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mkcertで作ったCA証明書をエクスポートする方法でエクスポートしたCA証明書を他の端末に取り込む方法
Android
確認環境
Galaxy S22 Ultra Android 14
手順
- Android端末のストレージにエクスポートしたCA証明書を持ってくる
- 設定>セキュリティ>その他のセキュリティ設定>ストレージからインストール>CA証明書>このままインストール
- 内部ストレージからエクスポートしたCA証明書を選択
Windows
確認環境
Windows 11 Pro (22621.3155)
手順
- スタートメニューやコンパネから「ユーザー証明書の管理」を開く
- 信頼されたルート証明書を右クリックし、すべてのタスク>インポート
- エクスポートしたCA証明書を参照する
- 証明書ストアが「信頼されたルート証明機関」になっていることを確認する
- 取り込む証明書が正しいことを確認して「はい」
Ubuntu
確認環境
Ubuntu 22.04.3 LTS
手順
$CER_FILE="エクスポートしたCA証明書"
sudo openssl x509 -inform der -outform pem -in $CER_FILE -out PEM.crt
sudo cp PEM.crt /usr/local/share/ca-certificates
sudo update-ca-certificates
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ここ最近なりすましメールが目立つのでなりすましメール防御対策を取りましょうという話。
なりすましメールが増えている一例
ここ数日の間にイラストレーターのIxy先生やMastodonインスタンス管理人のにょき氏といった一定の知名度を持つ人物を中心になりすましメールの被害にあっているようだ。
ここまで目立つのは余り見聞きしなかったので恐らくここ昨今のGMailとかの騒動を見たところで、なりすましメールを作れることに気づいた人物が愉快犯的に行為をしているのだろう。
取りうる防御策
個人レベルでできる対策としてはDNSレコードやメールサーバーの設定にSPF, DKIM, DMARCを設定することだ。これらの内容についてはGoogleによるDMARC を使用してなりすましと迷惑メールを防止するが詳しい。
さくらのレンタルサーバーを利用している場合は以下が参考になる。
さくらのレンタルサーバーを利用して外部DNSを利用している場合は、私が以前書いたValue-DomainのドメインをさくらのレンタルサーバーのメールでSPF, DKIM, DMARC対応させるが参考になるだろう。
SPD, DKIM, DMARCの三点を設定することで相手のメールサーバーがこれらに対応している場合になりすましメールを迷惑メールとして分類したり、メールの受信を拒否できるとされているため、設定することでなりすましメールを防御できる可能性が高まる。
メール送信に使っていないドメインに関しても以下のようなDMARCを設定しておくことで、悪意のある第三者によるなりすましを防げるだろう。
txt _dmarc v=DMARC1; p=reject; aspf=r; adkim=r
またメールサーバーを運用されている各位におかれては、SPD, DKIM, DMARCの三点を識別し、適切に受信メールをフィルタリングできる仕組みを導入して頂けると犯罪予告や迷惑メールによる被害を減らせる可能性があるので、是非とも導入を検討いただきたい。