2026/07/01(水)須磨浦山上遊園に行ってきた

これは去る5月23日、須磨浦山上遊園へ行ってきたときの記録である。

旅行記放置しすぎなので書いていこうキャンペーンの一環で淡路市に初上陸してきた話に続き、連続して書いている。

一体何ヶ月分放置するつもりなんだ…。MECEにならずノイズが増えるばかりの技術記事より、もっとMECEの余地が根本にない日記のようなものを書くべきだろう。

記憶にある限り今回で三度目の来訪だ。

この回の訪問では前回、3月9日の訪問時に撮影した箇所の写真を撮らなかったため説明用の写真が足りず、一部に3月9日に撮影した写真を混ぜており、その旨の言及をしている。

須磨浦山上遊園とは?

須磨浦山上遊園とは、書いて字のごとく須磨浦の山の上にある遊園地である。

場所として山陽電車須磨浦公園駅直結というアクセス至便の立地にある遊園地だ。駅直結なのでひらパーみたいに駅から歩く必要はない。駅直結だけあり、運営者は山陽電車である。

遊園地としては昭和に作られた懐かしの遊具や施設を満喫でき、瀬戸内を望む山の上なので大変眺望が良いことが挙げられる。子供が来ても面白が少ないかもしれないので、どちらかといえば大人向けだろう。

例えば日本一乗り心地が悪いことで知られるカーレーターや、日本に5つしか残っていないといわれる回転展望台、現役のジュークボックス、インベーダーゲームといったものや、落下防止装置のない観光リフト、サイクルモノレールなどがある。

ネット上ではガラガラでスカスカで今にも潰れそうな遊園地と紹介されることも少なくないが、私が前回行ったときはそこそこ混んでおり、待ち時間0秒というほどではなかった。遊具によるが5分は覚悟した方がいいだろう。

旅の始まりは阪神三宮駅から

三宮で写真を撮っていなかったので阪神三宮駅から阪神の特急に乗車し山陽須磨へ移動したところ。

ここ数年の山陽電車はJR西日本に倣ってベンチの向きを線路に平行にしているため、山陽須磨のベンチの向きも平行になっている。今年の3月9日には既にこうなっていた。

山陽須磨から海側へ目を移すとJR須磨駅が見える。JRの須磨駅は須磨浜に面しており、駅を出たらすぐ砂浜という夢のような駅である。

山陽須磨で周囲を見渡すと神戸が坂の町と呼ばれている理由がよく分かるくらいには坂が良く見える。

この駅にはカロリーメイトの自販機があるので、小腹が減ったときにも安心だ。改札を出ればコンビニもあるが、動きたくないときには重宝するだろう。

なお、この写真は3月9日に撮影したものである。

しばらく待っていると普通電車がやってきた。これに乗って隣駅の須磨浦公園駅へ向かう。タイミングがいいと二枚目の様な新しい車両が来ることもある(二枚目は3月9日撮影)

須磨浦公園駅に到着

須磨浦公園駅で列車を降りると須磨浦山上遊園のレトロな看板などが出迎えてくれる。

ホームを出ると眼前は瀬戸内海で、非常に眺めがいい。

海側から駅舎を望むとこんな感じ(3月9日撮影)

この日はよく並んでいたが、三宮・姫路1dayチケットを持っていた私はこの行列をスキップしてロープウェイ乗り場へ向かった。

まずは眺望のいいロープウェーから

ロープウェイ乗り場へ向かう階段も中々のレトロさだが、この日は外国人も目立ち、少し驚いた。ただインバウンド客というより、神戸に住んでる外国人が大半で、ごく僅かに訪日客がいるくらいに見えた。

理由として、そもそも神戸ではムスリムのような人は普通にいるし、東南アジア系の人も多く見えたからだ。近場にあって手ごろに遊べるので遊びに来たとか、そんな感じだと思う。一応英語対応もしてるし。

さていよいよロープウェイが見えてきたので乗り込む。

座席には山陽電車のモケットが使われており、これは新型車両のものなので、割と最近モケットだけリニューアルされたものとみられる。

この写真は3月9日に撮影している。

搬器は古くはないものの、新しくもない。そんな感じである(3月9日撮影)

さて動き始めると最初に目に入るのは写真中央左手に見える神戸市営須磨海づり公園だ。昔は奇妙な円盤状の建物があったのだが、老朽化で撤去され、随分シンプルになった(3月9日撮影)

神戸市は釣り禁止エリアが多いが、ここでは合法的に好きなだけ魚を釣れる。但し有料である。

ロープウェイが高度を上げてくると西には須磨浜から神戸市街、ポートアイランド、神戸空港などを一望でき、更に奥には大阪まで一望できる。

正面を見ると海づり公園、奥の陸地は紀伊半島、つまり和歌山県だ。

海を往来する船舶も良く見え大変眺望がいい。

余談だがロープウェイに乗らなくても登山道を歩くことで山上遊園にアクセスできるため、ロープウェイ代をケチりたいとか、健康になりたい人は登山道を歩いてもいい。ここの登山道は六甲全山縦走路に指定されているので、非常に名のある道になっている。但し登山道を行くなら最低でも運動靴は履いてきた方がいいだろう。

日本一乗り心地が悪いことで知られるカーレーターへ

ロープウェイを降りると次はカーレーターだ。これに乗ってメインの場所まで行く。山上遊園なので山の上に行くための乗り物が多い(3月9日撮影)

「揺れ続けて60周年」「唯一無二のカーレーター 60周年」などとめでたい感じの搬器が走っている。ちゃんちゃんこみたいなやつ乗りたかった。

この動画を見ると、かなり揺れているのが分かると思う。この通りガタガタしているため、日本一乗り心地が悪いといわれている。なお一枚目の動画は3月9日に撮影したものである。

原理的にはローラーの上に乗ったコンベヤの上を走行していると思うのが、乗降口に来るとタイヤの上に直乗りするので、揺れが強まり、乗り心地が悪化する感じだ(3月9日撮影)

カーレーターは世界でもここにしかない珍しい乗り物なので、この乗車体験は貴重だ。

カーレーターは乗り心地が悪いことばかり注目されがちだが、実は眺望もいい。このように淡路島と明石海峡大橋を望むこともできる。

日本で五基しかないとされる回転展望閣へ

カーレーターに揺られて坂を上っていくと回転展望閣に到着する。実は兵庫県は回転展望閣のメッカで、最盛期は全国最多の三基存在したそうだ。現在でも二基は生きていて、もう片方はポートタワーの中にある。

回転展望閣に入るには料金が必要だが、三宮・姫路1dayチケットを持っている場合は無料で入れる。

展望閣内はこんな感じでゆったりと回っている。

このフロアは喫茶室コスモスという軽食店になっているが、この日は満席だった。

回転展望閣は回転する性格上、東洋経済のやたら詳しいレビューによると荷重に制約があり50席しか設けられないそうだ。そのため面積に対しての定員は少なめである。

仕組み的には床下に3本のレールがあり、その上に車輪の乗った床があり、一番内側には24個、中央と外側は48個の車輪がついているらしい。つまり合計で120個の車輪がある。これをモーターを使って駆動させることで回しているようだ。

点検は3カ月に1回のペースで行っています。モーターのある部分の床が開くので、ここから車輪に油を差すなどを行っています。つい最近だと、10年以上ぶりにモーターを新調しました。この時はぜんぶで約1000万円の費用がかかりました。3年ほど前には車輪も全部替えました。車輪が一番消耗するんですよ。なお、年間のランニングコストなどは特に計算していません

このようなコメントもあり、維持費は安くはなさそうだ。また先の記事には回転レストランよりもカーレーターのほうが、より高額なメンテナンス費用が発生しているともあった。

須磨浦山上遊園には専属の保守業者がいて面倒を見ていてくれているようだが、全国に設置された当時はどこもがそうだったわけではなく、設備更新方法が不明なまま閉じられた場所もあるのではないかと書かれていた。ただ、ここの場合は鉄道会社が運営していることからレールや車輪、モーター、電気系などの調達そのものは他所より容易な可能性はあるかもしれない。

先の東洋経済のレビューによると喫茶室コスモスは平日に50組~100組。土日祝日は150~250組ほどが来店するとのことで、中々盛況のようだ。1組あたりの平均単価は1500円前後。看板メニューは税込700円のクリームソーダと、税込600円のピザトーストとのこと。そして、ここの食材はロープウェイとカーレーターを利用して運ばれてきているらしい。

そしてここもまた眺望がよく、淡路島や明石海峡大橋や、垂水区の住宅街や、西区の辺りまで一望することができた。眼下に移る観光リフトも楽しみだ。(三月にも行ったが…w)

山の中にポツンと移る場所も須磨浦山上遊園の一部らしいのだが、ここには行けていないのでまた頃合いを見ていきたいと思う。

回転しているので船が行き交う様子が見れる時もある。

壁には県外からの来訪者の漫画も掲示されていた。掲示されている漫画はこれ以外にもあるので興味のある人は是非現地で見てほしい。

来援記念ノートにはタイ王国からの来訪が記録されていて驚いた。まさかさっきロープウェイ乗り場ですれ違った在日タイ人らしき集団はわざわざ海外旅行で来ていたのか…!?

最近は著名人の来訪も多いのか、最近書かれたサインも多くあった。ポプテピピックで有名な大川ぶくぶのサインまであった。大川ぶくぶはいとうのいぢと並び、兵庫県を代表するイラストレーターなのだが、以前、加東市の広告を描いてたり、ここにサインを残していたり、何とも古郷思いの方だなと思った。

この日は残念ながら屋上には登れなかった。

回転展望閣の二階へ

二回にはかつてロープウェイを制御していたという機器が置かれていた。

なんとマスコンは中を開けることができる。

中を開けてぐりぐり動かすと中の動きがよく分かる。詳しい仕組みはわからないが異なる長さの金属の接点が回転により端子と触れ合っているように見えるので、恐らく一つ一つのラインがスイッチのような働きをしているのではないかと思う。

触れるラインが増えるほど電流が多く流れ、モーターがよく回るとか、多分そんな感じだと思う。知らんけど。

二階にはこの他にもインベーダーゲームや懐かしのアーケードゲームが多数並んでおり、いい雰囲気だった。

腹ごしらえに一階の軽食店へ

一階に降りるには一度外に出ないといけないので、外に出たところ写真撮影用の顔ハメ板が置いてあり、外国の方に大人気だった。

さて、そんなこんなで一階にある軽食店にやってきた。喫茶室コスモスは混雑している上に高いので、空いているであろう一階の方に来たのだが、予想通りガラガラだった。

メニューはコスモスと比べるとだいぶ庶民的で、価格も安価だ。しかも三階で売られている神戸六甲アイスクリームがこちらにもある。神戸六甲アイスクリームは一部のスーパーでも売られていて非常においしいやつである。

そして三階のやつには喫茶室コスモスという名前があるが、こっちには特に名前がなかった。

キャッシュレスの時代なので、しっかりキャッシュレスにも対応している。

という訳で食事とした。なんとも映えない食事だが、フランクフルトには粒マスタードがあり、ケチャップもいい感じのラインで塗られているし、たこ焼きもちゃんと船に入っているあたり、チープではあるものの雰囲気はしっかり出ている。

