## 見出し2

### 見出し3

#### 見出し4

##### 見出し5

###### 見出し6

####### 見出し7

# ほげ

段落1寿限無、寿限無、五劫ごこうのすりきれ、海砂利水魚、水行末・雲来末・風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポ・パイポ・パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命ちょうきゅうめいの長助!

段落2日本語のMarkdownを
快適に書ける
そんなパーサーがあるといいな

## ふが

1. 番号付きリスト
2. ほげほげ

ここは段落

- ふつーのリスト
- ふがふが

ここも段落

- ふつーのリスト
  - ネストされたふつーのリスト
- ぴよぴよ
  1. ネストされた数字のリスト
  2. にこめ
     - ネストされた普通のリスト

1. 番号付きリスト
   - ネストされたふつーのリスト
     - 更にネストされたふつーのリスト
2. ほげほげ
3. 一行空きリスト開始

   ```bash
   #!/bin/sh
   # デバイスが存在しなければ終了
   [ -n "$DEVICE" ] || exit 0
   ```

4. 一行空きリスト終了(Prettierのフォーマットで生まれる)

リストとリストの間に別のブロックが入ると切れる

1. uniuni
   ```bash
   #!/bin/sh
   # デバイスが存在しなければ終了
   [ -n "$DEVICE" ] || exit 0
   ```
2. aa

## ぴよ

[リンク](https://example.com)

_斜体_
**太字**
~~取り消し線~~

> スペース空き引用
>
> > スペース空き引用の中の引用
> >
> > > スペース空き引用の中の引用の中の引用
>
> コードフェンス引用
>
> ```php
> <?php
> echo "aaa";
> ?>
> ```

<!--prettier-ignore-->
>スペースなし引用
>
>>スペースなし引用の中の引用
>>
>>>スペースなし引用の中の引用の中の引用
>
>コードフェンス引用
>
>```php
><?php
>echo "aaa";
>?>
>```

# 季節の食べ物について

## そうめん

今年もそうめん[^1]の季節になってきた。

[^1]: 関西地方でよく食べられる細い麺である。

## うどん

うどん[^udon]もいいだろう。

[^udon]: 讃岐うどんがうどんのすべてのような顔をしているが稲庭うどんなどもある

<http://example.com>

a ->
<-b
<-hoge->

| th1 | th2 |
| --- | --- |
| aaa | bbb |
| ccc | ddd |

---

# 番号リストテスト

1. あ
2. い
3. う
4. え
5. お
6. か
7. き
8. く
9. け
   - 桁が変わると
10. こ
    - 桁が変わるとインデントが深くなる



ほげほげ[^11]

[^11]: ほげほげの脚注

# ああああ

ふがふが

ぴよ[^12]ぴよ

[^12]: ぴよぴよの脚注

## いいいい

foobarbaz1[^124]
foobarbaz2[^124]
foobarbaz3[^124]

# C#

[^124]: foobarbazの脚注

あとがき

Lyndbaumの斜体問題についてだが、これは仕様としている。

まず個人的に_underscore_は下線だと考えており、斜体は*italic*だと考えているの。しかしMarkdown的にはどちらも同じで、Prettierは文脈に応じてアンダースコアをアスタリスクに変換するため、文中にこの二つが混在することがしばしばある。

つまり下線付きか斜体かを区別することが難しい。そこで私は下線付き太字として本来のMarkdownと異なる解釈をすることにした。斜体って読みづらいし。HTML的には<em>で出ているので見た目だけの問題である。

adiary extends v4.17アップデート

adiary置き換え計画始動から連なる、adiary-extendsにLyndbaumの機能を多数バックポートしたり、機能の削除祭りを敢行したの続き。

Claudeのトークン消費量が激しすぎて上限を超えそうだったため、契約をProからMax x5に切り替えたくらい爆発的に開発を続けている。土曜の夕方に切り替えて既に16%使っているためProだと80%使ったことになる。Proだったら到底次の土曜までは持たない計算だ。

今回はv4.15からv4.17への0.2バージョン分上げた。結果は追加4,956行、削除2,391行で削除の倍以上追加が起きている。今回はUXの改善やバグ潰しを中心に行っている。

