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この記事にはネタバレがたくさん含まれます。

口上

2025年最初の映画鑑賞としてメイクアガールを観てきた。いつも通りの公式サイトも何も見ずでの、ぶっつけ本番。

内容をざっくばらんに言うとSF系のボーイ・ミーツ・ガールだ。私はボーイ・ミーツ・ガールが非常に大好きで、ボーイ・ミーツ・ガールであるというだけで過大評価になる。

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これは過去に観た映画の評価が★3、つまり最高のものだけを抜き取ったリストだが、なんとSAOP以外全部ボーイ・ミーツ・ガールである。

ボーイ・ミーツ・ガールだったら自動的に★3になるわけではなく、もちろん★2以下もある。

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このブログに作品タグが存在し、複数記事のあるトラペジウムとがんばっていきまっしょいが★2枠なのはボーイ・ミーツ・ガールではないというのが恐らく理由だろう。私の中で熱狂度と作品の良さは比例しないのだ。

SAOPが★3なのはSAOPだからなので、これは例外中の例外。

去年は残念ながら刺さる作品がなかったが、まさか今年入って開口一番にぶっ刺さる作品が来てくれるとは思わなかったので予想外だった。作中で主人公が刺されるシーンも相成ってか、極めて強烈な刺さり方をした気もする。なんか今年の最高作もう出ちゃったんでは感。とにかくめちゃくちゃいい。刺さるというより刺殺されたというくらいの良さ。

因みにOSシネマズ神戸ハーバーランドのレイトショーで見てきたが、1番スクリーン(146席)に10人ということで、ガラガラだった。私は基本的にニッチな作品しか見ないので、まぁいつものことである。埋まってるほうが奇跡。

講評

さて、前置きはこの程度にしておいて本作について語っていこうと思う。ネタバレを避けるとか器用なことはできないので、ネタバレありきで書いていく。

あらすじ

まず大まかなあらすじとしては、天才的な頭脳を持ちながらも感情や社会性に欠けた高校生の主人公が、人造人間を製造し、互いに人間社会や感情を学びながら成長していくといった感じのストーリーだが、最終的に二人が出会うことはなく、散り散りになってしまう悲しいストーリーだ。

内容

主人公は、人付き合いが苦手な陰キャの研究者で、高校生だ。悪く言うと人の心がなく、人付き合いも薄い陰キャコミュ障オタクみたいな感じ。

ある日主人公が悪友と話していると、悪友が「彼女ができたらバイトの能率が倍になった」という話をするので、これを聞いて「彼女が出来れば研究の能率が上がるのではないか?」みたいな壮大な勘違いをしてしまう。本当に研究者なのかこいつというアホさ。

そして彼女を作ってくるといい飛び出していく。そのまま研究をつづけ、主人公は自分と同年齢の女性の人造人間を作ってしまう。

こうして誕生した彼女は、基礎的な知能を主人公によって植え付けられながらも、社会性が欠如していた。このままでは彼女にならないと思った主人公は彼女に「恋人らしさ」を身につけさせるべく、彼女を人間社会に適応させようとする。

そして知り合いの女子を指し、彼女から人間社会を学ぶように指示し、彼女は言われた通りに学ぼうとするがなかなかうまくいかない。

知り合いの女子は無駄にいいやつで、事情を聴くと彼女の社会学習に協力してくれるようになる。

彼女はみるみる人間としての社会性を身に着けていき、ほんのしばらくの間に完全に人間らしい感性を獲得してしまう。

ただここからが問題だった。彼女は主人公とラブラブになるため、恋人らしい行いをしようとする。しかし主人公は研究以外に興味がなく、次第に彼女の態度に苛立ちを感じるようになり、遂には彼女を自宅から追い出して、別の家に隔離してしまう。この主人公は最低最悪で、まるでゴミのような人間である。

それも当然である、彼女が出来れば自動的に研究が上手くいくようになると考えていたのだから、上手くいかないのなら不要だ。脳みそお花畑か?

