お知らせ

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久々にPC構成を大刷新してみたのでベンチマークをしてみたが、かなり複雑な結果になった。

大まかにはCore Ultra 7 265FはCore i7 13700に、RTX 5070 TiはRTX 4070 Tiに劣るケースがありそうなことが判明したが、結果が複雑すぎて断言しづらい。

ベンチマーク構成

ソフトウェア

Env Ver
version v1.10.1-89-g2174ce5a
python 3.10.6
torch 2.7.0+cu128
xformers 0.0.30
gradio 3.41.2

ハードウェア

スペックアップ前後で単純に計測したところ、結果に疑問を持ったのでCPUとGPUを新旧それぞれで組み合わせて全数網羅で見ている。

デバイス 構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
CPU Intel Core i7 13700 Intel Core i7 13700 Intel Core Ultra 7 265F Intel Core Ultra 7 265F
GPU GeForce RTX 4070 Ti GeForce RTX 5070 Ti GeForce RTX 4070 Ti GeForce RTX 5070 Ti
MEM Crucial Ballistix BL2K16G32C16U4B * 4 Crucial Ballistix BL2K16G32C16U4B * 4 Crucial CT2K16G56C46U5 * 4 Crucial CT2K16G56C46U5 * 4
M/B ASUS TUF GAMING Z790-PLUS D4 ASUS TUF GAMING Z790-PLUS D4 ASUS TUF GAMING Z890-PLUS WIFI ASUS TUF GAMING Z890-PLUS WIFI

FF14 黄金のレガシー ベンチマーク

4070Tiより5070Tiの方がベンチスコアが若干高く出るが、Core i7 13700よりCore Ultra 7 265Fの方が顕著にスコアが低い。

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
27,439 29,138 22,393 23,479

おまけ:ローディングタイム

構成1-2は記録し忘れたので書いていない。

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
6.5秒 - 7.9秒 8.6秒

ローディングタイムはストレージ依存のはずなのでCPUやGPUの性能が大きく影響することはないはずだが、かなり差が出ていたので参考程度にとどめておく。結果は小数第二位で四捨五入している。

CPUのキャッシュメモリサイズやDDR5の4枚差しによる速度低下が影響している可能性もあるが、2-1と2-2はGPUのみの差なのでよくわかっていない。ひょっとしたらグラフィック自体の読み込み速度が低下しているのかもしれない。

この差はMMORPGをする上ではかなりのハンデになるため、私が現役プレイヤーであれば、このスペックダウンは受け入れられなかっただろう。特にFF14をしていた時は誰よりも早くローディングを終えるのが自慢の一つだった。

SDベンチ

トキベンチ

ベンチマーク用のSD設定

COMMANDLINE_ARGSは--xformers --opt-channelslast --medvramを使用。

設定
Modelanimagine-xl-3.1.safetensors [e3c47aedb0]
Clip skip2
ENSD31337
Prompt 1girl, toki \(blue archive\), blue archive, toki sits cross-legged in her chair. looking at viewer, cowboy shot, masterpiece, best quality, newest,
Negative Prompt nsfw, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, artist name,
VAE Automatic
Sampleing method Euler a
Sampleing steps 15
Width 1024px
Height 1024px
Batch count 5
Batch size 1
CFG Scale 7
Seed 50

生成ログ

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
15/15 [00:04<00:00, 3.12it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.67it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.92it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.78it/s]
15/15 [00:04<00:00, 3.34it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.92it/s] 15/15 [00:04<00:00, 3.35it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.95it/s]
15/15 [00:04<00:00, 3.34it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.91it/s] 15/15 [00:04<00:00, 3.44it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.96it/s]
15/15 [00:04<00:00, 3.36it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.95it/s] 15/15 [00:04<00:00, 3.46it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.93it/s]
15/15 [00:04<00:00, 3.32it/s] 15/15 [00:05<00:00, 2.97it/s] 15/15 [00:04<00:00, 3.46it/s] 15/15 [00:04<00:00, 3.01it/s]
75/75 [00:33<00:00, 2.24it/s] 75/75 [00:35<00:00, 2.08it/s] 75/75 [00:31<00:00, 2.40it/s] 75/75 [00:34<00:00, 2.20it/s]
75/75 [00:33<00:00, 3.96it/s] 75/75 [00:35<00:00, 3.30it/s] 75/75 [00:31<00:00, 3.96it/s] 75/75 [00:34<00:00, 3.32it/s]

平均生成速度

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
3.296it/s 2.884it/s 3.326it/s 2.926it/s

生成時間

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
33秒 35秒 31秒 34秒

まとめ

この結果からは4070Tiより5070Tiの方が生成速度が遅いことが読み取れる。またCPUがCore Ultra 7 265Fの時に僅かに高速化しているが、これはPCIe4から5への変化が効いている可能性がある。

