2026/09/28(月)WoL対応のSFP+ 10GbE NICを買ってWoLを実現した
投稿日:
以前買ったMellanox ConnectX-4でWoLができなかった話の続き。
SFP+搭載NICを使い、WindowsマシンをWoLを使ってスマホから起こすのをやる話。
やりたいこと
流れとしてはスマホからUbuntuサーバーにSSHで繋ぎ、UbuntuサーバーからWindowsデスクトップへマジックパケットを送付して起こす。Windowsが起きたらスマホからWindows側にSSH接続して扱う内容。
Cloudflare TunnelやTailscaleは使わずにSSH直結で扱い、スマホ→Ubuntu→Windowsのように踏み台を使うこともしない。
使ったもの
デバイス
Windows~L2スイッチ間で使っているもののみ。
| 種類 | デバイス |
|---|---|
| マザボ | ASRock Z890 Pro RS |
| NIC | TXA403 |
| DACケーブル | 10Gtek CAB-10GSFP-P2M-30 |
| スイッチ | MikroTik CRS305-1G-4S+IN |
ソフトウェア
| Env | ver |
|---|---|
| Windows | Windows 11 Pro 25H2 |
| Ubuntu | Ubuntu 24.04.4 LTS |
| WoL | wakeonlan version 0.41 |
ネットワーク構成
大まかにこんな感じ。図には書いてないがLAN内にはWiFi APもあり、そこからも叩ける。
やったこと
Windowsデスクトップ側
- BIOSでPCIe経由の起動を許可するように設定
- Realtek PCIe FE / GbE / 2.5GbE / 5G / 10G Family Controller Softwareから「DASH all-in-one Installer for Win10/Win11」をダウンロードし、インストール
- ここはNICを挿す前にやっておくといいと思われる
- NICを挿す
- デバイスマネージャーでWoLが有効になっていることを確認(デフォルトで有効だった)
Ubuntuサーバー側
wakeonlanと言ういかにもそのままなパッケージを入れるだけ。入れたらMACアドレスを指定して叩くとマジックパケットを投げることができる。長いのでエイリアスを貼っておくと楽。
sudo apt install wakeonlan
wakeonlan <MACアドレス>
Android側
適当なSSHクライアントでUbuntuに繋ぎ、wakeonlan <MACアドレス>を流し、Windowsを起動させる。
開封の儀とか紆余曲折の話
SKN-8127AF-X1ではダメだった話
以前買ったMellanox ConnectX-4でWoLができなかった話ではSKN-8127AF-X1を使うことを検討していたが、DACとの相性が悪いのかこれは使えなかった。まずDACケーブルを挿してもLEDが付かず、OSから見ても当然線が刺さってない扱いだった。
SKN-8127AF-X1自体は日本語の取説まであり、いい感じのパッケージだっただけに残念だ。
しむふり生活というブログによるとオートネゴシエーションの設定が死んでいるので、手動でリンク速度を設定すれば行けるらしいが、この情報を知る前に処分したためもう分からない。
ブラケットもやたら傷まみれだったし、単純に不良品だった可能性もあるが今となっては解らない。
コネクタはPCIe4.0x1で、空きがあればどこにでも挿せるのは嬉しかった。
TXA403開封の儀とか
TXA403が届くと箱にRJ45が描かれており、封印もセロテープだったため、一抹の不安に襲われた。
しかし開けてみるとちゃんとSFP+だった。手抜きか?
SKN-8127AF-X1と比べると内容は随分簡素で、個別の袋やネジ、取説はなかったが、あっちが無駄に豪華すぎるだけで別にこれでいい気がした。
ヒートシンクをSKN-8127AF-X1と比較すると目が少なく、向きも違うので若干冷却性能は下がるかもしれないが、恐らく問題になることはないだろう。
コネクタはPCIe3.0x4で、PCIe4.0x1だったSKN-8127AF-X1と比べると大きかった。
ブラケットもピカピカで問題なかった。
取付時に思ったこととして、ゲーミングPCはよく光るため、この程度のパーツの取り付けなら懐中電灯が要らなくて便利だなと思った。
以前使っていたHuawei STL2IEA2Aと比べるとだいぶ小さい。基板が青色なのも少し珍しい気がした。
Huawei STL2IEA2Aとの比較
TXA403側は情報が少ないので一部の情報はググって出てきたのを適当につぎはぎしている。
| 機能 | Huawei STL2IEA2A | TXA403 |
|---|---|---|
| チップセット | Mellanox ConnectX-4 Lx | Realtek RTL8127ATF |
| 消費電力 | 12W | 1W |
| コネクタ | PCIe3.0x8 | PCIe3.0x4 |
| ポート数 | 2 | 1 |
| WoL | 非対応 | 対応 |
| Linux対応 | ◎ | △ |
| Windows対応 | ◎ | ◎ |
RTL8127ATFはLinux対応がイマイチらしく、UbuntuだとWoLを有効にすると問題が起きるっぽい?ので、Linuxでの使用は微妙かもしれない。
ベンチマーク
WindowsからUbuntuに飛ばす速度については、前回計測時より若干早くなっているように感じた。逆は特に変わらず。
Windows → Ubuntu
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-1.00 sec 1.11 GBytes 9.52 Gbits/sec
[ 5] 1.00-2.01 sec 1.11 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 2.01-3.00 sec 1.10 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 3.00-4.01 sec 1.12 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 4.01-5.00 sec 1.09 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 5.00-6.02 sec 1.12 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 6.02-7.00 sec 1.09 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 7.00-8.01 sec 1.11 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 8.01-9.02 sec 1.11 GBytes 9.49 Gbits/sec
[ 5] 9.02-10.01 sec 1.10 GBytes 9.49 Gbits/sec
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.01 sec 11.1 GBytes 9.49 Gbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.01 sec 11.1 GBytes 9.49 Gbits/sec receiver
Ubuntu → Windows
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-1.01 sec 1.09 GBytes 9.26 Gbits/sec
[ 5] 1.01-2.00 sec 1.07 GBytes 9.27 Gbits/sec
[ 5] 2.00-3.01 sec 1.09 GBytes 9.27 Gbits/sec
[ 5] 3.01-4.00 sec 1.07 GBytes 9.28 Gbits/sec
[ 5] 4.00-5.01 sec 1.09 GBytes 9.28 Gbits/sec
[ 5] 5.01-6.01 sec 1.07 GBytes 9.28 Gbits/sec
[ 5] 6.01-7.01 sec 1.09 GBytes 9.29 Gbits/sec
[ 5] 7.01-8.00 sec 1.07 GBytes 9.29 Gbits/sec