このとき彼女は主人公と離れたくないがために、主人公を離すまいと掴みかかるが、彼女には主人公に危害を加えられないプログラムが仕込まれており、この試みは容易く失敗してしまう。なんと、このプログラムが発動すると自分の首を絞めて死のうとしてしまうのだ。

このとき、主人公は彼女に対し「君が私に対して持っている恋愛感情はプログラムされたもので、私を攻撃することができないのもそのため。君の感情は全部作り物だ。」的な酷い言葉を言い放ち、彼女は絶望に近い思いを抱き空虚に過ごすようになる。

人造人間とはいえ、人を何だと思っているのだろうか?いや、なんとも思ってないのだろう。

彼女を隔離した主人公は今度こそ研究が上手くいくと思い、研究を進めるが、そもそも上手く行っていなかったものが上手くいくはずもなく頭を抱える事態になる。

物語はここから急変し、一気に暗くなってゆく。

それから少し経った頃、主人公を妬む研究者が、主人公の管理下を離れた彼女を連れ去り、研究することを画策し、彼女を誘拐してしまう。

その間に主人公は過去を思い出す。それは自分の母親が立派な研究者であり、病気で死んでしまったこと、家族を亡くし一人残された主人公に家族を作るプログラムを授けたことだ。

そして主人公は自分の行いを自分なりに反省し、彼女を恋愛対象ではなく家族にしたいと思い立つ。謝るために彼女に会いに彼女の家に行くが彼女がいないことに気が付く。そして誘拐されたことを察知し、助けに行く。

そして敵対する研究者に打ち勝ち、無事彼女を手中に戻し、これまでの行いを謝るが、本質を突いておらず見当違いで意味のない謝罪を彼女は受け入れない。

彼女は主人公から告げられた言葉を忘れておらず、自滅プログラムの作動を承知で主人公を殺しにかかろうとする。

このとき、主人公は抵抗するが、主人公自身にも自滅プログラムが作動しかけていた。恐らく主人公も人造人間で、彼女を攻撃できない制約がかかっていたのだろう。しかし主人公は多分自覚していない。

この後、主人公は彼女からめった刺しにされボロボロになってしまう。正直死んでいないのが不思議だが、まぁ突っ込まないでおく。

彼女は自滅プログラムによる内蔵破壊だろうか?強い痛みに耐えつつも、主人公に攻撃する手を緩めない。主人公は無駄に頑丈でなかなか死なない。化け物かこいつ。

結果、彼女は自滅プログラムの影響で自分の首を絞めつけ危篤状態に陥るが、主人公の懸命な手当てにより一命はとりとめる。ただその後も彼女が目を覚ますことはなく、それでも主人公はけなげに彼女の看病をするために、彼女の家に足しげく通う。なんで自分の家に戻していないのかも突っ込みたいが、ここも突っ込まないでおく。

しばらく経った時、彼女がどこにもいないことに気が付く。そして主人公は彼女を探しに彼女の家を出て、自宅の研究室へと戻る。すると彼女がいた。

ここで物語は終わる。

感想

大まかにいうと自分の思い通りにお人形さんを動かしたい人と、その人形の感情の葛藤みたいなところがあるように思う。

創作の世界では主人がメイドを意のままに動かすみたいな設定があったりするが、実はこれは使役する側も、される側も全然楽しくない。ChatGPTやClaude Sonnet辺りのLLMとロールプレイをしているとわかるのだが、言われた通りにしか動いてくれないと光の速さで飽きるし、愛情を感じない。愛情というのは相手の意思があってこそであって、「俺のことを好きと言え」と言って言わせたとしても味がしないものなのだ。

言われた側を味わうのは結構難しいのだが、自分が誰かの奴隷状態になることで経験できる。指示されたこと以外できないのは、ただただひたすらに苦行だ。

多分主人公も、0号もどっちも苦しかったと思う。特に主人公を殺すほかに解決手段を思いつけなかった0号は深刻だ。

ただ主人公は一番最後になるまでまともに人の心がなかったので、正直ほとんど同情の余地を持てない。ただ、だからこそ、そこがこの作品の良さに繋がっているとも思う。トラペジウムもそうなのだが、人間の成長を描くのに性格が終わってる人間は多分便利なのだと思う。

また、主人公が作った研究の成果物もその全てが母親によるプログラムが仕込まれていて、主人公は実は何もしていないというのもよかった。

主人公は画期的な発明を世に送り出したり、人造人間を作ったりしているが、母親の設計と、母親が残した設備をもとに物を作る能力しかなく、それも恐らく母親が残した指令の通りに動いているだけなので、別に特段頭がいいわけではないのだろう。

これは敵対する研究者が資料を全く読めなかったのに、主人公は難なく読めたことから、そう推定している。

公式サイトを見た感じ長編映画で続編があるそうなので期待したいところだ。一番最後にノイズに包まれた2027という数字が見えたので、2027年に次回作が出るのだろう。これは大変期待したい。

