2026/04/02(木)Windows 11ノートPCセットアップメモ

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過去にWindows 11 HomeがプリインストールされていたノートPCをXubuntuにして運用していたが、Windowsに戻したくなったので、Windows 11 Homeをクリーンインストールするところからやった時のログ。

実際にやった作業を基に、こうしたらもっとうまくいくのではないかという内容に書き換えているため、上手く行く保証はないほか、実際の作業ではあっちこっち行っていたが、この記事を書くときに似た作業は同じ場所に固めている。

所要時間は三時間程度。

前提

  • 本端末はノートPC(NEC Lavie PC-GN20D72DYEDYH2YAA)
  • 本端末とは別にWindows 11 Proが動いている実機端末が一台ある
  • 過去にWindows 11 Homeがプリインストールされており、マイクロソフトアカウントでもデバイスに表示されている状態
    • 表示されているデバイスは二台あり、片方は別端末
  • Microsoft Office 2019のライセンスがマイクロソフトアカウントのサブスクリプションに二つあり、一つは前述の別端末で利用している

確認環境

Windows 11 Home 25H2(26200.8039)

やったこと

インストールイメージの入手

  1. Microsoft公式のダウンロードサイトを開き、「Windows 11 のインストール メディアを作成する」ツールをダウンロードする
  2. インストールメディアを作成する

OSのインストール

普通にインストールするだけだが、WiFiのところで詰まったので、それは後述のトラブルシューティング参照。

Windows Update

これを最も最初に行う。

理由としては初回のWindows Updateは大規模であり、設定やプリインストールされているアプリケーションが復活するため手戻りを減らすために、最も最初にやっておくべきだ。但しちゃんと検証したわけではないので、仮説である。

Windowsの基礎設定

Windowsの設定で行う各種設定。

  1. システム>ディスプレイでスケーリングを100%にする(拡大/縮小のこと)
  2. システム>クリップボードでクリップボードの履歴を有効化する
  3. Bluetoothとデバイス>キーボードでPrintScreenを使用して画面キャプチャを開くをOFF
  4. Bluetoothとデバイス>タッチパッドで、マウスの接続時にタッチパッドをオフにしないをOFF
  5. Bluetoothとデバイス>タッチパッドで、タップ・スクロールとズーム・3本指ジェスチャ・4本指ジェスチャを右クリックを残して、全て無効化
  6. Bluetoothとデバイス>タッチパッド>高度なジェスチャで全て無効化
  7. 個人用設定>背景で壁紙を変える
  8. 個人用設定>色でモードをカスタム、既定のWindowsモードをダーク、既定のアプリモードをライトにする
  9. 個人用設定>テーマでゴミ箱を非表示にする(前にエクスプローラーにピン止めしておくこと、内容はその他の設定で後述)
  10. 個人用設定>動的ライティングを全て無効化
  11. 個人用設定>ロック画面で背景画像を設定し、トリビアやヒントを表示しないようにし、ロック画面の背景を表示するようにする
  12. 個人用設定>スタートで余計なものを全てオフ
  13. 個人用設定>タスクバーで自動的に隠すようにする
  14. アプリ>インストールされているアプリで不要なアプリケーションを軒並み消す。参考までにここまで絞れた
  15. アプリ>アプリの詳細設定でアプリをアーカイブするをOFF
  16. アプリ>アプリの詳細設定>アプリ実行エイリアスでPython関係をOFFにする
  17. アプリ>スタートアップで余計なものをすべてOFF
  18. アプリ>再開で全てオフ
  19. 時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME>全般
    • スペースを常に半角
    • 文字種の種類とセットでひらがな、全角カタカナ、ローマ字を有効にする
  20. 時刻と言語>入力>入力インサイトで入力インサイトをオフにする
  21. プライバシーとセキュリティ>Windowsセキュリティ>アプリとブラウザコントロール>スマートアプロコントロールをOFF
    • OFFにしないとMSYS2のzshが正常に動作しなくなる
マルチディスプレイに関する設定

外部モニタを繋いだ時に行うWindowsの設定。

  1. システム>ディスプレイで「表示画面を拡張する」にする
  2. 個人用設定>タスクバーで複数のディスプレイを使用する場合にタスクバーアプリを表示する場所を「開かれているウィンドウのタスクバー」にする

OneDriveを消す

実際は試行錯誤して消したので、この手順では上手く行かない可能性がある。手順を誤ると復活するので根気が必要。

  1. タスクトレイにいるOneDriveの設定を開き「このPCからリンクを解除する」
  2. OneDriveをアンインストールする
  3. %USERPROFILE%を開き、OneDriveというフォルダの中身を全て%USERPROFILE%に移し、OneDriveフォルダを消す