またUltra 7 265F+4070Tiの組み合わせが最速を叩き出している点も見逃せない。つまりこれはStableDiffusionにおいてはi7 13700よりUltra 7 265Fが優位であることを示しており、FF14のベンチとは結果が逆転することを意味している。

りこベンチ

りこベンチとは個人的によく使う設定をベースにしたベンチだ。トキベンチの設定は個人的に使わず、実用性がないので今後はこちらを主にしていくと思う。

COMMANDLINE_ARGSは--xformersを使用。

ベンチマーク用のSD設定

設定
ModelntrMIXIllustriousXL_xiii.safetensors [1207404b17]
Clip skip2
ENSD31337
Propmpt (illustration:1.0), masterpiece, best quality, 1girl, solo, happy, smile, theater, (perspective:1.3), from below, (looking away:1.2), (from side:1.0), {{shot_hair}}, smile, bangs, shaggy, (brown hair:1.1), swept_bangs, thick_eyebrows, skin_fang, closed mouth, {{purple eyes}}, gray {{jacket}}, white shirt, glasses, {{small breasts}},
Negative Prompt nsfw, (worst quality, low quality:1.4), (depth of field, blurry, bokeh:1.5), (greyscale, monochrome:1.0), multiple views, text, title, logo, signature, (tooth, lip, nose, 3d, realistic:1.0), dutch angle,(cropped:1.4), text, title, signature, logo, (loli:1.2), school satchel, pink, school bag, school uniform, from behind
VAE Automatic
Sampleing method DPM++ 2M
Hires. fix True
Upscaler Latent
Hires steps 0
Denoising strength 0.8
Upscale by 2
Sampleing steps 20
Width 768px
Height 768px
Batch count 5
Batch size 1
CFG Scale 7
Seed -1

生成ログ

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
20/20 [00:05<00:00, 3.43it/s] 20/20 [00:06<00:00, 2.94it/s] 20/20 [00:03<00:00, 5.92it/s] 20/20 [00:04<00:00, 4.51it/s]
20/20 [00:11<00:00, 1.68it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s] 20/20 [00:11<00:00, 1.73it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s]
20/20 [00:05<00:00, 3.49it/s] 20/20 [00:06<00:00, 3.06it/s] 20/20 [00:03<00:00, 6.26it/s] 20/20 [00:04<00:00, 4.79it/s]
20/20 [00:11<00:00, 1.67it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.14it/s] 20/20 [00:11<00:00, 1.72it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s]
20/20 [00:05<00:00, 3.53it/s] 20/20 [00:06<00:00, 3.03it/s] 20/20 [00:03<00:00, 6.28it/s] 20/20 [00:04<00:00, 4.81it/s]
20/20 [00:11<00:00, 1.68it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.14it/s] 20/20 [00:11<00:00, 1.71it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s]
20/20 [00:05<00:00, 3.36it/s] 20/20 [00:06<00:00, 3.06it/s] 20/20 [00:03<00:00, 6.15it/s] 20/20 [00:04<00:00, 4.78it/s]
20/20 [00:12<00:00, 1.62it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s] 20/20 [00:11<00:00, 1.71it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s]
20/20 [00:05<00:00, 3.53it/s] 20/20 [00:06<00:00, 3.08it/s] 20/20 [00:03<00:00, 6.13it/s] 20/20 [00:04<00:00, 4.57it/s]
20/20 [00:11<00:00, 1.68it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.14it/s] 20/20 [00:11<00:00, 1.71it/s] 20/20 [00:17<00:00, 1.13it/s]
200/200 [01:49<00:00, 1.82it/s] 200/200 [02:11<00:00, 1.53it/s] 200/200 [01:33<00:00, 2.13it/s] 200/200 [02:00<00:00, 1.65it/s]
200/200 [01:49<00:00, 1.66it/s] 200/200 [02:11<00:00, 1.12it/s] 200/200 [01:33<00:00, 1.68it/s] 200/200 [02:00<00:00, 1.11it/s]

平均生成速度

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
2.567it/s 2.085it/s 3.932it/s 2.911it/s

生成時間

構成1-1 構成1-2 構成2-1 構成2-2
109秒 131秒 93秒 120秒

まとめ

結果としてはトキベンチと変わらず、Ultra 7 265F+4070Tiの組み合わせが最速でi7 13700+5070Tiの組み合わせが最も遅い。

総括

結果しては複雑で、個人的にはどの道を選ぶか未だに悩んでいる。

まず、今回新規導入したデバイスについての評価は以下の感じだ。

Core Ultra 7 265F

  • FF14ベンチではi7 13700に劣る
  • StableDiffusionの生成速度ではi7 13700を上回る

RTX 5070 Ti

  • FF14ベンチでは4070 Tiを僅かに上回る
  • StableDiffusionの生成速度では4070 Tiより1.1~1.3倍遅い

この結果は非常に悩ましい。FF14ベンチの結果からみるとゲーミング性能だけで言えばi7 13700+5070Tiが最適解だが、StableDiffusionの生成速度ではUltra 7 265F+4070Tiが最適解となった。