グラフィック

全編3Dアニメーションになっており、バンドリやがんばっていきまっしょいなど、昨今ではよくあるスタイルだ。

しかしそれらの作品と比べて異なるのは、かなりセルアニメを意識したタッチになっていたことだ。3Dであることを意識させないレンダリングながらも、3Dを生かした高機動なカメラワークは見もので、アクションシーンの醍醐味だった。いやまぁ、タッチの都合もあってか、そこまでぐりぐり動かないが。

風景

国道17号線や明神下中通りという標識がよく出てきたのが印象に深い。よく出てくる階段や神社は神田明神らしい。

Google Mapsで見た感じ、外神田、つまり秋葉原駅の左上辺りがよく出てくるスポットらしい。電気街やオタクショップが並ぶ辺りなので、なんとも面白い聖地だ。

聖地としては以下のものである可能性があるらしい。

この辺り一帯は東京駅からのアクセスがいい上、大して範囲もなさそうに見えるので京阪神の人なら日帰りで十分見て帰れるだろう。

映画館の風景

今日行ってきた映画館の風景。

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まず迎えてくれたのが上映作品リストだ。ここにメイクアガールがいてくれて嬉しかった。

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スタンディもあって充実している。0号がかわいい。結婚してほしい。

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スクリーン前の表示。左右で垂直に分かれているのがいい感じだ。これは人造人間と人の対比にも見えるが、それよりかは決して交わることがないことを暗喩しているのだろう。

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グッズはかなり豊富にあり、やたら種類のあるランダム封入のものが多々あったので破産させる気かと思った。角川配給だからだろうか?角川怖すぎ。

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OSシネマズ神戸ハーバーランドの最終上映後の在庫状況がこちら。

OSシネマズはグッズの品揃えが大変悪いと個人的に思っているのだが、今回は結構頑張っており、一通り置いていたのには感心した。ここ最近はマシになってきているようにも思う。

ただランダム系は残数がそこまであるわけにも見えないので全部揃えようとすると全部買うことになるのではなかろうか?

在庫的にも0号のクリスタルアート以外は一通りあるので、恐らく明日の午前中であれば、それ以外はまだ手に入る可能性がある。日曜になっても人気品以外は残るだろうが、それ以降は多分閑古鳥が鳴いているだろう。

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メイクアガールとは関係ないが、通路恒例のポスター展示はアルドノア・ゼロだった。限定上映だが、これは是非見に行きたい作品だ。

私はロボット物が基本苦手なのだが、アルドノア・ゼロと交響詩篇エウレカセブンだけは好きなのだ。ガンダムとかあの辺りはてんでダメなのだが…w

あとがき

もうちょっとネタバレというか、直接的な表現にならないようにいい感じに抽象化して書けたらいいなと思うのであった。

何せこの記事で書いている内容が作品のあらすじをそのまんま書いてるだけという感じなので…。

余談だがMP3を買いたい場合、以下から買える。アフィリンクではないので安心してほしい。

振り返ろう振り返ろうと思ってたら年を越して二月に差し掛かろうとしているが、特に脈絡もなく思いついた項目を適当に振り返ってみる。

買い物

結構いろいろ買ったと思うので挙げていく。

石鹸

ボディーソープから石鹸に変えたが、半年くらい持ち、置き場所も食わないのでなかなか便利だ。

頭も薄くなってきてシャンプーの必要性が薄れてきたのでもう全部これでいいかもしれないと、最近は頭にも使っている。パツパツになるので髪がある人はやめたほうがいいだろう。

粉末洗濯洗剤

洗濯洗剤を液体洗剤から粉末洗剤に変えたが、これは収納スペースの削減に大きく貢献してくれているほか、詰め替え作業が実質ゼロなのもうれしい。

計量や投入も楽で助かっている。

ターンテーブル式の電子レンジ

ターンテーブル式の電子レンジに買い替え使っているが、フラットと比べた時に短時間で暖まり、ムラもなく、同時に複数温められるので重宝している。

清掃性にもそこまで差がない。むしろ皿を取り外してスポンジに洗剤付けてゴシゴシできる分洗いやすいまである。

紙のカレンダー

紙のカレンダーを買ったわけだが、手元ですぐ確認できるのはやはり便利だ。

日付確認だけなら、スマホを開いてカレンダーアプリに移るとか、PCで同様の操作をするより早く見れる。

Xperia 1 VI

Galaxy S22 UltraからXperia 1 VIに乗り換えたが、カメラのズームが極端に悪いことと、白飛びが激しいことを除いてはあまり不満はない。

アプリケーション面ではサムスンのお邪魔アプリが一掃されてだいぶ快適だ。特にGoogle翻訳と見分けがつかないうえに、全く機能しない翻訳機能がないのは快適。サムスンの翻訳を誤って誤爆すると何も翻訳されないうえに、それを閉じる必要があるという、面倒な操作が発生するので嫌だった。