レシートは回転展望閣BBQということになっていた。BBQの受付が偶然軽食も出しているということなのかもしれない。

そしてなんとこのフロアには現役のジュークボックスもある。

このジュークボックスは中に円を描くように大量のレコードが入った場所があり、お金を入れて曲を選ぶと、このレコードを収めている台座が回転し、アームがレコードを掴み、レコード盤にセットし、再生が始まるといったものだ。

レコードが入ったスロットを特定している仕組みは不明だが、古い機械なので複雑なことはしていないと思われる。恐らく選曲ボタンに応じたスロットにレコードをセットしていて、それを取り出しているだけだと思う。

Wurlitzerのアーカイブサイトによると、ボタンを押すと対応するピンが跳ね上がり、レコードを格納する盤面が回転し、検知機に衝突したら停止という機構のようだ。

確か逆回転もしてたような気がするので仕組み的には上記ページそのものだと思う。

たぶん今の人が実装しようとしたらQRコードや、RFID、OpenVisionとかを使うかもしれないが、古い機械なので至ってシンプルだ。つまり、ボタンとスロットが合致しない状態でレコードがセットされていれば違う曲が再生されたりはあるだろう。

また、この機体はDeutsche WurlitzerのX2で、1976年に制作されたモデルのようだ。つまり50年間動いていることになり、恐らくこの建物とほぼ同年齢なので、当時は新品で納入された個体なのだろう。それが今までこうして動き続けているというのは何とも素晴らしいことだ。

天井にはNationalのレトロな電灯もあった。電球はLEDに変えられてそうだが、この電灯カバーは何とも趣がある。

観光リフト乗り場に向かっているといい感じに成長した木を切り倒す告知があり、ちょっと寂しい思いになった。

安全装置のない恐怖の観光リフトへ

そもそも安全装置の付いた観光リフトの方が少ないと思うが、それはさておき乗り場へやってきた。

写真にある通り、安全バーやシートベルトなどの安全装置はないタイプだ。松山城にあるのと同じようなタイプだが、あちらより屋根が立派である。落ちても死ぬことはないと思う。

まずはリフト乗り場前でチケットを買う(3月9日撮影)。基本的に往復を買うが、帰りを歩く人は片道でもよい。ハイキング道があるので徒歩でも戻ってこれる。

新札対応は片方しかないのと、ここは現金しか受け付けていないので注意。どうしてもクレジットで払いたい人は麓の受付まで戻ってAチケットを買ってくるしかないと思う。

乗り始めはこんな感じ。結構傾斜があり、最初は怖いがなれれば何ともない。そのうち手すりに摑まらずとも平気になる。

左奥に見える謎の建築物は花の広場というらしいが、一度も行ったことがないので、また機会があれば行こうと思う。噂では廃墟らしい。

乗り場の案内でも花の広場だけ「営業中」ではなかった上、なんか明らかに安っぽいラベルが貼ってあったので、つまりそういうことなのだろう。

ここもまた眺望がよく、淡路島と明石海峡大橋、そして垂水、明石方面を一望できる。加古川にある製鉄所もぼんやり見えている気がする。

谷底付近は谷合の上を通りかなりの高さがあるため、高所恐怖症の人にはお勧めできない。(3月9日撮影)

そして観光リフトが谷底に入ると、最大の名所が訪れる。

なんとここには摂津国と播磨国の国境があり、その上を通れるのである!!!(3月9日撮影)

こんなところは早々ないので、ここを超えるためだけに乗っていいともいえるのが、この観光リフトだ。少なくとも私は最初このリフトに乗りに来たときは、これを見るために乗った。

そして同時に海側を見れば壮大な谷が見える。いい景色だ。

ここを過ぎればあとは登っていくだけである。

ワイヤーを通している鉄塔をよく見ると昭和三十四年七月 山陽電気鉄道株式会社とあり、非常に長い間、大切に扱われてきたことが分かる。

イラストの注意書きには日本語、英語、中国語、韓国語が併記されており、昨今のインバウンドを意識していることも伺える。

リフトで対岸に着くと自然いっぱい山上遊園の門が迎えてくれる。

前回3月9日に来たとき営業時間が終わっていて乗れなかったサイクルモノレールに乗るのが今日の目的だ。きっと空中を走るので怖いはずだ…!という期待を胸に向かう。

途中でトイレに寄ったが、山の中にある古い遊園地にしてはちゃんとウォッシュレットで感動した。ただ、恐らく和式便所を改造しているようで、部屋が凄く狭かったのと、カバンなどをかける場所がなかったのでやや困った(清掃中で床が水浸しだった)

空中散歩を楽しめるサイクルモノレールへ

意外と人がいてちょっとした列ができていた。列は外国人がメインだった。

ここも支払いは現金のみと思われる。

さて番が回ってきたので乗っていく。らくしーchannelというYoutubeによると、手前側が去年入った新車で、奥側が45年前の車両らしい。また線路長は180mあるとのことで、結構漕ぎごたえがある。

作られた年代が分かる仕様の表示板と、遊園地らしい身長制限の奴もあった。

漕ぎだしはこんな感じ。

高さはそんなになく、揺れもないので特に怖さは感じなかった。鷲羽山ハイランドのスカイサイクルの予習として使うにはイマイチかもしれないと思った。

相変わらず眺望は抜群によく、淡路島と明石海峡大橋と垂水と明石の街並みが良く見えた。供用中だが工事中の高速道路?とやたら広い空き地が見えたが、こっちは住宅の分譲地だろうか?

垂水JCTかな?と思ったが、小さすぎるのと、方角的に名谷ICだと思った。垂水JCTはもっと北にあるのでたぶん見えない。

写真や動画を撮りながら止まったりゆっくり進んだりしていたが、それでも前が詰まっているので、存分に形式を楽しみながら進めるのがここの良いところだと思った。

ちなみに私の後ろの人は電話でキレ散らかしながら漕いでいたが、タイ語か何かを喋っていたので何を言っているのかは全く分からなかった。

1/4ほど進んだところは何故か木がなぎ倒されていた。景観のためにしてはやりすぎな気がするので謎だ。台風で倒れたにしては局所的すぎる気もした。

山の中にデカいマンションがぼこぼこあって見ごたえのある景色だ。

1/2ほどで開けたところを抜けて内側に入ってくると壁が見えるようになる。何かの制御盤がいた。

ゴール手前に来ると海が見え、再び眺望が良くなった。

サイクルモノレールを降りると「この水は飲めません」と書かれた蛇口を見かけた。昔は飲めたが、今は水道管の腐食や、蛇口の衛生面などで飲めなくなったとかなのだろうか?

蛇口が下を向いていることから、そもそも飲用目的の設置ではないのかもしれない。飲用目的なら上に開店する蛇口か、先が丸くなった噴水タイプみたいなやつだと思うし。

ハイキング道みたいな場所があったので入ってみたが、勢い余って下山してしまいそうなので戻ることにした。

もしかしたらこの先に「花の広場」があったのかもしれない。

帰路へ着く

帰りの観光リフトで帰っていく。やはりなかなかの角度だ。

来るときは摂津国から播磨国に入ったが、今度は播磨国から摂津国へ帰ってゆく。

撮影物の中に混ざっていた謎の写真。恐らくカーレーターの乗降口にあるタイヤだと思う。

ロープウェイで下山。この日は三宮・姫路1dayチケットで来ており、姫路市立水族館でナマコを撫でる予定だったのだが、予定の時間をかなりオーバーしていた。

最終受付時間に間に合う電車に乗れるかどうかというぎりぎりのラインだったが、ロープウェイが降り切る寸前に電車が見えたので、この日は姫路に行かず帰ることにした。

一応ロープウェイを降りて走ったものの、改札口に着いた頃には電車の最後尾が過ぎ去るところで、まぁ無理だった。というか間に合ってもナマコ撫でる時間があったか疑わしい時間だったので仕方がない。

そして三宮方面ホームに着くと留置線から須磨浦公園発の特急が出てきたタイミングだったので、これで帰りましたとさ。

あとがき

ジャンルを旅行記にしているが、果たしてこの記事は旅行記なのか…?小旅行を増やすべきでは…?とか思ったが、深いことは考えないことにした。これ以上ジャンル増えても管理に困るし…。

「おでかけ」にジャンルをリネームするのも考えたが、おでかけにしては巨大すぎる記事もあるしなぁ…。よし、この話は忘れよう。

三宮・姫路1dayチケットが神過ぎる話

三宮・姫路1dayチケットは阪神三宮から山陽姫路が一日乗り放題になる企画乗車券だ。

本来阪神三宮から山陽姫路の往復運賃は1,920円だが、このチケットは1,590円で購入できるため、このチケットを使うことで安く往復できるうえ、更に途中下車し放題になる。

更に須磨浦山上遊園の入園料や一部の遊具利用が無料になるという特典まである。これは正規料金では1,500円するため、1,590円で須磨浦山上遊園の一部を無料で遊べて、更に三宮と姫路を往復できることになる。ついでにコンチェルトまたはルミナス神戸2で行われるクルージングの1,000円引きまでついてくる。

要するに1,590円で(1,920 + 1,500 + 1,000) - 1,590で2,830円ほどお得になる計算だ。電車賃分は途中下車すればするほど初乗り料金が相殺されるのでお得になる。

それで山陽電車は経営的に大丈夫なんか?という話もあるのだが、このチケットが売れても売れなくても電車と遊園地は回っており費用が掛かっているため、チケットが売れた時点で売れないよりはマシなのである。そして売るためには来てくれるよう安くする必要があるわけだ。

しかも客が遊園地に来れば飲食や、追加で観光リフトに乗ったり、カーレーターに乗りまくるなど、追加でお金を落としてくれる可能性もあることを考えれば、空気を運んで一円も入らないよりは割引してでも売って来てもらった方が収益に繋がるという話だ。この手のチケットは買ったけど使わないまま期限を迎える人もいるため、そういった埋没分も考えれば、売れれば売れるほど良く、成立するのだと思う。

ちなみに私が須磨浦山上遊園に初めて来たときも、このチケットがあったからこそ来たし、例外なくこのチケットで来ているので、有効活用している人物の一人である。しかもまんまと罠にハマって追加料金まで払ってる。でもそれでいいのだ。これでも正規料金より安いし、ここにも続いてほしいしね。

そして基本的に三宮から姫路に行くときはこのチケットを買っているので、時間に余裕があるときは遊びに来ている。とはいえ、姫路に用事があって暇な時というのもそんなにないので、寄れていないことの方が多くはあるが、3割くらいは来てると思う。

姫路市立水族館でナマコを撫でられなかった話

直近でやりたいことリストに書いているネタだが、これは後日触りに行ったので、また別で記事にしたいと思う。いや、でもこっちは大したネタではないので書かないかも…w

ひとまず今回は「書きたいけど書けてない日記のネタを書く」にある「須磨浦山上遊園に行った話」が書けたので良しとする。

2026/06/30(火)淡路市に初上陸してきた話

更新日:
投稿日:

