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映画館で鑑賞しながら書き綴ったメモをまとめ上げた内容。シーンやセリフのメモから簡単な考察までごった煮。まだ書き切れていない部分もあるが殴り書きでも書かないと一生外に出す機会がないので、一度上げておく。
- 南さんを探しに行くときの地図に既にバツがある
- 純金インゴットを探した痕跡?あるいは西南北を調べるときの下調べの痕跡か?
- 作業環境
- エディタの表示がダークモード
- エディタはアイコン的にATOM?画面はVSCodeっぽい。でもCppとJavaならJetBrainsのIDEの可能性もなくはなさそうだが、マニアックすぎるしそこまでは出てこなさそう
- macOS
- 真司に連れられて対面を果たした最後にボートが沈んだこと
- 恐らくこれはくるみが壊れることを示唆している?
- 或いはこの時点で東の考えに感づいており、その観念を表している?
- ロボコンでプールを貸してくれた南や、繋いでくれた東に対してコメントをしない
- 本屋でくるみが珍しく他人に興味を持つ
- この相手が亀井さん
- くるみはこの後、また亀井さんと会い、東と亀井さんを引き寄せる
- 自分が興味がないことは絶対にやらないくるみが東の願いを聞いて登山イベントに来る
- つまり、これは来てもいいというサインだった可能性がある
- 基本的に南のことを信用しておらず、自分より下に見る傾向が序盤はあったと思う
- 登山イベントでも南の発言を否定・嫌悪するシーンがあった
- 文化祭で怖がる南をからかい面白がっている
- 翁琉城のテレビ取材があったときにくるみは来なかった
- この時に既に利用されることに感づいていたのか?
- しかし二回目、古賀と会う時にはくるみも来ていた
- 古賀と東西南北全員の対面後、くるみは南にこれからのことを相談している
- これまで下に見ていた南への意識が変わっている?
- 結局ここでくるみは南の提案に乗りテレビ出演を承諾したが、これは挑戦したいという気持ちがあったのかもしれない
- クイズでロボットについての設問に答えられなかった
- その後くるみは泣きながら、もう嫌だと言っていた
- この時に既にくるみの心は折れていた
- 翌日のダンスの練習では嫌そうな顔つきだった
- 東だけ歌ったライブの帰りで南に美嘉が笑わなくなったことに気付いているかと尋ねるシーンがある
- 練習開始前に大声で叫び暴れながら逃げようとする
- 「アイドルなんてどうでもいい」
- このとき南が「普通の女の子に戻してあげましょう」と東を諭す
- 『くるみと仲良くしてくれた女の子は東ちゃんが初めてだったよ』
- 左利き
- 気を引き締めるときなどに頸部をさする仕草がいい
- ファンレターの数が東だけやけに少ない
- 「彼氏がいるなら友達になるんじゃなかった」「サイテー」と美嘉に言い放つ
- 翌日ノートに「前向きになりたい」と書き、美嘉に謝るが、その次のシーンで南に「苦手なら練習すればいいのに」と言ってしまう
- SNSの評判で「ひとりだけ生歌で音がずれている」というのを見て「私だけ口パクじゃないからいつも必死でずるい」と書き込もうとしてやめた
- ノートに最後に残した言葉「出口。私は」
- 『性格も往生際も悪いから諦められないんだ』
- 「ただひたすらアイドルになりたかった、あの時の私は、幼稚で、馬鹿で、かっこ悪くて、かっこよかった」「あの時の私、ありがとう」
- 「夢を叶えるのは、叶えた人にしかわからない」
- クイズの翌日、ダンスの練習中に彼氏がいることが発覚し、別れることを求められる
- 別れる(多分実際は分かれてない)
- この時くるみは凄く嫌そうな顔をしていたが、南が「彼氏がいることは素敵なことですわ」というと南に反応するシーンがある
