2026/07/16(木)R86S U1のNICを交換した
R86S U1のNICについているSFP+ポートの片方が不安定という問題があり、これがずっと悩みの種だった。
しかしR86S U1のNICはOCP2.0のメザニンカードという特殊な規格であり、入手が難しかった。あと最近なんでも高いことや、ここ一年近く財政が悪く資金がショートしていたこともあり、中々購入のタイミングがなかったが、偶然安いのを見つけたので交換を決意した。
購入したもの
ほぼ新品 Mellanox ConnectX-4 CX4421A MCX4421A-ACQN ネットワーク インターフェイス PCIe カード (OCP2.0 用)
ほぼ新品とあるが中古なのは間違いない。
写真を見る限り左右でコネクタが異なるといったこともなく、3,745円でConnectX-3からConnectX-4に上げられて不調もなくなるならアリではないか?と思い、購入することにした。
配送
荷物はいつも通りCainiaoから発送され、国内ではエスポ便という聞いたこともない業者に引き渡された。軽く調べたところ株式会社エスポリアという越境ECのサービス会社がやっているようで、ここ最近のアリエクに増えているらしい。ここ自体は仲介業者で配送はしてないらしい。
そういえば最近中華特有のテカテカしたプチプチ袋減った気がする。
実際の配送はかつてAmazon便で悪名を馳せたTMG、椿本グループだった。久々に見たので、一般消費者向け宅配便事業で生きてたのかお前…となった。
開封の儀
結構ちゃんとした箱に入っていた。
中身。緩衝材が底にあり、本体も一応元袋らしきものに入っていた。いい感じのヒートシンクがついているのが素晴らしい。
賞味期限ラベルみたいなものが貼ってあったが非常に強力なシールで、爪でカリカリすると爪が削れるレベルで剥がせなかったため剥がすのを諦めた。
新旧比較をすると上が今まで使っていたやつで、下が今回新たに買ったやつだ。
裏返したところ。裏面には薄いアクリルフィルムが基板を保護するように付いていた。短絡防止用だろうか?ヒートシンクを支えるプッシュピンも見えた。
ラベルを見る限り2019年6月製とみられ、比較的新しい製品なのも嬉しい。以前使っていたConnectX-3は製造時期不明だがCX342Aは2015年のモデルらしいので、だいぶ古い。
どこで見たか記憶にないがConnectX-3はサポート切れが近いか、切れていることもあるという話も見た気がするのでConnectX-4を入手できたのはよかった。メイン機もサーバー機もNICはConnectX-4なのでお揃いになった。
装着は既存のConnetX-3を外し、カードを刺す場所に元々ついてたチップクーラーを除去して取り付けたら、そのまま何事もなく普通に装着できた。
このクーラーがあるとヒートシンクに干渉するので、外す必要があった。
OpenWrt上でのセットアップ
OpenWrt 24.10.0にはドライバがなかったのでドライバを入れるのをやっていく。
SFP+以外に接続手段のない私の環境ではルーターのSSHに繋ぐ術がなかったので、R86S U1本体にキーボードとモニタを接続して作業した。
# まずはNIC周りの調査ツールを入れる
opkg update
opkg install pciutils ethtool
# ドライバの状態とかが見れる
# Kernel driver in use: igcならドライバがない
lspci -nnk
# ドライバを入れる。kmod-mlx4-coreは後で消した
opkg install kmod-mlx5-core
# JISキーボードだとアンスコが出せないので頑張って探して打った
modprobe mlx5_core
あとはこのまま再起動したら普通に繋がった。
そのまま使うと温度が上がりすぎた
現状片側のSFP+しか使っていないうえ、それも初日なので不具合は何もない。以前使っていたのも最低でも一週間は使ってないと不安定化しなかったので、まだ安定性は不明だ。
ただソケットが両方とも同じ形に見えるので、以前使っていたものよりは安定するのではないかと考えている。
温度については高くなりがちなようで、R86S U1本体のCPU温度が51度に達することもあった。
以前のNICの温度はデータがなく比較できないのだが、ここまで上がっていることはなかった気がしている。
NIC本体の温度は取得する方法が今のところ分かっていない。mstflintでmstflint -d xxxx -reg_name MTMPとかしたら、提供されていないとか出た気がするがログは取っていない。
参考までに以下の手順でレジスタの値が取れるっぽい。参考:man/mstreg
# 必要なツールのインストール
opkg install lspci mstflint
# MellanoxのデバイスIDの取得
lspci | grep Mellanox | awk '{print $1}'
# レジスタ名一覧
mstflint -d <デバイスID> -show_regs
# レジスタ値の取得
mstflint -d <デバイスID> -reg_name <レジスタ名> -g
関係ないがデータがないのはGrafanaに出しているデータを永続化していないため、tmpが吹き飛ぶと消える状態なので、ここはそのうち何とかしないといけない。
冷却対策
端的に言うとヒートシンクを剥がし、R86S U1に元からついてるクーラーを装着した。
まずはConnectX-4を取り出し、ヒートシンクを外し、グリスを塗りなおす。この時ついでに裏のフィルムも剥がし、熱が溜まらないようにした。
R86S U1に元々ついてたチップクーラー(前述の奴)を持ってきて、付け直した。
ファンレス冷却(ヒートシンク)とファン冷却(クーラー)で同時刻に温度を比べたところ、5度ほど下がるという結果が出たので、かなり効果があった。
新しい奴のヒートシンクの方が目が細かく作りもしっかりしているように見えるが、風のあるなしがそれほどまでに大きいということだろう。
しょぼいヒートシンクと小さいファンの組み合わせなのであまり意味がないだろうと侮っていたが、結果は歴然だった。恐らくこれはケースが小さく通気の余地が少ないこともあり、自然対流には期待できないということの表れなのだろう。
ベンチマーク
以下の構成で速度を計測した結果。そもそもLAN内でパケットがルーターの中を通っているかが謎なのでルーターNIC交換の影響があるかどうかは不明である。
Windows - R86S U1 - MikroTik CRS305-1G-4S+IN - Ubuntu
以前の計測結果はこっち。
Windows → Ubuntu