主なUX改善

地味なものから大きなものまでいろいろ。ここに挙げていない細かな改善もたくさんしている。

ヘルプアイコンの廃止

adiaryにはヘルプアイコンと言うマウスオーバーでヘルプが見れる仕組みがあったが、これを辞めた。

理由として出たまま消えないことがあり、消えないと凄い邪魔だったからだ。他にも一々見ないといけないので、見るのが面倒と言うのがあった。

とはいえ、説明文は必要なので常時表示にすることにした。これはWordPressの実装方式から着想を得ている。ついでに進次郎構文化しているヘルプを削除したり、具体性がないヘルプの記述を見直すなども行った。今までまともに見たことがなかったから、意外な発見も多くあった。

変更前のコメント欄のヘルプ、ヘルプボタンにマウスオーバーしないと注意書きが見えない変更後のコメント欄のヘルプ、注意書きが標準で表示されていて解り易い

特にコメント欄についてはこのヘルプを読む人がいったいどれほどいるのか?と考えていたため、大きな改善になったと思っている。但しヒートマップの収集はしていないので効果は不明だ。

記事のソーシャルボタンに汎用の共有ボタンを追加

前回ソーシャルボタンの最新化を行い、ボタンデザインを最新化したり、サ終していたPocketを消したりしたがMastodonなどのFediverseにシェアできない問題があった。

そこでどうするか考えた。まずFediverseに限ればFediverse用のシェアボタンサービスがあるのがあるのでそれを使うことを考えたが、Fediverseはシェアする先を設定しないといけないためどう考えても手間だった。そこで思いついたのが汎用的なシェアボタンだ。

ひとまず参考になる実装を探そうと思ったが、こういう時に限って中々思い浮かばなかった。そんな時に助けになったのがこぶりーを運営されているsilverbirderさんのブログ、ジブンノートだった。

確認するとWindows EdgeとAndroid Edgeではブラウザ標準の共有機能が起動するようだったので、この方式にすることにした。

結果として右にボタンが一つ増え、ブラウザ標準の共有機能が立ち上がるようになった。

添付動画とYoutubeのポップアップ再生

これまで本ブログでは動画やYoutubeはHTMLに埋め込んで表示していた。そのため動画やYoutubeは主の文章に対して従にせざるを得ずサイズを大きくできない問題があった。また動画を直に入れているためHTMLのロードが遅くなるのもネックだった。動画は個人的に正直気にならなかったがYoutubeが凄く重かった。PageSpeed Insightsでも動画があると激烈にスコアが落ちていた。

そこでlythumb-viewerを改修して画像の拡大同様に動画とYoutubeをポップアップ(モーダル)で出せるようにした。ページには動画やiframeを出さず静止画を出し、クリックするとモーダルがポップアップされて動画やiframeが出てくるためページのロード負荷が低くなり、またモーダルで開くため大サイズの動画が開けるようになった。ついでにadiaryの組み込みだとフルウィンドウボタンが押せなかったのが押せるようになっている。画像と同じ仕組みなのでスライドショーにも出てくる。

動画のサムネイルをどうするかは悩んだが、アップロード時にブラウザ側で生成することにした。最初はサーバーサイドでffmpegを叩くことを考えていたが、この方式だとレンタルサーバーで動かせないうえに、コマンドを叩くので任意コマンドが実行されるリスクがある。ブラウザ内で完結させることができれば、そのリスクを避けられるため、ブラウザでサムネイルを作り、それを画像として動画とともにアップロードするようにした。

過去の動画についてもブログに過去の動画のサムネイルを作る機能を実装し、過去の動画をすべてブラウザに読ませサムネイルを生成してサムネイルをアップロードさせる処理を入れたので、手間なく対応できた。動画の埋め込み自体は[file:mp4:posts/2026/09/:20260822_093123812.mp4]のような記法で埋め込んでいるため、単純に記法から生成するHTMLを書き換えるだけで対応している。Youtubeも[youtube:PRUQ2XtJqDo]と言う感じで専用の構文がある。

参考までに以下に動画とYoutubeの実際の表示を置いている。動画はまだ表に出してない下書き記事から引っ張って来てるので未公開分である()

NSFW記事・NSFWサイト表示に対応

これは今回最大の変更と言っても過言ではない内容だ。これはLyndbaumにも乗せようとしていた機能だが、当時はOpus 5.5に却下されて辞めていた。しかし今回は鋼の意思で実装しきった。

昨今は創作の見方だと思っていたpixivですら厳しい態度をとっているということで、セルフホストで分散可能なCMSと言うのは非常に重要な立場にあると考えている。私自身もpixivで飽きるほど警告を受けてうんざりしているので、自主公開するのにもこの機能が必要だった。