- この後くるみは「そこまでする必要ある?」とかなり嫌そうな顔で独り愚痴る
- 「私のヒーローが日本に帰ってきたんだって」「私はね、東さんのファン一号なんだよ」
- 『これからもずっと応援してる。まだあきらめてないんでしょ?』
- 現実は想定通り動かないが、それでもあきらめずに、粘り強く目標を追いかけていれば、それはいつしかかなうという話
- 東は文化祭でライブイベントに皆を誘おうとしたが、この作戦は失敗し、その代わり別の内容で満たされた
- この別のイベントは最初は東にとって不都合だったが、その後、好都合に変化した
- 事務所に入りSNSを始めたとき
- これまで無名で何もなかった素人でも芸能人になるだけでちやほやされる事がうかがえる
- 新曲の作詞をみんなで担当することになったとき
- この時点では誰も作詞できなかった
- 東以外は全員多忙で困っていた(私生活+テレビ出演の仕事)
- 楽屋最後のシーン
- 東「アイドルって大勢の人たちを笑顔にできるんだよ」「こんな素敵な職業ないよ!」
- 亀井「近くの人を笑顔にできない人が…」「今の東さんは変だよ」
- いつもの場所で
- くるみ「解散はしたけど、みんなアイドルになったこと自体は良かったと思ってる」
- 南「私を見つけてくれてありがとう」
- くるみ「くるみと仲良くしてくれた女の子は東ちゃんが初めてだったよ」
- 亀井「これからもずっと応援してるね」「まだ諦めてないんでしょ?」
- 地図
- 南さんに出会う前の地図にバツが4箇所
- 南にあたる場所を探していた?東西南北の候補探し?
- EDの手前で流れる「あのときの私はバカで~」みたいな部分から全ては大人になった東ゆうの回想であることが読み取れる
基本的に非常に細かく、拘りが深い。ここまで深い作品は今まで見た作品の中でも初めてかもしれない。
- 基本的にかなりリアリティ重視の書き込みになっているように感じる
- 学校のトイレにあるさび付いた鏡
- くたびれた黒板けし
- macPCとWinPCが並んでいて、ちゃんと書き分けられている
- これらは制作の意図らしい
- キャラの書き方が歪で違和感がある
- くるみの体系が極端に違う
- 美嘉の体系だけやらエロティック
- カーディガン、へそ出しジャージや、ズボンの片裾上げなど、それっぽい描写が多い
- 彼氏持ち、整形という設定もそれっぽさがある
- 南がやたら細すぎる
- 東が平均的過ぎる
- これらも制作の意図らしい
- 背景に移っているカレンダーは徐々に進んでおり、恐らく東ゆうの高校一年生~二年生の三月までの間くらいの出来事のように見える
アニメ映画としてのトラペジウムは夢を叶えることの困難さと、叶えた時の喜び、そしてそこに至るまでの残忍さや、子供ゆえの未熟さ、だからこそ存在するかっこ悪さと、かっこよさの二面性みたいなのを描いた、そんな夢を抱いた女子高生の青春を描いた作品なのではないかと感じた。
またOPにVTuberを起用しているのも実在のアイドルと、仮想のアイドルを引き合わせて、ついでに創作上のアイドルを書き出すという設定のメタさを表現しているのではないかという気がしている。
恐らく本作が刺さるのは、過去に夢や目標を持ち、それに向かい、ただひたすらに人を巻き込みながら七転八倒しながらも駆け抜け、そしてその夢を掴んだ人や、或いはそれに巻き込まれた人かもしれない。
私も過去にMMOで色んな人に迷惑をかけ、喧嘩をし、時には和解し、時には仲違いし、それでも掲げた目標はすべて成し遂げてきた。例え鯖板で叩かれ晒され炎上しようと、どんなことがあっても進んできた。私利私欲のために人を利用することに躊躇いはなかったが、それでも相手に楽しさや、喜びといった何かしらの利益を提供してきたつもりだ。きっとあの時巻き込まれた人たちは楽しかったと今でもそう信じている。トラペジウムの世界と違い、あの時の仲間たちとはもう会えないのが残念だが…。