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-1.01 sec 1.07 GBytes 9.13 Gbits/sec
[ 5] 1.01-2.01 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 2.01-3.00 sec 1.08 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 3.00-4.00 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 4.00-5.01 sec 1.10 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 5.01-6.00 sec 1.08 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 6.00-7.01 sec 1.10 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 7.01-8.01 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 8.01-9.01 sec 1.09 GBytes 9.36 Gbits/sec
[ 5] 9.01-10.00 sec 1.08 GBytes 9.36 Gbits/sec
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.9 GBytes 9.34 Gbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.9 GBytes 9.33 Gbits/sec receiver
Ubuntu→Windows
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr Cwnd
[ 5] 0.00-1.00 sec 1.08 GBytes 9.30 Gbits/sec 0 1.54 MBytes
[ 5] 1.00-2.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.62 MBytes
[ 5] 2.00-3.00 sec 1.08 GBytes 9.27 Gbits/sec 0 1.70 MBytes
[ 5] 3.00-4.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 4.00-5.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 5.00-6.00 sec 1.08 GBytes 9.29 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 6.00-7.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.78 MBytes
[ 5] 7.00-8.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.93 MBytes
[ 5] 8.00-9.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.93 MBytes
[ 5] 9.00-10.00 sec 1.08 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 1.93 MBytes
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.8 GBytes 9.28 Gbits/sec 0 sender
[ 5] 0.00-10.00 sec 10.8 GBytes 9.28 Gbits/sec receiver
まとめ
前回と比較すると若干速度が落ちているが、サーバーとして動かしてて帯域を食っている分減っているのかもしれない。
| Windows→Ubuntu(上り) | Windows→Ubuntu(下り) | Ubuntu→Windows(上り) | Ubuntu→Windows(下り) |
|---|---|---|---|
| 9.34 Gbps | 9.33 Gbps | 9.28 Gbps | 9.28 Gbps |
交換前のConnectX-3が改造品だった話
以前使っていたPCB000620は元々SFP+片ポートモデルで、どうやらR86S U1では2ポートに改造していたようだ。
その影響なのか明らかに片方だけソケットの形が異なる。上側のほうが綺麗で、下側は使いこまれているのか、ややぼろ目に見える。
裏面を見ると片方ははんだ付けされているが、片方は差し込んであるだけ。シールも一度剥がしたものを貼り付けているのか、ペラペラしていてすぐに剥がせた。
おそらく上側(PORT 0)のはんだ付けされていた方が本来のソケットで、後から付けたやつ、つまり下側(PORT 1)が差し込んだだけの奴と思われる。
本来のソケットがぼろい方、後付けのが綺麗な方である。
奥の方の作りも異なる。左がPORT 0、右がPORT 1。
R86S U1のNICについているSFP+ポートの片方が不安定だった話で不安定だったのはPORT 1の方なので、改造して無理に取り付けていた方が不具合を発していたのだろう。本来できないことをしているので無理もない。
裏面の形も異なる。
恐らくよくある片ポートの奴にソケットを増設したのだと思う。
ソケットが片ポートしかなくても回路が実装されていることはよくあるので、この回路を流用しているのだと思う。回路もあるし、チップも恐らく同じなので原理的には問題なく動きそうに思える。
R86S U1のSFP+を使い始めたのは2025年の9月17日からだった[1]が、同年12月13日にはリンクアップとリンクダウンが繰り返される事象を確認していて、同年12月25日にSFP+差し込みポートの変更を行ってからは一度も起きていない。
この時の気温が落ちたので金属製のSFP+ソケットの接触不良になったのではないか?と考えていたが、恐らくソケットではなく、基板本体との接触が寒暖差でダメになったのかもしれない。実際、先ほどの写真を見ても基板の穴からピンが出たり出ていなかったりするので、寒暖差でここが僅かに狂った結果、基板と接触不良になり、回路がチャタリングした結果、リンクアップとリンクダウンをミリ秒単位で繰り返す状態が起きていたのかもしれない。