ただ私はもうFF14をしておらず、あまりゲームもしていないため、FF14ベンチの結果はある程度無視できる。そうなるとStableDiffusionだ。生成速度は重要な要素だ。とはいえ、4070Tiではメモリ不足でControlNetが使えないケースもあった。

また最近話題になっているFramePackのkisekaeichiではVRAM16GB必須という話もあり、今回は生成速度よりメモリを取る判断をしたいと思う。少なくとも旧環境である構成1-1と現環境である構成2-2を比べた時の差は一割程度であり、十分許容できる。

正直、私にはベンチマークのためにハードウェアを組み替える環境がないので、ある程度の情報でジャッジせざるを得ない。ちもろぐの人みたいに組み換え環境がある人はこの辺りがやりやすいと思うが、私の場合はPCケースからマザボを引っ張り出してそう取り返して、もう一度ケースに戻す手間がかかる。一連の作業には1時間ほど掛かり非常に手間だ。

今回はあまりにも結果が結果だったので、やむを得ず、新環境に組み替えてから、一度元に戻してベンチを取り直す検証を行ったが、組み換えの手間に加え、高価なCPUグリスが無くなり結構キツイ思いをしている。ちなみに今は新環境に完全に復帰している。

5070Tiが良さそうだったのでついでに今までDDR5にするのを渋ってたメモリをアップグレードするかぁ!と総入れ替えした結果の記録。

グレードアップ現新比較表

デバイス 変更前 変更後
CPU Intel Core i7 13700 Intel Core Ultra 7 265F
GPU GeForce RTX 4070 Ti GeForce RTX 5070 Ti
MEM Crucial Ballistix BL2K16G32C16U4B * 4 Crucial CT2K16G56C46U5 * 4
M/B ASUS TUF GAMING Z790-PLUS D4 ASUS TUF GAMING Z890-PLUS WIFI

今回はなんと、これだけのパーツを神戸市内、それも中央区だけで揃えてきた。通販は箱が増えて邪魔だし日本橋に行くのは大変なので、神戸で揃えられたのは非常に良かった。

組み換えシーン

机の下から薄汚れたケースを取り出すことから始まる。いい加減掃除した方がいいかなと思った。

まずは現環境をご開帳。1~2年に一度は簡単に掃除しているのもあり、中はそこまで汚れていない。

分解を進めていくときの部品入れに、いつか役に立つだろうと取っていた揖保乃糸の箱が役に立った。

グラボをメモリを外し、コネクタをいくらか外したところ。

CPUクーラーのヒートシンクもぼちぼち埃にまみれていた。これも掃除した方がいい。

CPUグリスは意外と乾いてなかった。このCPUを付けたのは2年半ほど前で、恐らくその時からそのままである。

オンボードLAN(Intel(R) Ethernet Controller I226-V)が腐っていたので取り付けた蟹のNICともお別れだ。新しいマザボのNICは蟹なので恐らく大丈夫という期待がある。

2025年7月2日追記

よく見たらNICはIntelで、相変わらず不安定だったため、結局蟹のNICをまた挿す羽目になった。Intel NICの不安定さについては別で記事にしようと思う。

ケースのフロントUSB用の拡張ボード。これも埃が積もっている。年期が入っているため、少しさびている気もする。

ケースからマザボを抜き取ったところ。まだNVMeSSDの抜去が残っている。マザボ交換は大変だ。

空っぽになったケース。よく見ると埃が積もっているので、やはり掃除が必要だ。

というわけで徹底的に掃除を始める。この後、全ての外装をはがし、ファンも外してクイックルワイパーとエアダスターでファンのフィンの一枚一枚や、わっか部分の内側など、掃除できる場所は掃除していった。

200mmファンの清掃ビフォーアフター。

裏配線の部分は比較的奇麗だったが、ここもクイックルワイパーやエアダスターを使って掃除していく。

一見そこまで汚れてなさそうな天面ファンも掃除する。

比較するとちゃんと奇麗になっている。こういうのは細かい積み重ねが大切なので、少しの埃であれ除去してゆく。

フロントパネルもはがして掃除する。

掃除している中でケースの前方下部にフィルターがあることに初めて気が付いた。電源ファン向けのフィルターだろうか?