これまで数件のエロゲ関係の記事をあげているのに、その全てが全年齢とか、明らかに健全な目的で利用していない技術を健全に見せかける記事を書いたりだとか、だいぶ無理があったので、その辺りを見直す切っ掛けには充分なり得ると考えている。

内容としてはブログ全体をNSFW指定して、サイト表示時に年齢確認を求める機能と、それとは別に記事単位にNSFW指定し、記事単体に年齢確認を求める機能、そして年齢確認を記憶して毎回出さない機能、その記憶の解除、検索エンジンへのレーティング通知機能、RSSフィードでの本文削除機能を実装している。

実際の画面としては以下のような感じ。

サイト表示に年齢確認が表示され、一度押すと以降は出てこない。SPAではないため毎回出してると面倒だからだ。セッションCookieに持たせるのも手だとは思うが、管理が面倒なのでlocalStorageに放り込んでいる。

設定の解除は設定画面を設けるのもあれなので記事のナビゲーションUIの辺りに置いている。

記事をNSFWにする場合は投稿画面でチェックを入れると設定でき、記事単位のNSFW設定が可能になる。記事単位の場合は今後確認しない場合のチェックボックスをつけている。これは一時的に見たい場合があると思うからだ。

記事別の場合も設定解除ボタンは用意してあり、これは記事の頭の方に出している。

またレーティング用のメタタグは以下を設定しているが、サイト全体の場合は常時、記事だけの場合はその記事だけ出るようにしている。

<meta name="rating" content="adult">

管理者が公開ページにいるときに画面上部に管理バーを追加

こういう画面上部のバーを追加した。同様の機能はLyndbaumにも実装していたが、アンカーリンクを踏むとバーとアンカーの頭がオーバーラップしてしまい、一行目あたりが読めない問題があった。今回の実装ではそうならないようフローティングUIにせず、画面上部にバーを差し込み、そこから下をバーより下げる実装にすることでアンカーを踏んだ時にバーに記事本文が重ならないように調整している。

以前の版にも似た機能はあったのだが、ヘッダーロゴの一行上に出てレイアウト的に良くなかったのと、スクロール時に追従しない問題があり、今回の形にした。

今回の形はアイコンがあり、見た目的にもメリハリがあるので気に入っている。

ログインリンクも元々は二行になっていたが、これを一行にした(下記)

こちらが改修後で、一行に収めることでタイトルロゴが下にズレて不格好になるのを解決している。また収まらない場合ログインリンク側をカラム落ちさせることにしている。どう考えてもタイトル側が落ちるのはおかしい。サイト自身の存在を示すタイトルこそが主でログインリンクなんて管理人の便利要素は従属要素である。

なおログインリンクをなくすというのは選択しなかった。不便なので。

またLyndbaumではWordPrssに合わせて要素を左に寄せていたが、マウスを左に持っていくのが面倒なので右寄せにした。adiary本家も右寄せである。

但し管理画面は左寄せ気味にしている。これはナビバーを左に置いてる関係で目線が左に行くためだ。公開ページと比べた場合に位置が異なっているが画面の目的が異なるため意図的にこうしている。

記事ページにコメントと参照元に飛ぶためのナビを追加

私のサイトはサイドバーが長く、記事も長いことが多いが、大抵の場合記事はサイドバーより短いため、Endキーなどでページ最下部に移動してもあるのはコメント欄や参照元ではなく、単なる空白である。

これが不便なので一発で移動するためのリンクを足した。単にページ内アンカーに飛ぶだけである。

ハンバーガーメニューのスクロール追従

Lyndbaumではハンバーガーメニューの追従は方式が定まらず実装できていなかったが、今回 extends v4.16で実装した。

ページ最上部ではハンバーガーメニューはフローティングしているスクロールするとハンバーガメニューが追従する目次より下にスクロールするとハンバーガーメニューの下に目次が追従してくるスクロール追従する目次を開いたところ

ページ最上部・スクロール追従・目次スタック・目次開放の一連の流れはこんな感じだ。

管理画面の設定を常時開放

以前は設定にアクセスするには一度設定を開く操作が必要だったが、面倒だし何があるか分からないので常に開くようにした。そもそも下ががら空きなのでこれで良い。

脚注・注釈記法で内容をポップアップで表示するように

これまで脚注や注釈を見るにはマウスホバーしてブラウザ標準のツールチップを見るか、クリックして下の方にある原文を見る必要があった。スマホではツールチップが見れないため原文まで移動し、読んだらバックリンクを使って元の位置に戻る必要があり、大変な手間だった。しかもツールチップには文字装飾が付かないためハイパーリンクがあっても無意味だった。