もし、この理屈が正しければ強く押し込んではんだ付けすれば改善しそうではある。
あとがき
NIC交換の時に取り出した時、酷い埃まみれになっていたのでいい加減、冷却面をどうにかしたい気がしている。
普段は上に80mm角ファンを載せて運用しているため、埃の元凶はこれである。一旦はファンフィルターを買ってその場を凌ぎたいところだが、本質的にはちゃんとしたケースに収めてちゃんとしたクーラーをつけるのが最良だと思っている。
R86S U1を冷やそうとした作業の残渣にも書いているが、R86S U1の冷却機構は耐久性があるように見えず、また大して冷やしてもくれない。上にファンを載せて風を入れていると、いつの日か中が埃まみれになってしまうし、このケースはメンテナンス性が良くないので清掃も面倒だ。
理想論としてはこんな感じのケースに組み込めればよいだろう。これならメンテナンスがしやすいし、NICのヒートシンクも元の奴が生かせそうだ。ファンも40mm角ファンだろうから壊れても交換が容易である。
まぁこれは行き過ぎとしても、ラズパイのタワークーラーを載せるとか、そういうのができるとよいなとは思っている。基板むき出しは埃が溜まってショートしそうなので、ケースもあった方がいいだろう。
ただそれをどう実現するかが難しいところで、まず本来的には3D CADでケースやCPUクーラーをモデリングし、CNCで金属を削るという工程が必要だろうが、そんなものはないし、仮に3Dプリンタである程度何とかするにしても、3D CADの使い方を学ぶところからだと気が遠くなる話で、なかなか難しい…。
そもそもノギスで測っても測るたびに数ミリ単位の誤差が出るので、アナログな図面を書くことすら困難だ(多分ノギスの角度が微妙に毎回ズレてる)
こんなことであれば去年アリエクのセールでファンレスのR86SであるR86S-FLN100を買っておけばよかった。今は22.7万もするが、去年は11万くらいで、セールでは9万にまで落ちていて、買いだった。まぁあとからは何とでも言えるし、そもそも9万でも安くないわけで、言ったところで仕方がない。
現実案としては厚紙にボードを固定して外枠をペンで引き、ネジ穴については基板のネジ穴スレスレの何かを差し込んでマーキングすればそれなりに正確なものが取れるだろうから、一度手書きで図面を書き、それを基にアクリル板を加工し、簡単なケースを作るのが一段階目としてはよさそうな気がする。
ただCPUクーラーをどうするかという問題が根深く、ここが難点になると思う…。これはCPUクーラーを作るにはCPUのヒートスプレッダに乗ってくれるヒートシンクを持ったファンと、そのファンと基板のネジ穴を繋ぐ足が必要になるからだ。ヒートシンクと基板のネジ穴がマッチしないとならないので、恐らくこれが一番の難関だろう…。
たぶん厚紙→アクリル板がいければ図面を起こせるので、カスタムアルミケース業者に発注すれば、きちんとしたものも作れると思う。そこまでやるかどうかは未定だが…w
- 宅内に10GbE環境を導入してみたの写真のタイムスタンプから推定。 ↩
2026/07/08(水)SDカードを買い替えたらRW速度が改善した話
投稿日:
Xperia 1 VIからXperia 1 VIIIに買い替えてからファイルマネージャー+でのSDカードの読み込みが露骨に遅くなった。今までならSDカードの中身が瞬時に表示されていたところ、数秒かかるようになったのだ。
そこでSDカードを買い替えてみたらよくなったので、その記録。
買い替えようと思った切っ掛け
ふとカメラアプリを眺めていたら高速書き込み可能なSDカードという表記があり、もしや使っているSDカードの規格が古すぎて最新のスマホだと相性で遅くなるのかもしれないと思い、SDカードを買い替えることにした。
今回買ったSDカード
SDカードといってもスマホ用なのでmicroSDカードだが、一般的にSDカードと呼ばれていると思うので、本記事ではSDカードで統一する。
Biwin microSDカード MS210 128GBというのを買った。 210MB/s読出・170MB/s書込らしい。
聞いたことのないメーカーだったがググると企業サイトが存在し、実在の企業でありそうなこと、価格コムに掲載のあるメーカーであることから問題ないと判断した。それに仮に問題があったとしても安いし、地雷踏みと思って買えばいいレベルの値段なので気にならない。
他のメーカーだと6,000円から1万円強ほどするグレードの製品だと思うが、Biwinのは私が買った時点では3,781円と安価だった。というか他が高すぎるだけな気もするが…。
これまで使ってたSDカードとの比較
左が今回新しく買ったBiwin、右がこれまで使ってたSanDisk。
スピードクラス10のマークが消え、ビデオスピードクラス30が増え、UHSスピードクラスが1だったのが3になり、アプリケーションパフォーマンスクラスも1から2に増えている。かなりのスペックアップだ。
SanDiskの方は購入当時1,880円で、買ったときは余りの安さにAmazonから偽物が送られてくるという噂があったほどの人気モデルだった。購入履歴を見ると、SanDiskのやつを買ったのは6年前だったようだ。
高くなってしまったSDカード
AmazonでSDカードを見てみるととんでもない価格になっている。メモリ高騰の影響をしみじみと感じる価格だ…。
以前使っていた1,880円で買ったSDカードも今見たら6,801円にもなっていて、中々えげつない。
今回の購入品はビデオスピードクラス30・UHSスピードクラス3・アプリケーションパフォーマンスクラス2の128GBで3,781円なので大変お買い得と言える。レキサーメディアのなんか5,880円もする。
余談だがSONYストアでは、かつて今回買ったものと同一グレードの品が2,680円で売られていたようなので、今回の3,781円でも高い方なのかもしれない。
増えた謎のメーカー
今回見ているとBiwinを始め、GIGASTONEやNextorageといった聞いたことがないメーカーが目立った。Biwinについては先述したが、どれもしっかりしたメーカーのようだ。
例えばGIGASTONEは日本法人を持っていて、オフィスがあるようだし、NextorageはSONYのメモリストレージ部門が独立してできた会社らしい。
しかしかつてSamsungやTranscendが辿ったように、SanDiskもすっかり激安メーカーから普通のメーカーになってしまった。今はかつてのSanDiskの地位にBiwinがいる感じだろう。時代の変遷を感じざるを得ない。
あとがき