[ 5] 8.00-9.01 sec 1.09 GBytes 9.28 Gbits/sec
[ 5] 9.01-10.00 sec 1.07 GBytes 9.28 Gbits/sec
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.8 GBytes 9.28 Gbits/sec receiver
あとがき
R86S U1のNICを交換したのと今回の作業でSFP+対応のNICが2枚も余ってしまった。
まさかこんなニッチなNICを早くも二枚も余らせてしまうとは…。ひとまずは予備に持っているが、どうしたものか。
2026/07/16(木)R86S U1のNICを交換した
R86S U1のNICについているSFP+ポートの片方が不安定という問題があり、これがずっと悩みの種だった。
しかしR86S U1のNICはOCP2.0のメザニンカードという特殊な規格であり、入手が難しかった。あと最近なんでも高いことや、ここ一年近く財政が悪く資金がショートしていたこともあり、中々購入のタイミングがなかったが、偶然安いのを見つけたので交換を決意した。
購入したもの
ほぼ新品 Mellanox ConnectX-4 CX4421A MCX4421A-ACQN ネットワーク インターフェイス PCIe カード (OCP2.0 用)
ほぼ新品とあるが中古なのは間違いない。
写真を見る限り左右でコネクタが異なるといったこともなく、3,745円でConnectX-3からConnectX-4に上げられて不調もなくなるならアリではないか?と思い、購入することにした。
配送
荷物はいつも通りCainiaoから発送され、国内ではエスポ便という聞いたこともない業者に引き渡された。軽く調べたところ株式会社エスポリアという越境ECのサービス会社がやっているようで、ここ最近のアリエクに増えているらしい。ここ自体は仲介業者で配送はしてないらしい。
そういえば最近中華特有のテカテカしたプチプチ袋減った気がする。
実際の配送はかつてAmazon便で悪名を馳せたTMG、椿本グループだった。久々に見たので、一般消費者向け宅配便事業で生きてたのかお前…となった。
開封の儀
結構ちゃんとした箱に入っていた。
中身。緩衝材が底にあり、本体も一応元袋らしきものに入っていた。いい感じのヒートシンクがついているのが素晴らしい。
賞味期限ラベルみたいなものが貼ってあったが非常に強力なシールで、爪でカリカリすると爪が削れるレベルで剥がせなかったため剥がすのを諦めた。
新旧比較をすると上が今まで使っていたやつで、下が今回新たに買ったやつだ。
裏返したところ。裏面には薄いアクリルフィルムが基板を保護するように付いていた。短絡防止用だろうか?ヒートシンクを支えるプッシュピンも見えた。
ラベルを見る限り2019年6月製とみられ、比較的新しい製品なのも嬉しい。以前使っていたConnectX-3は製造時期不明だがCX342Aは2015年のモデルらしいので、だいぶ古い。
どこで見たか記憶にないがConnectX-3はサポート切れが近いか、切れていることもあるという話も見た気がするのでConnectX-4を入手できたのはよかった。メイン機もサーバー機もNICはConnectX-4なのでお揃いになった。
装着は既存のConnetX-3を外し、カードを刺す場所に元々ついてたチップクーラーを除去して取り付けたら、そのまま何事もなく普通に装着できた。
このクーラーがあるとヒートシンクに干渉するので、外す必要があった。
OpenWrt上でのセットアップ
OpenWrt 24.10.0にはドライバがなかったのでドライバを入れるのをやっていく。
SFP+以外に接続手段のない私の環境ではルーターのSSHに繋ぐ術がなかったので、R86S U1本体にキーボードとモニタを接続して作業した。
# まずはNIC周りの調査ツールを入れる
opkg update
opkg install pciutils ethtool
# ドライバの状態とかが見れる
# Kernel driver in use: igcならドライバがない
lspci -nnk
# ドライバを入れる。kmod-mlx4-coreは後で消した
opkg install kmod-mlx5-core
# JISキーボードだとアンスコが出せないので頑張って探して打った
modprobe mlx5_core
あとはこのまま再起動したら普通に繋がった。
そのまま使うと温度が上がりすぎた
現状片側のSFP+しか使っていないうえ、それも初日なので不具合は何もない。以前使っていたのも最低でも一週間は使ってないと不安定化しなかったので、まだ安定性は不明だ。
ただソケットが両方とも同じ形に見えるので、以前使っていたものよりは安定するのではないかと考えている。
温度については高くなりがちなようで、R86S U1本体のCPU温度が51度に達することもあった。
以前のNICの温度はデータがなく比較できないのだが、ここまで上がっていることはなかった気がしている。
NIC本体の温度は取得する方法が今のところ分かっていない。mstflintでmstflint -d xxxx -reg_name MTMPとかしたら、提供されていないとか出た気がするがログは取っていない。
参考までに以下の手順でレジスタの値が取れるっぽい。参考:man/mstreg
# 必要なツールのインストール
opkg install lspci mstflint
# MellanoxのデバイスIDの取得
lspci | grep Mellanox | awk '{print $1}'
# レジスタ名一覧
mstflint -d <デバイスID> -show_regs
# レジスタ値の取得
mstflint -d <デバイスID> -reg_name <レジスタ名> -g
関係ないがデータがないのはGrafanaに出しているデータを永続化していないため、tmpが吹き飛ぶと消える状態なので、ここはそのうち何とかしないといけない。
冷却対策
端的に言うとヒートシンクを剥がし、R86S U1に元からついてるクーラーを装着した。
まずはConnectX-4を取り出し、ヒートシンクを外し、グリスを塗りなおす。この時ついでに裏のフィルムも剥がし、熱が溜まらないようにした。
R86S U1に元々ついてたチップクーラー(前述の奴)を持ってきて、付け直した。
ファンレス冷却(ヒートシンク)とファン冷却(クーラー)で同時刻に温度を比べたところ、5度ほど下がるという結果が出たので、かなり効果があった。
新しい奴のヒートシンクの方が目が細かく作りもしっかりしているように見えるが、風のあるなしがそれほどまでに大きいということだろう。
しょぼいヒートシンクと小さいファンの組み合わせなのであまり意味がないだろうと侮っていたが、結果は歴然だった。恐らくこれはケースが小さく通気の余地が少ないこともあり、自然対流には期待できないということの表れなのだろう。
ベンチマーク
以下の構成で速度を計測した結果。そもそもLAN内でパケットがルーターの中を通っているかが謎なのでルーターNIC交換の影響があるかどうかは不明である。
Windows - R86S U1 - MikroTik CRS305-1G-4S+IN - Ubuntu
以前の計測結果はこっち。
Windows → Ubuntu
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-1.01 sec 1.07 GBytes 9.13 Gbits/sec
[ 5] 1.01-2.01 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 2.01-3.00 sec 1.08 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 3.00-4.00 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 4.00-5.01 sec 1.10 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 5.01-6.00 sec 1.08 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 6.00-7.01 sec 1.10 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 7.01-8.01 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 8.01-9.01 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 9.01-10.00 sec 1.08 GBytes 9.36 Gbits/sec
