2025/12/25(木)OpenWeb UIでモデルはあるのにチャットに出てこないのを解決した

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確認環境

OpenWeb UI v0.6.42

事象

モデル一覧にはdeepseek-r1:32bがあるが

チャットには出てこず、選択できない状態。

この状態でdeepseek-r1:14bを入れるとdeepseek-r1:32bが出てきたりする。

解決した方法

管理者設定のモデルから右上の歯車の設定を開き、「すべてのモデルをリセット」ボタンを押し、リセットすると表示されるようになった。

恐らく過去にpoe.com経由で使ったときにOFFにした設定が残骸として残っていて、競合していたのかもしれない。

2025/11/12(水)ffmpegで動画からgifを作る

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ffmpegを使ってMP4などの動画からgifを作る方法。

スクリーンレコーダーなどで画面の録画をとってGitHubとかに載せたいけど動画よりGifみたいにパッと見れる方式がいいとか、そういうユースケース。

音声を抜けばMP4のほうが軽かったりするので、容量上の利点はないが、動画と違ってプレイヤーがなく、プレーンに見れるのはメリットだと思う。

またGIFを作ったことがある人なら知っていると思うがGIFは保存方法で画質がかなり変わる、そのため今回はいくつかの方法も比較していく。

元の動画

やり方

ループ再生させるために-plays 0を付けているが、単にGIFに落とすだけであれば、このオプションはなくていい。

単にGIFに落とす

もっとも単純な方法で、保存時の容量も1,279,855byteと小さくなるが、画質が荒くなる欠点がある。

ffmpeg -i input.mp4 -plays 0 output.gif

綺麗なGIFに落とす

非常に綺麗なGIFが出来るが、24,186,455byteと、非常にサイズが大きくなる欠点がある。

ffmpeg -i input.mp4 -filter_complex "[0:v] split [a][b];[a] palettegen=stats_mode=single [p];[b][p] paletteuse=new=1" -plays 0 output.gif

画質と容量を両立させる

サイズが3,749,739byteと、1/7ほどのサイズまで圧縮できているが、画質も悪くない。これがいい感じの落としどころだと思う。

ffmpeg -i input.mp4 -filter_complex "[0:v] split [a][b];[a] palettegen=stats_mode=single [p];[b][p] paletteuse=dither=none" -plays 0 output.gif

おまけ

APNGに落とす

画質はいいが、ファイルサイズが26,110,504byteと大きくなりすぎる。劣化なしでやりたい場合くらいしか選択肢に挙がらないだろう。

ffmpeg -i input.mp4 -plays 0 output.apng

音声を抜いたMP4にする

ビデオフレームを複製し、オーディオを落としたMP4にする方法。ファイルサイズが2,019,647byteと小さく、元の画質を維持できるため、動画であることを許容できるならこれが一番無難だ。

ffmpeg -i input.mp4 -c:v copy -an output.mp4

参考

2025/10/21(火)Ubuntu 24.04.3 LTSにApache2を入れる

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確認時のApache2のバージョンはApache/2.4.58 (Ubuntu)

Apache2のインストール

sudo apt -y install apache2

公開ディレクトリを触りやすくする

公開ディレクトリの所有者はデフォルトだとroot:rootで、そのままでは扱いづらいため自分自身でも手軽に扱えるように権限を調整する。

# 公開ディレクトリを見たりいじる為に自分をwww-dataに入れる
sudo usermod -aG www-data <自分のユーザー名>
# 公開ディレクトリを扱いやすくするためwww-data:www-dataに変える
sudo chown -R www-data:www-data /var/www
# 公開ディレクトリを扱いやすくするためにグループに全権限を付与する
sudo chmod -R g+rwx /var/www

mod_rewriteやmod_cgiを使えるようにする

CGIの実行に必要なPerlなどのランタイムは必要に応じて別途入れておく。PHPは一般的にCGIとして実行しないため、次項の方法で動かせるようにする。

sudo a2enmod rewrite
sudo a2enmod cgi

sudo service apache2 restart

PHPを使えるようにする

バージョンの部分は適宜書き換える。PHP本体をインストールしていない場合は別途インストールしておく(依存解決で勝手にインストールされるかもしれないが)

sudo apt install -y libapache2-mod-php8.3
sudo a2enmod php8.3

sudo service apache2 restart

2025/10/17(金)nginxからApache2のバーチャルホストにいい感じにリバプロする方法

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nginxでhttps://example.comを受けて、https非対応のApache2にリバプロし、Apache2側でもhttps://example.comでアクセスされているように振舞わせる方法。取り敢えず最低限こんだけあると無難だろうという内容。