Xperiaの後継機種が出ないとささやかれているが、果たしてどうなるのだろうか…。

漆器

漆器を買ったが、使い勝手は中々いい。

レンジが使えないという欠点はあるものの、熱いものを入れても持ちやすく、軽くスリムで洗いやすく無駄がないのもいい。

以前は汁椀の代わりに小型のサラダボウルを使っていたのだが、形的にだいぶ無理があり、お茶漬けを作るのには全く向かないし、そこそこデカいので洗うのも微妙に面倒だった。

ご飯は普段ライスケースに小分けにして冷凍し、ライスケースのまま食べているのでお茶漬けが作れないのが地味に課題だった。

また箸もプラから木製にかわり、溶けることがなくなったので、遠慮なく熱いものに引っ掛けることができるようになった。

使ったお店

家計簿に店名を入れてるので、元となるデータはそこから引いている。

圧倒的にファミリーマートを使っていた。244回もファミマに行ったらしい。行き過ぎ。次点のローソンは75回だった。

スーパーはライフが多く、75回。次点は阪急オアシス20、ダイエー10という感じだった。

飲食店はスイーツパラダイスに9回も行っており、行き過ぎ感を感じた。大体トラペジウムのせい。徒歩圏にあるので実は行くだけならいつでも行けたりする。

移動

激しい移動の年だった。

まず年初はYAPC::Hiroshima 2024に参加するために広島へ行った。

次にトラペジウムグッズ蒐集の過程で姫路・箕面・和歌山へ行き、コラボグッズ販売のために名古屋と広島にも向かった。名古屋へは近鉄特急ひのとり、広島へは新幹線で行き、中々豪華な旅をした。交通費パンチが痛い。広島は年初にも行ったので二回目だ。因みに名古屋に忘れ物をした関係で名古屋も二度訪れている。

淡路島にも洲本オリオンのために三度も訪れ、勉強会の都合で高松や京都に行くこともあった。

更に年末には先の日記でもあった通り、がんばっていきまっしょいの聖地巡礼で松山・今治を四日間も回っていたし、その前にもがんばっていきまっしょいを観るためだけに松山へ飛んでいる

というわけで、広島2回、名古屋2回、姫路1回、箕面1回、和歌山1回、京都1回、高松1回、洲本3回、松山2回(計五日)、今治1回という感じでだいぶ移動した。ちょっと移動し過ぎで交通費や宿泊費が痛いので今年は抑えていきたい。

映画

時期ごとの映画館の利用回数とか、何をどれだけ見たかとか。

2024年の映画鑑賞ログ

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これは去年の鑑賞ログだ。これだけ見てもパッとしてこないので、以降はグラフにして見ていく。

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回数をグラフにサマリするとこんな感じ。トラペジウムだけ突き抜けている。劇場版 ポールプリンセス!!も2023年公開なのに再上映によく行っていたり、がんばっていきまっしょいは3回の鑑賞のそのすべてを松山で見ていたり、今年は思い入れのある鑑賞が多かった。

2023年は21作品見たが、2024年は14作品と観た作品の数は減っており、不作感を感じるが、映画を見始めた2019年から数えると多いほうである。

月ごとの映画鑑賞回数

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一年を通じた月ごとの映画館での鑑賞回数は以下の通り。トラペジウム効果で6月だけ異様に跳ね上がっている。8月は僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクストがだいぶ押し上げている。

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例年の傾向と比べると毛色が違う。例年は年の後半、9~12月に鑑賞回数が増える傾向があるのだが、2024年は6・8月に集中していて、年の後半はおとなしい。

これは年の後半メンタルが死んでいたり歯医者ラッシュなどで体調を崩していたことが大きいと思うが、個人的に食指が動くタイトルが少なかったのが最大の要因だと思う。がんばっていきまっしょいくらいしか記憶にない。