ひとまず様々な記憶媒体が高騰する中、そこそこお安い価格でSDカードを買うことができ、読み込みの遅さも解決したので良かった。ついでに今時のストレージメーカー事情も知れて一石二鳥だ。
そういえば小学生の頃に、いつしか小指の先程の大きさで1TBのストレージが出るというのを吹聴していたが、いつの間にかmicroSDに1TBが出ていたので現実になっていることに気がついた。SDXCの規格上は2TBが上限なので、存在すること自体に不思議はないが、あくまで大きい方のSDカードの話だと思ってただけに意外だった。
調べたら今はSDUCと言って32TBまでの規格があるらしい。NANDは基本的に本来の容量より過剰にセルを積むことで書き込み回数を増やしてるので、32TBなんてすぐ壊れそうだが、大丈夫なんだろうか…。
あと全然関係ないけど既に今年の記事数が156記事に達し、2024年の153記事を超え、2025年の165記事に迫っていることに軽く戦慄している。まだ今年の半分が過ぎ去ったばかりだというのに、何とも恐ろしいペースだ…。主に先月が凄まじいが、今月も既に1日1記事ペースを超えてるので、恐ろしいペースである…。
書きたいネタが無尽蔵にあるので減速するかどうかは謎だが、幸い今週末は土日とも遠征予定があり、来月にも遠征予定があるので減速するかもしれないし、しないかもしれない…。
Mastodonの方にはちょろっと書いたけど、サイト設立から25周年経過したというネタも記事に出来てないんだよなぁ…。
2026/07/08(水)ASUS RT-BE92Uなど一式を買ったのでセットアップログとか
投稿日:
折角LAN内10GbEにしたし、WiFi7が出てずいぶん経つし無線LAN環境も充実させたいよなぁ…と思い、WiFi7対応のWANポート10GbE対応ルーターとしてASUS RT-BE92Uを買ったので、その関連のログ。
今回買ったもの
- ASUS RT-BE92U
- 10GbE WANポートを1口搭載したWiFi7対応ルーター
- 箱が質素だが、ナフサ不足の影響だろうか…。台湾とて例外ではないはず
- 10Gtek SFP+ to RJ-45トランシーバー ASF-10G-T80
- RT-BE92UはRJ-45しか対応してないので変換用
- 10Gtek 10GbE SFP+ DAC Twinaxケーブル SFP-H10GB-CU0.5M
- これは間違えて買ったので使わなかった
開封の儀
ASUS RT-BE92U
箱を開けるとこんな感じ。紙の繊維を圧縮したようなケースや紙箱に入った、最近ではよくある梱包。
付属品は壁掛けフック、ACアダプタ、壁掛けフックを固定するネジ、CAT6 LANケーブル。
LANケーブルは同梱品にありがちな極太で硬そうなやつ。
ASF-10G-T80
トランシーバーは金属製の缶に入っており、やたら凝っていた。
手持ちのCAT6Aケーブルを挿すとこんな感じ。
設置後の風景
びふぉーの写真が去年のものなので完全に前後の写真という訳ではないが、大体こんな感じということで…。
例えばBeforeとAfterでは右側から伸びているコンセントの本数が違うが、これは今回の施工とは関係なく、もっと前に配線変更で減らしたものである。
セットアップの儀
地味にハマるポイントがあり、苦労した。
- まずL2スイッチにWANポートを接続しセットアップを始めた
192.168.50.1が初期IPで、このIPがあることを確認して、http://192.168.50.1に接続するものの何故か繋がらないhttp://www.asusrouter.comに繋げとマニュアルにあったので繋ぐが繋がらないhttp://192.168.50.1:8443/に繋ぐといい情報を得たが繋がらないhttp://www.asusrouter.com:8443/にも繋がらないhttps://192.168.50.1:8443/にもhttps://www.asusrouter.com:8443/にも繋がらない- 有線だから悪いのかと思い、WiFi経由で接続を頃見るが繋がらない
- WANポートの線を抜きスタンドアロンにして、WiFi経由で同じことをやり直したがやはり繋がらない
- しかしWiFiのデフォルトゲートウェイは
192.168.50.1を挿していた - ブラウザ経由で操作できないのはなんとも承服しがたいがASUS Routerアプリを試すことにした
- アプリを起動しルーターに接続すると「モデルをルーターのWANポートに接続したことを確認してください。」というメッセージが表示され、プログレスバーが100%になるとエラーで死んだ

- リトライすると通ったので無視することにした。WANに直接刺さってないと上手く動かないのかもしれない
- ISPがどうのこうのなどWAN前提のメッセージが何度か出たが全部無視した

- WANの種類を選べと言われたがAPにWANもクソもないのでDHCPのまま進めた

- 「ネットワークを再アクティブ化」というのが出たので数分見守った。再起動してるだけだと思う

- 動作モードをタップ

- アクセスポイントモードを選択し適用

- ここまで行うとブラウザから
http://192.168.50.1への接続に成功したが、あんまり納得できなかった - 管理画面に入ったら詳細設定→LAN→スイッチ制御に遷移しジャンボフレーム有効をON
- 管理→システム→サービス→SSHを有効にする、で「LAN only」
- SSHのポートを適当に指定し、パスワードログインを許可「いいえ」、認証済みキーに公開鍵を貼り付けて設定
- ここから先はSSHに入れた
- OSはBusyBox v1.24.1で、何故かIPv6がなく、iperf3が最初から入っていた。どうやらこのルーターにはIPv4でアクセスするしかなさそうだ
- ホームディレクトリは
/tmp/home/rootで、再起動したら消えそうな勢い - ルートディレクトリは以下の構成で、ルートにはASUS関連のファイルが直置きで散らばっていた
/.diag /.sdn /asusdebuglog /asusfbsvcs /avahi /bwdpi /cfg_mnt /confmtd /dm /etc /home /mnt /nc /netool /notify /share /var
速度計測
AP・サーバー間の通信測定
APからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
なお、このケースではAPのCPU使用率が100%に張り付いていた。
- [AP] RT-BE92U (OUT RJ-45 10GbE)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A 10GbE)