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.9 GBytes 9.34 Gbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.9 GBytes 9.33 Gbits/sec receiver
Ubuntu→Windows
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr Cwnd
[ 5] 0.00-1.00 sec 1.08 GBytes 9.30 Gbits/sec 0 1.54 MBytes
[ 5] 1.00-2.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.62 MBytes
[ 5] 2.00-3.00 sec 1.08 GBytes 9.27 Gbits/sec 0 1.70 MBytes
[ 5] 3.00-4.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 4.00-5.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 5.00-6.00 sec 1.08 GBytes 9.29 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 6.00-7.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 7.00-8.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.93 MBytes
[ 5] 8.00-9.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.93 MBytes
[ 5] 9.00-10.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.93 MBytes
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.8 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 sender
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.8 GBytes 9.28 Gbits/sec receiver
まとめ
前回と比較すると若干速度が落ちているが、サーバーとして動かしてて帯域を食っている分減っているのかもしれない。
| Windows→Ubuntu(上り) | Windows→Ubuntu(下り) | Ubuntu→Windows(上り) | Ubuntu→Windows(下り) |
|---|---|---|---|
| 9.34 Gbps | 9.33 Gbps | 9.28 Gbps | 9.28 Gbps |
交換前のConnectX-3が改造品だった話
以前使っていたPCB000620は元々SFP+片ポートモデルで、どうやらR86S U1では2ポートに改造していたようだ。
その影響なのか明らかに片方だけソケットの形が異なる。上側のほうが綺麗で、下側は使いこまれているのか、ややぼろ目に見える。
裏面を見ると片方ははんだ付けされているが、片方は差し込んであるだけ。シールも一度剥がしたものを貼り付けているのか、ペラペラしていてすぐに剥がせた。
おそらく上側(PORT 0)のはんだ付けされていた方が本来のソケットで、後から付けたやつ、つまり下側(PORT 1)が差し込んだだけの奴と思われる。
本来のソケットがぼろい方、後付けのが綺麗な方である。
奥の方の作りも異なる。左がPORT 0、右がPORT 1。
R86S U1のNICについているSFP+ポートの片方が不安定だった話で不安定だったのはPORT 1の方なので、改造して無理に取り付けていた方が不具合を発していたのだろう。本来できないことをしているので無理もない。
裏面の形も異なる。
恐らくよくある片ポートの奴にソケットを増設したのだと思う。
ソケットが片ポートしかなくても回路が実装されていることはよくあるので、この回路を流用しているのだと思う。回路もあるし、チップも恐らく同じなので原理的には問題なく動きそうに思える。
R86S U1のSFP+を使い始めたのは2025年の9月17日からだった[1]が、同年12月13日にはリンクアップとリンクダウンが繰り返される事象を確認していて、同年12月25日にSFP+差し込みポートの変更を行ってからは一度も起きていない。
この時の気温が落ちたので金属製のSFP+ソケットの接触不良になったのではないか?と考えていたが、恐らくソケットではなく、基板本体との接触が寒暖差でダメになったのかもしれない。実際、先ほどの写真を見ても基板の穴からピンが出たり出ていなかったりするので、寒暖差でここが僅かに狂った結果、基板と接触不良になり、回路がチャタリングした結果、リンクアップとリンクダウンをミリ秒単位で繰り返す状態が起きていたのかもしれない。
もし、この理屈が正しければ強く押し込んではんだ付けすれば改善しそうではある。
あとがき
NIC交換の時に取り出した時、酷い埃まみれになっていたのでいい加減、冷却面をどうにかしたい気がしている。
普段は上に80mm角ファンを載せて運用しているため、埃の元凶はこれである。一旦はファンフィルターを買ってその場を凌ぎたいところだが、本質的にはちゃんとしたケースに収めてちゃんとしたクーラーをつけるのが最良だと思っている。
R86S U1を冷やそうとした作業の残渣にも書いているが、R86S U1の冷却機構は耐久性があるように見えず、また大して冷やしてもくれない。上にファンを載せて風を入れていると、いつの日か中が埃まみれになってしまうし、このケースはメンテナンス性が良くないので清掃も面倒だ。
理想論としてはこんな感じのケースに組み込めればよいだろう。これならメンテナンスがしやすいし、NICのヒートシンクも元の奴が生かせそうだ。ファンも40mm角ファンだろうから壊れても交換が容易である。
まぁこれは行き過ぎとしても、ラズパイのタワークーラーを載せるとか、そういうのができるとよいなとは思っている。基板むき出しは埃が溜まってショートしそうなので、ケースもあった方がいいだろう。
ただそれをどう実現するかが難しいところで、まず本来的には3D CADでケースやCPUクーラーをモデリングし、CNCで金属を削るという工程が必要だろうが、そんなものはないし、仮に3Dプリンタである程度何とかするにしても、3D CADの使い方を学ぶところからだと気が遠くなる話で、なかなか難しい…。
そもそもノギスで測っても測るたびに数ミリ単位の誤差が出るので、アナログな図面を書くことすら困難だ(多分ノギスの角度が微妙に毎回ズレてる)
こんなことであれば去年アリエクのセールでファンレスのR86SであるR86S-FLN100を買っておけばよかった。今は22.7万もするが、去年は11万くらいで、セールでは9万にまで落ちていて、買いだった。まぁあとからは何とでも言えるし、そもそも9万でも安くないわけで、言ったところで仕方がない。
現実案としては厚紙にボードを固定して外枠をペンで引き、ネジ穴については基板のネジ穴スレスレの何かを差し込んでマーキングすればそれなりに正確なものが取れるだろうから、一度手書きで図面を書き、それを基にアクリル板を加工し、簡単なケースを作るのが一段階目としてはよさそうな気がする。
ただCPUクーラーをどうするかという問題が根深く、ここが難点になると思う…。これはCPUクーラーを作るにはCPUのヒートスプレッダに乗ってくれるヒートシンクを持ったファンと、そのファンと基板のネジ穴を繋ぐ足が必要になるからだ。ヒートシンクと基板のネジ穴がマッチしないとならないので、恐らくこれが一番の難関だろう…。
たぶん厚紙→アクリル板がいければ図面を起こせるので、カスタムアルミケース業者に発注すれば、きちんとしたものも作れると思う。そこまでやるかどうかは未定だが…w
- 宅内に10GbE環境を導入してみたの写真のタイムスタンプから推定。 ↩
2026/07/08(水)ASUS RT-BE92Uなど一式を買ったのでセットアップログとか
投稿日:
