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料理::道具ジャンル::雑記

モダンからレガシーへ~調理器具編で鉄の包丁を購入した経緯を書いたが、実はこの時に砥ぎ器も買っていたので、それを使ってみた話。砥ぎ器を使うのは初めてだったのだが、結論から言うと、驚くほど切れ味がよくなった。とはいえ、流石に買った時ほどではない。

この時購入した砥ぎ器は包丁のブランドと同じ関孫六だ。

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使い方はこんな感じで、手軽に使うことができる。

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包丁砥ぎというと包丁に水をつけて研石の上をこするイメージがあるのだが、この製品は乾式らしく水は不要とのことだった。

包丁を研ぐ前は刺身の柵を切るのに刺身包丁があったほうがいいかもしれないと薄っすら考えていたが、研いだ後は切れ味がよすぎて別に三徳包丁でも問題ないかもとなったくらいにはよくなった。

貝印によると、このような簡易研ぎ器では週に一度の研ぎなおしが必要なようで、一年半もの間研いでいなかったのは研がなさすぎだったのかもしれない。また平砥石のほうが推奨されているようだ。

詳しく読んでいくと以下の記述があるため、基本的には砥石のほうがよさそうだ。

簡易砥ぎ器は、刃先先端だけのリフレッシュ(砥ぎ直し)が主な役目になります。ですので、繰り返し使用されると先端だけが減って切れ味が戻りにくくなります。切れ味が回復しにくくなったら、本格砥石(平砥石)で刃先き上部1~2cmのところから砥ぎ直し(切刃を付ける)をするようにしましょう。

貝印による研石や研ぎ器の比較もある。

包丁を研いでいると、そのうち刃が消滅して使えなくなるのでは?と思ったが、堺市にある實光刃物によると家庭用なら30~50年は使えるらしい。業務用はすり減る速度が尋常ではないので、そんなに持たないのだとか。

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ジャンル::買い物料理::道具

サメを一尾買った関係で、魚の煮つけを作ろうと思い立ち落し蓋を買った。

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これによって私は魚切り身の煮つけを作ることができるようになったり、料理酒と料理清酒の違いについても実際に食べてみることで学ぶことができた

特にこだわったわけではないがメーカーは以前まな板を買った時と同じメーカーで、国産のまな板となった。

モダンからレガシーへ、ということで、これは前書いた記事の第二弾のようなものだ。モダンに逆らってレガシーへ変えてみる挑戦だ。

というわけで今回は調理器具を更新した。具体的には軽くて曲げやすい便利なプラスチック製のまな板とセラミック包丁から木製のまな板と金属製の包丁に変えたのだ。

樹脂製のまな板と、セラミック製の包丁
木製のまな板と金属製の包丁

実はセラミック包丁は前々からやめたいと思っていた。理由は単純で硬いものに使えないからだ。硬そうなものを切ろうとしようと怯えながら切らないといけない。そんな怯えながら料理をしたくなかったのだ。日々の料理は楽しいものでありたい。バリエーションもあった方がいい。そういう時に使途が限定されるものでは困ったのが一つだ。

もう一つは金属包丁の特性を調べていくと、セラミック包丁にはない特性があることが分かったのもある。何かといえばセラミック包丁は金属包丁と比べた時に切れ味が悪いということだ。例えば和平フレイズ公式ブログではセラミック包丁の特性として以下の説明がある。

次にセラミックですが、陶器である為もろいというお話をしたかと思いますが、刃を薄く仕上げてしまうと簡単に欠けてしまうので、セラミックの刃はかなり鈍角に仕上げられています。

こういった特徴があるので、例えば臭い移りを気にされる場合や、金属アレルギーをお持ちの方がお使いになる際はセラミックがお勧めです。

ただ、刃が鋭くないので切れ味を求められるのならば金属系のものをおすすめします。

個人的には切れ味の方が欲しいので金属の方がいいかなと思った。

また、まな板に関しても金属包丁を使う場合は木製の方がいいということが、これまた和平フレイズ公式ブログで紹介されていた。

これまではペラペラのプラスチックのまな板を使っていたのだが、心機一転、木のまな板にしてみようという思いもあり、木のまな板にすることに決めた。

買って使ってみた結果だが、まず買ったばかりなので包丁の切れ味はいいし、まな板もヒノキの香りがして非常に気持ちがよい。それとプラスチックのまな板は厚みが出ると非常に重いのだが、木のまな板は軽いので、これもよい。

今までのまな板と比べると鍋に切ったものを入れるのに少し苦労するが、風情があるので今のところは気にならない。何より国産のヒノキを使ったまな板で、製造も三重県で行っているらしいので親近感もある。やはり日本人であるからには日本製を使っていきたいものだ。このまな板は有限会社ウメザワさんの製品だ。

ついでに包丁立ても買った。まな板と包丁をしまう場所がなかったからだ。コンパクトに包丁とまな板を収納できる一品で一人暮らしにはうってつけのアイテムだ。

コンパクトに包丁とまな板を収納できる包丁立て

これは元々ニトリの商品だったと思うのだが取り扱いがなかったのでコーナンで買った。ニトリの製品はOEMが多いので終売になったらホムセンに流れることが多く、何なら販売中の商品がホムセンにあることもざらなので、ここは知っておくと便利なチップスだ。モノによってはドンキにあったりもする。

因みに今までのまな板は吊戸棚にぶら下げていたのだが、この吊り下げ方ができるまな板は限られるため丁度よかった。この時の包丁はシンク下の戸棚に備え付けの包丁差しに刺していたが、刺しづらいのと閉じ切った場所でイマイチだったので、今回の変更は悪くなかった。

吊戸棚からぶら下がるまな板

買って一週間ほど経ち、多少の不便は感じるものの、今のところ概ね満足している。これからも可能な範囲で古き良き日本文化というものを大切にしていきたいものだ。