去る6月28日、日曜日のお話。

この日は13時に起床し、なんとなく外出したくなったので福良を検討していたが渦潮クルーズに行くには微妙すぎる時間だったので、淡路島のどこに行こうかなと思って考えていたら、そういえば淡路市に行ったことがないなと思ったので、淡路市に行ってきた話。

旅の始まりは神姫バス三宮BTから

淡路島に行くなら鉄板といえる神姫バス三宮BT。バスの入出庫風景が非常に独特でうなぎの寝床ともいわれる場所だ。

ここに入るバスは手前の狭い道からバックで曲がりながら入庫するのだが、前の道がお世辞にも広くないので偶に入庫が上手くいかず何度も切り返しをしているバスを見ることもある[1]。

バスターミナルに入ると五色・高田屋嘉兵衛公園行きのバスがちょうど出るところで、悠長に写真を撮影していたら搭乗口の発車案内から消滅したので軽く焦った。

高速バスのところに書かれている「五色・高田屋嘉兵衛公園」「洲本バスセンター」「福良」は全て淡路島行きのバスで、それが三連で、それも30分以内に並んでいることから淡路島行きのバスの多さがよく分かる。実際三宮から淡路島に行くのは簡単で、思い立ったらバスターミナルに行けば行けるレベルだ。

余談だが神戸市内から淡路島に向かうバスは平日の6:55~7:50の55分間が最も本数が集中しており、この時間帯には9本ものバスが存在し、5分に一本出ている。休日にはこれだけの本数が存在しないことから通学・通勤用だと思われる。

休日でも洲本行は毎時2-3本、福良行きは1本程度存在し、他の方面も毎時一本程度はあるので、思いついたら淡路島は意外と簡単だ。

また今回の目的である淡路市は淡路島の入口にあたる地点に存在するため、一部を除いて大抵が止まるためアクセスが容易である。

という訳で無駄に行灯のフォントがかっこいいバスに乗車する。発車一分前。

車窓からの景色。三宮~高速舞子まで。本土区間

ニジゲンモリバスがすれ違う地味に貴重なシーンに出会えた。ニジゲンモリは淡路市に存在するテーマパークで、淡路島を代表する大規模観光施設となっている。

ニジゲンノモリの運営は元を辿るとパソナで、パソナは淡路市内で複数の観光施設を運営しており、この関係でパソナが本社事業の一部を淡路島に移したことから、パソナの島と呼ばれるようになった要因の一つとなっている。

生田川出入口から阪神高速に入ったところ。淡路島行きのバスは大体ここから高速に入るが、稀に反対方向の山手方向から行くこともある。

高速に上がってすぐの港。この辺りは倉庫が多いためか、荷役用の船っぽいのがよく見える。

ここはゴルフショップの倉庫と打ちっぱなしが融合してるのが凄いと思う。

上組のロゴがあるのでずっと上組の施設だと思っていたのだが、調べたところつるやゴルフの施設らしい?

もしかしたら上組がつるやゴルフに土地と建物を貸しているのかもしれない。

この打ちっぱなしは駐車場に屋根があり、屋根に太陽光パネルが貼ってあるのが合理的だ。車が熱くなるのを防ぎ、ついでに発電もできるというのはいいアイデアだと思う。

ポートアイランドの手前に来ると複数の高架が入り交ざり、入り組んだ光景が垣間見える。目の前の道は二階建てになっていて、下側が西行き、上側が東行きの構造になっている。

この辺りは衛星写真で見るといかに複雑かがよく分かる。

しばらく行くとメリケンパークやポートタワーも見える。

そしてすぐにumieの看板が見え、万葉俱楽部とハーバーランドを過ぎ去る。

この万葉俱楽部は中に映画館があると聞くが、まだ行けていないのでいつか行きたい。偶に万葉倶楽部の温泉輸送車も見るし、家のポストに割引券が入っていることもあるのだが、なんとなく行けていない。

兵庫区感の漂う景色を眺めていると神戸市バスの基地を発見した。

周囲にはデンソーテンやバンドー化学など、重工業の町らしい建物が目立つ。

車窓からの景色はすぐに川崎車両に移り、京阪の車両らしきものが見えた。構内には線路があるのにタイヤを履いていたのでちょっと不思議だなと思った。手前にトレーラーらしき車両が見えるので、ひょっとしたら陸送するために置いているのかもしれない。

川崎車両本社ビルは何度見てもいい感じだ。

須磨の辺りで山が開けるとクレーン船が見えた。この後もう一隻のクレーン船を見ることになるが、どこかで工事した帰りだろうか?

垂水JCTの前に入ると混んできた。

この辺りは山にへばりつく住宅地と明石海峡大橋、そして淡路島が見えて眺望がいい。

垂水JCT内の分岐。改めて考えると淡路島というICや自治体があるわけではないので、淡路島という括りは雑だなと思うものの、直感的で解り易くもあるなと思うなどした。淡路島は淡路島だもの。

垂水JCTは日本最大のジャンクションとして知られており、非常に複雑で迷子になりやすいらしい。このバスは右下から入ってきて左下に出る感じ。

何度見ても神戸淡路鳴門道という全部くっつけましたみたいな道の名前がいい。

ゲートをくぐると事故車両が安置されていた。

三宮を出て初めての停留所、高速舞子に到着した。

余談だが高速舞子で乗る方が運賃が安く、所要時間も短くなる。理由は単純でバスは三宮を抜けるのに渋滞にハマり、高速道路に乗ってからも山側に大きく迂回するからだ。鉄道に渋滞はないし、海沿いをずっと走るため、明石海峡大橋の付け根にある高速舞子バスストップまでの所要時間が短い。

参考までにバスと鉄道で、三宮から高速舞子までどれだけ差があるか図にしてみた。赤がバス、緑が鉄道だ。これでバスが鉄道に勝つ方が無理である。

但し高速舞子から乗る場合、一度JRに乗り、舞子で下車し、そこから凄く高い場所にある高速舞子バス停まで登らないといけない。エレベーターはあるが面倒である。そもそもバスと接続する鉄道のダイアを調べる時点でもう面倒である。

しかし安くて速い上に、周囲は住宅街なのもあり、ここでの乗客は写真の通り多い。神戸市内発淡路島経由のバスのおおよそ全て、つまり淡路島行きのほかに、徳島、香川、愛媛、高知行きのバスもここに止まる。このため連休の時などは人が柵からあふれかけていたり、バスが本線上で渋滞していたりするので、一種の名所みたいなところだ。

三宮から乗る利点はこの面倒な乗り換えがない点だ。そして高速舞子から乗るということは多客時に乗れない、補助椅子になるリスクも孕んでいる。

因みにこのバス停は乗車専用のため降車できない。更にここを出るとその後のバス停は降車専用になるため、降りる客がいないほどバスが速くなる。ただ台風で無客でもない限りほぼすべてのバス停に止まるため、あまり期待しないほうがいい。

平日で明石海峡大橋封鎖の噂が流れるほどの天気で、淡路島内の企業が出社自粛を出しているときに乗ると三宮→洲本が高速舞子を除いてノンストップになり30分くらい早着することも経験上あったが、まずそんなことはない。

車窓からの景色。明石海峡大橋~目的地淡路ICまで。淡路島上陸。

さて、高速舞子を出るとバスはすぐに明石海峡大橋に差し掛かる。ここからはひたすら景色がいいゾーンだ。海を見るとまたクレーン船がいた。さっき見たときから一分しか経っていないため、恐らくさっき見たものと同じ船だろう。

対岸に見えるのが国の海の島として知られる淡路島である。他にも花とミルクの島とか玉ねぎの島とかパソナの島とか様々な異名を持つが、個人的には玉ねぎの島である。

政府統計によると昨年の兵庫県全体での玉ねぎ出荷量は77,600t、淡路島三市で69,180tということで、約89%を淡路島が占めている。特に南あわじ市が突出して多い。恐らくこれは淡路島の中でも平野部が多いからだろう。

都道府県別だと4位の長崎が28,500tらしいので、淡路島単体で長崎県の2.4倍ほど作っていることになる。

眼下に垂水の明石海峡大橋関連の観光施設が見える。

海を眺めるだけでいろいろな船が見えて面白い。デカい船が目立つのでプレジャーボートがミニチュアに見えてくる。

陸の方を見ると目的地である淡路市の観覧車が良く見える。ここから向かうのはあの観覧車のある場所だ。

クレーン船に近づいてきたのでズームで撮ってみた。土を積んでいるので浚渫船か何かだろうか?左下の黄色いバケットみたいなやつがかっこいい。たぶんクレーンの先に取り付けて掘るのに使うのだろう。

そしてバスは淡路島に上陸した。橋の上を走っている時間は短いのでつかの間だった。

横の一般道を見ると島なのに自転車レーンが整備されていて驚いた。淡路島にはアワイチと呼ばれる自転車で淡路島を一周する企画があるからかもしれない。

淡路SAの観覧車が近づいてきた。

淡路ICで下車。このバス停は恐らく淡路島の中で最も非島民の降車が多いバス停の一つだと思う。理由として淡路ICバス停は淡路SAに直結しており、淡路SAは観覧車を有するほどに観光地として整備されているほか、ニジゲンノモリの入口にもなっているからだ。

私は淡路島には年数回来ているが、ここで降りるのは初めてだ。十中八九は洲本に行くからだ。一応福良も二度いったことがある。ただ福来行きについては一回は陸の港西淡で係員の人と歓談してたらバスが通り過ぎた結果、未遂に終わっている…。

よって今回が淡路市初上陸となった。

この時刻表を見た感じ、どうやら洲本方面行のバスで淡路ICで客を拾うバスが一日一便だけ設定されているらしい。破れてて読み取れないが、どうも最終的に淡路に戻ってくるように見える。他にも地味に洲本方面行で途中のバス停で客を拾うやつがあるらしい。淡路島内の高速バス停はどれも住宅地から離れた不便な場所にあり、どれほど需要があるのかは謎である。

衛星写真で見ると解るのだが、淡路島内の高速バス停の大半は駐車場を併設しているので、パークアンドライドが基本になっている。これは自家用車で島外に出ようとすると高速代と明石海峡大橋が高く、更に明石や神戸、梅田に出ると駐車場代もかかるため、バスに乗って節約するためだと思う。また島外への通勤通学の場合は定期を使うことで島外にタダで出放題になるのもある。つまり島内を移動するだけなら高速バスを使う意味は薄い。

淡路サービスエリア(下り)に到着

淡路サービスエリアへはまずこの細い階段を下りていく。知識として知ってはいたが、いざ実物を見るとわくわくしてくる景色だ。

階段を降りると道案内が書いてある。ニジゲンノモリ1,600mは割と気が遠くなる数値だが、無料シャトルバスが運行されているらしいので、これに乗っていくことができるようだ。本数はかなり多い。岩屋港が始発らしいので、明石からジェノバラインを利用していくのも一つだろう。

因みに今回ニジゲンノモリ方面に行っていた人は一人だけに見えた。

ニジゲンノモリ方面。このトンネルを抜けた先に無料送迎バスのバス停があるようだ。

サービスエリア方面。私がまず向かうのはこちら。

トンネルを出ると丁度乗ってきたバスが出発したところだった。

下を見ると明石海峡大橋を描いたマンホールが設置されていた。

前を向くと夢にまで見た観覧車が見えた。いつもここを通るたびに、垂水から淡路島を見るたびに、あのデカい観覧車に乗りたいなぁと思っていたものが、今まさに眼前にある。つまり乗れる!!