折角LAN内10GbEにしたし、WiFi7が出てずいぶん経つし無線LAN環境も充実させたいよなぁ…と思い、WiFi7対応のWANポート10GbE対応ルーターとしてASUS RT-BE92Uを買ったので、その関連のログ。
今回買ったもの
- ASUS RT-BE92U
- 10GbE WANポートを1口搭載したWiFi7対応ルーター
- 箱が質素だが、ナフサ不足の影響だろうか…。台湾とて例外ではないはず
- 10Gtek SFP+ to RJ-45トランシーバー ASF-10G-T80
- RT-BE92UはRJ-45しか対応してないので変換用
- 10Gtek 10GbE SFP+ DAC Twinaxケーブル SFP-H10GB-CU0.5M
- これは間違えて買ったので使わなかった
開封の儀
ASUS RT-BE92U
箱を開けるとこんな感じ。紙の繊維を圧縮したようなケースや紙箱に入った、最近ではよくある梱包。
付属品は壁掛けフック、ACアダプタ、壁掛けフックを固定するネジ、CAT6 LANケーブル。
LANケーブルは同梱品にありがちな極太で硬そうなやつ。
ASF-10G-T80
トランシーバーは金属製の缶に入っており、やたら凝っていた。
手持ちのCAT6Aケーブルを挿すとこんな感じ。
設置後の風景
びふぉーの写真が去年のものなので完全に前後の写真という訳ではないが、大体こんな感じということで…。
例えばBeforeとAfterでは右側から伸びているコンセントの本数が違うが、これは今回の施工とは関係なく、もっと前に配線変更で減らしたものである。
セットアップの儀
地味にハマるポイントがあり、苦労した。
- まずL2スイッチにWANポートを接続しセットアップを始めた
192.168.50.1が初期IPで、このIPがあることを確認して、http://192.168.50.1に接続するものの何故か繋がらないhttp://www.asusrouter.comに繋げとマニュアルにあったので繋ぐが繋がらないhttp://192.168.50.1:8443/に繋ぐといい情報を得たが繋がらないhttp://www.asusrouter.com:8443/にも繋がらないhttps://192.168.50.1:8443/にもhttps://www.asusrouter.com:8443/にも繋がらない- 有線だから悪いのかと思い、WiFi経由で接続を頃見るが繋がらない
- WANポートの線を抜きスタンドアロンにして、WiFi経由で同じことをやり直したがやはり繋がらない
- しかしWiFiのデフォルトゲートウェイは
192.168.50.1を挿していた - ブラウザ経由で操作できないのはなんとも承服しがたいがASUS Routerアプリを試すことにした
- アプリを起動しルーターに接続すると「モデルをルーターのWANポートに接続したことを確認してください。」というメッセージが表示され、プログレスバーが100%になるとエラーで死んだ

- リトライすると通ったので無視することにした。WANに直接刺さってないと上手く動かないのかもしれない
- ISPがどうのこうのなどWAN前提のメッセージが何度か出たが全部無視した

- WANの種類を選べと言われたがAPにWANもクソもないのでDHCPのまま進めた

- 「ネットワークを再アクティブ化」というのが出たので数分見守った。再起動してるだけだと思う

- 動作モードをタップ

- アクセスポイントモードを選択し適用

- ここまで行うとブラウザから
http://192.168.50.1への接続に成功したが、あんまり納得できなかった - 管理画面に入ったら詳細設定→LAN→スイッチ制御に遷移しジャンボフレーム有効をON
- 管理→システム→サービス→SSHを有効にする、で「LAN only」
- SSHのポートを適当に指定し、パスワードログインを許可「いいえ」、認証済みキーに公開鍵を貼り付けて設定
- ここから先はSSHに入れた
- OSはBusyBox v1.24.1で、何故かIPv6がなく、iperf3が最初から入っていた。どうやらこのルーターにはIPv4でアクセスするしかなさそうだ
- ホームディレクトリは
/tmp/home/rootで、再起動したら消えそうな勢い - ルートディレクトリは以下の構成で、ルートにはASUS関連のファイルが直置きで散らばっていた
/.diag /.sdn /asusdebuglog /asusfbsvcs /avahi /bwdpi /cfg_mnt /confmtd /dm /etc /home /mnt /nc /netool /notify /share /var
速度計測
AP・サーバー間の通信測定
APからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
なお、このケースではAPのCPU使用率が100%に張り付いていた。
- [AP] RT-BE92U (OUT RJ-45 10GbE)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A 10GbE)
- [トランシーバー] ASF-10G-T80 (10GbE)
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
[物理線経由] AP → サーバー
| [ ID] | Interval | Transfer | Bandwidth | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [ 4] | 0.00-1.00 sec | 448 MBytes | 3.76 Gbits/sec | 0 | 467 KBytes |
| [ 4] | 1.00-2.00 sec | 455 MBytes | 3.81 Gbits/sec | 0 | 467 KBytes |
| [ 4] | 2.00-3.00 sec | 449 MBytes | 3.77 Gbits/sec | 0 | 3.61 MBytes |
| [ 4] | 3.00-4.00 sec | 428 MBytes | 3.58 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 4.00-5.00 sec | 450 MBytes | 3.78 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 5.00-6.00 sec | 461 MBytes | 3.86 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 6.00-7.00 sec | 465 MBytes | 3.91 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 7.00-8.00 sec | 456 MBytes | 3.83 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 8.00-9.00 sec | 462 MBytes | 3.88 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 9.00-10.00 sec | 448 MBytes | 3.75 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[ 4] 0.00-10.00 sec 4.42 GBytes 3.79 Gbits/sec 0 sender
[ 4] 0.00-10.00 sec 4.42 GBytes 3.79 Gbits/sec receiver
[物理線経由] サーバー → AP
| [ ID] | Interval | Transfer | Bandwidth | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [ 5] | 0.00-1.00 sec | 280 MBytes | 2.35 Gbits/sec | 11 | 406 KBytes |
| [ 5] | 1.00-2.00 sec | 292 MBytes | 2.45 Gbits/sec | 7 | 400 KBytes |
| [ 5] | 2.00-3.00 sec | 324 MBytes | 2.72 Gbits/sec | 17 | 354 KBytes |
| [ 5] | 3.00-4.00 sec | 318 MBytes | 2.67 Gbits/sec | 19 | 387 KBytes |
