画像のある記事の書式を変更した
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前々からこのブログの画像と文字の配置について悩んでいたが、結論が出たのでスタイルを変えることにした。
以前は以下のような方式だったのだが、補足説明と次の画像の説明の境界があいまいで判読しづらかった。
<画像の説明>
<画像>
<補足説明>
今回はこれを以下の形に刷新した。
<画像>
<画像の説明>
<補足説明>
この形式にしたことにより画像を区切り文章ができるため、どちらの画像に対する文章なのかが判別しやすくなった。
何故この形式にしたかは単純で、デイリーポータルZや海の見える駅 〜徒歩0分の景勝地〜など、この書式を採用しているサイトが多いからだ。これらのサイトでは加えて画像タイトルと判るような枠UIもついているが、文章構成が面倒になるので今のところそこまでするつもりはない。一応CSSで画像の上のパディングを広げることで、区切りを判別しやすくはしている。
変更前 | 変更後 |
---|---|
![]() |
![]() |
変化としては上の表の通り。通常の画像は、画像個別にfigure > a > imgとなっており、文章はPタグで囲まれているため、Pタグの後ろの全figureに対しmargin-topを指定して対処している。
div.body-main p~figure {
margin-top: 1em;
}
adiaryの生成するHTMLは画像を挿入したときに前後にPタグを挿入する挙動をするため、手前に文章がなくても妙な空白が生まれてしまうが、現状は許容としている。
このPタグにはMarkdownで書いた画像の前後の行の文字列が入り、brを回避するように実装されているようで、修正が面倒なため、新ブログシステムを開発し、そっちに移行したときに対応したい気がしている。
あああ
<画像>
いいい
例えば、上記であれば以下のHTMLが生成される感じだ。
<p>あああ</p>
<figure><a href="画像パス"><img src="サムネ"></a></figure>
<p>いいい</p>
今回の対応では以下の形式にしているため、前後のPタグの中身は空白になる。要するにゴミが出ている。
<画像>
<画像の説明>
<補足説明>
<画像>
<画像の説明>
<補足説明>
...
今回の対応で対象となった記事は112、変更箇所となる文章行と画像行のセットは約1,089箇所にも及んだため、どこかの記事が置換ミスで壊れている可能性がある。ただまぁ読めなくはないと思う。
このブログはテキストファイルでデータを持っているため、置換作業はVSCodeの一括置換を主に使っていて、一応できる限り目検で怪しいところはチェックしている。たまにメタデータを破壊しそうになっていたり「以下」という文言が含まれていたり、二行連続で画像が続いているなどで整合性が取れなくなっている個所は極力て出直している。
ただどうしても万博記や、しょい地巡礼辺りは画像点数が余りにも多いので文章中に「以下」がないかを機械的に見て、上から下まで流し見した程度にとどまっているため、一部崩れている可能性は否定できない。
ひとまずこの作業をしている中でadiaryのコードをあれこれ見ていたところ、保守性に限界を感じてきたので、adiaryのデータフォーマットと互換性のあるブログシステムをPHP辺りで作りたい機運が高まった。気が向いたら作るかもしれない。
DBはテキストDBだと一括置換がしやすいとかは確かにあるのだが、システム保守やパフォーマンス面ではSQLiteが最強だと思っているので、恐らくテキストDBは捨てる気がする…。
パフォーマンス面についてはウチのように記事数が多いサイトだとSQLiteは1ファイルにデータが収まる関係でファイルI/Oの回数が減る分、オーバーヘッドが減ると考えているためだ。実際adiaryは時として重くなる。WordPressほどではないにせよ、看過していると今後の記事増加に耐えられない気もする。
RDBは今回のような一括置換に対しての保守性は悪いが、総合的なパフォーマンスはいいし、置換に関しては最悪WordPressにあるSearch Replace DBみたいなやつを作れば使い勝手が悪くとも出来なくはないと思うのと、基本的にまず発生しないはずなので考慮しない方向で行きたい。