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前回2024/01/25に更新したサーバー機(サブマシン)だったが、今回サーバーとして運用することになったのと、将来的に10GbEを導入した時の投資としてネットワークスペックを上げるなどを目的とし、更新を実施した。

更新前後の構成

POST時にメモリエラーが出るので近日中にメモリは交換予定だ。幸い相性保険に入っていたので追加費用は出ない見込み。

構成 製品 更新後
OS Ubuntu 24.04.3 LTS 変更なし
CPU AMD Ryzen 5 5600G AMD Ryzen 5 8500G
MEM CFD W4U2666CS-16G crucial CP2K16G60C36U5W
M/B ASRock A520M-ITX/ac ASRock B850I Lightning WiFi
CPU Cooler Cooler Master Hyper H412R Cooler Master Hyper 411 Nano RR-H410-25PK-R1
PSU SILVERSTONE SST-ST30SF-V2 変更なし
Primary SSD Crucial P1 CT500P1SSD8JP 変更なし
Case Thermaltake Core V1 変更なし
Front Fan Thermaltake Pure 20 変更なし

主な更新理由

  • マザボ更新によるNICの高速化
    • 1Gbpsを2.5Gbpsに上げることにより将来の高速化に備える
    • メインマシンが2.5GbpsなのでLAN内速度の向上
  • SocketAM5への移行
    • 今後新たにCPUを買うときに発生するコストの痛みを余裕のある今のうちに吸収
  • DDR5への移行
    • もうDDR4とかオワコンですしお寿司…

開封の儀

買ったもの。全部神戸市内で購入。というかメインマシン更新時と同じくソフマップで買ってきた。ここにしかITXマザーがなさそうだったのが理由だ。

メモリがやけにゲーミングだが、他が売り切れていたので仕方がなくこれにした。

この時はまだCPUクーラーが適合しないとは夢にも思っていなかった。何故ならAM4とAM5はCPUブラケットに互換性があるとされていたからだ。

マザボ

箱の中身。WiFiのアンテナや、温度センサ、M2SSDネジ、ケーブルバンド、SATAケーブル辺りがあった。写真には写っていないがASRockのデカいシールも入っていた。

表面。CPUソケットの主張が激しい。

AM5からはLGAに変わっているためマザボ側にトゲが生えている。ピン折れリスクの観点からPGAの方が好きだったので残念だ。

とはいえ、PGAは面積当たりのピン数の制約が強いのでスペックアップのためには仕方ないだろう。面積当たりのピン数はLGAの方が有利だろうし。

裏面。裏面NVMeスロットが復活していた。これはA320M-ITXにはあったけどA520M-ITX/acではなくなっていた要素だ。

恐らくNVMeスロットを2つにする上で仕方がなかったのだろう。確かASUSも裏面に実装していたと思う。

CPUバックプレートを差し込もうとしたところ、なんと入らなかった。寸法は同じだったが穴のサイズが合っていなかった。

更に言うとバックプレートが剥がせなくなっていた。マザーボードに完全に貼り付けてあった。

側面。2.5Gの文字がまぶしい。今回最大の目的はこれである。

CPU

右が今回買った方で、左が今まで使ってた方。なんか見た目がかっこよくなっていた。

PGAからLGAに変わった関係で背が低くなっている。ソケットアサイン用の窪みが出来た関係もあると思うが、接点の密度は左程増えていないようにも見える。むしろ減っていても不思議がない。

CPUクーラー

まさか手持ちのが使えないとは思ってなかったので、組み立て作業はこれが届くまで一時停止する。

こちらは入手困難であったため、Amazonで調達した。17時ごろに見たら翌朝配送と書かれており、私はこの時、映画を見るスケジュールで埋まっていて当日中に手に入れる手立てがなかったからだ。

翌日12時半に到着して、無事パーツを組むことが出来るようになった。エアフローをサイドフロー型向けに最適化しておきたいので、このパーツは外せなかった。なんか微妙な奴ならソフマップにもあったのだが、微妙なのは使いたくなかった。こういうものには納得が必要だ。

付属品はファンとヒートシンクにIntel用のバックパネルとリテンションキット、CPUグリス、マニュアルなどだった。

AMDのバックパネルがないのが気になったが、そのまま挿すことが出来た。これは賢いなぁと思ったが、メーカーごとに自由なバックプレートを作れないのは差別化要素を失わさせる要因にもなるため、Intelの方が多様性に資するなとは思った。