確認環境

Env Ver
OS Ubuntu 24.04.3 LTS
nginx 1.26.1
Apache2 2.4.58

Apache2(後段)の設定

/etc/apache2/ports.conf

80や443を開けるとnginxと衝突するため、適当にずらしておく。

Listen 8080

/etc/apache2/sites-enabled/001-example.conf

ServerNameは外側と同じものにする。

<VirtualHost *:8080>
        ServerName example.com

        ServerAdmin webmaster@localhost
        DocumentRoot /var/www/html

        ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/example-error.log
        CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/example-access.log combined
</VirtualHost>

nginx(前段)の設定

/etc/nginx/nginx.conf

httpセクションにupstream apacheを追記することで、conf.d/配下の設定ファイルから共通的に参照できるようにする。同じことを複数の設定ファイルに書くと構文エラーで起動しなくなる。

user  nginx;
worker_processes  auto;

error_log  /var/log/nginx/error.log notice;
pid        /var/run/nginx.pid;

events {
    worker_connections  1024;
}

http {
    include       /etc/nginx/mime.types;
    default_type  application/octet-stream;

    log_format  main  '$remote_addr - $remote_user [$time_local] "$request" '
                      '$status $body_bytes_sent "$http_referer" '
                      '"$http_user_agent" "$http_x_forwarded_for"';

    access_log  /var/log/nginx/access.log  main;

    sendfile        on;
    keepalive_timeout  65;

    upstream apache {
      server [::1]:8080;
    }

    include /etc/nginx/conf.d/*.conf;
}

/etc/nginx/conf.d/example.conf

ここでは/etc/nginx/nginx.confで設定したupstreamにプロキシする設定を作っている。

proxy_set_header Host $host;はnginxが受けたホストヘッダをそのままApacheに飛ばすことで、Apache側がバーチャルホストでルーティングできるようにしている。Apacheとnginxで別々のホスト名にすることもできるが、そうした場合、Apache側はApache側で定義したホスト名で動作するため、CGIなどのスクリプトを動かすときに支障があるうえ、Apache側のホスト名をhostsに書かないと疎通できないこともあり、手間なので基本的に前段のドメインに合わせておくのが無難だ。

proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;はnginxにアクセスしてきたクライアントのIPをApacheに渡すための設定。そのままだとnginxのIPが渡ってしまう。

proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;もホストヘッダの転送と似ていて、nginxが受けたプロトコルスキーマをApacheに飛ばすための設定。こうしておくとApache側はhttpで受けているのに、httpsでアクセスされたものとして認識させることが出来るため、プロトコルスキーマ付きでURLを生成するCGIがいるときに都合がいい。単にスキーマを誤魔化しているだけなので実際は暗号化されていない。

server {
  listen [::]:443 ssl;
  server_name  example.com;

  ssl_certificate     /etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem;
  ssl_certificate_key /etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pem;

  access_log   /var/log/nginx/example.access.log;
  error_log    /var/log/nginx/example.error.log;

  location / {
    proxy_pass http://apache/;
    proxy_set_header Host $host;
    proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
    proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;
  }
}

余談:HTTP通信に用いられるHOSTヘッダーについて

HTTP通信で利用されるドメインは単にHOSTヘッダーにドメインを書いているだけなので、以下のようなことをするとhostsを書かなくとも疎通できる。

curl -H "HOST: lycolia.info" http://"[2403:3a00:101:13:133:167:8:98]"

これは一般的なHTTPクライアントの仕組みとして、まずドメインをDNSに問い合わせ、IPを取得したのち、ドメインをホストヘッダーに載せてIPアドレス宛にHTTP要求を出しているからだと思われる。

hostsの書き換えができない環境で、任意のドメインに対してHTTP要求を出したい時にも重宝するので、覚えておくと何かと役に立つ。

関連記事

2025/10/14(火)Openwrt本体でメトリクスをグラフで見れるようにした

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luci-app-statisticsとcollectdを入れて下図のように各メトリクスのグラフを見れるようにした。collectdは、システム情報を定期的に収集し、さまざまな方法で値を格納するメカニズムを提供する小さなデーモンで、luci-app-statisticsはそれをLuCI上に表示するためのものっぽい。

