Windows UpdateでWindows 11を25H2から26H2にアップデートしたらスリープから復帰しなくなったのを直した話。シャットダウンからも復帰できないケースがあったが、これも多分直った。
起きていたことと、一時的な解決方法
先に一時的な解決だけ書いておくと主電源を切り、入れ直せば復帰可能だった。
PCの電源ボタンを押下しスリープすると、高確率で復帰できなくなっていた
高確率でとあるが、6回中4回復帰できなかった。復帰できた2回はスリープ後、即座に電源ボタンを押したときであり、それ以外は復帰できなかった。
電源ボタン以外にもキーボードやマウス、NIC(WoL)を通じたスリープ復帰が出来るようにデバイスマネージャーで設定しているが、いずれの手段でも復帰できなかった。
この時の特徴として、普段スリープ時であれば電源ボタンのLEDが点滅しているが、点滅していなかった。また、電源ボタン押下時には一切なにも起こらず、一瞬だけファンが回るような挙動もなかった。
主電源を一度切って、入れ直すと起動自体は出来たが、OS起動中にコンセントを抜いたのと同じ扱いになるため、再起動後はクラッシュから復帰した状態になった。
スタートメニューからスリープに入る操作方法では試していない。
スタートメニューからシャットダウンすると、ブートできなくなっていた
これは一回しか試していないので、一回しか起きていないが、スタートメニューからシャットダウンを選びPCをシャットダウンすると、電源ボタンを押しても起動させることが出来なかった。
この時は一瞬だけファンが回り、その後停止した。何度電源ボタンを押してもブートしなかったが、スリープ時同様に一度主電源を落として入れ直すことでブートさせることができた。
発生時の条件
Windowsのバージョン
Windows 11 Pro 26H2 (OSビルド 26300.9711)
hypervisorlaunchtype
AUTO
電源オプションの電源ボタンの動作設定
電源とスリープ ボタンの設定
| 設定項目 | 設定値 |
|---|---|
| 電源ボタンを押したときの動作 | スリープ |
| スリープボタンを押したときの動作 | 何もしない |
シャットダウン設定
| 設定項目 | 設定値 |
|---|---|
| 高速スタートアップを有効にする | OFF |
| スリープ | ON |
| 休止状態 | OFF |
| ロック | ON |
恒久的に解決した方法
コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを流す。
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off
戻したいときは同様に以下を流せば戻る。
bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto
特に効果がなかったこと
使用しているマザーボード(ASRock Z890 Pro RS)のBIOSバージョンを1.39から3.40まで上げてみたが、特に効果はなかった。
あとがき
10/23にWindows Updateし10/24に対策したが、今のところ再発していない。hypervisorlaunchtypeをautoにするだけで容易に再現するため、恐らくoffにしている限り起きないと思う。これによる影響は不明だが、BCDEditのヘルプによると設定値自体はHyper-Vのデバッグ用にあるらしい。