今まで動かすときに何も考えずにつかんでいた気がするのでやや曲がっている。

完全に裸にして徹底的に掃除する。

戻していくところ。電源(PSU)を開けるのは地味に面倒なのだ。

新しいマザボには謎のパーツがたくさんついていたが、ほとんど使わなかった。ゴムだけ使った。

新しいマザボをケースにセットしたところ。ケーブルが多すぎて入れるのが大変だった。なお、この後のベンチマークの結果がイマイチで、元のマザボに戻し、またこのマザボに戻すという非常に面倒な工程を踏むハメになる…。

最近はNVMeが主流だからかSATAの数が少なかった。昔はもっとたくさんあったし、コネクタは一箇所に集中していて、こんな分散してなかったと思う。

細かいセッティングには、このようにケースの中に張り付いてくれる懐中電灯があると便利だ。ちなみにこれはヨドバシで売っている。

電源やリセットスイッチのケーブルを刺していて気が付いたが、このマザボにはブザーコネクタがなかった。LEDはあるものの、起動エラーを音で知れないのは少々不便である。

CPUを付けようとしたときにバックプレートが見当たらず探していたら、なんと前のマザボにセロテープでくっついていた。よく壊れなかったな…。

セロテープで固定していないと脱落してマウンタを付けづらいため、こうしていたのだと思うが、恐らくはがし忘れていたのだろう。

因みにこれはNoctuaのLGA1700用のバックプレートだが、LGA1851でもそのまま使うことができた。助かる。

マザボ現新比較。上側が今のマザボ、下が新しいマザボ。

新しい方がやや長く、薄くなっている。PCIeを複数使っている身としてはスリムになっているのは嬉しい。

PCIeスロット現新比較。左が今のマザボ、右が新しいマザボ。

今のマザボはボタンを押すとロックが外れる機構だが、ボタンが遠く、抜くとき斜めになりやすく、それが原因でロックが詰まることがしばしばあった。それに対して新しい方は位置が近いうえに、単純な作りになっており、こちらの方が抜き差ししやすいと感じた。押す場所が広く指が痛くならないのもいいところだ。

組み付け後。前よりちょっと高級感があり、チープ度が減った気がする。おそらくグラボのプラスチック感が減ったのが大きいだろう。

筐体もピカピカになっていい感じだ。しかしグラボのファンが光らなくなってしまったため回っているのか確認するのが少し煩わしくなってしまった。

セットアップ時に見舞われたトラブルの解消ログ

inaccessible boot driveというブルスクが出る

BIOSからIntel Rapid Storage TechnologyをOFFにする(デフォルトはOFF)

コマンドプロンプトで起動して以下のコマンドを流す。

sfc /scannow

OS起動時にAi Suite 3がaccess violationとかいう

Ai Suite 3を消すことで解決する。

普通に消そうとしても「The model does not support this application.」とか言われるので、公式にある適当なマザボのユーティリティからAI Suite 3 Cleanerを落としてきてAi Suite 3を消す。

モニタが片方しか映らない、モニタの映りが悪い、グラボが未検出

ZOTAC公式からドライバを落として入れる。

Ai Suite上でFan Xpertを使いたい(ASUS TUF GAMING Z790-PLUS D4)

ROG STRIX Z370-F GAMINGのツールから落としてインスコすれば使える。

ASUS TUF GAMING Z890-PLUS WIFIだと多分この方法は無理。

ASUS TUF GAMING Z890-PLUS WIFIでFan Xpertを使いたい

ASUS TUF GAMING Z890-PLUS WIFIのツールからArmoury Crateを落とし、Armoury Crateをインストール後、Armoury Crateの機能ライブラリからアシスタントをインストールすると使えるようになる。

Armoury Crateには過去に結構苦い思い出があったので入れるのを避けたかったが、他に方法はなさそうだ。ファンの細かい調整が不要ならBIOSからやってもいいかもしれない。

関連記事

ベンチスコアは複雑な結果になったので別記事、5070Tiは4070Tiより性能が悪い…?に譲る。

投稿日:ジャンル::サイト運営

前々からこのブログの画像と文字の配置について悩んでいたが、結論が出たのでスタイルを変えることにした。

以前は以下のような方式だったのだが、補足説明と次の画像の説明の境界があいまいで判読しづらかった。

<画像の説明>
<画像>

<補足説明>

今回はこれを以下の形に刷新した。

<画像>

<画像の説明>

<補足説明>

この形式にしたことにより画像を区切り文章ができるため、どちらの画像に対する文章なのかが判別しやすくなった。

何故この形式にしたかは単純で、デイリーポータルZ海の見える駅 〜徒歩0分の景勝地〜など、この書式を採用しているサイトが多いからだ。これらのサイトでは加えて画像タイトルと判るような枠UIもついているが、文章構成が面倒になるので今のところそこまでするつもりはない。一応CSSで画像の上のパディングを広げることで、区切りを判別しやすくはしている。

変更前 変更後

変化としては上の表の通り。通常の画像は、画像個別にfigure > a > imgとなっており、文章はPタグで囲まれているため、Pタグの後ろの全figureに対しmargin-topを指定して対処している。

div.body-main p~figure {
  margin-top: 1em;
}

adiaryの生成するHTMLは画像を挿入したときに前後にPタグを挿入する挙動をするため、手前に文章がなくても妙な空白が生まれてしまうが、現状は許容としている。

このPタグにはMarkdownで書いた画像の前後の行の文字列が入り、brを回避するように実装されているようで、修正が面倒なため、新ブログシステムを開発し、そっちに移行したときに対応したい気がしている。

あああ
<画像>
いいい

例えば、上記であれば以下のHTMLが生成される感じだ。

<p>あああ</p>
<figure><a href="画像パス"><img src="サムネ"></a></figure>
<p>いいい</p>

今回の対応では以下の形式にしているため、前後のPタグの中身は空白になる。要するにゴミが出ている。

<画像>

<画像の説明>

<補足説明>

<画像>

<画像の説明>

<補足説明>

...