- [トランシーバー] ASF-10G-T80 (10GbE)
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
[物理線経由] AP → サーバー
| [ ID] | Interval | Transfer | Bandwidth | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [ 4] | 0.00-1.00 sec | 448 MBytes | 3.76 Gbits/sec | 0 | 467 KBytes |
| [ 4] | 1.00-2.00 sec | 455 MBytes | 3.81 Gbits/sec | 0 | 467 KBytes |
| [ 4] | 2.00-3.00 sec | 449 MBytes | 3.77 Gbits/sec | 0 | 3.61 MBytes |
| [ 4] | 3.00-4.00 sec | 428 MBytes | 3.58 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 4.00-5.00 sec | 450 MBytes | 3.78 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 5.00-6.00 sec | 461 MBytes | 3.86 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 6.00-7.00 sec | 465 MBytes | 3.91 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 7.00-8.00 sec | 456 MBytes | 3.83 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 8.00-9.00 sec | 462 MBytes | 3.88 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
| [ 4] | 9.00-10.00 sec | 448 MBytes | 3.75 Gbits/sec | 0 | 3.79 MBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[ 4] 0.00-10.00 sec 4.42 GBytes 3.79 Gbits/sec 0 sender
[ 4] 0.00-10.00 sec 4.42 GBytes 3.79 Gbits/sec receiver
[物理線経由] サーバー → AP
| [ ID] | Interval | Transfer | Bandwidth | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [ 5] | 0.00-1.00 sec | 280 MBytes | 2.35 Gbits/sec | 11 | 406 KBytes |
| [ 5] | 1.00-2.00 sec | 292 MBytes | 2.45 Gbits/sec | 7 | 400 KBytes |
| [ 5] | 2.00-3.00 sec | 324 MBytes | 2.72 Gbits/sec | 17 | 354 KBytes |
| [ 5] | 3.00-4.00 sec | 318 MBytes | 2.67 Gbits/sec | 19 | 387 KBytes |
| [ 5] | 4.00-5.00 sec | 309 MBytes | 2.60 Gbits/sec | 17 | 320 KBytes |
| [ 5] | 5.00-6.00 sec | 302 MBytes | 2.53 Gbits/sec | 13 | 293 KBytes |
| [ 5] | 6.00-7.00 sec | 312 MBytes | 2.61 Gbits/sec | 21 | 413 KBytes |
| [ 5] | 7.00-8.00 sec | 312 MBytes | 2.62 Gbits/sec | 15 | 414 KBytes |
| [ 5] | 8.00-9.00 sec | 322 MBytes | 2.70 Gbits/sec | 7 | 400 KBytes |
| [ 5] | 9.00-10.00 sec | 287 MBytes | 2.41 Gbits/sec | 8 | 370 KBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[ 5] 0.00-10.00 sec 2.99 GBytes 2.56 Gbits/sec 135 sender
[ 5] 0.00-10.00 sec 2.98 GBytes 2.56 Gbits/sec receiver
ノートPC
ノートPCとサーバーをAPを挟んで繋いだ時のiperf3の測定結果。
[WiFi経由] ノートPC → サーバー(旧AP)
従前のAPを利用し、ノートPCからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [ノートPC] Windows 11 Home (WiFi 6E)
- NEC Lavie PC-GN20D72DYEDYH2YAA
- [旧AP] WSR-1800AX4P (IN Wi-Fi 6→OUT 1GbE LAN)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A)
- [L3SW] R86S U1 (IN RJ45 2.5GbE→OUT SFP+ 10GbE)
- ここでRJ45とSFP+をソフトウェアでブリッジしている(こいつにはNICが2枚刺さってる
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate |
|---|---|---|---|
| [ 5] | 0.00-1.00 sec | 15.2 MBytes | 128 Mbits/sec |
| [ 5] | 1.00-2.00 sec | 16.6 MBytes | 139 Mbits/sec |
| [ 5] | 2.00-3.02 sec | 16.1 MBytes | 134 Mbits/sec |