| [ 5] | 4.00-5.00 sec | 309 MBytes | 2.60 Gbits/sec | 17 | 320 KBytes |
| [ 5] | 5.00-6.00 sec | 302 MBytes | 2.53 Gbits/sec | 13 | 293 KBytes |
| [ 5] | 6.00-7.00 sec | 312 MBytes | 2.61 Gbits/sec | 21 | 413 KBytes |
| [ 5] | 7.00-8.00 sec | 312 MBytes | 2.62 Gbits/sec | 15 | 414 KBytes |
| [ 5] | 8.00-9.00 sec | 322 MBytes | 2.70 Gbits/sec | 7 | 400 KBytes |
| [ 5] | 9.00-10.00 sec | 287 MBytes | 2.41 Gbits/sec | 8 | 370 KBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[ 5] 0.00-10.00 sec 2.99 GBytes 2.56 Gbits/sec 135 sender
[ 5] 0.00-10.00 sec 2.98 GBytes 2.56 Gbits/sec receiver
ノートPC
ノートPCとサーバーをAPを挟んで繋いだ時のiperf3の測定結果。
[WiFi経由] ノートPC → サーバー(旧AP)
従前のAPを利用し、ノートPCからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [ノートPC] Windows 11 Home (WiFi 6E)
- NEC Lavie PC-GN20D72DYEDYH2YAA
- [旧AP] WSR-1800AX4P (IN Wi-Fi 6→OUT 1GbE LAN)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A)
- [L3SW] R86S U1 (IN RJ45 2.5GbE→OUT SFP+ 10GbE)
- ここでRJ45とSFP+をソフトウェアでブリッジしている(こいつにはNICが2枚刺さってる
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate |
|---|---|---|---|
| [ 5] | 0.00-1.00 sec | 15.2 MBytes | 128 Mbits/sec |
| [ 5] | 1.00-2.00 sec | 16.6 MBytes | 139 Mbits/sec |
| [ 5] | 2.00-3.02 sec | 16.1 MBytes | 134 Mbits/sec |
| [ 5] | 3.02-4.01 sec | 15.9 MBytes | 133 Mbits/sec |
| [ 5] | 4.01-5.01 sec | 15.9 MBytes | 133 Mbits/sec |
| [ 5] | 5.01-6.02 sec | 13.6 MBytes | 114 Mbits/sec |
| [ 5] | 6.02-7.01 sec | 14.4 MBytes | 121 Mbits/sec |
| [ 5] | 7.01-8.01 sec | 14.8 MBytes | 124 Mbits/sec |
| [ 5] | 8.01-9.01 sec | 13.0 MBytes | 109 Mbits/sec |
| [ 5] | 9.01-10.01 sec | 12.9 MBytes | 108 Mbits/sec |
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.01 sec 148 MBytes 124 Mbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.03 sec 147 MBytes 123 Mbits/sec receiver
[WiFi経由] ノートPC → サーバー(新AP)
今回購入したAPを利用し、ノートPCからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [ノートPC] Windows 11 Home (WiFi 6E)
- NEC Lavie PC-GN20D72DYEDYH2YAA
- [新AP] RT-BE92U (OUT RJ-45 10GbE)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A 10GbE)
- [トランシーバー] ASF-10G-T80 (10GbE)
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate |
|---|---|---|---|
| [ 5] | 0.00-1.00 sec | 128 MBytes | 1.07 Gbits/sec |
| [ 5] | 1.00-2.00 sec | 126 MBytes | 1.06 Gbits/sec |
| [ 5] | 2.00-3.01 sec | 127 MBytes | 1.05 Gbits/sec |
| [ 5] | 3.01-4.01 sec | 123 MBytes | 1.03 Gbits/sec |
| [ 5] | 4.01-5.01 sec | 130 MBytes | 1.09 Gbits/sec |
| [ 5] | 5.01-6.01 sec | 127 MBytes | 1.06 Gbits/sec |
| [ 5] | 6.01-7.01 sec | 146 MBytes | 1.23 Gbits/sec |
| [ 5] | 7.01-8.01 sec | 139 MBytes | 1.16 Gbits/sec |
| [ 5] | 8.01-9.01 sec | 137 MBytes | 1.15 Gbits/sec |
| [ 5] | 9.01-10.01 sec | 124 MBytes | 1.04 Gbits/sec |
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.01 sec 1.28 GBytes 1.09 Gbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.03 sec 1.27 GBytes 1.09 Gbits/sec receiver
スマホ
スマホとサーバーをAPを挟んで繋いだ時のiperf3の測定結果。
[WiFi経由] スマホ → サーバー(旧AP)
従前のAPを利用し、スマホからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [スマホ] Xperia 1 VIII (WiFi 7)
- [旧AP] WSR-1800AX4P (IN Wi-Fi 6→OUT 1GbE LAN)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A)
- [L3SW] R86S U1 (IN RJ45 2.5GbE→OUT SFP+ 10GbE)
- ここでRJ45とSFP+をソフトウェアでブリッジしている(こいつにはNICが2枚刺さってる
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [433] | 0.00-1.00 sec | 42.1 MBytes | 353 Mbits/sec | 2 | 980 KBytes |
| [433] | 1.00-2.00 sec | 39.6 MBytes | 332 Mbits/sec | 2 | 526 KBytes |
| [433] | 2.00-3.00 sec | 40.0 MBytes | 336 Mbits/sec | 0 | 581 KBytes |
| [433] | 3.00-4.00 sec | 30.0 MBytes | 251 Mbits/sec | 5 | 188 KBytes |
| [433] | 4.00-5.00 sec | 30.4 MBytes | 255 Mbits/sec | 1 | 199 KBytes |
| [433] | 5.00-6.00 sec | 22.9 MBytes | 192 Mbits/sec | 2 | 184 KBytes |