もうこの時点でワクワクしてきた。

進んでいくと明石海峡大橋とデカい船が見えた。左手にやたら派手な家が見えるが、これはカフェらしい。

道に北淡運送と大きく書かれたトラックが見えるが、北淡は「ほくだん」と読む。淡路島には北淡(ほくだん)、南淡(なんだん)、西淡(せいだん)という地名があり、これらの「淡」を「だん」を読むのが特徴だ。なお東淡は聞いたことがない。たぶん東は東浦だと思う。

私は西淡という異名を始めて音で効いたとき結構驚いた。

余談だが淡路島は鉄道貨物や運送トラックでよく見るAKCの本社[2]もあり、陸運業も盛んな島である。

そんなこんなで観覧車の下に来たが、いったん観覧車を後にして景色を眺めに行く。

山に埋もれた高速道路がいい感じだ。スタジアムの照明みたいなやつは何だろう?

明石海峡大橋が良く見える。夜に着たら絶対に景色がいいやつだ。

手前の港は恐らくジェノバラインが発着する岩屋港だと思われる。

実は明石海峡大橋は夜になるとライトアップされるのだが、私はいつもバスの中から見ており、バスは動いているのでライトアップを撮ろうにも上手く撮れないうえ、そもそもこの瞬間が見えるのが淡路島側からだと一秒もないのである。

恐らく淡路島側からライトアップを見たり撮るなら夜に淡路SAに着て撮影して帰るのが最も無難だろう。本土側からなら垂水からいくらでも好きなだけ見れるので造作もない話だが、私は夜中に明石海峡大橋を率先して見に行こうとしたことがないため、大抵電車の車窓から見ており、まともに撮影できたためしがない。

よく使うジャンボフェリーの夜行便からでも見れるとは思うが、寝てるので難しい。明石海峡大橋の手前まで起きてたら寝る時間が無くなってしまう。

反対側にはスタバとミスドがあり、客でごった返していた。

様々な船が往来しており、何時間でも眺めていられるような風景だ。本土側からだと海に近い高台から見れる場所がないため、ここは非常にいいスポットだ。

二枚目は須磨浦山上遊園や神戸市街の方までよく見える。

いい感じの撮影スポットもあった。まぁまぁ並んでて大変だった。

この辺りで飯を食ってると食べ物がトンビに攫われることがあるらしい。まるで漫画の世界だ。

待望の大観覧車へ

さて、海ばかり見ていても仕方がないので大観覧車へ向かう。

振り返ると駐車場があったが、見事に満車だった。

という訳で観覧車へ向かう。絶対に高いやつと思いながら向かっていた。

観覧車の手前には淡路島の観光マップがあった。属島がしっかり書かれているほか、その土地の果物や魚介なども書かれていて面白いと感じた。

観覧車の手前には小さな遊園地もあり、ちびっ子たちが遊んでいた。全てコイン式で、係員がいなくても動くやつである。鉄道の奴もコイン式っぽかった。

観覧車の料金は意外と安く良心的に感じた。しかもキャッシュレス対応である。ここ島だぞ?

立派なチケットが出てきて感動した。

さて観覧車に乗車する。客は多くなく、一組しか並んでいなかった。たぶんゴンドラの3割くらいしか乗ってないと思った。しかしスタッフは多く、3人もいたうえ、専用のユニフォームまであったので力が入っていた。

ゴンドラが徐々に高度を上げ、駐車場の混み具合がよく分かるようになってきた。手前のドッグランには犬が放たれていた。

海側に目をやると、この日二隻目のクレーン船を見ることができた。FUKADA SALVAGEと書かれているので深田サルベージ建設のもののようだ。恐らくさっき見たのも同じ奴だろう。

この手のクレーン船は西日本に多いことが知られているが、この理由は恐らく西日本には大型の橋脚が多数あり、その建設需要が高いためと思われる。

例えば大きなものでは関門橋、瀬戸大橋や明石海峡大橋、大鳴門峡、しまなみ海道などがあるし、小規模なものでも神戸大橋や神戸スカイブリッジなど、多分無数にある。

深田サルベージ建設公式サイトを見るとその需要が西日本に集中していることがよく分かる。

面白いのは橋をくぐるときはクレーンのアームを下ろしているのに、橋を通過しきってしばらくすると上げていたことだ。さっきのクレーン船もアームが上がっていた。もしかすると下げていると都合がよくないのかもしれない。

もう一度駐車場に目を見やると車がどんどん入ってきていた。よく見ると大型車のところに乗用車が息を吸うように止まっていることに気が付いた。あと「えひめ」と書かれたトラックのフォントが可愛いなとか。

奥にやたら湾曲した高架橋が見えるが、これは上下線にあるサービスエリアを連絡する橋で、上下線は無料で往来できるらしい。この橋は観覧車同様かなり目立ち、本土側からもよく確認できるので、事情を知らないと謎の巨大モニュメントに見えるやつだ。

ここでUターンして入ってきたICで出るとどうなるのだろう?と思ったがJB本四高速によるとしっかり料金を取られるらしい。

淡路SAで折り返し走行される場合は、入口ICから淡路ICまでの料金と淡路ICから出口ICまでの料金を合算した料金が必要です。

間に検問所があるので、そこでETCが通過した記録を取っているのだと思われる。

また海へ視線へ戻すと、明石海峡大橋の付け根辺りに大きめの船がやっていているのが見えた。もしかしてこれがジェノバラインだろうか?

こうやって視線を回していると色々見えて飽きないものだ。

上り側のSAの手前にため池があるのに気づいた。淡路島はため池の数が多いと聞くが、まさか高速道路の中にまであるとは…。

SAの裏には従業員用の駐車場に見えるものもあって、なるほどここから通勤しているのかと思ったりもした。

眺めていて後で向こう側にも行こうと思った。

海に視線を戻すと先ほどの船が岩屋港と思われる場所にやってきており、サイズ的にこれはジェノバラインだなと思った。

何やら立派な施設が見えたが、これはTHE PASONA natureverse retreatというパソナのリゾートホテルで、6月23日にオープンしたばかりの施設らしい。なんとなく大阪関西万博の大屋根っぽさがある。

公式サイトは横文字が多くて何を言ってるのかイマイチわからないが、恐らく自然と健康をテーマにした施設なのだろう。しかしホテルの名前にパソナとつけてしまうのはどうなのだろう?私はパソナというワードに良いイメージがあると余り思えないので割と不思議だ。まぁ、淡路市がパソナの天下にあるということを示すいいモニュメントにはなりそうだが…。

眼下を見下ろすと淡路ICの入口に「淡路SAには行けません」と書かれた看板が見えた。誤進入が多いのかもしれない。

再び駐車場に目をやると、大型車のとこへ入っていく乗用車が見えたので、多分止めるところを探すのが面倒だし、ここ空いてるから止めようという感じなのかなと思った。

観覧車を降りると先ほど観覧車の中から見た立派な建物の案内があった。淡路ハイウェイオアシスというらしい。

以前調べたときに、向こう側に鰆の刺身が食べられる店があることを発見したので昼食に利用しようと思った。

下り線のサービスエリアは淡路色の強い土産店と、淡路色そこそこの飲食店が多めだった

さて、何はともあれ下り線のサービスエリアの中に入っていく。

入口の案内を見ると中には名物的な料理店が多くあるように見えたが、ここでは食べないので飲食店はスルーする。

昔福良で買った善太の乾燥玉ねぎを切らしていたので土産屋に入ると、淡路島ムードが迎えてくれた。

こちらは関西から四国に行くルートのため、大阪、神戸、京都の土産も目立つ。

淡路は徳島に近いためか、徳島土産も多くあった。半田そうめんまであった。

京都や神戸のパンも売られていたが、神戸で全く見たことがないパンだったので個人的には謎だった。

淡路に因んでなのか淡路屋の駅弁も売られていた。この小ロットをよくここまで持ってくるなと感心した。淡路屋は神戸市東灘区の弁当屋であり、朝に新神戸に行くと納入風景を見ることができるのだが、やはりここにも自社で運んできてるのだろうか…。

しかしいくらどれほど島外の土産物があったところで、淡路島特産品の強さは健在である。

最後に食堂を一瞥。ほどほどに淡路島らしいラインナップがあった。同時にもう一押し足りない気もした。淡路島バーガーを名乗るなら玉ねぎと肉をもっとプッシュしてほしいなとか、そういうのがもっと欲しかった。オニオンリングだけじゃねぇ…。

外には屋台のような店もあり、下りSAは全体的に軽めな感じだなというのを覚えた。屋台は余り淡路感がなかった。

淡路ハイウェイオアシスへ向かう道中

さて、下りサービスエリアを満喫したところで、最初来たトンネルに戻り、逆方向へ進んでいく。

トンネルを抜けるとすぐにバス停があり、土日祝のみの運行ではあるものの、運行本数が毎時一本とかなり多い観光用のバス停を見かけた。

またここには一切かかれていないのだが、ニジゲンノモリのシャトルバス時刻表もここに来るらしく、シャトルバスの方はパソナ関連施設を周遊する経路になっており、平日にも走っているようだ。こちらは毎時一本以上あり、20時便があることから、遅くまで使えて便利かもしれない。

ハイウェイオアシスの看板を見て、すぐ横を見ると謎の階段があったので上ってみることにした。もしかするとショートカットかもしれない!

一体この先に何があるのか…!と登っていくと…。

なんとこんなところに稲が植わった田んぼがあった。ここまで田植えしに来てるの凄くない?