今回の対応で対象となった記事は112、変更箇所となる文章行と画像行のセットは約1,089箇所にも及んだため、どこかの記事が置換ミスで壊れている可能性がある。ただまぁ読めなくはないと思う。

このブログはテキストファイルでデータを持っているため、置換作業はVSCodeの一括置換を主に使っていて、一応できる限り目検で怪しいところはチェックしている。たまにメタデータを破壊しそうになっていたり「以下」という文言が含まれていたり、二行連続で画像が続いているなどで整合性が取れなくなっている個所は極力て出直している。

ただどうしても万博記や、しょい地巡礼辺りは画像点数が余りにも多いので文章中に「以下」がないかを機械的に見て、上から下まで流し見した程度にとどまっているため、一部崩れている可能性は否定できない。

ひとまずこの作業をしている中でadiaryのコードをあれこれ見ていたところ、保守性に限界を感じてきたので、adiaryのデータフォーマットと互換性のあるブログシステムをPHP辺りで作りたい機運が高まった。気が向いたら作るかもしれない。

DBはテキストDBだと一括置換がしやすいとかは確かにあるのだが、システム保守やパフォーマンス面ではSQLiteが最強だと思っているので、恐らくテキストDBは捨てる気がする…。

パフォーマンス面についてはウチのように記事数が多いサイトだとSQLiteは1ファイルにデータが収まる関係でファイルI/Oの回数が減る分、オーバーヘッドが減ると考えているためだ。実際adiaryは時として重くなる。WordPressほどではないにせよ、看過していると今後の記事増加に耐えられない気もする。

RDBは今回のような一括置換に対しての保守性は悪いが、総合的なパフォーマンスはいいし、置換に関しては最悪WordPressにあるSearch Replace DBみたいなやつを作れば使い勝手が悪くとも出来なくはないと思うのと、基本的にまず発生しないはずなので考慮しない方向で行きたい。

投稿日:ジャンル::仕事開発

リーダーをするときに意識してることを簡単に書いてゆく。大まかには開発リーダー(チームリーダーレベル)の話。

先を見て動く

先を見て詰まりそうな要素があれば、関係各所と調整するなどで予め詰まらないように動いておくことで、メンバーの手を止めないように立ち回ることができる。

もし詰まることがあればメンバーを遊ばせることになるし、メンバーも好調にやっていたものがいきなり詰まれば不満や不信感を覚えるので、モチベーション低下につながり、これはプロジェクト運営上あまりよくない。

他にもメンバーの懸念を定期的に聞き取り、つぶしておくのも有用だと思っている。

メンバーの心理的安全性を保つ

メンバーの言うことは基本的に信頼し、否定しない。もし改善できるようであれば肯定したうえで、よりよい手法を示す。相手が腹落ちするまで話すなどで信頼を得る。

信頼が得られている場合、メンバーは言いたいことを言えずに抱え込んだり、裏で愚痴を言ったりといった行動が減り、言ってくれるようになるためそういった意見を受け止めて、プロジェクトを改善することができる。

特に相手の気を削ぐ、言葉を言わないように気を付けている。例えば「このプロジェクトは特殊だから」「そういう決まりだから」「どうしようもないことなんだ」はその一例だ。

暇にしておく

リーダーがパンクしているとメンバーが声を掛けづらかったり、声を掛けられても十分に対応できなくなることがある。結果としてメンバーの信頼を失うと、心理的安全の喪失やメンバーのモチベーション低下が起きるため、極力暇にしておく。全く何もしないというわけではなく落ちてるボールを拾ったりレビューに参加したり、今後のことを考えたり、締め切りのないタスクをやっていく感じだ。

具体的にどう暇にするかというとサブリーダーを立て権限を委任する、メンバーにも可能な範囲で権限を委任しておくなどで、自分で極力タスクを持たないようにする。

勿論いきなり委任してもメンバーはこなせないことがあるため、こなせるようにあらかじめ必要な知識をレクチャーしておくのがいい。例えば適切な設計や実装方法を何故それをするのかという意図から話しておくことで、設計作業を委任できる。

サブリーダーが必要な場合ではMTGに同席してもらい、動きを見てもらう、次に徐々に自分の代わりに意見してもらったり、タスク振りをしてもらうなどで慣れていってもらうことで、自分の役割を委任することができる。