そこでWikipediaのようにマウスホバーしたときに小さなポップアップを出すようにし、そこに表示するようにした。このポップアップは文字装飾が載せられるほか、マウスを載せて選択したりクリックすることができるため、心置きなくハイパーリンクを設置することも出来るようになり、大変利便性が良くなった。

本サイトでは脚注を多用していたため、その効果は絶大だと言える。注釈はバグがあったため、ほとんど使っていなかったが、後述するように今回対応したので、今後は使っていくと思う。

公開ページに使われていたjQueryの根絶

jQueryに依存していた360度写真プラグイン・時計・Cookieメモが動作することを人間である私が確認したので公開ページ側のJavaScript系の整備の大半は終了した。残りは管理画面側に重厚なのがいるので、こいつらを倒せば終わり。

もうAI任せでほとんどコードを読まないとはいえ、CJSやESMに慣れている私にとってjQueryは読むのしんどいので消え去ってほしい思いがある。

バグ潰し

テーマデザイナでモジュールウィンドウにアイコンがないボタンがある問題を解消

これはadiary 3.52bの画面だが、テーマデザイナで画像の通りボタンにアイコンが出ていないものがあった。押せばわかるので別にいいが、もしアイコンのないボタンが複数あると解らなくなる。

という訳で今回アイコンを設けることにした。2018年にインストール*1したっきりほとんど起動した記憶のなかったGraphicsGaleを立ち上げてドット絵を作成して実装した。

GraphicsGaleは無料のドット絵エディタで投下色も扱える優秀なツールだ。ドット絵と言うとEDGEが有名だと思うが、透過を扱えるEDGE2はシェアウェアで、最新版のEdge3 *2も有料ソフトになっている。

GraphicsGaleではこのように定番のサイズに応じたグリッドを表示することができ、adiaryのアイコンに利用されているようなチップセットを作るのに非常に重宝する。因みにこの機能が存在することは知らなかったが、あるだろうと思ったらあった。クリスタを起動して不便さにうなだれていたが、すぐにGraphicsGaleへ切り替えた。

そんなこんなで80x32のチップセットのキャンバスを96x32に拡大し、横に伸ばした16x32pxの上半分を新規アイコンブロックとして描いていくことにした。

こんな感じでドット絵を打っていき、人間の力、息吹を込めながら新しいアイコンを描いていた。

この画像だと拡大したエリアと元のエリアで下地の色が異なるが、最終的にはちゃんと揃えて直している。

そして無事アイコンが完成したので組み込んだ。アイコンはPNGのチップセットで作られており、それを2色に落としたうえでDataURI形式にしてCSSに埋め込むという実装だったため、Opus 5.5に変換ツールを書いてもらって作成したPNGをコードに落として実装した。

画像アップロード時に同名ファイルがあるときにリネームして保存しているのに上書きしていた

adiaryでは同名ファイルがる場合確か上書きしていたと思うのだが、これが嫌で私は同名ファイルがある場合、ファイル名にタイムスタンプを生やして別名で保存するように実装していた。

しかしこの処理にはバグがあり、元ファイルを上書きした上で、別名のファイルを生成するという間抜けな実装になっていた。恐らくadiaryのファイルハンドリング処理を余り理解できないまま実装していたからだろう。

今回の修正では元ファイルをきちんと残し、衝突するファイルは別名で保存されるようにした。また同名で中身が同じっぽい場合はアップロード自体しないようにしているが、このときにエラーになるのか、暗黙的に既にあるファイルが本文に挿入されるのかまではLLMが書いたコードを見ていないため、確認していない。そのうちしようと思うが、まぁ実運用で支障があればその時にやるだろう、きっと。

Satsuki記法の注釈記法(())で、注釈の一覧が出ない問題と、Markdownモードで一行に複数の注釈を書くと**で強調が成立し、強調に化けてしまう問題、記事を更新するたびに注釈番号がインクリメントされていた問題を直した

注釈の一覧が出ない問題と、Markdownモードで一行に複数の注釈を書くと注釈記号のアスタリスクが連なり、強調構文が成立し、強調に化けてしまう問題は本家にもある不具合で、インクリメントされるのは恐らくextendsだけにあった不具合。