恐らく高速道路の工事か何かで様々な事情により残った田んぼなのだろうか?農機具のタイヤ痕が見えるため、多分あの階段を使ってアクセスしているわけではなさそうだ。

こんなところ私しか来ないだろうなということで景観写真も撮っておいた。

降りてきたので道案内通りに進むが、空から葛の蔓が垂れ下がっており、人が通っているのか怪しい歩道だ。

少し歩くとハイウェイオアシスの看板と入口が現れた。

めちゃくちゃ高速道路の入口っぽい。いやまぁ、サービスエリアに入れるんだからそうか。

ひとまず道なりに歩いていく。車道はまっすぐなのにやたら遠回りでぐにゃぐにゃしている。

案内標識が乏しくてわかりづらいのだが、ここが淡路ハイウェイオアシスの歩行者入口である。車は入口からまっすぐ進めば入れるが、歩行者は何故か駐車場のような場所を大回りさせられる。

ここだけ案内看板がなく、何も考えず道なりに進むとハイウェイオアシスはここを戻るみたいな看板があるので案内に従ってると、ここを進むとここを戻るの間で無限ループになってしまう。ここを曲がるの看板が足りない。

先へ進むと妙に手入れされた看板とトンネルに出会う。ここを抜けると淡路ハイウェイオアシスだ。

西洋の農村的な風情が漂う淡路ハイウェイオアシス

トンネルを抜けると丁度ニジゲンノモリバスが止まっていた。

駐車場には奈良観光、みつわバス、湖国バス、ニシワキ観光バス、大上観光バス、帝産観光バスが止まっていた。奈良、大阪、滋賀、西脇、丹波篠山、京都辺りから来ているものと思われる。

奥に行くとありがちな寂れたゾーンが現れたが進撃の巨人コラボイベント受付徒歩15分という文字が見えるので、恐らくニジゲンノモリ入口と思われる。たぶんバスが来た直後だけ賑わってるような場所。

こちらは下りSAと異なり、だいぶん雰囲気がいいところだ。

下りより高台にあるため眺めもいいが、海が遠いのであまりよく見えない。

建物が無駄にいい。下りSAから見たときもかなりいい感じだった。

なんというかガラス張りの温室と西洋の農家の家を合体させたような、風情のある建物だ。

中も雰囲気があるし、募金したくなる変な仕掛けがあるのも面白いと思った。

起きてから何も食べてないのと脚が痛いのもあり、私は鰆の刺身を求め飲食店へと向かった。

店への道中にはAI感の漂う地方創生ゲーム的な何かの掲示があった。ふと「淡路島日本遺産RPG はじまりの島」のことを思い出したりした。

個人的にはゲームにするとプレイ時間が取られて面倒なのでスタンプラリーにするなら素直にスタンプラリーにした方が開発費がかからず、誰でも参加できるので良いのではないかという気もしている。

景品も洲本オリオンの銀幕を新しくするとか、コモード56の空き店舗レンタル一ヶ月無料とかみたいなのがあると面白くなったりしないかなとかは思った。

生のさわらと淡路島たまねぎを味わいに、食事処へ

さて妙な御託は脇に置いておき飯屋へ入る。

生さわら丼御膳と迷ったが、さわらが入っている淡路玉葱御膳を選ぶことにした。

大変たまねぎな御膳。器からすべてがたまねぎである。左上の玉ねぎはお土産用らしい。

真ん中のどんぶりは玉ねぎのかき揚げがメインだが、鱧の天ぷらも入っていてた。

みそ汁はねぎとたまねぎとわかめしか入っておらず、これ以上なくたまねぎだった。

右上のは玉ねぎを丸ごと使った煮物で、玉ねぎはそのまま食べられるよう、ホロホロになるまで煮込まれていた。

これでもかというほどの玉ねぎ尽くしだったが、いずれの玉ねぎもおいしく、とてもよかった。ここまで玉ねぎ尽くしな料理を食べれる場所も中々ないと思う。

そして夢にまで見た生のさわら!柔らかく甘みがあってよかった。

さわらは炙りやたたきであれば割と見かけるのだが、生となるとなかなか貴重である。

食事を終え、ハイウェイオアシス見学へ

食事を終え店を出るとジャンボフェリーのあおいが航行していた。まさか淡路島から間近に見れるとは思わなかったので思いがけない出会いだった。

建物の外に出ると中々インパクトのある顔ハメ板があった。

奥の方には淡路島生パスタと窯焼きピザのお店があり、更に奥にはペット同伴化のレストランもあった。

ここからの眺望も乙なものだ。

水飲み場があったのでお金がなくても水が飲めて安心!

駐車場とオアシスを結ぶエスカレーターは下りが故障していた。

駐車場に降りると超巨大なトイレがあった。このサイズなら何人トイレに行きたくなっても大丈夫かもしれない。いや実は見せかけだけで意外と便器はないかもしれないが…。

ここでは上りのSAへの道を探してみたものの見つからないので断念した。

帰る途中でGoogle Mapsを見たりググって調べたりしたが、どうやら上りのSAは徒歩では行けないようだった。

ハイウェイオアシスの土産店へ

最後にハイウェイオアシス内の土産店を見ていくことにした。淡路島を出るときに通るところだけあり、淡路島土産の多さは下りより良く目立つ。

四国土産と並んでもなお圧倒する淡路島土産。微妙に明石が混ざっている。

淡路島土産のいもけんぴは高知のはりま屋から来ていた。高知の日記も書けていないのでまた書きたいものだ…。はりま屋にも行ったのだ。

たまねぎみたいなバウムというのがあり、淡路島の玉ねぎを使ってないなら一体淡路島要素はどこにあるのだろう…と思ったら、公式サイトによると淡路島産のコメを使った米粉や、淡路島産の鶏卵、淡路島の酒粕やはちみつが使われているらしい?

しかし淡路島の牛乳は使われていないっぽい?

玉ねぎも売っていた。しかも安い。買おうか悩んだが1kgも食べれないのでやめた。

他にもひたすら淡島のお土産がこれでもかと並んでいた。

食べ物以外にも瓦もあった。つるぎ町観光記にも書いたが、淡路島は瓦が伝統工芸の一つにあるので、その関係だろう。

しかし瓦からこれだけのグッズをひねり出せるのも大したものだ。

松山にあるみかんの蛇口の玉ねぎ版があった。しかもなんと無料である。かなり熱いので落とさないように注意しないといけなかったが、美味しかった。

飲み終わった容器でどこから来たかのアンケートも取っていた。兵庫に入れたが、今写真を見たら神戸があることに気が付いたので惜しかった。

大まかには兵庫や阪神圏から来ている人の比率が多いようだ。基本的にこの手の観光地は地元の人間が一番多いと思う。国宝姫路城ですら姫路市民の利用が最多だったはずだし。

美味しそうなアイスもあったがどう考えても持って帰れないこと、ここで食べると太ることから購入を断念した。

この箱の厚みにたまねぎが丸ごと一個!?嘘やろ!?と思ったら、そんなものは入っていなかった。

オアシスの一角では七夕の準備がされていた。

帰路、岩屋港まで散策する

時刻は18:40。いい時間になってきたので淡路島から帰路に就く。

バスで帰るのも無粋なので、運動も兼ねてジェノバラインに乗るべく岩屋港へ向かう。

なおこのルートはニジゲンノモリ公式サイトによると危険[3]らしい。

淡路ICに帰りのバスがいるように見えるが、無視して通り過ぎる。

岩屋港が見えてきた。

観覧車から見た十字路に入る。道の駅あわじというのが気になる。

どことなく南国の空気が漂う太い歩道を降りてゆく。

住宅街に近づくと葛の蔓がもじゃもじゃしてきていた。道が葛で覆われていないことから草刈はされているものと思われる。

ヤンマーのトラクタを置いている家があった。カッコイイ。

こんな観光客が来ないであろう場所から眺める明石海峡大橋とアンカレイジも悪くない。

ここから生活道路に入るので速度に気を付けないといけない。いや、私は歩行者なので関係ないが…。

降りていくので当然だがここの道はそこそこ坂である。

降りていくと古めの住宅が並ぶ住宅街に入ってきた。手前の家庭菜園の規模がデカいのと、右手の廃アパートのような建物が哀愁を誘う。

ここから道が細くなり坂の急さも増し、軽トラの通り道みたいになってきた。

坂の傾斜がきついからか、1Fが車庫で家本体はその上にあるデカい家があった。こういう家は神戸でも西岡本とか、急斜面にある高級住宅街に行くとよく見るが、この家は上に載っているのが従来型の日本建築というのが特筆すべき部分だろう。

西岡本にある家は基本洋風というか、漆喰や焼杉などのない普通の家だ。

廃アパートのような建物の横に来ると、なんと二棟が合体していることが分かった。ちなみにこの時点で一部屋に灯りが点いており、人が住んでいることが確認できた。

アパートが気になりすぎたので回り込んでみようとしたら手前にデカい家があった。この辺りは地味に高級住宅街っぽさがあるのかもしれない。

そしてアパートの前には数台の車が確認できた。この時点で廃アパート疑惑がだいぶ薄れたが、駐車場として使われているだけの可能性もあるので接近してみることにした。

普通にめちゃくちゃ人が住んでおり、大変失礼だった。

1、2とあるので公営住宅かな?と思ったが、アパート名が見当たらなかったので何なのかはわからなかったが、ググった感じしあわせハイツ淡路岩屋1と2らしい。

この辺りは昭和に良くあったであろう細い路地がまだ残っていてよかった。中途半端な地方都市だとこういう場所は雑草で藪になっていたり蜘蛛の巣が張っていたり、ごみが捨てられていたりでまともに通れないのだが、ここは現役の通路として生きていると思った。恐らくこの通りにある家は、こちら側に玄関があるのだと思う。

淡路市立石屋小学校の連絡通路の下をくぐる。この辺りは岩屋という地名のはずなのに小学校の名前が石屋なのは面白いなと思った。

この辺りは昔ながらの後継が残っていて非常にいい地域だ。

廃墟があったので表札を見てみた。どうやらこの辺りはかつて津名郡淡路町だったらしい。

道や景色が渋い…。

ビールケースや椅子の置いてある建物は地域の老人とかの集会所だろうか?

まっすぐ突き進むと廃材置き場のようなところに出てきた。

この辺りは二車線道路で、幹線っぽさがある。ビデオ・酒と書かれた店も気になる。

適当に港がありそうな方角に進んでいると岩屋商店街の看板が現れた。恐らく先ほどの十字路の横道に繋がる場所だろう。

今はもう存在しない「淡路町」の文字がまだ残っているところが味わい深い。とはいえ、商店街によくある専用の街灯が残っているあたり、まだ有志によって景観や設備の維持はされているのかもしれない。

どこねっとの看板は新しく、これを見た感じ商店街にはまだ生きている商店が点在してそうだった。

恵比須神社があった。エビスは地方によって微妙漢字が違うので面白い。

そして荒廃しておらず、今でもちゃんと手が入ってそうなのがいい。

岩屋港に到着し、ジェノバラインへ乗船

そしていよいよ岩屋港に着いた。

明石行き(13分)高速艇 ジェノバラインの文字がまぶしい。

駐車場はもう使われておらず、従業員用になっているように見えた。ここにも淡路町の名残があった。町営。

しかも町の文字が塗り替えられた痕跡があるので、かつては村営とかだった可能性がある。

恐らく元々は廃止されたたこフェリーの名残ではないだろうか?船に車を積むと高くなるから駐車場に入れて歩いて乗る的な。

岩屋港の前に着くとロータリーにはアワイチのモニュメントが置いてあった。時間があればこの向かいにある島に行きたいところだったが、もう時間が遅いことと、船が着岸していたため乗船を優先することにした。

ここがジェノバラインに乗船するための場所、岩屋ポートターミナルだ。新しく綺麗でいい感じの建物である。

生しらす丼ののぼりがあることから軽食も摂れるのかもしれない。

時刻は19:15。寄り道しながら写真撮りながらのんびりやってきて35分なので、普通にくればオアシスから徒歩15分そこらで来れるだろう。

ターミナル内はこんな感じで、自販機に机があり、ゆったりできそうな感じだった。

コインロッカーもあるので荷物を預けることもできる。写真は見切れているが、切れている部分をよく見ると中型くらいのロッカーもあるように見える。

シャッターが色々閉まっているが、日中なら食堂や受付窓口が開いている感じだろうか?