その他の設定

  1. ドライブのプロパティからインデックスを外す
  2. コンパネ>電源オプションで電源オプションでパフォーマンスが最大になるようにする
  3. コンパネ>電源オプション>電源ボタン
    • 高速スタートアップの無効化
    • 休止状態の有効化
    • バッテリー駆動時
      • 電源ボタン押下:スリープ
      • カバーを閉じたとき:スリープ
    • 電源接続時
      • 電源ボタン押下:スリープ
      • カバーを閉じたとき:何もしない
  4. スタートメニューのビューをグリッドにする
  5. Windows 11のエクスプローラーの右クリックメニューを従来のWindowsと同じ表示形式にする
  6. Windows 11の新しいメモ帳を消して古いメモ帳を使うようにする
  7. ゴミ箱をデスクトップから消し、エクスプローラーのピン止めに移動する
  8. ゴミ箱のプロパティを開き、削除時確認を有効にする
  9. フォルダオプションの全般タブを開き、エクスプローラーで開くを「PC」に設定し、プライバシーを全てOFF
  10. フォルダーオプションの表示タブを開き
    • 開いてるフォルダーまで展開 on
    • 隠しファイルを表示 on
    • 登録されている拡張子は表示しない off
    • 同期プロバイダーの通知を表示する off

.ps1ファイルを使えるようにする

Powershellを管理者権限で開き以下を流す

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

Windows側のアプリケーション導入

ExpLzhのインストール
  1. 公式サイトの更新情報からExplzh for Windows Ver 9.94のインストーラーを落としてインストール[1]
  2. 既存環境から新環境へ設定ファイルを持ってきて適用する。regファイル以外はゴミなので無視してよい
  3. 解凍オプション>基本設定を開きZoneIDを維持する際、確認ダイアログを表示しないをON
Chocolateyのインストール

Powershellを管理者権限で起動して以下を流す。

Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://community.chocolatey.org/install.ps1'))

内容的には公式サイトのコピペ。

Gitのインストール
Gpg4Winのインストール

公式サイトから落として入れる。

MSYS2のインストール

MSYS2のセットアップメモ

PowerShell 7のインストール

Windows 11にPowershell 7を入れる

古いPowershellはUTF8やLF改行でコーディングするとまともに扱えなかったり、エラーハンドリングがクソだったりで使いづらいため、こちらのほうが便利。

VSCodeのインストール
  1. 公式サイトからインストーラーを落としてインストール
    • シェルエクステンションを有効化する設定を行うこと
  2. HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥App Paths¥code.exeを消す
  3. 既存環境のVSCodeでcode --list-extensionsを叩きインストールされている拡張機能の一覧を取得
  4. 上の結果の行頭にcode --install-extension を追記し、次のようなテキストを生成
    code --install-extension 13xforever.language-x86-64-assembly
    code --install-extension 42crunch.vscode-openapi
    code --install-extension anthropic.claude-code
    ...
    
  5. 新環境でVSCodeを開き、このテキストをターミナルに流す
  6. Ctrl+Shift+Pを押下し、「Configure Display Language」を引き出し、日本語設定にする
nvm-windowsのインストール
  1. 公式GitHubのReleaseからインストーラーを落としてインストール
  2. zshで以下を流す
    nvm install lts
    nvm on
    
Edgeの設定移行
  1. Edgeを一度起動する
  2. 既存環境の%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Dataの中身をコピーしてくる
  3. 新環境の同じパスに貼り付ける
  4. Microsoftの宣伝機能、おせっかい機能、検索周りは無視されるので一通り設定をチェックしていい感じにする
  5. Edgeのクライアント領域に角丸のフレームが出る問題を解消する
  6. 検索エンジンにhttps://google.com/search?q=%s&udm=14を追加し、既定にする[2]
Thunderbirdのインストールと設定移行
  1. 公式サイトからインストーラーを落としてインストール
  2. 既存環境でThunderbirdを起動し、メニューボタンをクリックし、ヘルプをクリックして、トラブルシューティング情報を開く
  3. プロファイルフォルダーの横にあるフォルダを開くボタンを押す
  4. 中身を全てコピーする
  5. 新環境で同様の手順でプロファイルフォルダを開き、Thunderbirdを終了する
  6. 新環境に既存環境の設定ファイルを貼り付ける
RLoginのインストールと設定移行
  1. 公式サイトからバイナリを落としてくる
  2. 既存環境から設定をエクスポートして新環境でインポートする
Rcloneのインストールと設定