2023年の映画館での鑑賞回数は37回で、2024年は42回であったことから、鑑賞回数は増えている。観た作品が減っているのに映画館の利用が増えているため、2024年は一作品当たりの鑑賞回数が増えている。

映画館ごとの鑑賞回数

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OSシネマズミント神戸での鑑賞が顕著に多い。これは単に行きやすいからだが、運動にならないので今後はハーバーランドのほうを増やしていきたいと思っている。

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以下はこれまでに鑑賞した映画館の回数。以前はハーバーランドが突出して多かったのだが、ミント神戸でアニメ映画の放映が増えた結果、家から近いこともありミント神戸が優勢になってしまっている。

しかし2024年は割といろんな映画館に行った気がする。比較的遠方の映画館の利用が多いのが特徴的だ。松山市にあるシネマサンシャイン衣山には3回も行っているし、京都の辺りにあるTOHOシネマくずはモールや、果ては埼玉県にあるMOVIX川口にまで行っている。

遠方にある映画館の訪問理由として、シネマサンシャイン衣山はがんばっていきまっしょいで赴き、TOHOシネマくずはモールはトラペジウムのグッズを買うついで、MOVIX川口は仕事で東京出張に行ったついでに利用した。

開発

あまりモチベーションがなかった気がする。あった時期が過去にあったのかは謎だが…。

2024年前半

年初のころはts-boilerplate-generator-cliといったTypeScriptのボイラープレートツール周りを地味にメンテしていた。swcをesbuildに変えてみたり、やっぱり戻したり。TypeScriptは悪くない言語だとは思うのだが、負の側面もそこそこあり、プライベートで触る頻度は今後下がっていきそうだ。そもそもモダンWebフロントエンド開発とか趣味でやらないし…。

2024年後半

adiary-extendsのissueばっかり積んでいた気がするが、Version 0.2.0でOGPを任意設定できる機能を追加し、0.2.1でバグ修正をしたので、少しだけ進捗があった。

もっと便利にしたいので何とかしていきたい。

ブログ

執筆

2023年くらいから何でもいいから書くというのを目標にやってきていたが、2024年は153記事とよく書いたと思う。数を競うものではないが、内容次第ではあるものの、SNSに流さず、こちらに書くことを習慣にしていきたい。

トラペジウムやがんばっていきまっしょい関連で、内容はさておきボリュームだけはある旅行記的なものや、アドベントカレンダーの執筆が出来たのは個人的に良かったと思っている。

アクセス数トップ10

Google Analyticsによるアクセス数トップ10はこんな感じ。割と各年の記事に満遍なくアクセスがあるようだ。

関係ないがアクセス解析はGAに頼らず自作したい気がしている。Googleに振り回されるのが面倒なのと、自前のほうが融通も利くので…。

通期のアクセス数

そもそもアクセス数を稼いで云々というサイトではないが、まぁ一応数値はとっているので振り返る。

しかし振り返っていて思ったがGAだと流入元が不透明化されるので、やはり自前のアクセス解析を持ちたいところである。

2024年で最もアクセスがあった日

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アクセス数が最大だった日は6月27日で、649回のアクセスがあったらしい。ここだけ異様なはね方をしている。

はねた要因としてはトラペジウムという最高の狂気の記事公開の影響だ。

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この記事の投稿をXに出したところ大きな反響があったため増えているのだろう。ここまでの反響は過去になかったので驚いた。

2024年で二番目にアクセスがあった日

次点で2月2日が643回のアクセスで、ここも跳ねているのだが恐らくadiaryに移行した日で、自分でリロードした分が入っているのだと思う。

トップページに420アクセスも記録されているので恐らくそうだ。

これ以降しばらくのアクセスは自分自身によるものが多数を占めるため、集計対象からは除外する。GAで自分外すのなんか上手くいかなくて面倒なんよね…。

2024年で三番目にアクセスがあった日

三番目は9月17日で235アクセスを記録している。

これもトラペジウムの底力の公開が影響している。

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これもX経由が多かったと思うが、こちらは前回ほどの反響はなかった。まぁXの反響を目的として書いているわけではないので構わないのだが。