間接的に評価する

メンバーのモチベーションが高いほど作業がスムーズに進むため、普段からモチベーションを保ってもらうために間接的な評価を行う。

例えば誰か別の人と話すときに「Aさんはとても作業品質が良い」などと評価を伝えておくと本人が何かの切っ掛けで小耳にはさんだ時にモチベーションが上がるきっかけになるため、誰かを評価できるシーンがあれば積極的にしておく。

こうしておくことで回りからも、その人物の評価が上がり、本人が小耳にはさむことがあれば直接評価よりも自信が持てると考えている。

投稿日:文芸::映画ジャンル::振り返り

映画館に行くたびに帳簿に記帳しているので、その内容を書き出して整理してみる。

主には年次単位の積み上げグラフと雑感がメインだ。

2019年

利用映画館統計

2019年

これは私が自分のお金で初めて映画館に行き始めた年だ。この年は神戸国際松竹とMOVIXあまがさきだけにしか行っていなかったようだ。この年はOSシネマズではあまり上映していなかった印象がある。

鑑賞リスト

鑑賞作品としては「あした世界が終わるとしても」が処女作だ。同一作品を最初から二度見ているのは素養があるのかもしれない。

この頃は石屋川に居を構えており、神戸国際松竹には自転車で行っていた。今はもうない旧中央区役所の駐輪場に止めて、そこから歩いて行っていたのでそこそこ運動になっていた。

MOVIXあまがさきには石屋川→魚崎→住吉→尼崎という経路で行っており、六甲ライナーの利便性にあやかっていた。

2000年

利用映画館積み上げ統計

このグラフは2019年からの積み上げなので2019年のデータも含まれている。

2020年

109シネマズHAT神戸が利用館に加わり、バリエーションが増えた。この年は極端に映画館に行かなかったため、微増という感じだ。

鑑賞リスト

この年は2019年と比べると極端に見た作品が少なかった。ひょっとしたら新型コロナウィルスの影響があったのかもしれない。

複数回見た作品として「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」がある。

「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は異なる映画館で鑑賞した初めての作品になっており、この頃から映画館による差を意識し始めたかもしれない。

備考

この年の7月末に石屋川から三宮に引っ越しており、映画館へのアクセスが爆発的によくなった。神戸国際松竹は徒歩でアクセス可能になり、駐輪場代が消えるなど、お財布に優しくなった。

三宮に住むことによってOSシネマズミント神戸や、ハーバーランド、109シネマズHAT神戸、シネリーブル神戸へのアクセスは圧倒的に容易になり、TOHOシネマズ西宮OSやMOVIXあまがさき、アースシネマズ姫路、塚口サンサン劇場、洲本オリオンなどへも電車やバス一本でアクセスでき、新快速などの恩恵にあずかれるようになったのも大きい。

2021年

利用映画館積み上げ統計

このグラフは2019~2021年の積み上げなので、前年以前のデータもすべて含まれている。

2021年

この年は利用した映画館が爆発的に増えた。

また神戸国際松竹の利用が7→14回で倍になった反面、MOVIXあまがさきと、109シネマズHAT神戸は増えていないが、OSシネマズ神戸ハーバーランドが初登場でいきなり9回まで増えるなど、目まぐるしい変化がある。間違いなく映画鑑賞元年はここにあるという調子だ。

鑑賞リスト

先ほどのグラフを見てもわかることだが、劇場を見ると神戸国際松竹とOSシネマズハーバーランドがあからさまに多い年だ。

全体的にみると二度以上鑑賞した作品の多い年だった。またIMAX邂逅の年でもある。SAOPが6行もあるのが異質。

またこの年は初めて特定作品を鑑賞中に別作品を見るという割込みが起きている。「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」はSAOPを見ている中で割り込む形で見た作品だ。

プリンセス・プリンシパルはSNSで勧められて見に行った作品だが大当たりで、この後も封切のたびに見に行くことになる。原作も見たが、とても好きな作品の一つで、私の中ではSAOシリーズに次ぐ大作だ。

2022年

利用映画館積み上げ統計

このグラフは2019~2022年の積み上げなので、前年以前のデータもすべて含まれている。

2022年

この年は更に利用した映画館が増えている。2021年時点では7館しか利用した映画館がなかったのが、倍近い13館にまで増えている。また、神戸国際松竹閉館の影響で神戸国際松竹の飛び抜けた利用回数が終焉になった。

記憶が確かならOSシネマズミント神戸が私が見るアニメ映画をやり始めたのはこの年からだったと思う。元々神戸のアニメ映画は神戸国際松竹とOSシネマズ神戸ハーバーランドが多かったと思うが、神戸国際松竹が2022年3月17日に閉館して以来、ミント神戸がそれを担うようになった印象がある。

神戸国際松竹はキノシネマに引き継がれ、キノシネマ神戸国際に姿を変えているが、女性向け作品やテレビアニメの先行上映といった個人的に興味がないものが多くなったので、行く回数が極端に減った。賛否の大きい館だが、個人的には好きなだけに残念だ。