Windows 11でパスフレーズ付きの公開鍵認証SFTPをマウントする

XnViewMPの配置と設定移行

設定ファイルはXnViewMPのプログラムディレクトリ配下にあるものとする。

  1. 既存環境からプログラムフォルダを丸ごと持ってくる
  2. 設定>統合環境からコンテキストメニューにXnViewで開くを追加をONにする
  3. Windowsの設定>アプリ>既定のアプリ>ファイルの種類で規定値を選択する、からjpg, jpeg ,png, bmp, gif辺りを適当に関連付ける
その他のインストールや設定移行
  • JTrim
    • 既存環境からプログラムフォルダを丸ごと持ってくればOK
  • MS Office 2019
    • Microsoft accountを開き、サブスクリプションにいるオフィスをインストールする

トラブルシューティング

Windows OSインストール時にWiFiのドライバがなくて先に進まない

LAN線が挿せない端末ではUSBテザリングをすることで解決できる。

エクスプローラーを開くとクイックアクセスやお気に入り、共有が開く

これが出てくるがドライブの一覧を出したい場合

フォルダオプションで、エクスプローラーで開くを「PC」に設定すると

初期表示をここにできるようになる。

VSCodeでcode --install-extension ...を流すとVSCodeのGUIが起動する

HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥App Paths¥code.exeを消すと直る。

消費したディスク容量について

クリーンインストール直後の占有容量が38GBで、全セットアップ完了後の占有容量は49GBだった。

バッテリー消費について

バッテリー充電100%時点でコンセントを抜いた時の表示がこれ。いきなり96%になるのはバッテリーがヘタってるのだろうか…?

3時間52分と出ており、電源がなければ使い物にならないレベルである。

あとがき

毎年最低一回は何かしらの理由でWindowsのセットアップをしている気がしているが、お陰で大分洗練されてきた気がしたので、再現性の確保の意味合いも込めて、一度まとめてみたのが本記事である。

ちなみに本記事は出先で、本記事でセットアップしたノートPCのみを使って書いているが、二日掛けて累計で9時間ほど掛けて書いているため、電源がなければ書ききれていなかった。やはりもう少しバッテリーがどうにかなってほしいところである…。

しかしノートPCにしてはマシなキーボードを使っているとはいえ、Ctrlキーの位置や、Fnを使わないとHome, Endが打てないこと、これらの誤爆による誤操作によって執筆効率は悪く、モニタも一枚しかないため工数増に拍車がかかっているのが地味に辛い。

勿論、多少の不自由があれど出先のサブマシンで作業できるだけ十分ではあるのだが、肌感としては自宅作業時と比べると1.25~1.5倍ほどはかかっている印象だ。


  1. 10.00以降はバグがあり、「書庫内にファイル(フォルダ)が1この場合はフォルダを作成しない」が機能せず、余計なフォルダが生成されるため。残念ながら作者が逝去しているため修正は期待できない
  2. 検索結果に出てくるAI解説を出さない様にする為のもの

2026/03/31(火)ノートPCとかのキーボードのカーソルキーとかキーボードに対するこだわりの話

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ここ最近というか、最近というほどでもないが、ノートPCのカーソルキーが小さくなってたり、妙な形になっていることが悩みの一つだ。

典型的なものだとこんな感じだと思うが、左右キーはまともなサイズだが、上下キーは半分のサイズしかない。個人的にはこのサイズだと誤打鍵が増えるのだが、世間はそうではないのだろうか?

少し気が利いたものだと溝が掘ってあり、上下が分かり易くなっているものもある。

亜種としては左右キーも小さくしたものがあるが、まだこちらのほうが一貫性があってよい気がする。

個人的にカーソルキーはフルサイズであってほしい派なのだが、小さくなっているものが多いあたり、世間の人は使わないのだろうか?

私の場合、行移動や文字や単語、変換の節移動、行頭、行末、ファイル先端、終端への移動をよく行うほか、Excelを多用するのもあり、カーソルキーはとてもよく使う。それだけに、かつてSurfaceを使っていたときは、誤打鍵が酷く、ちょっとこのキーボードはないなと思ってしまった。

理想的なカーソルキーはNEC LAVIEにある、フルサイズで等間隔のものだ。これであればデスクトップ用のフルサイズキーボードと比べても謙遜ない。

富士通やパナソニックもカーソルキーを下にずらして大きめに配置しているので頑張っているとは思うが、富士通は上下キーが完全に分離しておらず、間隔が狭いのがイマイチだ。

カーソルキーが小さいのは端末が小さくてスペースがないから仕方がないという向きもあるかもしれないが、テンキー付きモデルでも普通に小さいのがザラなので、たぶんあまり関係ない。