確認環境

Env Ver
OpenWrt 24.10.0

セットアップ

  1. LuCIを開く
  2. System→Software
  3. luci-app-statisticsを入れる
  4. 画面リロード
  5. Statics→Graphからグラフが見れることを確認

この時点で幾つかのプラグインが導入されたが、消したり入れたりして、結果として以下のものを導入した。

Collectdのプラグイン設定

/etc/collectd.confをいじると変更できる。

基本的にはLoadPlugin hogeでhogeプラグインを読み込み、以下の書式で設定するようだ。設定がなければLoadPlugin hogeだけでよい。

<Plugin hoge>
        Foo true
        Bar 1
        Baz "fuga"
</Plugin>

Collectdのプラグイン

collectd-mod-cpu:CPU使用率

collectd-mod-cpu

設定 内容 デフォルト
ValuesPercentage trueであれば、パーセンテージで取れる true
ReportByCpu trueであれば、コアごとに取れる true
ReportByState trueであれば、システム、ユーザー、アイドルなど、状態ごとに取れる true

設定はデフォルトのままで良さそう。

collectd-mod-interface:ネットワーク転送量

collectd-mod-interface

Network→Interfaces→Deviceにあるものが見れる。

br-lanとMAP-E、PPPoEが見たいので以下のようにした。

LoadPlugin interface
<Plugin interface>
        Interface "br-lan"
        Interface "map-wanmap"
        Interface "pppoe-wanppp"
</Plugin>

collectd-mod-load:負荷(Load Average)

uptimeコマンドで出てくる内容と思われる。1を超えていれば過負荷、割っていれば余裕がある。

Wikipediaによると、1ならその時間平均で全てのプロセスが実行され、1.73なら73%のプロセスが実行待ちになったと言う事のようだ。これを1分、5分、15分の平均で出しているとのこと。

設定項目がない。

collectd-mod-memory

メモリの使用量を取れる。

設定 内容 デフォルト
ValuesAbsolute 物理メモリ使用量の絶対数で報告するかどうか(つまりどういうこと?) true
ValuesPercentage メモリ使用量をパーセンテージで報告するかどうか false

設定はデフォルトのままで良さそう。

collectd-mod-thermal

デバイスの温度を取れる。

設定 内容 デフォルト
ForceUseProcfs Linuxインターフェースではなく、procfsから熱源を取得する false
Device 温度を取得するデバイス名
IgnoreSelected trueにするとDeviceで指定したデバイスを集計外にする false

R86S U1の場合、thermal_zone1以外無価値に見えたので、thermal_zone1のみとした。thermal_zone0はマザーボードの温度のようだが、固定値しか出てこない。

LoadPlugin thermal
<Plugin thermal>
        Device "thermal_zone1"
</Plugin>

これだけだと余計なグラフが出てくるため、設定後に余計なグラフデータを削除する。

collectd-mod-uptime

公式にマニュアルはなさそうだが、起動時間を見れる。

LoadPlugin uptime

collectd-mod-rrdtool

collectdが取得したメトリクスを保存したり、メトリクスのグラフを書くのに使われている模様。特に設定せずとも勝手に設定されるため設定を気にする必要性はなさそう。

ログは標準では/tmp/rrd/OpenWrt/に保存されているようなのでストレージの摩耗は気にしなくていい。(/tmp/はオンメモリストレージ)

トラブルシューティング

Thermalタブに壊れて表示されていない画像や、集計対象外のグラフが表示される

上図の青枠のように壊れて表示されていない画像や、集計対象外のものが表示されている場合、/tmp/rrd/OpenWrt/配下にある不要なメトリクスを削除することで非表示にできる。

例えば上図にあるthermal-cooling_device*にはまともにデータが入っていないため、画像が壊れて表示されている。rm -Rf thermal-cooling_device*で消すと出てこなくなる。

上図の状態になると、下図のように不要なグラフが表示されなくなる。

但しcollectd.confで以下のようにデバイスを絞っていないと、再び出てくると思われるので、設定で表示したいものだけに絞ってから消した方がよい。

LoadPlugin thermal
<Plugin thermal>
        Device "thermal_zone1"
</Plugin>

参考