ファンの新旧比較。左が新しい方、右が古い方。新しい方が風量があり、やや五月蠅かった。古い方は風量がやや少ない代わりに静かだった。

ヒートシンクの新旧比較。銀色が古い方、黒色が新しい方。

違いとしては、まず色が違うほか、台座のヒートシンクが小さくなっているのと、台座の高さも減っていた。

また、若干ヒートシンクの角が削れており、これはドライバーでネジを占めるときのクリアランスとして便利だった。以前はヒートシンクが削れていたのでイマイチだった。

グリスはCoolerMasterのコーポレートカラーだったが、なんかキモいので拭き取って忘れることにした。実際にはNoctuaのグリスを塗った。

組み立て後

中身。ヒートシンク付きのごついゲーミングメモリが目立つが、以前と比べ黒くなった。大体CPUクーラーのせい。

外観。ぶっちゃけ変わる要素がないので、ほぼ変わっていない。変化としてはシールが増えているところだ。しかし今回はRADEONのシールがなかったので、Ryzenのシールのみとなり、シールの枚数が奇数になってしまった。

左から右にシールを増やしているが、Athlonのシールがあるマシンもそうそうなさそうなので、結構独特な存在だと思っている。

あとがき

今回の更新作業は予期せぬトラブルで自宅サーバーが予想外長時間止まってしまった。本来は16時開始17時終了でサーバーを再開する予定が、CPUクーラー手配の関係などで翌日15時まで、ずれ込んでしまった。まぁ、こういうのも、また自宅サーバーの醍醐味だろうという気はするので、特に気にしてはいないし、むしろ停止中にメンテ画面に切り替えるためのDNS変更スクリプトとかは作っておいた方がいいだろうなという気付きを得られたりもした。

ひとまず本質的なスペックとしてはさして上がっていないと思われるが、拡張性で言えばマザボのスペックが最新鋭になり、ストレージスロットがやや増えているのもあり、将来的な拡張には耐えてくれるだろうし、この規模の更新は当面しなくて済むだろう。このベーススペックで5年、あるいはそれ以上持つことを期待したいところだ。

ただ、このマザーボードを使ってCPU(Ryzen 7 9800X3D)が壊れたとか、不具合系の話もまことしやかに聞くのでやや心配だが、そこは見守っていきたい。

投稿日:ジャンル::サイト運営

adiary組み込みのLightbox2で画像をズームできないことに不満があり、代替を探していてFancyboxという非常に素晴らしい画像スライドツールを見つけたのだが、なんと有料で頭を抱えてしまった。

そこで何とかして無料で同等の機能を実現する方法がないか調べてみた。結論としてはFancybox v3.5.7を使えばよい。

欲しいもの

  • 複数ギャラリー対応
  • ギャラリーグループの識別が要素単位で可能
    • 親タグでグループ化する方式はNG
  • ドラッグ・スワイプで前後の画像に切り替えられる
  • 違和感なく前後の画像に切り替えられる
    • Mastodonみたいに切り替えしようとして閉じない
    • UIがガタついて戻ってきたりしない
  • キーボード操作をサポート
  • 画面サイズより小さい画像は原寸表示
  • 画面サイズより大きい画像はアスペクト比を保って縮小
  • 縮小した画像をクリック・タップすると拡大・縮小
  • 拡大してはみ出た画像をドラッグ可能
  • 拡大した画像をドラッグした時に画面から逸脱しない
  • 自動でキャプションが出せる
  • 非商用利用であれば無料
  • 力業で再現させるようなコードが不要

ライブラリ別まとめ

凡例
✅:要件を完全に満たす
⚠️:要件は満たさないが、類似機能がある
❌:要件を満たさない
➖:調べていない

基本的に設定を書くだけか、簡単なスクリプトで実現できるもののみ要件を満たすものとして定義している。また明らかに機能不足で興味が余り湧かなかったものは深く調べていないので情報が間違っている可能性がある。