今では一部界隈では伝説級の映画館として知られる塚口サンサン劇場へのデビューを果たしたのもこの年だ。

鑑賞リスト

この年になるとアニメ映画を見るのが趣味ですと言えるくらいには見るようになっていた。多分普通の人はこんなに映画館に来ない。

MOVIX川口という変なのが入っているが、これは仕事の都合で一時的に赤羽に住んでいたことがあり、それが影響している。

2022-08-02(火) 19:00上映のソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリアは、前述の通り三宮に引っ越してきており、かつリモートワークだったので定時ダッシュで見に行けたという奇跡的なコンボで、三宮に住む恩恵を最大限に受益できた鑑賞だった。

「夏へのトンネル、さよならの出口」は前年のSAOPに続く複数回の鑑賞作品で、もう何回も見るのが板についてきた感じがある。設定が複雑な作品は毎回新しい発見があり、スルメのような味わいがあるので、何度見てもいい。

そしてSAOP2についても、かなりの回数を見た。今回は6館で見るという、なかなか他ではない体験をした。これはSAOPが好きすぎたのと、気になるシーンがあり、どうしても見返したかったのと、様々な映写設備を体験したかったことによる。

特にアースシネマズ姫路でのAtmosフルダイブ姫路サウンドは衝撃で、アースシネマズ姫路のファンになった。この時の上映は新快速が甚だしい遅延をしていたので、西明石で新幹線に乗り換えて1分遅れで滑り込んだという伝説がある。新幹線で映画見に行くのはちょっとおかしいと思う。

この時PiTaPaで入っていたため、新幹線改札を抜けられず軽くトラブったものの発車寸前のひかりに何とか滑り込めて事なきを得た。この時、駅員さんが爆速で手続してくれたのには今でも感謝している。

備考

この年の上映作で永遠の831という作品があったことに去年気が付いたが、これはどこかで再上映されるなら是非見ていたい作品だ。私は初回は映画館で見ると決めているため、映画館でみたいのだ。

2023年

利用映画館積み上げ統計

このグラフは2019~2023年の積み上げなので、前年以前のデータもすべて含まれている。

2023年

この年になると神戸国際松竹の閉館も手伝って、かなり勢力図が変わっている。また利用した映画館も+2館と微増している。パルシネマしんこうえんと洲本オリオンはともに単館系のミニシアターだ。

洲本オリオンは淡路島唯一の映画館で、洲本バスターミナルから歩いて少しのところにあるところだ。一時期は閉館していたのがファンの熱心な応援で復活したと聞く。三宮からはバス一本で行けるためアクセスは意外と悪くない。

またOSシネマズは家から近い関係でミント神戸が神戸ハーバーランドを追い上げてきている。ミント神戸で上映しているアニメ映画は大抵ハーバーランドでも上映しているため、利便性を取った形だ。

鑑賞リスト

鑑賞リストの行数は年々増えており、この年はかなり見た。前年と比べると作品本数が増え、一作当たりの鑑賞回数は減っている感じだ。

とにかく食わず嫌いを減らして色々見た年だったと思う。実写作品も混ざっているのが特徴的だ。

アムリタとアラーニェは完全個人製作、声以外全部俺みたいな作品で、かなり前衛芸術的な作品でよかった記憶がある。

年の後半からOSシネマズミント神戸の文字がOSシネマズ神戸ハーバーランドに変わっているが、これは運動不足解消のためと、映写品質の関係だ。ミント神戸はスクリーンが掃除されていなかったり、箱が小さく音のダイナミクスに欠けているなどあり、ややイマイチだった。また家から近すぎて全く運動にならない。そこでリモートワークで鈍っている体を動かす為にハーバーランドまで行くことにした。

年末でミント神戸に戻ってきているが上映していなかったか寒くてサボったかのどちらかだと思う。

2024年

利用映画館積み上げ統計

このグラフは2019~2024年の積み上げなので、前年以前のデータもすべて含まれている。

2024年

この年はOSシネマズ神戸ハーバーランドとミント神戸の勢力が逆転し、新しく3館の利用が増えた。シネリーブル神戸、TOHOシネマズくずはモール、シネマサンシャイン衣山だ。

シネリーブル神戸は存在は知っていたものの、アニメ映画をしていなかったので一切気にかけたことがなかった。テアトル東京系の配給を軸にやっている場所のようで、中々いくことがなさそうだと感じた。

TOHOシネマズくずはモールはトラペジウムのグッズを求めに関西一円を飛び回っていた時に丁度上映があったので入ったが、音響も映写もかなり良かった。遠すぎるので中々行けないのが悔やまれる。

シネマサンシャイン衣山には「がんばっていきまっしょい」を観に行ったのだが、なんと利用回数のうち一回はスケジュールの都合がつかず飛行機で行くという前代未聞の映画鑑賞となった。残りも聖地巡礼旅行の過程で、フェリーで松山に向かい3泊4日の旅程で鑑賞するという、だいぶ頭のおかしいことをしていた。

