adiary置き換え計画始動から連なる、adiary extends v4.19アップデートの続き。

旧Lyndbaumからバックポートするネタが枯渇し、私が使う場合に関して言えば必要な機能は最低限揃った状態だ。他人が使えるかどうかかどうかは余り考慮していない。ここまでの改修で本体側に目に見えるパフォーマンス劣化はなく、これは非常に良かった。

今回は前回よりバージョンが0.01上がって311行追加、160行削除だった。今回はドキュメントとCIの整備がメインで、多少のUX改善を実施した。

と言うことで今回のアップデートを書いてゆく。

今回の変更

管理画面のナビ文言を解り易くした。

変更前 変更後

「記事」を「記事一覧」に、「コメント」を「コメント一覧」にしただけで、非常に軽微な修正だが、パッと見て解り易いことは日々のストレスを減らすのに役立つと考えている。

記事一覧の「公開」が「すべて」のときに、下書きが出ていなかったのを出るようにした

変更前 変更後

これまでは公開記事と非公開記事しか出ていなかったが、下書きも出るようにした。

Lyndbaum0からのバックポートの一つだが、Lyndbaum0では下書きが上にまとまる仕様だったのを、今回は単純な時系列にしている。

Lyndbaum0で下書きが上にまとまる仕様はOpus 5.5が勝手に作ったもので、意図したものではなかったので微妙に思っていたが、そこは引き継がれなくてよかった。

ついでにこれまでは記事の公開状態で公開記事が「公」と出ていただけだったのを、「非公開」と「下書き」も出すようにし、「公」も「公開」と出すようにした。

管理画面のごみ箱で画面幅を狭めると要素がボックスを貫通する不具合を修正

行を収めている下地から行が突き抜けている

この画面だけレスポンシブUIの実装に変な挙動があり、突き抜ける状態だったのを突き抜けなくした。

実装は他の一覧系と共通だったようだが、要素のサイズが他の画面と異なる関係でゴミ箱だけ突き抜ける状態になっていたらしい。

参考までに突き抜けていた時の挙動を上に残す。どうも行UIからカードUIに変化する境界で上手く変換が出来ていなかったようだ。

やらなかったこと

やろうとしていたけどやめたこと

サムネイルのAVIFやWebP対応を断念

AVIFが非常に良いフォーマットだというのに興味を持ってAVIF対応をまず検討したが、保存処理が非常に遅く、この段階で断念した。

WebPは以前検証したときに容量が大して減らなかった気がしたので、AVIFが載せられないならWebPも別に以下と言うことで却下した。

またほかにも理由がある。Lyndbaumではサムネイルを出すときに[image:S:posts/2026/10/:hoge.png:]のような構文を使っており、この構文を指定すると自動的にサムネイル画像と本体画像へのリンクを出力するようになっている。しかしこの構文はサムネイルの画像フォーマットをどこにも持っていない。なぜサムネイルのフォーマットを持っていないかと言うと、そもそも同一ブログの中に複数の形式のサムネイルがあることを想定していないからである。

WordPressのようにWYTSIWYGでHTMLを正本にしているシステムでは問題にならないが、Lyndbaumでは問題になるのである。サムネイルの形式を構文に持ちたくないし、過去の膨大な画像のサムネイルをすべて変換するのも非現実的だし、この手のフォーマットはポッと出てポッと消えたりするため、運用面での対応が難しいと判断し、サムネイルをAVIFやWebPにする対応をやめることにした。

PageSpeed Insightsを無駄に追っても仕方がない。TwitterやGitHubのようなサイトもHTMLやJSが地獄のように重く低速回線ではまるで読み込めないし、それを考えたらうちは軽いし偶にある画像まみれのページの読み込みに問題があるくらい些細なことだろうとして片づけることにした。第一画像読めなくてもページは出るし。ページそのものが出ない最近の激重サイトと比べたらマシだと思う。それにどれほど軽量化したところで画像が無限に並ぶページはどうにもならない。

PageSpeed Insightsの推移

計測をトップページにしている関係でブレが出る計測を続けてきたが、取り敢えず現状のトップページではパフォーマンス100になるケースが出ることが分かったので、いったんここで計測を打ち切ろうと思った。満足。

今回の変更には特にスコアを改善する要素がないため、単純にトップページが軽くなっただけではあるが、表示画像サイズの削減や動画のサムネイル化、レスポンシブデザインの導入などの過去の施策によってLCPやCLSは確実に改善しているため、

モバイル

バージョンとスコアリンク パフォーマンス ユーザー補助 おすすめの方法 SEO エージェントによるブラウジング
v0.41.0 100 69 92 82 1/2
v4.5 87 86 100 82 1/2
v4.7 88 86 100 82 1/2
v4.13 85 86 100 82 0/2
v4.17 92 86 100 82 1/2
v4.19 100 86 100 91 1/2
v4.20 100 86 100 91 1/2

PC

バージョンとスコアリンク パフォーマンス ユーザー補助 おすすめの方法 SEO エージェントによるブラウジング
v0.41.0 95 74 96 82 1/2
v4.5 76 82 100 82 1/2
v4.7 76 82 100 82 0/2
v4.13 76 82 100 82 0/2
v4.17 100 82 100 82 1/2
v4.19 99 82 100 91 1/2
v4.20 100 82 100 91 1/2

あとがき

自分で使う分には概ねいい感じになったので満足している。後は困ったときにちょいちょい直したり、気が向いたら他の人が使えるようにもしていけたらいいなと思った。