見た感じ乗船客はそこそこおり、列ができていた。

切符売り場は現金のみだが、新札に対応していた。

切符は回収されるので持ち帰れなかったが、写真を撮っておいた。700円で船旅ができるなら安いものである。

ジェノバラインに乗船し明石港へ

どうでもいいがジェノバと言うとFF8を連想してしまう。

悠長に写真を撮っていたら出航しそうだったので改札へ向かう。

今回はまりーんふらわあ2という船に乗る。現在通常運航の船がドック入りで原付が乗れない案内がされていたので、これは予備船らしい。

車を積めない分、旅客定員は217人と多い。

階段を上ってみると風通しのいいデッキ席があったのでこちらを利用することにした。

目の前にまりん・あわじと書かれた船がいたが、恐らくこれが通常運航で使われている船だろう。横にドックらしきものが見えるので入渠中なのだと思われるが、淡路市の名前が書かれているのが面白い。

どうやら淡路市の建造した船をジェノバラインが運行しているようだ。

まりーんふらわあ2のデッキ席には簡易ではあるもののペットボトルホルダーがあり、充実していた。

これは特に意味もなく岩屋港から明石港までを録画したもの。淡路島ののどかな風景が徐々に明石市の都会な景色に代わっていくような感じがある。

よく見ると明石海峡大橋の下をくぐれるので回数券を買って往復しまくればくぐり放題である。

途中で阪九フェリーともすれ違っている。

明石港に着いたので下船してゆく。

1Fの通常座席はこんな感じ。

時刻表を見ると平日の多い時では時間3本も出ていてかなりの本数だ。解り易さのためだろうが、小型船という船名すらない船がいるのも面白い。

明石港側にも結構客がいて、橋があって自転車やバイクが載せられない状態でも需要はあるんだなというのを感じた。

淡路港側のターミナルはしょぼく、待合室という感じだった。

岩屋港とは異なり券売機も二台中一台が旧式で、旧紙幣や硬貨は使えなかった。

建物はいい感じなので勿体ないなと思った。子午線ラインという愛称も明石らしくていい。

建物の前は広めになっていてロータリーとして使えそうな感じがあった。

明石市側の乗り場周辺は飲み屋くらいしかなかったので、何か食べたい場合は事前に持ち込んでいるといいかもしれない。

三宮までの帰路

今年も魚の棚で半夏生七夕夜市が開かれるようで交通規制の案内が出ていた。夜市とかもうずいぶん長いこと来てないし来てみるのもありかもなぁとか思った。

道なりに交差点に出ると駅の案内が出ていて便利だった。

三白館の前では解体工事か新築工事がされていた。恐らくマンションか住居ができると思うので、明石駅前とはいえ商店街の衰退は避けられない宿命であることが垣間見える。

魚の棚までやってきたらあとはもう余裕である。全然関係ないが私は魚の棚を「うぉんたな」と読む明石の習わしが好きだ。

魚の棚の雰囲気はいつ来てもいいものだ。

淡路島を出て明石に着き、一気に都市部に出てきたような景色だ。

前は歩道橋に名前がついていなかった気がするが、いつの間にか名前がついていた。

都会だ…。

パピオス明石には明石高校の生徒が描いたかわいらしいイラストが掲示されていた。真鯛に真蛸に天文台、そして明石海峡大橋。まさに明石である。なお明石海峡大橋の本土側所在地は神戸市であり、明石市からは単に橋が見えるだけである。

おしゃれで広いスペースの奥に駅が見え、都会を感じる。神戸の人間が何言うてんねんという感じではあるが、まぁはい。

照明のいい感じの明るさと景色。

都会的な電光表示!

駅!鉄道!

改札に吸い込まれると丁度いいタイミングで新快速が来ていた。岩屋港に着いた時もちょうどいいタイミングで船がいたし、この日はタイミングがとてもいい日だった。

そして三宮に帰ってきて、旅は終わりを告げた。

おみやげ

大体たまねぎ。四国成分ちょっぴり。

玉ねぎ系は神戸でも物産店に行けば買えたりするので特に買って帰る意味もなかったが、なんとなく買って帰ってきている。

淡路島なら善太の乾燥玉ねぎが手に入らないかな?と思っていたが、それが手に入らなかったのは残念だった。たぶん善太のは南あわじ市までいかないと難しいのだと思った。

あとがき

何はともあれ、これにて淡路市、洲本市、南あわじ市のすべてに上陸したので、自治体レベルでは淡路島完全制覇である。

今回の収穫としては淡路市には岩屋港周辺に道の駅などの面白スポットがありそうなことが分かったので、気が向いたら運動がてらまた行くかもしれない。ただこの手の旅ブログネタが蓄積しすぎて書けていないので、まずはそっちを吐き出したいところもあり…難しい。行けば行くほど溜まっていってしまうというか…。

そういえばどこねっとの看板は全国津々浦々で見かけるが一度もHPを見たことがないので見てみたら、東京にある株式会社JKKなる会社がやっていることが分かった。小字未満の粒度で存在すると思うが、よく作ってるなと感心する。どこにでもあるので登録料で稼いでいるとも思えないし、どうなっているのだろう?

2026-07-02追記

なんか知恵袋とかを見ると営業マンが来て登録料を取ってるらしい…。全国津々浦々にあって無数の商店が載っているのに、とんでもない所業だ…。

半年で3000円ほどらしいが確かに膨大な掲載店から取れればかなりの収益になりそうだ。しかも淡路市の文字が入っていたあたり、自治体の公認をとってやってる可能性もある。

プラ段製看板の制作費はしれてると思うので、いい事業なのかもしれない。

他にも追加料金でブログとかも作れるそうだが、どれほどの店がやってるのかは果たして謎である…。


  1. 徳島バスが切り返し運転しているのが個人的によくある印象だ。バスターミナルの持ち主である神姫バスが切り返ししているのはまず見ない。 ↩
  2. AKCの本社は洲本市。 ↩
  3. これはニジゲンノモリから岩屋港が遠く、更に時間の関係でジェノバラインに乗れても終電に接続できない可能性が濃厚なため。今回の私のケースでは特に関係がない。 ↩

2026/05/27(水)小野市産そば抜き実を使ったそば米汁

更新日:
投稿日:

そば米汁のそば米を自家製そば米にして作ったもの。

調理時間は30分程度。

材料

二食分。夕飯に作って、余りを翌日食べることもできる。

材料 分量 備考
人参 30g
鳴門金時 30g
ごぼうささがき 30g
玉ねぎ 50g
しいたけ 1~2本 30g
鶏もも肉 50g
自家製そば米 40g 70mlくらい
水 500ml
ヒガシマルうどんスープ 1袋

そば米でなく、生の抜き実でも作れる。その場合は50mlが40gの目安。抜き実で作った場合の特徴としては、芯が残り芋のようにホクホクした食感になるのと、出汁の染みが悪くなるのと、ぬめりが出る。

個人的にはそば米で作ったほうが食味が良いと感じている。

調理方法

  1. 人参、鳴門金時、玉ねぎを5mmほどの細切りにする。皮は剥かない
  2. しいたけは軸を外し5mmの薄切りにし、軸も5mmくらいの薄切りにする
  3. 鶏もも肉を適当な細切りにする
  4. 鍋に水500mlを入れ、沸騰させる
  5. 中火にする
  6. 鍋にヒガシマルうどんスープを溶かす
  7. 鍋にそば米→具材の順で入れる
  8. 蓋をして10分煮込む
  9. 蓋を開けて盛り付けて完成

一食当たりの栄養価の目安

二食分としたときの一食当たりの栄養価の目安。数値はあすけんを使い、そばの実の部分はそば米として計算している。

栄養素 含有量
エネルギー 174kcal
たんぱく質 7.7g
脂質 4.2g
糖質 25.6g
カリウム 386mg
カルシウム 25mg
鉄 0.8mg
ビタミンA 115ug
ビタミンE 0.5mg
ビタミンB1 0.17mg
ビタミンB2 0.1mg
ビタミンB6 0.25mg
ビタミンC 8mg
食物繊維 3.2g
飽和脂肪酸 1.21g
塩分 3.9g

おまけ:抜き実で作ったときの写真

40gの分量。

茹でた後の状態。出汁の吸いが悪く、そばの実があまり目立たない。

盛り付けた状態。そば米と比べるとふっくらしておらず、小ぶりな見た目で、緑色が強く出る。

食感としては芋のようにホクホクした感じになるのと、朝作って夜に作り置きを食べようとするとぬめりが強いと感じた。また半日おいても出汁の染みが悪く、ホクホク感が残ったので、個人的にはそば米化した方が、食味が好ましかった。

2026/05/15(金)三宮近辺で箱SUNAOを探した記録

更新日:
投稿日:

阪急オアシス神戸三宮店から箱SUNAO、つまりSUNAO マルチパック<バニラ>が4月末に品薄、5月5日に在庫棚縮小の上、品切れになったが、再入荷される気配がないため近隣を探してみた記録。

大分数を回ってみたが、ほとんど大半の店舗で在庫棚が存在せず、取り扱いがなかった。

取扱店舗検索|SUNAO|江崎グリコや販売店舗検索で、過去に出荷した店舗の検索ができるが、今もある保証はない。

実際に幾つかの店舗に訪れたが、それなりに掲載されているうち、在庫棚が存在したのは阪急オアシス 神戸三宮店とサンドラッグ 武庫之荘店の二店舗だけだった。この結果からして、SUNAOの取扱店舗検索よりグリコ側の販売店舗検索のほうが、掲載されてい折る店舗が少ないことから信憑性が高い可能性がある。恐らくSUNAO側は古い情報が残りすぎているが、こちらはそうでない気がした。

ひとまず掲載されている店舗を中心に、未掲載の店舗でも取り扱いがある可能性を信じて巡った店舗と、その結果を以下に記録する。

在庫あり - 在庫棚に商品陳列あり(1店舗)

  • サンドラッグ 武庫之荘店

欠品 - 在庫棚はあるが、商品陳列なし(1店舗)

  • 阪急オアシス 神戸三宮店

2026-05-22追記

阪急オアシス・イズミヤ・関西スーパー全店での取り扱いがなくなったため入荷できなくなったとのこと。メーカー確認はしていないが廃番になったかもしれないというのを聞いた。

取扱なし - 在庫棚が確認できなかった(35店舗)

三宮~HAT神戸

  • ライフ 神戸駅前店(電話確認)
  • パントリー 神戸阪急店
  • いかり 神戸三宮店
  • ダイエー 神戸三宮店
  • 紀ノ国屋アントレ 神戸さんちか店
  • ビオラル さんちか店
  • 阪急オアシス 神戸旭通店
  • ドン・キホーテ 三宮オーパセンター街店
  • ライフ 春日野道店
  • 三杉屋 旗塚店
  • コープミニ 春日野道
  • MEGAドン・キホーテ 神戸本店
  • ロピア ブルメールHAT神戸店
  • アサヒ屋 二宮店
  • コーヨー 三宮店
  • キリン堂 吾妻通店
  • サンドラッグ 三宮旭通店