これを直して注釈構文がまともに機能するようになった。またLLMの言い分を眺めていた感じだとSatsuki構文からパージしてMarkdown構文として取り込んだような気がしていたが、コミット差分を見る限り双方に跨っているようだ。差分的に元からこういう実装だったと思われる。本家も確認したがそうっぽく、Satsuki記法とMarkdown記法は不可分の関係にあるようだ。

自分のユーザー名を変更しようとするとエラーで変更できない問題を修正した

本家でも起きるかは確認していないが、少なくともextendsでは起きていたバグ。理論上は本家にもあると思う。

内容としては公開ページなどに表示するアカウントのユーザー名(アカウント名)を変更できない問題があった。どうやら関数を呼ぶときに必要なパラメーター(ID)を渡しておらず、誰の情報を変更するか特定できないために起きていたようだ。単にパラメーターを追加するだけで治った。

プライベートモードにしても、閲覧できない人に記事、コメント、タグが見えていた問題と、ファイルパスの秘匿化が解除されていた問題を修正

extends 4.09で発生したらしいバグ。恐らく4.10でマルチサイト対応を削除したときにセキュリティ系の実装に穴が開いてしまい発生したものと思われる。

後者については秘匿化の必要がないと判断したが、URLを一度秘匿化していた方が意義があると思い、削除した実装を戻した。これは以前のURLを知っている人がファイルを見続けることができるため。adiaryのプライベートモードはファイルパスをランダムな英数のパスに変更することで保護するだけなので、物理的にはアクセスできてしまう。

当然記事そのものには認証を前提としたロックが掛かっているが、マルチサイトを解除したときに認証周りが壊れたものとみられる。一旦この機能が動作することは確認している。機能していなかったことは確認していない。

検索した語の強調が動いていなかった問題を修正

Fancyboxを入れたときに関数を消し飛ばしていたらしいのを戻した。

クリップボードから貼り付けた画像がposts/ではなくadiary/にアップロードされていたのを修正

ディレクトリ構造を変更したときにクリップボードからのアップロード処理が追従できていなかった。理由は共通アップロード関数を使わずに自前実装していたため漏れていた。

このクリップボードからのファイルアップロード処理こそがadiary-extendsを生み出した発端で、ここから独自機能を発展させてゆくことになった。

*1 : 端末は代替わりしており、単にexeをストレージに突っ込んでいるだけなのでインストールと呼べるかどうかは怪しい

*2 : AIパワーなのか随分リッチになってしまって…

改善系

存在しない記事が参照されたときに200を返す問題の修正

/99のように0で始まらない数字だけのURLで、記事が無くても200を返していた問題を修正。404を返すようにした。

ブログの基本設定でブログ名や紹介を変えたときに、RSSを作り直すようにした

ブログの再構築からブログを再構築すれば反映されたが、普通に設定変更時に反映されて欲しかったのでそうした。

画面・操作・権限の回帰テストを追加した

中身見てないので実効性のほどは不明だが、Opus 5.5が書いたので6割くらいはまともだと信じている。

ぶつかったら人間が再誘導するためのガードレール替わりなので困ったらそん時に直せばいい精神。

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v4.16 / v4.17

PageSpeed Insightsの推移

スコアは改善の兆候があり、よくなってきていると思う。

モバイルのパフォーマンスはv0.41.0から見ると悪化しているが、計測しているのがトップページである関係で、デカいファイルがあったりなかったりする部分も大きい。ここは内容が変動しないページで比較できるとより良かったと思う。

モバイル

バージョンとスコアリンク パフォーマンス ユーザー補助 おすすめの方法 SEO エージェントによるブラウジング
v0.41.0 100 69 92 82 1/2
v4.5 87 86 100 82 1/2
v4.7 88 86 100 82 1/2
v4.13 85 86 100 82 0/2
v4.17 92 86 100 82 1/2

PC

バージョンとスコアリンク パフォーマンス ユーザー補助 おすすめの方法 SEO エージェントによるブラウジング
v0.41.0 95 74 96 82 1/2
v4.5 76 82 100 82 1/2
v4.7 76 82 100 82 0/2
v4.13 76 82 100 82 0/2
v4.17 100 82 100 82 1/2