何ならカーソルキーそのものがないキーボードさえある。これはノートPC用でもモバイルキーボードでもないので衝撃を受けた。もしかすると世間ではカーソルキーは使っていないから小さくなっているのかもしれない。万一にも、そのうち消滅したりしないでほしいところだ…。

最近は外部キーボードでもカーソルキーが小さいのは小型ではザラにある。

あとがき

写真が汚くてアレだが、個人的に最も好みのキー配列はこれ。JISキーボードからテンキーを切り落としたタイプで、幾つかキーを弄っている。

例えばDELETEが二つあったり、SCROLL LOCKがなかったりする。これはDELETEを押したときにINSERTを誤爆すると面倒なのと、SCROLL LOCKを使うことがないからだ。但しINSERT自体は使うので残している。

また私はロープロファイルキーボードが好きなのだが、実はJISキーボードからテンキーを切り落とした形のキーボードは選択肢が多くなく、ロジクール、エレコム、サンワサプライくらいしか知らない。以前、そこそこ探したが、驚くほどメーカーが少なかった記憶がある。むしろ最近は国内でもUS配列が増えていてJIS配列が劣勢になっている気がしているのも複雑だ…。

Keychronのキーボードは割と理想に近いのだが、mac向けであるからなのか、PRINT SCREENとPAUSEがないのが不満だ。スクリーンショットはボタン一発で撮らせてほしいし、PAUSEがなかったら割り込みデバッグができない。あとINSERTキーは上にずらしたいが、上段がキーボードのコントローラーに見えるので、できるのかどうかが分からない。

2026/03/31(火)ARM版ノートPCはUbuntuの夢を見ないが、Windowsには光明あり

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以前、ARMとCore UltraのWindowsノートPCを軽く見て、バッテリー持ちと熱周りを比較してみたところ、かなりいい結果になったのでUbuntuを入れたいが、これができるのかどうかという話。結論から言うと無理らしい。

ラズパイで動くんだから動くんじゃね?と思っていたのだが、そんな都合のいい話はなかった。

x86やAMD64であれば、今時のLinuxは基本的に動作する。これは、これらのアーキテクチャがACPIをサポートしているからだ。ACPIと聞くと自作PC的には電源管理のイメージがあるが、Advanced Configuration and Power Interfaceの略であり、電源だけでなくハードウェアの攻勢も管理できる仕組みになっている。そしてARMにはこれが存在せず、標準化されたハードウェア管理方法がないというわけだ。

ではARMベースのPCではどうしているかというと、今のところOS側でハードウェア情報を持っておき、これを基に起動しているようだ。この情報のことはデバイスツリーと呼ばれているらしい。

例えば、gihyo.jpのそのSnapdragon X搭載PCでUbuntuを使えますか?によると、ARM版UbuntuではSMBIOSというものから端末情報を読み取って、あらかじめUbuntu側で決め打ちしているデバイスツリーを利用してOSを起動するといった手法がとられているようだった。ラズパイの場合も専用イメージがあるため、おそらくデバイスツリーが組み込まれているのだろう。

恐らくこれはARMの場合、基本的にSoCにすべて集約されているため、x86やAMD64のようにメモリやGPUなどが独立したCPUのように管理できないところがあり、ACPIで解決できず、デバイスツリーが必要という事態になっているのだと思われる。

ではWindowsはどうしているかというと、先ほどの記事にもあったがPlatform Extension Plug-ins(PEPs)を使っているとのことだ。これはLinuxでは今のところサポートされておらず、やっているプロジェクトもないようだ。

ならデバイスツリーを書けばよいとも思えてくるが、これは非常に忍耐が必要な作業で、ACPIコードやWindowsドライバのリバースエンジニアリングを行い、カーネルパッケージをビルドし、各ハードウェアが正しく動くかどうかを根気強くテスト、デバッグする作業になるようで、おいそれと気軽にできるものではないらしい。

つまり、ARM版ノートPCでUbuntuを動かすのは、公式にサポートされているもの以外は難しいだろうし、それさえきっちり動く保証はないだろうから今のところ難しそうだ。つまり、ARM版ノートPCを買う場合、重量やキーボードにこだわりのある私の場合、Windowsで運用する必要がありそうだ。何故なら日本のノートPCがサポートされる気がしないからである。

バッテリー持ちがいいのは魅力だが、Windowsにするとなるとメモリやストレージを多めにしないと厳しいので端末価格が上がってしまうのがネックだ。ただソフトウェアの互換性はよくなってきているらしく、出先で使うサブマシンとしてみた場合の実用性は十分にありそうにも思える。