機能 Lightbox2 GLightbox PhotoSwipe Viewer.js Spotlight.js lightGallery Fancybox v6 Fancybox v3.5.7
クリック・タップで拡大・縮小 ⚠️
複数ギャラリー対応
ギャラリーの識別が要素単位で可能
ドラッグ・スワイプで前後の画像に切り替えられる
違和感なく前後の画像に切り替えられる
キーボード操作のサポート
画面サイズより小さい画像は原寸表示
画面サイズより大きい画像はアスペクト比を保って縮小
拡大してはみ出た画像をドラッグ可能
拡大した画像をドラッグした時に画面から逸脱しない
自動でキャプションが出せる ⚠️
非商用利用無料
複雑なコードが不要 ⚠️

各ライブラリを触ってみた雑感

Lightbox2

拡大機能がないため論外。

GLightbox

画像を開いてからウィンドウを縮小したときにズームできないのが最大の難点。またこのブログに埋め込んだ時、ドラッグで画像を左右に送ろうとしたら妙なガタツキが見られた。

また画像をドラッグすると画面外まで飛んでいくのも、あまり良くない。

理想 現実

他にもUIがカスタマイズ可能なのはいいが、逆に面倒である。

PhotoSwipe

全体的にコールバック関数にフックして自前で実装する要素が色濃く、実装の手間が甚大にかかる。

Lightbox2にあるようなdata-lightbox=<gallary-id>を使ったギャラリーのグループ化が困難で、フルスクラッチでコードを書く必要があるが、Claude Opus 4.1とGPT-5に書かせて上手く行かなかったので諦めた。

lightGallery

一見するとよさそうだが、有料なので論外。

画像切り替え時にロードが入ることや、ドキュメントが読みづらく何が出来るのかイマイチ判らなかったのもマイナス。

Viewer.js

UIが独特的過ぎてみた瞬間論外だったが一応…。

PCではクリック・ドラッグで画像送りできないのがマイナスで、スマホではタップ・スワイプで可能という新しいアプローチが採用されており、開いた画像は画面内のどこにも自在配置できる機能もあった。

要するに完全に要件外だった。

Spotlight.js

アスペクト比によって画像が見切れるほか、小さい画像が全画面表示されて見づらかった。

投稿日:ソフトウェア::OpenWrt

確認環境

Env Ver
OpenWrt 24.10.0

手順

  1. LuCIを開きSystem→Administrationを開き、SSH-Keysタブを開く
  2. Add Keyの左にあるテキストボックスに公開鍵を張り付ける
  3. SSH Accessアクセスタブを開く
  4. Password authenticationのチェックを外す
  5. Save & Applyを押す
  6. SSHにパスワード接続できなくなっていることを確認
  7. SSHに鍵認証接続できるようになっていることを確認

あとがき

この状態ではパスワード認証であるLuCI本体がセキュリティホールになっているため、LuCIも公開鍵認証で入れるようにできるとより理想的に思うが、どのみちローカル以外の接続は弾いているため、そこまでしなくてもいいかというのも思わなくはない。

どこかを踏み台にされない限り不正な攻撃を受けることはないし、そこまで考えるか…?みたいな。

SPF+が取れないか、GE-PON F GE-PON-ONU タイプD<1>を分解してみた。もし取れたらSPF+ポートが有効活用できるうえ、邪魔なONUを撤去できるからだ。

ただまぁ結論としては無理だった。

結論としてはSFP+は入っておらず、光ファイバが基板に直付けされていた。

ONUに刺さっているLCケーブルをSFP+をはめ込んでSFP+コネクタのMACアドレスを書き換えれば、ONUとして動く可能性もあるが、色々問題がありそうなのでやめておこうと思う。

投稿日:ジャンル::買い物

記事の投稿が前後しており、購入がフロアタイルを貼ってデスク環境を改善してみたより前のため、床が施工前の状態だ。

籐椅子というのは、いわゆるラタン家具だ。ホームセンターでたまたま見かけてよさげなので買ってみた。

我が家の玄関はバリアフリーで段差がなく、靴紐を結ぶときはマンションの階段でやることが多かったのだが、これがあれば室内でも問題なくできそうだ。

読みかけの本を置くのにも便利な高さだ。

この籐椅子は軽く持ち運びが容易で、場所もさほど取らないため色々便利に使えそうだ。

汚れも付きづらそうで、耐水性もありそうなため、風呂上りに座るのにもいいだろうし、インテリアにもなる。