2026/08/20(木)無水エタノールとハッカ油でメマトイ除けを作ったが効果なかった話

投稿日:

この時期の六甲山に入ると眼前に羽虫がウロチョロしてきて非常に邪魔くさいが、この虫を世間一般ではメマトイと呼ぶらしい。

こいつは動物の瞳やカメラのレンズなど、黒光りする球体に寄ってくるのが特性だそうだ。

私は時折低山登山をするわけだが、このメマトイが非常にうっとおしく、これがいるお陰で夏山に登れない問題を抱えていた。

具体的にはメマトイを払おうとして体のバランスを崩したり、横にあった木の枝を殴って怪我をしたりしている。いつか蜂を殴ってしまいそうなのも怖いところだ。

それに、こういうのをしていると集中力と体力が削がれ登山どころではなくなる。

四年ほど前にフマキラーのベープ虫除けスプレーを試したのだが効果がなかった。ネットで調べると無水エタノールにハッカ油と水を混ぜたスプレーがあると有効であるという噂を多数目撃し、実際に購入したはいいものの酷暑続きで試せていなかった。

しかし今年は比較的涼しかったので、試してみることにしたが、全く効果がなかった。

用意したもの

使用期限やTwitterのログから引く感じ、2022年に購入したもののようだ。

無印の小分けボトル スプレータイプ 30ml

健栄製薬の無水エタノールとハッカ油、あと水道水

作った方法

  1. 無水エタノールのキャップ一杯にエタノールを注ぎ、これをスプレーボトルに入れる。多少こぼれても気にしない。
    • 無水エタノールは樹脂などを破壊する性質があるため、ガラスやPPのように耐性があるものや、壊れても良い端材など、適当なものの上で作業するといい
    • 百均にあるAES樹脂のビーカーで測ると白く濁るので止めた方がいい。微細な亀裂が入ってるのでそのうち割れる可能性がある
  2. ボトルに5-10滴ほどのハッカ油を注ぐ
  3. 適当に振って混ぜる
  4. 満杯になるまで水を注ぐ
  5. スプレーの蓋を閉めて振っておく

検証方法

  1. 新神戸の方にある雷聾寺の石段を登り、スプレーをせず奥院への階段を上り、メマトイが来ることを確認
  2. 一度墓地まで引き返しメマトイを剥がす
  3. 帽子のつばの上下、シャツの胸元・両肩にスプレーを2-3回ほど噴霧
  4. 奥院への階段を上り、メマトイが来るかどうかを確認
  5. 結果:メマトイが来た
    • 特に減ってる感じもしなかった

結論:役に立たなかった

酸っぱいブドウという話ではないが、調べると効果がなさそうな話も散見されたので、多分効果がないのだと思う。

効果がないという話

効果があるという話

あとがき

メマトイ自体にも噴霧してみたものの自分の目に入ってしまいメントール入り目薬の10倍ほどのダメージを受けたので、手あたり次第に噴霧してはいけない。幸い寺院の墓地に水道があったので目を洗わせていただき、事なきを得た。

まぁなんというか一番有効なのは虫よけネットを被ることなのかなとは思うものの、水を飲んだ隙にネットの中に入られたら溜まったものではないし、蒸し暑いという話も聞くので遠慮したいところだ。

或いは電撃ラケットや団扇で払う手もあるかも知れないが面倒だしラケットは虫の死骸まみれになるだろうから、それも嫌だ。首掛けファンも考えたがファンに虫が吸い込まれて死骸まみれになりそう。

つまりメマトイがいない時期、或いはいない山に登るのが最適ということで私は結論した。

摩耶山だと10月辺りから5月にかけてはいない印象がある。また徳島にある向寺山にはメマトイが少なく、無視できる程度の数しかいなかった。これは今年の8月9日にやったYAMAPの登山記録に残している。

あとがき2

4年前に買ったというのもあり、無水エタノールはだいぶ減ってしまっていた。これは気化したとかそういう話ではなく、掃除に非常に便利なのでガンガン使っていたらなくなってしまったのだ。

例えばNoctua製CPUクーラーのヒートシンクについた指紋を取るでも活躍している通り、油脂をふき取るのに便利なのでよく使っている。

無水エタノールはCPUのヒートスプレッダやCPUクーラーの底に着いたグリスを拭くのにも便利で、清掃用具として非常に重宝している。ちょっとティッシュに付けて拭くだけで驚くほど落ちる。揮発性が高いので乾かす手間がかからないのも重宝する。

ハッカ油は香りがいいくらいしか使途が浮かばないので、今後の活用をどうするかを決めあぐねている。スプレーは用済みなので捨てた。