マイクロソフトの案内でも、デバイスドライバやアンチウィルス、アンチチートソフトウェア以外の一般的なアプリケーションは動作するとあるため、この辺りは安心してもよいだろう。一部のソフトウェアの互換性についてはLinaroのWoA対応アプリ検索で確認することができ、例えばXnViewは動作することがわかる。XnVew MPは出てこないが、恐らく動くのではなかろうか?国産のソフトの動作状況はPC Watchの記事でも一部を確認できる。なおエミュレーションで単に動くだけなのか、パフォーマンスがいいかどうかは不明だ。

2026/03/24(火)漆器の摩耗具合を追跡する

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以前漆器を買ったときにすぐにダメになった経緯があり、より良い漆器を調達した経緯があるので、その損耗具合を追跡していく。

この箸は大丸で2024年12月31日に購入した最も最初に買った漆器の生き残りだ。モノとしては箸蔵の品である。

購入時 現在

箸なので使用頻度が非常に高く、菜箸を使うのが面倒な時に料理にまで使っているが、かなり酷使している割には意外と摩耗していない。この箸は非常に品質が良いと思う。

またプラ箸だと溶ける使い方をしても耐えてくれているし、百均の天然素材箸にありがちな塗装が剥離して口に入って不愉快な思いをするとかも起きていないため、大変満足している。

なお、隣にある汁椀は一ヶ月で漆が剥げまくり微妙になったので、香川漆器に買い替えた経緯がある。

汁椀

この汁椀は川口屋漆器店で2025年6月28日に購入したものだ。

購入時 現在

比較すると摩耗はあるが、先代の汁椀と比べると全く問題がない。

この汁椀も扱いが荒く、最初のころはケトルの湯をそのまま注ぐことで摩耗が進んでいたが、直湯調理による漆器椀の摩耗を抑えるようにしたため、最近は比較的にマシになっているものと思われる。

この汁椀も前述の箸と同様に非常に品質が良いと思う。

お盆

このお盆も汁椀同様に川口屋漆器店で2025年6月28日に購入したものだ。

購入時 現在

写真が上下逆になっていていてアレだが、こちらはほとんど変わっていない。

お盆としてはあまり使っておらず、もっぱらトーストを載せたり、餅を載せたりと、熱いものを乗せる皿として使っているが、食パンが二つちょうど乗るサイズなのもあり使い勝手はよい。

清掃についても、パンくずは払い落とせば終わるし、餅は水で洗えば落ちるので便利である。

実は本棚の角に打ち付けて微妙に破損したため、一度修理に出しているのだが、これについてはまた別に記事にしたい。

小スプーン

この小さいスプーンは大丸で2025年2月8日に購入したものだが、こちらも目立つ摩耗がない。これだけ工房がどこかわかっていない。大丸に聞いたら教えてくれるかもしれないで聞いてみようかな?

購入時 現在

以前の損耗記事にも書いたが、大きいスプーンの方は損耗が目立ってきたので2025年7月26日に買い替えている。

大スプーン

先ほども書いた大きいスプーンは大丸で2025年7月26日に購入したものだが、こちらは摩耗がやや目立つ。モノとしては籐芸の品だ。

購入時 現在

上の表では分かりづらいが、拡大してみると縁が削れている。これまで漆器を使ってきた中での傾向として、尖っている部分は摩耗しやすいことが分かっているので、長持ちする漆器を選ぶ場合は肉厚で丸みがあるものがよさそうだ。小スプーンは尖りがないので剥げてないし、汁椀も先代より縁が太めなので剥げが抑えられていると考えている。

黒文字

こちらも大丸で2025年7月26日に購入したもので、中田漆器の品だ。摩耗は目立たないが、角が若干剥げ気味だ。

購入時 現在

上側の角をよく見ると薄っすら剥げてきている。気になるレベルではないものの、やはり宿命だろう。

わかりづらいが、菓子切りとして使う面は意外と剥げていない。

とはいえ、比較的剥げが少ないのは個人の工房のもので、値段もなかなかのものだからだろう。確か五本組で五千円ほどしたはずだ。つまり一本千円くらいする。

あとがき

漆器を一年少し使ってきてわかったこととしては、作りがちゃんとしており、値段がそこそこするものは耐久性がよいというのがまず一つ、次に漆器は熱湯にさえ気を付ければ割とガシガシ使っても大丈夫ということだ。

もう一つ、角のある漆器は漆が剥げやすいこと。特にスプーンはよく剥げるので、これはある種の宿命かもしれないと思った。