六甲道

  • ダイエー 六甲道店
  • 三杉屋 プリコ六甲道店
  • 阪急オアシス 六甲店
  • いかり 六甲店

市営地下鉄 西神山手線沿線 妙法寺・名谷・学園都市・西神中央

  • コープ横尾
  • 北野エース 大丸須磨店
  • ダイエー 名谷店
  • 成城石井 テテ名谷店
  • イオンフードスタイル 神戸学園店
  • パントリー 西神店
  • カルディコーヒーファーム エキソアレ西神中央店
  • 万代 西神中央店
  • イオンフードスタイル 西神中央店

西宮 阪急沿線

  • 阪急オアシス 甲陽園店
  • 成城石井 夙川店
  • イズミヤ 西宮ガーデンズ店

武庫川

  • スーパーマルハチ 武庫之荘店

東播磨

  • イオン 土山店
  • トライアル 明石西インター店

箱SUNAO探求の旅の経緯

阪急オアシス神戸三宮店の箱SUNAOについては去年の秋ごろから取り扱いが不安定になり、一度全店舗取り扱いなしまで行ったのだが、私が店舗に要望して三宮店限定で復活させた経緯がある。

何故なら箱SUNAOは欠品になることがしばしばあるうえ、私が5-6箱買うこともよくあるので、間違いなく売れ筋だと考えていたからだ。たぶん私のほかにまとめ買いしてる人がもう一人いると思う。

この写真は取り扱いがなくなったときに撮影した時のものだ。2025年11月11日の撮影。

この写真は要望の結果、倉庫にあった全在庫を三宮店に取り寄せてくれた時のもの。この時は店頭在庫が切れたら終わりという話があり、在庫が少なくなっていた。12月2日に撮影。

ところが12月14日に来ると明らかに増えていた。

12月23日になると、箱SUNAOを押しのけていた箱Soyが追いやられ、箱SUNAOが優勢になるまでに回復していた。

年を超え2026年1月10日、11日になると在庫がかなり減っていて、また消えるのか…?と不安がよぎった。

しかしこれは杞憂で、16日には復活していた。

1月16日から4月20日までは安定して入荷されており、棚を一段丸ごと埋め尽くすほどの勢いがあった。

しかし5月5日になると急に在庫棚が狭くされ、売り切れ状態になっていた。

という流れがあったので探し始めたわけだ。しかし毎週買うものなのに毎回、駅から遠い武庫之荘のサンドラッグまで買いに行くのは大変だし、夏に入ると溶けて持って帰れなくなる恐れもあるので何とかなってほしいところだ…。

他のアイスだと太ってしまうところ、SUNAOは太らないうえに美味しいのでとても助かっている。糖質控えめで食物繊維が多く、バニラビーンズが入っているのも素晴らしい。

普通のSUNAOだと1カップ税込み248円もするところ、箱SUNAOだと6個入りで647円とお買い得なのも見逃せない。

2026/04/21(火)神戸の住みよさについて

更新日:
投稿日:

三宮に3年、石屋川に10年、春日野道に6年と、神戸に19年住んだ管理人が思う神戸の住みよさについて書いて行く。

ここでいう神戸とは私が住んできた地域を軸にしているため、その他の地域については基本的に考慮していないことを先に断っておく。また偏見全力で書いているため、私の記憶にないか、ほとんど使ったことがないものについては書いていない。

まず神戸のいいところは生活利便の良さだ。神戸は南を海、北を山に囲まれた非常に細い場所にあり、狭い部分では2kmほどしか平野がない。必然的に市街地がコンパクトに集約される構造になっている。つまり東京や大阪のように街が広がっていないのだ。これは鉄道などを利用していろんなところに行かなくて済むことを意味する。

交通機関

まずは神戸の発達した交通機関について。

山裾には阪急電鉄、中心にはJR、沿岸部には阪神電車が走っており、中心部に行くと更に神戸市営地下鉄の西神山手線と海岸線が並走し最大で五路線が並走する。山と海に挟まれた狭隘な空間に五路線もあるということは、どこでも鉄道でアクセスしやすいわけだ。これは非常に便利だ。

阪急電鉄は神戸市沿岸部の山裾に沿って走り、速達性が高く、沿線には阪急の開発した高級住宅地が多い。

阪急沿線の商業施設としてはレムプラスやリッチな食材を集めた阪急オアシス神戸三宮店を要する神⼾三宮阪急ビルや、猥雑さとオシャレさをまぜこぜにした飲食店街EKIZO神戸三宮、IMAXを収容するTOHOシネマズ西宮OSや、阪急百貨店を核とした様々な店舗が入る大規模ショッピングモールである西宮ガーデンズ、セカンド上映主にする映画館、塚口サンサン劇場を擁し、昭和の色を色濃く残した大型商業施設である塚口さんさんタウン、ハイソなショッピングモールである阪急三番街やNU茶屋町などがある。全体的に上質で文化的な路線だ。

阪急はJRより安い運賃で宝塚や京都、大阪の北のほうに出られることや、沿線商業施設の充実もあり非常に便利だ。その代わり乗車率は高く、比較的混雑する。特にラッシュ時には乗りたくない。

JRは阪急より南にあり、神戸の真ん中あたりを貫いている。駅数が少なく、速達性が極めて高い。基本的に都市間輸送のためだけに存在する路線といっても過言ではない。特に快速の上位種である新快速は特急料金不要で特急に匹敵する速達性を持ち、ほとんど止まらない。

JR沿線の商業施設としてはMOVIXあまがさきを擁する大型ショッピングモール、あまがさきキューズモールがある。基本的に停車駅が極端に少ないのと、阪神や阪急によって開発し尽くされているため、沿線に目立った商業施設は多くない。ちっちゃいのならなくはないが…。

JRは速達性の高さを生かした長距離移動に向いているほか、加古川や明石に行く場合は私鉄だと割高になるため、その辺りに行くにも悪くない。他にもJRだと特急はまかぜに乗れば城崎温泉や、カニで有名な香住、自治体名に温泉がついている新温泉まで一本で行けるほか、スーパーはくとに乗れば鳥取までも一本で行けてしまうので、長距離移動には大変便利だ。

但し阪急・阪神・山陽と競合する神戸線は常に混雑しているため、急がないなら乗りたくない。

阪神電車は先に挙げた主たる三路線の中で最も海沿いを走る鉄道だ。速達性は最も悪く、むしろ遅い。阪神に速さを求めてはいけない。沿線は下町が多く、高級感の片鱗もない生活臭が漂う路線だ。

阪神沿線の商業施設としては百貨店である神戸阪急、駅直結の映画館であるOSシネマズミント神戸を擁するミント神戸、ダイエーの創業地である中型の複合商業施設であるOPA2、三宮の地下街さんちか、4DXのある109シネマズHAT神戸を擁するブルメールHAT神戸や大型家電量販店であるヤマダ電機神戸本店、大型書店ブックファーストを擁する中型複合商業施設である御影クラッセ、阪神タイガースの本拠地であり全国高校野球選手権の舞台でもある阪神甲子園球場や、大型商業施設であるららぽーと甲子園やコロワ甲子園、尼崎ボートレース、ミドリ電化の社長が私費で建設した尼崎城、梅田の阪神百貨店などがあり、非常に買い物に便利だ。

これ以外にも観光地であるメリケンパークやモザイク、ハーバーランドといった場所に出ることもでき、こちらには神戸最大のシネコンであるOSシネマズ 神戸ハーバーランドや、郊外型の緒方ショッピングモールumie、レストラン街モザイクなどがあり、非常に充実している。umieにはソフマップがあり、品揃えもなかなかよく自作PCのパーツをそろえたりゲーミングチェアを試したり、色々するのに悪くない。他にも日本橋に出ることもできるため、ここからオタクショップに向かうこともできる。

更に直通運転している山陽電車の路線に入れば、大規模なモールである三井アウトレットパークマリンピア神戸店や、懐かしい感じの小さい遊園地である須磨浦山上遊園にも行くことが出来、とにかく利便戦は最高に良い。

運賃は阪神が最も安く、企画乗車券を使えば三宮~姫路間を1500円くらいで乗り放題にできるので、姫路に安く移動するのにも重宝する。遅いので空いており、基本的に座れる。ラッシュ時でも座れる。

阪神の利便性はまだあり、三宮から奈良まで乗り換えなしでJRより早く移動出来たり、なんばで近鉄に乗り換えれば名古屋まで、南海に乗り換えれば和歌山に行くこともできるので、大変便利だ。

鉄道網は他にもあり、人工島へ移動するポートライナーと六甲ライナー、中山間地域を主に走る神戸電鉄も存在する。

更に新神戸にはすべての新幹線が停車するし、新神戸駅と三宮駅は徒歩15分で連絡できるため歩いても行ける。勿論バスや地下鉄でも行けるが、手ぶらの場合は所要時間に大差が出ないだろう。

神戸空港からは日本各地(一部海外)へ飛ぶことが出来、神戸港からは小豆島・高松・宮崎・新居浜[1]・新門司・大分・上海[2]行きのフェリーも出ている。

また高速バスも充実しており、東京行きなら掃いて捨てるほどあり、名古屋行きもそこそこあるほか、四国四県は香川と徳島は毎時一本ほどあり、淡路島行きなら毎時一本以上、多いときは10本行かないくらい出ている。

福岡や佐賀行きのバスもあるため、九州に行くのにも便利である。

大阪南港まで移動すれば松山まで寝て移動して朝市で松山観光をすることだってできるし、私は実際にした。

買い物の利便について

およそ大抵の店があり、店舗や種類も豊富にある。ここに挙げた店はすべて駅から近く、鉄道と徒歩で十分にアクセスできる。

例えばスーパーは三宮中心部だけで7種類、8店舗ものスーパーが存在する。高級スーパーから庶民的なスーパーまで一通りあり、醬油はあのスーパー、生鮮食材はあのスーパー、魚はあのスーパー、ダイエット食品はあのスーパーみたいな使い方ができる。ちょっと離れたところまで含めると20くらいあるので、スーパーは選び放題だ。

また食材に関して言えば三宮には鶏卵店があり、卵に拘ることが出来るほか、少し行ったところには大安亭市場という商店街があり、ここでは神戸市産や兵庫県産の野菜や果物、鶏卵を取り扱っている店もあり、地産地消もできるほか、鶏肉店、精肉店、八百屋、中華食材店、韓国食材店、業務スーパーなどもあり、大変利便がいい。

オタクショップもアニメイト、メロンブックス、ボークス、らしんばん、駿河屋、ブックオフとあり、充実しているし、これらは徒歩5分ほどで連絡できる距離に密集している。

書店に関してもジュンク堂書店の本店とも呼べる三宮店は専門書籍を中心に品揃えがよく、三宮駅前にあるジュンク堂も漫画やラノベといったオタク書籍の品ぞろえがいいため外せないお店だ。御影クラッセにあるブックファーストも中々いい。

またジュンク堂三宮店の中には大きな文具店である、ナガサワ文具センターの本店が入居しており、文房具をこだわって選ぶことが出来る。一般文具も豊富だが、特に万年筆が有名なので、万年筆が好きな人にもいいかもしれない。他にも神戸をテーマにした文房具やインクもある非常に面白いお店だ。