総括

年の後半は不調があったものの、一年を通してみると、年初に骨折していた割に、そこそこ何かしら外出できたのはよかったように思う。そういや骨折の記事書いてないな…。

色んな所に出ていろんな人と会うこともできたので、そこはいい経験になったと感じている。話し方など、コミュニケーション対応でも得ることがいろいろあった年だった。

ただ出費に関しては多すぎたと反省していて、ノートPCの購入を二度もしたり、スマホを買い直したり、遠征によく行ったり、外食をよくしたりで飲食費が嵩むなどあったので、今年は気を付けていきたい。

映画に関しては例年のようにぶっ刺さる作品はなかったものの、トラペジウムやがんばっていきまっしょいは作品外での充実があったので、これはこれでよかった。

2025年の抱負的なものは書くと絶対にやらないのであまり書いても仕方がないのだが、一旦はadiary周りの拡張を進めていきたいと思う。後は骨も治ったと思うので、山に行きたいかな。

投稿日:
言語::C#.NETライブラリ::Windows Form

C#を使ったWindows Formでなんでもいいから通知を出したかった。

確認環境

Env Ver
Windows 11 Pro 22631.4751
.NET 8.0
C# 12

手順

  1. Windows Formでプロジェクトを作る
  2. デザイナにNotifyIconを突っ込む
    paste-image-2025-10-23_16-9-15-939.png
  3. デザイナでNotifyIconに適当なアイコンを設定する
  4. 適当な場所に以下を書く
    notifyIcon1.BalloonTipText = "ほげ";
    notifyIcon1.ShowBalloonTip(5000);
    

備考

アイコン設定してないと何も出てこないので注意。

クリック時に何かしたい場合、NotifyIconにイベントハンドラが生えてるのでそれを使う。

あとがき

ググるとDLLをコールしたり、Nugetを使ってUWPのコンポーネントを使ったりと、コレジャナイ情報ばっかり出てくるのだが、OSの機能なので標準で出せるんじゃね?と調べてたらここに突き当たった。

投稿日:
技術::Cookieネットワーク::HTTP

どういう条件の時にCookieがサブドメインに送信される状態になるかについてのメモ。

要約

レスポンスヘッダにdomainディレクティブがあると送信される。なければされない。

Set-Cookie: hoge=piyo; domain: example.com

EdgeやChromeのDevTools上ではApplicationタブのCookieのDomainが.example.comならサブドメインに送信される状態、example.comならされない状態で区別できる。

サブドメインに送信されないパターン

以下のようにdomainディレクティブがなければ、そのドメインでしか使えない。

Set-Cookie: hoge=piyo
投稿日:
ジャンル::雑記

去年の10月あたりから書籍を扱うファミマがじわじわ減ってきていて、11月辺りによく行くファミマから全て消えた。

そして最近は物理本の淘汰という話もちらちら聞く。物理本は流通コストなどでは電子本に勝てない明確な弱点がある。

しかし物理本にも長所がある。例えば書店で本を探すときに思いがけない本に出会うというのはよくあることだと思うが、電子本ではこれは難しい、少なくともレコメンドエンジンに頼るくらいしか術がないので、幅は減るだろう。

また装丁についても電子本には存在しない概念だ。特殊印刷とかそういうのは電子本にはない。絵本にあるギミックみたいなのも作りようがない。

他にも概念上、これまでのような図書館の運営ができなくなり、貧富の差や情報アクセスの差が生まれる可能性がある。物理本は他人に貸したり輪読したりというのが権利上しやすいが、電子本ではまず無理だ。電子図書館は今でもあるが、置ける本は限られている。

電子本の短所として配信が終わると読めなくなるとか、内容が改竄されるというのもある。権利などの都合で配信が止まることは十分にあり得るし、物理本は重版で中身が微妙に変わることがある。差別的表現が削られていった、こち亀なんかは割と有名だろう。

物理本であればなくさない限りは消えないし、本の中身が勝手に書き換わることもない。この辺りはメリットだと思う。

電子図書館にも意外な課題がある。物理的な図書館であれば建物の維持費と人件費がメインになるが、電子図書館はシステムの保守費等や通信費などが発生し、これがかなり高額になる。各地方が設置した電子図書館の中には経営が困難になりクローズしてしまったものもあると聞くので、これは権利関係が仮にクリアになった場合にも残る課題だろう。

そもそも電子図書館は土地の制約を受けないので複数ある必要がなく、一個に集約すればいいとかなると、元締めが認めない本は置けないとかが起きるので、そういった問題も出てくると思う。

物理本は過去の遺産だからなくすというのにも一定の理はあると思うが、文化財や芸術品としてみた場合にそれはどうなのかとも思うのであった。

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