他にも塚口サンサン劇場や洲本オリオンの回数が増えているなど、勢力的変化も見て取れる。

鑑賞リスト

もはやこの年になると、ある作品の鑑賞の間に他の作品が割り込むなど当たり前というか、セカンド上映や同時期に出た作品を並行して観ることが増えたので、当たり前になっている。

特筆すべき作品はトラペジウムで、過去のトラペジウム記事を見ればわかるが狂気に染まりまくっている。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクストも多く見た作品で、個人的にメジャー作品はそこまで見ない中、異例の出来事だった。この作品はどうしても姫路でも見たかったため、アースシネマズ姫路にまで足を運んでいるが、特別音響上映でないのもあり、これは特に何ともなかった。

2025年

利用映画館積み上げ統計

このグラフは2019~2025年の積み上げなので、前年以前のデータもすべて含まれている。なお2025年はまだ終わっていないので本日時点のデータだ。

2025年

体を動かすぞという強い意志によりOSシネマズ神戸ハーバーランドでの鑑賞回数をOSシネマズミント神戸に逆転させることができた。

既に本日5月時点で新しく3館の利用が増えている。シネマスクエア7、チネチッタ、ufotable CINAMAがそれにあたり、これらは全てメイクアガールの鑑賞のために県外遠征した結果増えている。シネマスクエア7とチネチッタについては新幹線を利用して向かっており、年々映画館に行く方法が壊れているのを感じざるを得ない。いや、飛行機で見に行った松山が一番おかしいのは明らかだが…。

鑑賞リスト

今年は例年になく1~5月まで毎月何かしら見ている。その割にバリエーションがやたら薄い気がするが気のせいだ。

特にメイクアガールは過去最長の連続鑑賞期間を誇り、1月から5月に渡り毎月見ているという異常っぷりが出ている。更に8館で見ているのはSAOP2と並ぶ過去最多だ。T・ジョイ梅田でも見ていれば過去最多になったので観ておけばよかったか…。

しかし鑑賞した県の多さではメイクアガールが圧倒する。兵庫、神奈川、山口、徳島の4県で見ており、ここまで様々な都道府県で見た作品は他に例がない。

そして2021年からずっと鑑賞を続けているプリンセス・プリンシパルもまた特別な作品だ。今回は姫路で朝から特別音響上映があるということで、新幹線で向かった。正直今見たら1day切符で直通特急でもいい気がしたので、次回から検討したい。新幹線は高い。

その他の統計

年月別鑑賞統計

年単位での月別鑑賞回数の積み上げグラフ。2021年以降は鑑賞回数が増え続けていることがわかる。

大まかな傾向としては年の後半に行くにしたがって鑑賞回数が増え、年の序盤は少ない。特に1月は皆無か、あってもわずかだ。2023年が最も万遍ないが、2025年の今年は1月から5月まで埋まっているため、珍しい状態だ。

時間別鑑賞統計

基本的に仕事終わりか割安のレイトショーを見るため18時以降の鑑賞が多い。日中は11時台が多いが何故多いのかは特に振り返っていない。

曜日別鑑賞統計

封切である金曜日と、休日である土日が多い。平日は映画館の時間が合わないことも多いので、かなり少ない。木曜が若干多いのは終映や特典配布の関係かと思ったが、特に関係なさそうだった。

県別映画館利用統計

圧倒的に兵庫県の映画館を利用していることがよくわかる。そりゃそうだ、兵庫県民だもの。とはいえ一割程度は県外で観ていることが分かったので、やはり可視化してみると面白い。

鑑賞記録は一番目の表に記録していて、県別の統計は二番目の表にまとめており、これをExcelのデータモデルのリレーションシップで繋ぎ、三番目の画像のピボットテーブルを作ることで実現している。

このテーブルの都道府県名の横にある+を押すと展開できたりする。

3回以上鑑賞した映画作品の一覧

ヘビロテ鑑賞作品一覧ともいえるグラフ。やはりトラペジウムは狂気に染まりきっている。これを超える作品は出ないと思う。

アニメ映画は、これまでに74作観ているが、その中で17作が3回以上見た作品なので、鑑賞したアニメ映画の23%程度が3回以上観た作品ということになる。

関係するデータの存在

今回の記事とは関係ない話になるが、見たアニメ映画の公開情報をまとめたデータも作っている。

こんな感じで何月に公開された映画をよく見ているかの集計に使っている。公開年に関しては公開年であり、観た時期とは関係がない。

元々は映画館で見た記録と合体させていたのだが、複数回見るとデータとして歪になることや、公開年月を鑑賞日から分離させたいことや、実写作品を始めとした適合しない作品を入れると破綻することなどがあり、データを疎にする意図で別データとして管理している。