文房具についてはハーバーランドにあるナガサワ文具センターも面白く、こちらは万年筆と神戸文房具に特化しているので、一見の価値がある。なお、ハーバーランドのほうには普通の文房具は全く置いていない。

他にも御影のブックファーストや岡本の堀萬昭堂辺りも品揃えがよく、一見の価値がある。文房具店自体も多く、HAT神戸やDUO神戸にコンパスという店があるほか、umieにある文具店tagも品揃えがユニークでいい。文具店tagはコピックなどの画材が多いが、ファイルの品揃えもいい。

雑貨では神戸阪急に大きな無印とロフトがあるほか、umieにも無印があり、御影クラッセにも無印があるので、無印に困ることはほとんどない。ニトリも三宮センター街に小さいのがあるほか、御影と高取に大型店舗があり、非常に利便がよい。

百均だとセンター街には超大型のダイソーがあるほか、大型のセリアもあるし、三宮駅前のダイソーや、ちょっとその奥にあるダイソーも大きめで品揃えがいいほか、キャンドゥやミーツとかも含めるとそこら中に百均があり、大きめの店舗も少なくないため、百均に困ることも早々ない。

ホームセンターについても大石とハーバーランドに大きなコーナンがあるので、およそ大抵のことはこれで事足りるし、ドンキもHAT神戸の辺りにクソデカいのがあるほか、三宮のちょい外れにもあり、最近センター街にもできたのでドンキに困ることもない。

他にもポートアイランドに行けばIKEAと東京インテリアがある。

家電店についてもHAT神戸に大型のヤマダ電機があるほか、エディオンもあり、三宮中心部にもそれなりのサイズのジョーシンとヤマダ電機があり、ハーバーランドに行けばソフマップもある。ソフマップはPCパーツも充実していて悪くない。他にもセンター街にドスパラがあるほか、舞多聞にあるパソコン工房は18時に三宮を定時ダッシュすれば閉店30分前に入店可能なことを確認しているため、ここも使いやすい。

またじゃんぱらがあるため、徒歩圏に住んでいれば、メルカリより手間なく高くPCパーツを売れて便利だ。メルカリに高い手数料を払って、クレーマーに怯えながら面倒な梱包や発送をする必要など全くないわけだ。

服についてもセンター街に大きなユニクロがあり、先述した通り神戸阪急にデカい無印もあるし、umieに行けばGUとユニクロと無印があり、HAT神戸にもユニクロはあるし、GUと無印は御影クラッセにもあるので、困ることはない。

アウトドアグッズについては神戸は強く、三宮にmont-bellの大型店があるほか、このmont-bellの真横にはパタゴニアとコロンビアもある。センター街に行けば好日山荘やムラサキスポーツもあるし、垂水にもデカいmont-bellがあるほか、六甲道にも小さなmont-bellがある。ムラサキスポーツはハーバーランドにもある。なお私はmont-bellにしか行かない。

けいおん!やバンドリのようなバンドアニメを見た人や、ボカロに親しんだ人向けには楽器店もある。例えばセンター街にあるリードマンはあからさまにその辺りをプッシュしているし、三宮には島村楽器やヤマハミュージックもあるので、楽器をはじめたい人にも悪くないだろう。

またわしたショップもあり、いつでも沖縄物産を買うことが出来る。

そして何よりこれらの店舗の大半が三宮中心部から概ね半径450m以内に存在しており、徒歩での往来が容易だということが神戸が利便性のいい都市たらしめる要素の一つである。

映画館

東京・大阪限定上映みたいな極端に配給の狭い作品以外なら大抵観れるのも神戸の良さだ。仮に神戸でやっていなくても西北やJ尼に行けば見れるし、最悪梅田に出れば見れる。新快速で20分そこらで行けるので恵まれている。これは大阪の衛星都市である強みと言える。

福岡や名古屋、札幌はそれ自体が核都市であるため、そこで上映がなければ遠征しないと観ることが出来ないが、神戸はそうではないので梅田に出るだけでいい。これは非常に都合がいいポイントだ。しかも神戸市は旧五大都市[3]であるためか、大概の映画は回ってくるため、基本的に梅田に出る必要すらない。

またテアトルシネマグループの再現であるため、テアトル配給の作品が見れるのもポイントだ。何故ならテアトルは神戸より西の都市である広島や福岡にはない。そもそもテアトルは東京・大阪・神戸にしかない。横浜にすらない。

映画館は三宮中心部だけでOSシネマズ ミント神戸とkino cinéma神戸国際、シネリーブル神戸があり、ハーバーランドにはOSシネマズ 神戸ハーバーランド、HAT神戸には4DXを有する109シネマズHAT神戸があるため、新作は大体この辺りで見れる。

単館系としても元町映画館やパルシネマしんこうえんがあり、元町映画館ではインディー映画、パルシネマしんこうえんでは80-90年代の旧作から、一年前の準新作まで広く観ることが出来る。

また県内他の映画館へのアクセスも良く、IMAXのあるTOHOシネマズ西宮OSへは阪急の特急で16分、上映前の演出が深いセカンド上映で知られる塚口サンサン劇場へは阪急の普通で32分(準急なら22分)、MOVIXあまがさきへは新快速で15分、箱が大きく映写と音響のいいアースシネマズ姫路へは新快速で40分、淡路島にある映画館で知られる洲本オリオンへも高速バスで1時間30分でアクセス可能で、これらは全て乗り換えが不要だ。

梅田やなんばへも乗り換えなしで出られるため、大阪にある映画館にも行きやすいほか、日本に二個しかないIMAX GTを有する109シネマズ大阪エキスポシティにも行くことが出来る。どうしてもGTで観たいときには大変重宝する。

正直映画の鑑賞環境がこれだけ充実しているのは神戸の良いところだと思う。横浜の人がテアトルを観に行こうとすれば品川に行くしかないから不便だろうし、名古屋や福岡の人がテアトルやGTにアクセスしようとしたら飛行機や新幹線が必要になってくる。

イベント・観光

イベントで言うとマチアソビに行くことも容易だ。先述した通り三宮から徳島へのバスは毎時一本出ているほか、高松行きのフェリーもあり、このフェリーには夜行便があるため、夜行フェリーで高松まで出て始発で徳島に向かえば宿を抑えずとも開会式より前に徳島に着くし、高速バスを使えば気軽に往復できる。

大阪関西万博も三宮から格安直行バスが出ていたので非常にアクセスがよかったし、SUPER COMIC CITY関西やコミティア関西といったイベントに出るにも都合がいいだろう。

観光の面では三宮から有馬温泉は地下鉄と神戸電鉄を乗り継げば30分で行けるほか、六甲ケーブルと六甲山上バス、六甲・有馬ロープウェーを乗り継いで六甲の自然を眺めながら行くこともできる。毎週末有馬温泉に行くことだって可能だ。

近場だとハーバーランドで遊覧船に乗って潜水艦の建造を見ることもできるし、カッコいい連接バスであるポートループに乗っておしゃれな水族館atoaでのんびりするのもいい。この辺り一帯を見た後にポートタワーに登って眺望を見るのも悪くないし、市役所の展望フロアなら無料で入れるから、ここに行くのもいい。他にも異人館やハーブ園、布引五本松堰堤など見どころは無数にある。市ケ原でキャンプするのもいいだろう。

海から山へ目線を移せば、六甲山には無数の登山道があるので、週末登山だと全部網羅するだけで一年が過ぎ去るだろうし、海に目を向ければ須磨浜や垂水浜といった海岸や、神戸空港島の親水緑地や釣り場、神戸市立須磨海づり公園、平磯海づり公園などもあり、山も海も楽しめる。海ではスキューバダイビングをしている人やウインドサーフィンをしている人も見かける。

国宝姫路城を見るのだって新快速で40分で行けるし、姫路には他にも太陽公園や、須濱神社といった名所があるほか、隣のたつの市は薄口しょうゆの聖地であり、揖保乃糸の生産地でもある。

淡路島行きのバスも多いので、淡路島にも行ける。淡路のニジゲンノモリや観覧車のあるPA、洲本で洲本城や洲本レトロこみちに洲本温泉、福良で渦潮見学やうずの丘見物なんてのも乙なものだ。

他にもいとうのいぢの生誕地である加古川や、あまろっくの舞台となった尼崎、涼宮ハルヒの舞台となった西宮、忠臣蔵の舞台となった赤穂、AIRの聖地である香住など、電車で一本で行ける場所の見どころは多い。変わり種としては昔ながらの漁村である家島に訪れるのもいいだろう。

県外に出る場合でも京都なら新快速で55分なので京都観光もできる。奈良公園も奈良行きの快速急行に乗れば一本でアクセス可能だ。

まとめ

神戸は中心地にすべてがギュッと集約されていて、スーパーなどの商店を選ぶ余地がちゃんとあり、色々なお店があり、交通も発達しており色んな場所へのアクセスがよく、映画館も多く観れる映画も多く、大阪の衛星都市であるがゆえに大都市でしか上映されない映画を観ることもできる。

沿岸部であれば車がなくとも十分に生活でき、三宮なら徒歩で十分で、自転車があると行動範囲が広がって便利なくらいだ。

山と海に挟まれており、自然が豊かで、その両方を享受できるのも魅力だ。マリンスポーツも登山、キャンプ、沢登りも全部ある。場所によってはマウンテンバイクの使用もできる。

また神戸市と兵庫県は農業や畜産、漁業も盛んであるため、その中心地である三宮では地物の食材を手に入れることも容易で、地産地消ができるのもポイントだ。

恐らく、ここまで生活利便がよく、車が不要で、映画を満足に見ることが出来、あちこちに行ける都市というのは他にないと思う。

例えば新宿や池袋から東京駅へ徒歩移動するのは相当無理があるが、三宮から新神戸なら余裕だし、徒歩圏内に多種多様なスーパーが集まっていてハシゴできるなんて早々ないだろうし、よく似ているといわれる横浜にはテアトルがないし、裏山も空港もない。羽田はあるけど三宮から神戸空港に行くよりは行きづらいだろう。

かといって地方都市ならコンパクトシティかといえば、そうでもないと思う。広島や松山は明らかに広く、バスか路面電車に乗らないときついし、神戸ほど充実していない。徳島まで来ると車がないと生きていけない。

そういうわけで総合店としてみると神戸はかなりいいところだと思う。生活利便・交通利便も、観光もレジャーも、地産地消も、そして映画鑑賞さえも全てにおいて利便性がいいと思うのだ。

だから私はこの住みよい神戸が好きで、ずっとここに住んでいたいと思う。


  1. 新居浜行きは運航本数が少なく、運行される曜日も平日が主体と利便が悪く、接続する公共交通機関が一切ないため、ぶっちゃけ旅客向けではないが、一応乗れるので記載している。しまなみ海道をチャリやバイクで走る人が利用していることが多いらしい。 ↩
  2. 片道四日掛かるので気軽に使える航路ではないし、これを書いている現在は政治的な都合で乗ることが出来ない ↩
  3. 京都・大阪・横浜 ・神戸・名古屋を指す言葉 ↩