あとがき

先週時点でClaude Proの使用量が上限ギリギリだったためMax x5にアップグレードしたが、既に16%も使っておりProなら80%換算なので物凄い勢いで実装を進められていると思う。果てしない勢いを感じる。

v4.16は極めて膨大な機能追加・変更・削除を伴っており、正直全部は把握できていない。まぁ何かあればその時に対応すればよいのではないかと言う勢いになっている。それよりも開発速度に理がありすぎるし、実際問題大体動いており、たまにバグが出る程度だからである。

残件は後述のリストくらいなので、この辺りが片付けば概ねFix出来ると考えている。普通に使う分には現状でも不満はほとんどない。10/19のLyndbaum開発切り上げから、僅か7日という短期間でよくやったと思う。

なお実装にはLLMをガンガン使っているが、本記事は100%人間の手書きである。

実装残件

取り敢えずこれがやれたら終われるよねリスト。増やさないようにしたい。

  • コメントの折り畳みをやめる
  • 記事編集画面の詳細設定の奴をチェックボックスから折り畳みUIに変える
  • 記事・ページをそれぞれ記事一覧、ページ一覧とする
  • 記事一覧のリンクを編集リンクにする
  • コンテンツと言う名前をページに名寄せする
  • dynatree(jquery.dynatree)を置き換える
  • 編集画面の画像の挿入の既定値を設定できるようにする
  • 画像アルバム
    • デフォルトで日付降順にしたい
      • 縦長や横長の画像のサムネイルがクリック、視認しづらい
  • 設定ファイルの設定値の幾つかを管理画面に移す
    • 同時ログインセッションとかあんな所にあっても気づかない!!!
  • デザインテンプレートのクラス名を変える。hatena〜とあるが全部普通の名前に変えたい
  • 既存テーマのレスポンシブ移行
    • 著作者の意に沿わない可能性が多分にあるので、移行でなくバリエーションを増やすだけくらいがいいかもしれない
  • 記法のマニュアルなど、ユーザーガイドを作る
  • adiary本家にある記法説明だけは最低限内部のHTMLで持っておくと良い気がする、外部サイトに飛ぶのも変な話なので

adiary-extendsにLyndbaumの機能を多数バックポートしたり、機能の削除祭りを敢行した

adiary置き換え計画始動から連なる、adiary-extendsを爆発的に改修している話の続き。

adiary置き換え計画は取りやめようと思ったで開発を取りやめた新製CMSLyndbaumだが、実装した機能そのものは便利なものだったためadiary-extendsに機能のバックポートを行っており、同時にLyndbaumに寄せるための機能削除も行っている。

バージョンは前回の記事を書いた時点ではv4.08だったが、あれから0.7上がり、現在はv4.15になっている。この間の変更を合計すると約5,800行の追加に対して約14,500行の削除で、バックポートより機能削除の方が多いかもしれない。

取り敢えず大まかなことを以下に挙げていく。細々としたことまでは書いてられないのでそこは省略するが、参考程度にPRのリンクもつけておく。

削除した機能

マルチサイト機能の削除

元々レンタルブログを運用するために開発された機能に見えるが個人的に使っていない事や、保守が大変なことがあり消すことにした。

マルチサイトはWordPressにもある機能だが運用が面倒であり、正直個人的には要らないと考えている。欲しいサイトの数分個別に置いた方が楽だと思う。

Dockerなどでのシングルテナント運営が流行りの今の風潮で考えるならなおのことそうだろう。バラバラにしていた方がカスタマイズなどもしやすいし、権限管理やセキュリティ回りなどでも利点があると考えている。

この対応によりRSSフィードのURLがLyndbaumの時と同じになっている。このため以前のRSS切り戻し問題が再燃しそうである。extends→Lyndbaumの変更でRSSのURLが変わり、Lyndbaum→extendsの切り戻しで戻り、今回はextendsの改修によってRSSのURLがLyndbaumの頃に戻ったとかいう…w

リダイレクトは入れてあるが購読者の方などにおかれては反復横飛びの様になってしまい恐れ入る…。

サブドメイン機能の削除

adiaryにはサブドメインモードと言う機能があり、マルチサイトを運営するときに各サイトをサブドメインに割り振れる機能だったと記憶しているが、マルチサイト機能を消したので道連れになった。

と言うのは建前で、過去にサブドメインモードを試したときにまともに使えなかった記憶があり、バグが眠っていると考えていたので消したという方が正しく、マルチサイト機能の削除はこの機能を消すことが目的の一つになっていた。何が問題だったかは記憶が残っていないので定かではない。

