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確認環境
Windows
あらかじめgpgのパスをPATHに通しておくと良い
参考値:C:\Program Files (x86)\GnuPG\bin
| Env | Ver |
|---|---|
| Windows 10 Pro | Build 19042.804 |
| git | 2.30.0.windows.1 |
| VSCode | 1.53.2 |
| Kleopatra | Gpg4win-3.1.15 |
Linux
Windows側からVSCodeのRemote - SSHで接続
| Env | Ver |
|---|---|
| Ubuntu Desktop | 20.04.2 |
| git | 2.25.1 |
| gpg | 2.2.19 |
手順
Windows
- Kleopatoraを起動
- ファイル> New Pair Key
- 個人用のOpenPGP鍵ペアを生成
- 期限なし、パスフレーズは適当に
- Exportから
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK-----の中身を全部GitHubのGPG keys/ Add newに貼り付ける - 追加後にでてきた
Key IDをgit config --global user.signingkey KeyIDとしてcmdに流す - 以下を流す(
gpg.programはなくても動くが、あったほうが問題が起きない)
```bat
git config --global commit.gpgsign true
git config --global gpg.program "C:\Program Files (x86)\GnuPG\bin\gpg.exe"
``` - 管理者権限で
cmdを起動し次のシンボリックリンクを作成mklink /D %USERPROFILE%.gnupg %AppData%\GnuPG
- VSCodeで適当なリポジトリを作成
- なんか適当にコミットする
- GitHubに投げる
- GitHubのコミット履歴にverified signatureがついてたら成功
Linux
- Windows側のKleopatoraから公開鍵と秘密鍵をエクスポートして持ってくる
gpg --import FooBarpublic.ascで公開鍵をインポートgpg -kでインポートされていることを確認し、下記XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX相当の部分をコピペ
pub rsa3072 2021-01-17 [SC]
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
uid [ 不明 ] Foo Bar <foobar@example.com>
sub rsa3072 2021-01-17 [E]
gpg --edit-key XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXtrust5を選ぶquitgpg -kで信用度が[ 究極 ]になっていることを確認gpg --import FooBarSECRET.ascで秘密鍵をインポート- SSHで繋いでいる時でタイムアウトする場合、GUIプロンプトからの入力になっている可能性があるので、どうにかして入力
- XRDP経由なら
pkill gnome-sessionを叩くと入れる
- Windowsの時と同様に次のコマンドを流す
git config --global user.signingkey KeyIDgit config --global commit.gpgsign true
- VSCodeで適当なリポジトリを作成
- 何か適当にコミットする
- コミットがコケたらXRDPから入力する
- GitHubに投げる
- GitHubのコミット履歴にverified signatureがついてたら成功
CLIからやる場合でパスフレーズを何度も打ちたくないケース
以下の手順が参考になる
トラブルシュート
Key IDを確認したい
以下のコマンドで確認可能
gpg --list-signatures
GPGキーを消したい
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概要
Windows 10でffmpegを使ってWebCamの内容をRTPで送受信する事について調べたので、そのログ
送信するフォーマットはH.264, G.711
ffmpeg4.1を使用
基本
ffmpeg [global_options] {[input_file_options] -i input_url} ... {[output_file_options] output_url}-iの前にあるものがglobal_options- input_file_optionsも
-iの手前にある
- input_file_optionsも
-iで入力を指定- ファイルパスやURL、デバイスIDなどを指定できる
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Main-options
- input_urlの後ろにあるものが出力
- 但し解釈不能なコマンドはすべて出力として扱われる
- https://ffmpeg.org/ffmpeg-all.html#Description
結論
動作確認はしてないので注意
- 送信側
ffmpeg -re -f dshow -i video="Hoge_Camera":audio="Hoge_MIC" -r 30 -c:v libx264 -an -f rtp rtp://224.0.0.255:1234 -c:a pcm_mulaw -vn -f rtp rtp://224.0.0.255:1235 -sdp_file stream.sdp
- 受信側
ffplay -protocol_whitelist "file,udp,rtp" stream.sdp- ffplayをffmpegに変えてI/O出来るようにしてやるとファイルに落としたり再送したりできる
各オプションについて
-re- 本来のフレームレートで読み込む。指定しない場合は早送りになる?
- ストリーミングを流したりするときに利用する、エンコードで使うと遅くなりそう
- https://ffmpeg.org/ffmpeg.html#Advanced-options
-y- 出力ファイルの上書きを確認しない
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Main-options
-f- I/Oフォーマットの指定
- ffmpegは自動でフォーマットを検出する機能を持つが、それを無視する場合に使用する
- https://ffmpeg.org/ffmpeg.html#Main-options
- dshow
- DirectShowデバイスを指定
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg-devices.html#dshow
- https://trac.ffmpeg.org/wiki/DirectShow
- DirectShowデバイスの一覧
ffmpeg -list_devices true -f dshow -i dummy- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg-devices.html#Examples-2
- 入力デバイスの指定
TYPE=NAME[:TYPE=NAME]- http://ffmpeg.org/ffmpeg-devices.html#dshow
- rtp
- RTPを指定
-formats-fオプションで指定できるフォーマットの一覧を表示- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Generic-options
-r- フレームレートの設定
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Video-Options
-c[:stream_specifier]- ストリームに対してコーデックを指定する
- 例外的に
-c copyはコーデックコピーとなる - https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Main-options
-c:vで動画の-c:aで音声のコーデックを指定できる
- stream_specifier
- 各種オプションで利用するストリーム識別子
- 雑に書くと
vが映像、aが音声 - http://ffmpeg.org/ffmpeg.html#Stream-specifiers-1
-decoders- 利用可能なデコーダーの一覧
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Generic-options
-an- 音声ストリームをブロックする
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Audio-Options
- 動画ストリームを切り出すのに利用
-vn- 動画ストリームをブロックする
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Video-Options
- 音声ストリームを切り出すのに利用
-sdp_file- SDPファイルを出力する
- https://www.ffmpeg.org/ffmpeg.html#Advanced-options
-yオプションの有無に関わらず上書きされる
-protocol_whitelist "tcp, udp, ..."- カンマ区切りでプロトコルを指定することで、プロトコルを利用できるようになる
- https://ffmpeg.org/ffmpeg-protocols.html#Protocol-Options
- SDPファイルを用いてRTPストリームを受ける場合には
"file,udp,rtp"を指定する- file
- ローカルファイルへのアクセスプロトコル
- https://ffmpeg.org/ffmpeg-protocols.html#file
- udp
- UDP
- https://ffmpeg.org/ffmpeg-protocols.html#udp
- rtp
- RTP
- https://ffmpeg.org/ffmpeg-protocols.html#rtp
- なんでfileがいるのかは正直良くわかってない
- file