| [433] | 6.00-7.00 sec | 28.9 MBytes | 242 Mbits/sec | 1 | 209 KBytes |
| [433] | 7.00-8.00 sec | 27.1 MBytes | 228 Mbits/sec | 2 | 146 KBytes |
| [433] | 8.00-9.00 sec | 22.5 MBytes | 189 Mbits/sec | 1 | 205 KBytes |
| [433] | 9.00-10.00 sec | 28.0 MBytes | 235 Mbits/sec | 2 | 164 KBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[433] 0.00-10.00 sec 312 MBytes 261 Mbits/sec 18 sender
[433] 0.00-10.01 sec 311 MBytes 260 Mbits/sec receiver
[WiFi経由] スマホ → サーバー(新AP)
今回購入したAPを利用し、スマホからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [スマホ] Xperia 1 VIII (WiFi 7)
- [新AP] RT-BE92U (OUT RJ-45 10GbE)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A 10GbE)
- [トランシーバー] ASF-10G-T80 (10GbE)
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [512] | 0.00-1.00 sec | 145 MBytes | 1.21 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 1.00-2.00 sec | 135 MBytes | 1.13 Gbits/sec | 1 | 1.93 MBytes |
| [512] | 2.00-3.00 sec | 133 MBytes | 1.12 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 3.00-4.00 sec | 156 MBytes | 1.31 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 4.00-5.00 sec | 161 MBytes | 1.35 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 5.00-6.00 sec | 143 MBytes | 1.20 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 6.00-7.00 sec | 141 MBytes | 1.18 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 7.00-8.00 sec | 150 MBytes | 1.26 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 8.00-9.00 sec | 149 MBytes | 1.25 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 9.00-10.00 sec | 122 MBytes | 1.02 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[512] 0.00-10.00 sec 1.40 GBytes 1.20 Gbits/sec 1 sender
[512] 0.00-10.01 sec 1.40 GBytes 1.20 Gbits/sec receiver
まとめ
| 環境 | 送信 | 受信 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 新AP→サーバー | 3.79Gbps | 3.79Gbps | CPU使用率が100%に張り付いていた |
| サーバー→新AP | 2.56Gbps | 2.56Gbps | |
| ノートPC→旧AP→サーバー | 124Mbps | 123Mbps | |
| ノートPC→新AP→サーバー | 1.09Gbps | 1.09Gbps | 旧環境の約8倍 |
| スマホ→旧AP→サーバー | 261Mbps | 260Mbps | |
| スマホ→新AP→サーバー | 1.20Gbps | 1.20Gbps | 旧環境の約4倍 |
公式商品ページには「最大9700Mbpsの超高速トライバンドWiFi 7」とあり、10GbEのWANポートがあることから10Gbpsを期待したものの、10Gbps出ることはなかった。所詮無線は無線ということか…。
とはいえ、以前のAPと比べたときの速度は4~8倍と格段に上がっており、WiFi経由での写真の転送もかなり早くなっており、全体的な満足度は高い。
今までルーターと言えば数千円のものを常用してきており、これは3万円強したが、よい買い物だったと思う。
あとがき
ルーターの置き方やアンテナの方向に無理があるので、ラックにぶら下げておけるような紐か何かがあると便利かもなぁと思ったので、そのうち整備したいところだ。
或いは壁美人を使って壁に付けるのもなくはないかもしれないが、ケーブルを伸ばすとケーブルに埃が溜まって嫌なので、それはしないかもしれない…。
ひとまず10GbEネットワークが広がったので満足度は高まった。
上図ではWiFi APの部分以外も微妙に変わっているが、これはConoHa VPSを前段に置く対応を取りやめたことでPPPoEが復活したことを反映しているためだ。要するに別件の変更がごっちゃになっている()
あとは無線は破線の方が分かりやすいというのでWiFiを破線化している。というか、これは元来破線だったのがいつの間にか消失していたのを戻している感じである。
2026/07/08(水)nginxにクライアント証明書認証の設定をした
投稿日:
管理領域など、自分以外などにアクセスを許可したくない場所にパスフレーズ付きクライアント証明書で制限を掛け、自分以外アクセスできないようにしたので、そのログ。
確認環境
サーバーと証明書作成環境
| Env | Ver |
|---|---|
| OS | Ubuntu 24.04.4 LTS |
| nginx | 1.24.0 |
| OpenSSL | 3.0.13 30 |
クライアント証明書を設定してアクセスした環境1
| Env | Ver |
|---|---|
| OS | Windows 11 Pro 25H2 (OSビルド 26200.8783) |
| クライアント | Microsoft Edge バージョン 150.0.4078.48 |
クライアント証明書を設定してアクセスした環境2
| Env | Ver |
|---|---|
| OS | Android 16 |
| クライアント | Microsoft Edge バージョン 149.0.4022.105 |
手順
CAやクライアント証明書の作成
ここから行うコマンドはその全てでパスワード入力プロンプトが出るため、個別に流す必要がある。
- 判別しやすくするためにファイル名の頭に付与する接頭辞を決める
file_prefix=lyco_ - 有効期限を決める
# 100年 expiration_days=36500 CA(認証局)を作成する
CAの秘密鍵の作成
# -pass=pass:<PASSWORD>でもパスワードを掛けられるが平文になるらしいので-aes-128-cbcでパスワードを掛ける openssl genpkey \ -algorithm EC \ -pkeyopt ec_paramgen_curve:P-256 \ -out ${file_prefix}ca.key \ -aes-128-cbcCAの証明書の作成。
-addextは拡張機能の指定で、用途を書いている# 適当に好きな値を設定(以下は私の設定例) # 最低限CommonNameさえあればあとは何でもいいらしい? # 国コードを指定するっぽいが多分何を指定してもいい CountryCode=JA # たぶん県を指定するっぽいが多分何を指定してもいい Province=Hyogo # たぶん市区町村を指定するっぽいが多分何を指定してもいい Location=Kobe # 組織を設定を指定するっぽいが多分何を指定してもいい Organization="Lycolia Rizzim" # FQDNを指定するっぽいが多分何を指定してもいい CommonName=lycolia.info openssl req \ -new \ -x509 \ -key ${file_prefix}ca.key \ -out ${file_prefix}ca.crt \ -subj "/C=${CountryCode}/ST=${Province}/L=${Location}/O=${Organization}/CN=${CommonName}-CA" \ -days $expiration_days \ -addext 'basicConstraints=critical,CA:TRUE' \ -addext 'keyUsage=critical,keyCertSign,cRLSign'