| [ 5] | 3.02-4.01 sec | 15.9 MBytes | 133 Mbits/sec |
| [ 5] | 4.01-5.01 sec | 15.9 MBytes | 133 Mbits/sec |
| [ 5] | 5.01-6.02 sec | 13.6 MBytes | 114 Mbits/sec |
| [ 5] | 6.02-7.01 sec | 14.4 MBytes | 121 Mbits/sec |
| [ 5] | 7.01-8.01 sec | 14.8 MBytes | 124 Mbits/sec |
| [ 5] | 8.01-9.01 sec | 13.0 MBytes | 109 Mbits/sec |
| [ 5] | 9.01-10.01 sec | 12.9 MBytes | 108 Mbits/sec |
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.01 sec 148 MBytes 124 Mbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.03 sec 147 MBytes 123 Mbits/sec receiver
[WiFi経由] ノートPC → サーバー(新AP)
今回購入したAPを利用し、ノートPCからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [ノートPC] Windows 11 Home (WiFi 6E)
- NEC Lavie PC-GN20D72DYEDYH2YAA
- [新AP] RT-BE92U (OUT RJ-45 10GbE)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A 10GbE)
- [トランシーバー] ASF-10G-T80 (10GbE)
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate |
|---|---|---|---|
| [ 5] | 0.00-1.00 sec | 128 MBytes | 1.07 Gbits/sec |
| [ 5] | 1.00-2.00 sec | 126 MBytes | 1.06 Gbits/sec |
| [ 5] | 2.00-3.01 sec | 127 MBytes | 1.05 Gbits/sec |
| [ 5] | 3.01-4.01 sec | 123 MBytes | 1.03 Gbits/sec |
| [ 5] | 4.01-5.01 sec | 130 MBytes | 1.09 Gbits/sec |
| [ 5] | 5.01-6.01 sec | 127 MBytes | 1.06 Gbits/sec |
| [ 5] | 6.01-7.01 sec | 146 MBytes | 1.23 Gbits/sec |
| [ 5] | 7.01-8.01 sec | 139 MBytes | 1.16 Gbits/sec |
| [ 5] | 8.01-9.01 sec | 137 MBytes | 1.15 Gbits/sec |
| [ 5] | 9.01-10.01 sec | 124 MBytes | 1.04 Gbits/sec |
[ ID] Interval Transfer Bitrate
[ 5] 0.00-10.01 sec 1.28 GBytes 1.09 Gbits/sec sender
[ 5] 0.00-10.03 sec 1.27 GBytes 1.09 Gbits/sec receiver
スマホ
スマホとサーバーをAPを挟んで繋いだ時のiperf3の測定結果。
[WiFi経由] スマホ → サーバー(旧AP)
従前のAPを利用し、スマホからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [スマホ] Xperia 1 VIII (WiFi 7)
- [旧AP] WSR-1800AX4P (IN Wi-Fi 6→OUT 1GbE LAN)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A)
- [L3SW] R86S U1 (IN RJ45 2.5GbE→OUT SFP+ 10GbE)
- ここでRJ45とSFP+をソフトウェアでブリッジしている(こいつにはNICが2枚刺さってる
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [433] | 0.00-1.00 sec | 42.1 MBytes | 353 Mbits/sec | 2 | 980 KBytes |
| [433] | 1.00-2.00 sec | 39.6 MBytes | 332 Mbits/sec | 2 | 526 KBytes |
| [433] | 2.00-3.00 sec | 40.0 MBytes | 336 Mbits/sec | 0 | 581 KBytes |
| [433] | 3.00-4.00 sec | 30.0 MBytes | 251 Mbits/sec | 5 | 188 KBytes |
| [433] | 4.00-5.00 sec | 30.4 MBytes | 255 Mbits/sec | 1 | 199 KBytes |
| [433] | 5.00-6.00 sec | 22.9 MBytes | 192 Mbits/sec | 2 | 184 KBytes |
| [433] | 6.00-7.00 sec | 28.9 MBytes | 242 Mbits/sec | 1 | 209 KBytes |
| [433] | 7.00-8.00 sec | 27.1 MBytes | 228 Mbits/sec | 2 | 146 KBytes |
| [433] | 8.00-9.00 sec | 22.5 MBytes | 189 Mbits/sec | 1 | 205 KBytes |
| [433] | 9.00-10.00 sec | 28.0 MBytes | 235 Mbits/sec | 2 | 164 KBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[433] 0.00-10.00 sec 312 MBytes 261 Mbits/sec 18 sender