公開画像アルバムと全ページ一覧の削除

本質的に管理機能であるため、管理機能側に寄せた。

全ページ一覧を舐めてみたい人もいない気がするし、アルバムもUIが管理機能感満載で、一般ユーザーが見れて嬉しいと思えなかったため。

スマートフォン向け画像アルバムの削除

レスポンシブ対応にしたため、UAを見てPC/SPに分岐し、スマートフォン向けのアルバムを表示する機能を削除した。

前に作ったOGP選択機能の削除

adiaryを爆発的に改造したで開発した機能だが、画像が増えると微妙なのと、記事外の画像を選ぶのが面倒なのと、サムネイルが拡大できないなど色々面倒だったので、削除して作り直した。

死んだか使い勝手が悪くなったサービスとの連携を削除

  • Twitter通知プラグイン
    • Twitter APIは庶民が使えるものではなくなったため
  • OAuth機能
    • Twitterでしか使ってなかったため
  • Twitterウィジェット
    • Twitterにログインしているユーザーしか見れないため
  • Facebook関連のシェアボタン以外の機能
    • APIキーの必須化が随分前にあり、面倒なため
  • Pocketのシェアボタン
    • サービス終了
  • sitemapのping
    • ping先が既に死んでいた
  • Google Analyticsのユニバーサルアナリティクス
    • 数年前に滅んでGA4に移行したため
  • AMP
    • 最近見ないし多分数年前くらいに滅んでる
  • はてな系の記法
    • はてブとスター以外サービス終了していたため、これ以外は全部消した
  • ASIN記法
    • [asin:…]と書くとアフィリンクが貼れる機能だったが、商品名を手設定する必要があるなど自分でリンク張った方が楽で、存在意義が不明だったため削除
  • name記法
    • 「~たん」や「~たんハァハァ」みたいな出力を作れる記法だった
    • ネタだと思ったので消した
    • ついでに言うと表示に必要なファイルが存在せず、まともに動いてなかった
  • adiary v1, v2に関連するあらゆる実装
    • 互換記法、マイグレーション処理などを全て消した
    • 20年以上前のCMSからextendsに移行してくる人はいないと思うため
  • reStructuredText記法とSphinx連携
    • GitHubの.rstが書けるやつ
    • 観測範囲で使用者がいないのでサポートから落とした(知らない機能なので保守したくない)
  • URLのサムネイルを外部で作る記法
    • レンタルサーバーの容量が50M以下だった時代ならいざ知らず、今の世の中で外部サムネイルが必要なケースがあるとは思えなかったため
    • 今は無料サーバーでも10GBくらいはあるのでサムネイルで溢れることは早々ないだろう
    • さくらのレンサバならライトプランですら100GBある
  • WebPush
    • ニュースサイトとかで通知求められたとき基本拒否すると思うしEdgeはデフォルト拒否だしAdblock入れたら蹴られるものだと思うので消した
  • その他、およそ使わないであろう記法を独自判断でバッサリ消した

変えたこと

スパム対策

ベースはLyndbaumから持ってきているがadiaryの機能を生かすために一部は独自機能にしたもの。

curlのような単純なHTTPクライアントからコメントを投げられないように細工したり、ハニーポットを加えるなどしてBOT対策を強化した。adiaryは元々独自のスパム対策があるため、それに上乗せした形。

その他、IPアドレス指定による投稿禁止やNGワード、日本語を含むかどうかや連投防止など様々なチェックを追加。

管理人を名乗るコメントも出来ないように、管理人っぽい名前を入れてコメントするとエラーになるようにしたほか、管理人は管理人であることが表示で分かるようにした。従来からCSSにクラスはあったが、普通の人はそんなところ見ないので「管理人」と出るようにした(以前から一応文字の見た目は変えていた)

またコメントにリンクを貼られた場合もSEO的に評価されないように属性を付与するようにした。

ImageMagickのセキュリティ対策

LyndbaumではGDを採用したがImageMagickに対して機能面で劣るためextendsではセキュリティ対策をしたうえで、ImageMagickを継続することにした。

ImageMagickに渡す前にファイルヘッダから中身の形式を確かめ、JPEG、PNG、APNG、GIF、WebP、AVIFだけを読み込むようにした。これによってImageMagickが脆弱性を突かれ、任意のコマンドを発行できる可能性を減らした。

同時にアップロード可能拡張子の初期値からTIFFとICOを外した。これはTIFFは脆弱性を仕込みやすいと言われているため。ICOについてはLLMのアドバイスで外した。

