同人誌を手軽に安く自炊代行に投げる方法

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一昔前、物理本を電子書籍に変換する行為としての自炊が流行ったと思っているが、最近ではあまり聞かない気もするので個人的なやり方を紹介する。

内容としては一般的な漫画同人誌を自炊代行を利用し、安く楽に24時間365日、高品質にいつでも電子化するための方法について書いていく。

概要としては自炊代行業者に申請を出し、コンビニにあるメルカリ用の箱に同人誌を詰めてクリックポストをネットで注文してポストに投函するだけだ。

私は基本的に一冊500円のプランでやっており、直送管理手数料が200円、送料が185円、箱代が70円程度でやっているが、オプションを削れば一冊200円も可能だ。

前提条件

  • 自炊代行にはジェットスキャンを利用する
  • 送る同人誌のサイズはB5サイズ(257×182mm)の一般的なものを扱う
  • 総重量は1kg以下とする
  • 発送方法にはクリックポストを用いる
  • Yahoo!ウォレットかAmazonPayのアカウントがある
    • Amazonやヤフオクを使っていれば普通はある

やり方

1. 自炊代行業者に依頼する

まずはジェットスキャンにアクセスし、利用申し込みを行う。

基本情報を入力した後の内容としては私は次のようにしている。以下の条件での費用は1冊辺り500円だが、ギリギリスキャンを抜けば200円に抑えられる。

項目 内容 備考
データカラー フルカラー 紙そのものの色合いなどもあるため、モノクロ誌でもフルカラーにしている
解像度 300dpi 最安のプランだが必要十分だと思う
圧縮率 標準圧縮 特に画質が悪いということはない
通常OCR加工 希望しない 基本的に漫画しか頼んでいないため
特殊OCR加工 希望しない 同上
ハードカバー部分のデータ化 希望しない ハードカバーの同人誌を頼まないため
本の帯部分のデータ化 希望しない 帯がないため
折込ページのスキャニング 同じ箇所にデータ化を希望する 存在しなければ0円
ギリギリスキャン 希望する 希望するとノリ閉じの部分まで開いてスキャンしてもらえる
特別加工のご依頼 なし 過去に頼んだことがあるが、個人的にはていねい加工の有無の違いは判らなかった。プレミアム加工は依頼経験がない。
納品方法 クラウドストレージより納品(Dropbox) 他のオプションが有料であるため
お支払方法 クレジットカード払い 弥生会計の決済プラットフォームでの支払いとなる
書籍/冊子/書類の処理 弊社にて雑紙として処分(無料) 著作権の絡みで本が戻ってくることはない

参考までに上記条件でB5サイズの漫画同人誌を電子化してもらった結果、以下のフォーマットのJPEGが入ったPDFを受領できた。サブサンプリングやビット数は依頼時期によって変動があるのを確認しているので、あくまで一例。

項目 内容
形式 JPEG TrueColor (v1.0)
2126
高さ 3024
寸法 6.4 Mpixels
ビット数 24
カラーモデル RGB
DPI 300 x 300
印刷サイズ 18.00x25.60 cm, 7.09x10.08 インチ
データ圧縮 JPEG
プログレッシブモード いいえ
サブサンプリング 2x2,1x1,1x1
画像/フレームの数 1
起源 左上
埋め込みコメント ScandAll PRO

2. 自炊代行業者へ同人誌を送付する

  1. ファミリーマートなどでネコポス用の段ボールを買ってくる。寸法は310x225x30mmなので、B5サイズ以下の同人誌なら収まるし、厚みのある同人誌でも1kgを下回っていれば問題ない
  2. ネコポスの箱に同人誌を入れる
    • 参考までに以下は薄い本5冊に、メロンブックスの店頭受け取り用の段ボール板が2枚入っている状態だが、それでもまだ隙間がある。重量はこれで500gだったため、重量を勘案すると20ページ程度の薄い本なら恐らく8-9冊は入るだろう
  3. クリックポストのサイトを開き、YahooかAmazonのアカウントでログインする
  4. 住所を入力し、送料を支払い、PDFをコンビニで印刷して箱に貼り付けてポストに投函する

あとがき

自分で本をばらしてスキャンするとか、非破壊スキャンはスキャナが必要だったり、手間が掛かったりするので自炊代行は非常にありがたい。

また通信フリマの発展により、梱包資材が手軽に入手でき、ECの発達によりクリックポストという定形外より安い送付手段が生まれたのもうれしいところだ。

結果として、近所のコンビニで資材を入手し、クリックポストに金を払い、梱包してポストに投函する程度の手間で電子化できるというのは非常に便利な世の中である。

ジェットスキャンは一度申請すれば二回目以降はそのまま送り付けると同条件でやってくれることもあるので、とても楽ちんである。支払いも昔はPaypalだったが、弥生の決済Misocaに変わったおかげで、これも随分楽になった。

個人の申し込みを調整なしで普通に受け付けてくれるところは意外と多くないので、ジェットスキャンは非常に便利な存在だ。

そういえばジェットスキャンの利用時に直送管理手数料というのがいつの間にか増えていた気がするが、梱包資材の廃棄手数料とかだろうか?潰れてもらっても困るので、事業の継続のためなら、この程度は特に問題ないが、地味に増えていて、サイトにも記載がないので気になった。

最後に、本記事はジェットスキャンによる広告記事ではなく、単なる個人の感想であることを付記しておく。