[433] 0.00-10.01 sec 311 MBytes 260 Mbits/sec receiver
[WiFi経由] スマホ → サーバー(新AP)
今回購入したAPを利用し、スマホからサーバーに飛ばしたiperf3の測定結果。構成は以下の通り、速度はその口がサポートしている最大を記載。
- [スマホ] Xperia 1 VIII (WiFi 7)
- [新AP] RT-BE92U (OUT RJ-45 10GbE)
- [LANケーブル] CAT 6A RJ45 LAN (CAT6A 10GbE)
- [トランシーバー] ASF-10G-T80 (10GbE)
- [L2SW] MikroTik CRS305-1G-4S+IN (SFP+ 10GbE)
- [DAC] 10Gtek CAB-10GSFP-P0.5M-30 (SFP+ DAC 10GbE)
- [NIC] Mellanox ConnectX-4 Lx (SFP+ 10GbE)
- [サーバー] Ubuntu 24.04.4 LTS
| [ ID] | Interval | Transfer | Bitrate | Retr | Cwnd |
|---|---|---|---|---|---|
| [512] | 0.00-1.00 sec | 145 MBytes | 1.21 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 1.00-2.00 sec | 135 MBytes | 1.13 Gbits/sec | 1 | 1.93 MBytes |
| [512] | 2.00-3.00 sec | 133 MBytes | 1.12 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 3.00-4.00 sec | 156 MBytes | 1.31 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 4.00-5.00 sec | 161 MBytes | 1.35 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 5.00-6.00 sec | 143 MBytes | 1.20 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 6.00-7.00 sec | 141 MBytes | 1.18 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 7.00-8.00 sec | 150 MBytes | 1.26 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 8.00-9.00 sec | 149 MBytes | 1.25 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
| [512] | 9.00-10.00 sec | 122 MBytes | 1.02 Gbits/sec | 0 | 1.93 MBytes |
[ ID] Interval Transfer Bitrate Retr
[512] 0.00-10.00 sec 1.40 GBytes 1.20 Gbits/sec 1 sender
[512] 0.00-10.01 sec 1.40 GBytes 1.20 Gbits/sec receiver
まとめ
| 環境 | 送信 | 受信 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 新AP→サーバー | 3.79Gbps | 3.79Gbps | CPU使用率が100%に張り付いていた |
| サーバー→新AP | 2.56Gbps | 2.56Gbps | |
| ノートPC→旧AP→サーバー | 124Mbps | 123Mbps | |
| ノートPC→新AP→サーバー | 1.09Gbps | 1.09Gbps | 旧環境の約8倍 |
| スマホ→旧AP→サーバー | 261Mbps | 260Mbps | |
| スマホ→新AP→サーバー | 1.20Gbps | 1.20Gbps | 旧環境の約4倍 |
公式商品ページには「最大9700Mbpsの超高速トライバンドWiFi 7」とあり、10GbEのWANポートがあることから10Gbpsを期待したものの、10Gbps出ることはなかった。所詮無線は無線ということか…。
とはいえ、以前のAPと比べたときの速度は4~8倍と格段に上がっており、WiFi経由での写真の転送もかなり早くなっており、全体的な満足度は高い。
今までルーターと言えば数千円のものを常用してきており、これは3万円強したが、よい買い物だったと思う。
あとがき
ルーターの置き方やアンテナの方向に無理があるので、ラックにぶら下げておけるような紐か何かがあると便利かもなぁと思ったので、そのうち整備したいところだ。
或いは壁美人を使って壁に付けるのもなくはないかもしれないが、ケーブルを伸ばすとケーブルに埃が溜まって嫌なので、それはしないかもしれない…。
ひとまず10GbEネットワークが広がったので満足度は高まった。
上図ではWiFi APの部分以外も微妙に変わっているが、これはConoHa VPSを前段に置く対応を取りやめたことでPPPoEが復活したことを反映しているためだ。要するに別件の変更がごっちゃになっている()
あとは無線は破線の方が分かりやすいというのでWiFiを破線化している。というか、これは元来破線だったのがいつの間にか消失していたのを戻している感じである。
2026/06/24(水)Xperia 1 VIIIのZEROSHOCKとSpigenのRUGGED ARMORを両方買ったので比べてみた
Xperia 1 VIIIを買った話ではケースはZEROSHOCKがいいかなーと思ってZEROSHOCKを買ったのだが、MagSafe対応で磁器があると舞奈カードの読み取りなどで都合が悪く、ついでにZEROSHOCKは重くかさばるため、SpigenのRUGGED ARMORも買ってみようというので結局両方買ったやつ。
ZEROSHOCKの方が早く出ていたためSpigenのRUGGED ARMORが届くまでの一週間はZEROSHOCKを使っていた。
ZEROSHOCKとRUGGED ARMORの比較写真
表面(スマホはめるとこ)
写真撮影の都合でややこしいが左がSpigenのRUGGED ARMOR、右がZEROSHOCKだ。