Markdownパーサーの改修

Lyndbaumのパーサーをベースに、adiaryのパーサーをマージしていい感じにした。

CommonMarkやGFMには準拠しておらず、それっぽい方言にしている。

例えば改行は<br />、二連続改行は段落<p />としたり、見出し構文は# hogeと書くと# hoge [#l7a712f2]のように変換する。HTMLに出るときには[#l7a712f2]をアンカーリンクとして出すようにしている。これはPukiwikiと同じ仕様で、見出しを変えてもアンカーが変わらないようにしている。Pukiwiki同様アンカーID部分は好きな文字列を指定できるが、既定ではランダムな文字列である。

シェアボタンの最新化

全て最新化し、TwitterとFacebookは件数が取れなくなっていたので件数欄を消した。

変更前 変更後

HTTPクライアントのUAをサーバー管理者に優しくなるように変更

これもLyndbaumに乗っていた機能である。

adiary extends v4.15 (https://blog.lycolia.info)みたいなUAを吐くようにした。

Mastodonとかがこのタイプで、ログを見たときに出自が解り易い(いやまぁ詐称は容易にできるが…

adiaryには元からUAを設定する機能があったため、実装が楽だったのがありがたい。

360度写真の記法を追加

[image:360:…]と画像記法を書くことで360度写真用ビューアプラグインを使えるようにした。これまではファイル名で判定されており、無関係なファイルが巻き添えになっていた。

公開フォルダをpub/に集約

これもLyndbaumの思想を持ち込んだやつ。

公開フォルダは元々4つあり、ページ名と衝突していたほか、管理が煩雑だったためpub/に集約した。

これによりjs/、pub-dist/、theme/がpub/配下に移動した。

base.cssの容量削減

以前公開画面と管理画面を実装上分離したが、CSSはそのままだったため、CSSも分離した。これによって公開ページ向けのbase.cssは47.5KBから38.6KBに容量を削減できた。

管理画面のレイアウト変更

例によってWordPressっぽくしている。Lyndbaumをベースに作っているが結構変えているので、そんなに似ていない。

画像アルバム・タグ・ページツリー(コンテンツツリー)については元のUIが便利なので、ほぼそのまま残している。

タグ入力のインクリメンタルサーチも以前extendsに組み込んだものをそのまま残している。

PageSpeed Insightsのスコア改善

  • 記事に挿入した画像にwidth, heightを付与するように
  • RSSのバナーにもwidth, heightを付与
  • 動画・音声記法で出る動画へpreloadを付与
  • Prism.jsにdefer追加
  • nginxの設定サンプルを追加し、静的資材にキャッシュヘッダを生やす設定サンプルを追加

RSSのフォーマットをRSS 2.0の仕様に準拠するようにした

Lyndbaum開発時のadiary置き換え計画 進捗その2でやったことをそのままバックポートしただけ。

記事の編集で、保存していない変更があるまま離れるときに確認するようにした(誤操作による離脱防止)

Lyndbaum開発時のadiary置き換え計画 進捗その3でやったことをそのままバックポートしただけ。

関連PR

v4.09 / v4.10 / v4.11 / v4.12 / v4.13 / v4.14 / v4.15

あとがき

Lyndbaumから相当量の機能をバックポートしたので、だいぶ使い勝手がよくなり、機能的にもLyndbaumっぽくなってきた。そのうち名前をLyndbaumにしてもいいかもしれない。

作っていて思ったのは0から同じものを作るより、既にあるものを改造した方が遥かに楽で心配事もなく、運用にも問題が生じなかったことだ。

コアについてはほぼ触っていないので、恐らく実行時間は誤差の範疇でしか変わっていないと思う。adiary-extendsを爆発的に改修している話で1ms増えた気がしていたが、計測回数が少ないので誤差だったかもしれない。この辺りのベンチマークも落ち着いた頃に取っていきたい。

なおここまでの開発で破壊的変更をがっつり入れているが、adiary Version 3.52devからExtends Version 4.15まで移行するためのマイグレーション処理は組み込んでいるため、adiaryを使っている人であれば移行することができる。但し記法などを一部切り捨てているため、それらを使っている場合は支障が出ることもあるとは思う。

また今回変更になったパスについてはリダイレクトをかけているため、基本的に支障になることはないと思われるものの、世のRSSリーダーがどれほどリダイレクトによるURLの自動変更に対応しているか不明なため、先行きは不明である…。