2026/06/09(火)TTRSSの最新版が使えなかったのでFreshRSSを試してみたけどイマイチだったログ

さくらのレンタルサーバーにTiny Tiny RSSを建てるでも紹介したTTRSSだが、現在の最新版だとレンタルサーバーでの利用は恐らくできなくなっている。

そこで代わりとなるフィードリーダーを探したところ、FreshRSSが軽量でよさそうだったので、今回自宅サーバーに導入してみたログを書く。

※さくらのレンタルサーバーへの導入もできると思うが、試していない。

確認環境

nginxからApache2へリバプロしている構成。

Env Ver
OS Ubuntu 24.04.4 LTS
nginx 1.26.1
Apache2 2.4.58
PHP 8.3.31

導入手順

私のサーバーでの導入ログなので一般化しづらい内容だが、要点が理解できればさくらのレンタルサーバーにも設置できるはずだ。

  1. FreshRSS本体の入手と設置
    cd /var/www/path/to
    wget https://github.com/FreshRSS/FreshRSS/archive/refs/tags/1.29.1.zip
    unzip 1.29.1.zip
    mv FreshRSS-1.29.1 feed_reader
    sudo chown -R www-data:www-data feed_reader/
    sudo mysql -u root
    
  2. ユーザーとDBの作成
    CREATE USER 'freshrss'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';
    CREATE DATABASE freshrss CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci;
    GRANT ALL PRIVILEGES ON freshrss.* TO 'freshrss'@'localhost';
    exit
    
  3. nginxにリバプロ追加、apacheにvhost設定追加、ddnsスクリプト追加、DNS反映
  4. https://freshrss.example.com/など、設置したURLにアクセスする
  5. 非常に親切なウィザードが出てくるので、一般的なPHPスクリプトのインストールと同様に進める
  6. インストールが完了するとログイン画面に遷移するのでログインする
    • 遷移しなかった場合何かが間違っているので最初から全部やり直したほうがいい
  7. ログインするとメイン画面が表示されるので、左上の「購読フィードの管理」からフィードを登録する。TTRSSから乗り換える場合は事前にOPMLをエクスポートしておくと移行がスムーズだ
  8. フィードを登録し終えたら「フィードを更新」を押すとフィードが更新される。TTRSSではコマンドを蹴る必要があるのでこれは便利だ
  9. これでフィードが出てくればOK
  10. 最後に定期的にフィードを読ませるためにCRONを設定する
    10 * * * * www-data php -f /var/www/path/to/FreshRSS/app/actualize_script.php > /tmp/FreshRSS.log > /dev/null
    

FreshRSSを使ってみての感想

TTRSSと比べるとかなりシンプルというのが一つ目の感想だ。フィードリーダーとしての機能しかなく、GoogleReaderのクローンとして作られたTTRSSと比べると非常にシンプルだと思った。

正規表現によるフィルタといった高度な機能はなく、画面も今どきのスタイリッシュな感じに見えた。悪く言えばスカスカというか。

結論としてはTTRSSの方が好みだったので、私は古いTTRSSを使い続けることにした。

あとがき

TTRSSのGitHubを見た感じ、去年の10月9日にはLAMPスタック、いわゆるCGIとしての動作を打ち切っていたようだ。今使えている場合は問題ないと思う。

しかし、Androidアプリも2025-11-01でサポートが終わり、既にAPKの配布すらされていないため、Androidアプリは時期に使えなくなるかもしれない。

自宅サーバーに入れるにもDockerベースの運用が基本になり、直接起動は厄介そうな気配を感じた。軽い気持ちでチャレンジしたらサーバーのメモリを食いつぶし、まともに操作できなくなった。しかしこんな状態でもPrometheusとNode Exporterは仕事をしてて偉いなぁと思うのだった。

個人的にTTRSSはレンタルサーバーで動く軽量さがありつつも、正規表現によるフィルタでアフィリエイト記事を弾いたり、便利なAndroidアプリがあったり、UIも使いやすかったり、中々重宝していたが、同時に以前からAndroidアプリが優勝から無償になったり、配布場所が変わったり、更新が放置されたり、本体にも破壊的変更が入ったりで、非常に変革の多い体制を危ぶんでいた。

そして今回の出来事を見るに、個人的にレンタルサーバーで使っていた人や、Dockerが嫌な人にとっては厳しい状況になったと思った。とはいえ、今すぐに使えなくなるわけではないので、今運用している人はそのままでいいと思った。

私は結果としてFreshRSSでは満足できなかったのでTTRSSに戻ることにした。なおバージョンを確認しようとしたら「Tiny Tiny RSS vUNKNOWN (Unsupported) © 2005-2026 Andrew Dolgov」とあったので、どうも私が使っているもののバージョンは不明だった。

さくらのレンタルサーバーにTiny Tiny RSSを建てるにはコミットハッシュを書いていたので、おそらくこれをそのまま使い続けているのだと思う。