クライアント証明書作成
クライアントの秘密鍵の作成
# -pass=pass:<PASSWORD>でもパスワードを掛けられるが平文になるらしいので-aes-128-cbcでパスワードを掛ける openssl genpkey \ -algorithm EC \ -pkeyopt ec_paramgen_curve:P-256 \ -out ${file_prefix}client.key \ -aes-128-cbcクライアントの証明書署名要求の作成
openssl req \ -new \ -key ${file_prefix}client.key \ -out ${file_prefix}client.csr \ -subj "/C=${CountryCode}/ST=${Province}/L=${Location}/O=${Organization}/CN=${CommonName}-CLIENT"クライアント証明書の作成。
-extfileは拡張機能のファイル指定で、用途を書いているopenssl x509 \ -req \ -in ${file_prefix}client.csr \ -CA ${file_prefix}ca.crt \ -CAkey ${file_prefix}ca.key \ -CAcreateserial \ -out ${file_prefix}client.crt \ -subj "/C=${CountryCode}/ST=${Province}/L=${Location}/O=${Organization}/CN=${CommonName}-CLIENT" \ -days $expiration_days \ -extfile <(printf '%s\n' \ 'basicConstraints=critical,CA:FALSE' \ 'keyUsage=critical,digitalSignature' \ 'extendedKeyUsage=clientAuth')
- クライアントに食べさせる用の証明書を作る(PKCS12形式)
openssl pkcs12 \ -export \ -out ${file_prefix}client.pfx \ -inkey ${file_prefix}client.key \ -in ${file_prefix}client.crt CA証明書の配置
sudo mkdir /etc/nginx/ca sudo cp ${file_prefix}ca.crt /etc/nginx/canginxのsnippetsの作成
cat <<EOF | sudo tee /etc/nginx/snippets/ssl_verify_client.conf ssl_verify_client on; ssl_client_certificate "ca/${file_prefix}ca.crt"; EOF- 各vhostの設定に埋め込む。https環境でないと設定しても意味ないので注意
server { ... include snippets/ssl_verify_client.conf; ... } - 設定を再読み込み
sudo systemctl reload nginx
- 疎通確認
curl -v \
--cert ${file_prefix}client.crt \
--key ${file_prefix}client.key \
--cacert ${file_prefix}ca.crt \
https://hoge.example.com/
WindowsのEdgeからアクセスする
- 作成したPKCS12形式の証明書をWindowsにもってきてダブルクリックする。保存場所→現在のユーザーで次へ

- 何もせず次へ

- パスワードを入力して次へ

- 何もせず次へ

- スマートカードを挿入をキャンセルする

- プライベートモードでEdgeを開き設定したvhostにアクセスして証明書を選択しなかったときに400エラーが出ることを確認

- プライベートモードを閉じて再度アクセスしたときに証明書を選択したときに正常にアクセスできることを確認
AndroidのEdgeから確認する
- 作成したPKCS12形式の証明書をAndroidにもってきて開く
- 適当にインポートする
- プライベートモードでEdgeを開き設定したvhostにアクセスして証明書を選択しなかったときに400エラーが出ることを確認
- プライベートモードを閉じて再度アクセスしたときに証明書を選択したときに正常にアクセスできることを確認
メモ
genrsaよりgenpkeyを使った方がいい
Generation of RSA Private Key. Superceded by genpkey.
トラブルシューティング
証明書の選択画面が出ない
httpsになってないと出ない。
http://localhostとかhttp://dev.localみたいなアクセスをしていると出てこない。
HTTPSでアクセスしているのに400エラーが出る
CAの証明書とクライアントの証明書でCNの値が同じだと自己署名証明書扱いされて上手くいかないのでCNの値を変える。
今回手順に書いた内容ではCAとクライアント用でCNの値が相違するよう書いているので手順通りにしていれば起きない。
ED25519で証明書を作ったらなんか動かない
openssl genpkeyで-algorithm ed25519にするとEdgeは上手く解釈できないっぽいので-algorithm EC -pkeyopt ec_paramgen_curve:P-256として作る必要がある。
今回手順に書いた手順通りにしていれば起きない。
突然期限が切れた
有効期間を設定していないと30日で切れる。
参考記事
- とほほのOpenSSL入門 - とほほのWWW入門
- OpenSSL Quick Reference Guide - digicert.com
- 自己署名でクライアント証明書の作成方法(オレオレ証明書) | VPS Life
- #google_vignetteによる全画面広告出るので注意
- Module ngx_http_ssl_module - nginx.org
- openssl-genpkey - OpenSSL Documentation - openssl.org
2026/07/06(月)ConoHa VPSからIPv4のアクセスを自宅サーバーにIPv6でリバースプロキシするときにやったこと
投稿日:
ログを取っていないので記憶で書いているし、順序は効率よくなるように変えているため、上手くいかない可能性がある。
前提
- IPv4接続だけをConoHa VPSに移し、IPv4はConoHa VPSに立てたリバプロから受ける
- ConoHa VPSスペックとしてOSはDebian GNU/Linux 13、メモリは512MB、CPU 1コアの最安インスタンス
- ConoHa VPSから自宅サーバーへはIPv6でリバースプロキシする
- ConoHa VPSから自宅サーバーへはHTTP通信で接続する
- つまりIPv4側のTLS終端はConoHa VPS、IPv6側は自宅サーバーという構成
- ConoHa VPSのIPv6アドレスは
2400:8500:2002:3175:160:251:206:248
1. ConoHa VPS側でSSH接続できるようにする
この時点ではSSHで繋げないためWeb画面からすべて行う。
- SSHとICMPが繋がるようにする
- SSHDの設定方法
- 秘密鍵を作成し、公開鍵を取り出し
.ssh/authorized_keysに追加- rootユーザーに追加した
2. ConoHa VPS側でnginxの設定
ここからはSSHで快適操作!
nginxをインストールして証明書置き場を作る
apt update apt upgrade -y apt install -y nginx mkdir -p /etc/nginx/cert/lycolia.info証明書をSFTPで移す
自宅サーバーへのリバプロ設定の作成。メンテナンスを最小限にするためにワイルドカードで飛ばす
cat <<'EOF' | tee /etc/nginx/conf.d/lycolia-info.conf map $http_upgrade $connection_upgrade { default upgrade; '' close; } upstream backend { server [2400:4153:8f01:c800:c14b:3f7a:2b54:353a]; } server { http2 on; listen 443 ssl; server_name lycolia.info *.lycolia.info; ssl_certificate /etc/nginx/cert/lycolia.info/fullchain1.pem; ssl_certificate_key /etc/nginx/cert/lycolia.info/privkey1.pem; client_max_body_size 500m; location / { proxy_pass http://backend; proxy_set_header Host $host; proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr; proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme; proxy_http_version 1.1; proxy_set_header Upgrade $http_upgrade; proxy_set_header Connection $connection_upgrade; } } EOF # enbaleは勝手にやってくれた気がする systemctl enable nginx systemctl restart nginx
3. 自宅サーバー側で疎通可能にする
- OpenWrtで80番ポートを開く
- LuCIを開き、Network→Firewall→Traffic Rulesで443を開けてるところに80を追加
- ufwにある既存の設定からIPv4で443に繋ぐ設定を消す
ufwに新しい設定を足す
# IPv6のみ許可する sudo ufw allow to ::/0 port 443 # ConoHa VPSからの接続のみ80で受けられるようにする sudo ufw allow from 2400:8500:2002:3175:160:251:206:248 to any port 80- nginx側でConoHa VPSを信頼するようにする
set_real_ip_from 2400:8500:2002:3175:160:251:206:248; real_ip_header X-Real-IP; - ConoHa VPSから来たX-Forwarded-Protoがhttpsならhttps、それ以外なら$schemeと解釈できるようなmapを書く
これはConoHa→自宅サーバーがhttpで結ばれており、標準ではスキーマがhttpになってしまうが、それを回避しつつ、IPv6からの自作場への直アクセスがhttpないしhttpsだった場合は、そちらを取れるように変換するためであるmap "$realip_remote_addr:$http_x_forwarded_proto" $real_scheme { default $scheme; "2400:8500:2002:3175:160:251:206:248:https" "https"; } - 対応するスキーマのバインドを全部変更する。以下はMastodonの例(4.5.4では二箇所ある)
CGIであればCGIヘッダを書き換えるとよいと思うが、今回は該当がなかった+ proxy_set_header X-Forwarded-Proto $real_scheme; - proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;
4. DNSの切り替えをする
- AレコードをすべてConoHa VPSのIPv4に変更
5. nginxの設定を再読み込みする
DNSレコードが伝播するまでの間に粉うことでダウンタイムを最小化できる!
- nginxの設定を再読み込みする
sudo systemctl reload nginx
6. 疎通確認
- 現時点で一般公開しているサイトに対し疎通するかどうか確認する
curl -4 https://lycolia.info curl -4 https://blog.lycolia.info curl -4 https://mstdn.lycolia.info curl -4 https://eco.lycolia.info/wiki/ - 落ちてたら設定を見直し再試行
7. 掃除
- OpenWrtでIPv4向けの443を閉じる
- LuCIを開き、Network→Firewall→Traffic Rulesで443を開けてるところを消す
- OpenWrtのDDNSスクリプトを無効化
- nginxの設定でIPv4で443をlistenしてるところを全部消す
あとがき
やるだけやったが、結果的に現時点では全部撤回したので実証実験みたいになってしまった。
元々はフレッツ光クロスに切り替えてIPv4が失われることを想定して行ったが、よくよく考えたら切り替えたところで、今使っているルーターであるR86S U1のSFP+ポートが片方不安定で現状活用できないことや、IPv4のポート枯渇のためレスポンスが返せなくなる恐れを考えると、今やることではないなと思い、全撤回することにした。
ただまぁせっかくだしログを残していれば将来役に立つこともあるだろうというので残したが、色々あり構築時のログが消え去っていたので記憶を頼りに書くことになってしまったのは反省点である。
しかしR86S U1のSFP+が片側死んでいるのはどうしたものか。最近は何もかもすべてが高いのでおいそれと買い替えなどできないし…。まぁ現状困ってないし、IPv4は無料で手に入るし、別にクロスに変えなくてもいい気はした。
ところで全然関係ないけどWiFi 7を入れようと思ったもののSFP+の口が付いてるWiFiルーターは価格が高く、そうでなくとも、まともに速度が出る奴はどれもこれもデカく場所も取るので難しいね…。ひとまずやるとしたら1WくらいのトランシーバーでRJ45に変換するのが無難そうだと思った。その場合、10GtekのASF-10G-T80辺りはいい選択肢になりそうだ。
ルーターも最低でもトライバンドないと速度が出ないっぽいのでWXR18000BE10P辺りが5万円程度で、比較的小さいので無難だろう。この製品は過去に設置したことがあるのでサイズ的には問題ないことは確認済みである。今は手放しているので持っていない。経緯としてはかつてクロスを入れようとして導入したが、結局入れなかったし、デカくて邪魔だったので売った。
とはいえWiFiの速度には大きな不満があるので再導入を検討するのはありかもしれない。トランシーバーとセットで6万とかになるので眩暈がしそうだが…w