大きな違いとしてはZEROSHOCKの方が大きく、特に四隅のバンパーがゴツく、いかにも保護してくれる感じだ。多分よほどのことがなければ角が壊れることはないだろう。ZEROSHOCKには内側にハニカム構造があるため地面にバシーン!と落としてしまったときにもダメージは少ないと思われる。しかもカメラの段差分の分厚さがあるからなおさらだ。
とはいえ、四隅に関してはRUGGED ARMORにもエアポケットがあるため、最低限の保護はある。
また地味な部分だが、ZEROSHOCKは電源ボタンの表側に梁が入っており、表側から指を滑らせて電源ボタンにアクセスしづらいのに対し、RUGGED ARMORはそう言ったものがなく素直にアクセスできる。
裏面
裏返してみたところ。
ZEROSHOCKはカメラの段差を極限までなくしているがRUGGED ARMORは段差が目立つ。
またカメラの保護に関してはレンズ外周スレスレまで保護しているZEROSHOCKの方が優位だ。恐らくレンズの穴ピンポイントにアスファルトの突起が刺さらない限り、舗装路に落としてもレンズが守られるだろう。
一方でRUGGED ARMORは外周に出っ張りがあるため、ZEROSHOCKと比較した場合にやや脆弱に見える。しかし出っ張りが高めなので意外と平気かもしれない。またSONYのロゴが見えるため、美観的が良いのがいいところだ。
電源ボタンに関してみてみるとZEROSHOCKは裏側に梁がなく、このケースは裏側から電源ボタンにアクセスさせる設計なのが伺える。RUGGED ARMORは表裏どっちからでも電源ボタンにアクセスできる。
表面加工についてはZEROSHOCKはゴムっぽくて滑りづらい、RUGGED ARMORはザラザラしていて滑りづらい感じだ。手で持った時の感触はZEROSHOCKも悪くないのだが、RUGGED ARMORの触り心地はXperia 1 VIII本来の表面に近く、ケースを付けているのに、まるで付けていないような感覚があり、これは非常に良いと感じた。
またRUGGED ARMORのストラップホールは千切れやすいという評判があるため、ストラップホールを使う場合は、明らかに分厚くて頑丈そうなZEROSHOCKの方が耐久性がある可能性がある。
下側
下側から見たところ。
ZEROSHOCKは厚みがあり、コネクタが挿しづらい。またコネクタの穴がRUGGED ARMORに比べて小さかった。
RUGGED ARMORはUSB Type-Cとその横のスピーカー分の切り欠きがあるが、ZEROSHOCKはUSB Type-Cとスピーカーで穴が分かれている関係でこうなっている。
スピーカーから音を出す場合、余計なものが少ないRUGGED ARMORの方が音はクリアだろう。
上側
上側から見たところ。この写真だけ左側がZEROSHOCK、右側がRUGGED ARMORになっている。
ZEROSHOCKはイヤホンジャックの開口部を大きく取りすぎて、余りにも縁を捕捉しすぎて手前側の縁が容易く千切れやすそうになっている。
RUGGED ARMORの方は特にそんなことがない。
またカメラ部分の段差はZEROSHOCKにはほとんどなく気にならないが、RUGGED ARMORはやや気になる。なれれば気にならないとは思うが、音ゲーを机の上でやる場合は向かないだろう。
操作感
ZEROSHOCKはその分厚さゆえに、シャッターボタンを押すのに力が必要で、すぐにカメラを起動したいときに空振りすることがしばしばあった。逆に言えばボタンの保護は堅牢といえるだろう。とはいえ、スマホは表裏面か角から落ちるものなのでボタンを強打するシーンは余り思いつかないが…。
RUGGED ARMORはボタンが非常に押しやすく、シャッターボタンはもちろん、ボリュームボタンを押すのも快適だ。電源ボタンへのアクセスもいい。
着脱のしやすさではZEROSHOCKの方が遥かに良く、RUGGED ARMORは装着や脱着がし辛かったが、逆に言えばRUGGED ARMORはミチミチなので隙間にゴミとかが入りづらく、ケースが何かの弾みで脱落する可能性も低いと感じた。今回のは過去に使ったRUGGED ARMORの中でも最強クラスにミチミチだと思う。
あとがき
RUGGED ARMORはMagSafeがないのでマイナカードを押し付けても磁気ストライプが壊れないのが最大の利点である。
最近では少なくなったとはいえ磁気ストライプや磁器硬券と一緒に入れる場合、MagSafeがあると支障になるので、そういった心配をしなくていいのは非常にいいところだ。
ZEROSHOCKはサイズ的に胸ポケットに入り、実用面では問題なかったが、過度に大きすぎた部分もある。とはいえ、個人的に最大の欠点はMagSafeである。
ただ磁力が弱いのか、家電店でMagSafe対応充電器に貼り付けてもずり落ちたので、内蔵の磁石がどれだけ役に立つのかは謎だった。
結果として私はZEROSHOCKには戻らず、これまで通りRUGGED ARMORを使うことにした。
しかしなぜ今回RUGGED ARMORは出るのが遅かったのだろうか…。少なくともAmazonに出てきたときは発売日以降だったように思うし、商品が出ても配送日もかなり先だった。今でこそ即日配送になっているが私が買ったときは6/20が最短だった。この時は配送時期に一ヶ月近いブレがあったと思う。
ZEROSHOCKを買うことにして一旦キャンセルしたものの、やはり買い直したときは最短が後ろに倒れ、やはり一ヶ月近いブレがあった。注文後は結果として6/23が配送日になった。まぁ二度目の注文のときはXperia 1 VIII発売キャンペーンとか言うので値引きが入ってタイプ安くなっていたので結果としては良かった気もするが…。
こういうのがあるとXperiaへの対応がおざなりになりそうで今後が心配だ…。ただ表面加工は素晴らしいの一言だし、ひょっとしたら製品のクオリティを高めていたとかなのかも知れない。或いは日本市場が見捨てられているのか…。
まぁもし、RUGGED ARMORが対応しない時になったら、きっとその時はZEROSHOCKが生きるのかもしれない。いやまぁ、その時にZEROSHOCKがXperiaへの対応を続けていてくれたらの話ではあるが…。
2026/06/14(日)Xperia 1 VIIIを買った話
これまでXperia 1 VIを使っていたが2年経ったし買い替えるかというのでXperia 1 VIIIを買った話。
開封の儀
左がXperia 1 VIの箱、右がXperia 1 VIIIの箱だが、なんかしょぼくなった気がする。税込み272,910円もする製品の箱とは思えないレベルだが、エコロジーの観点からみると妥当かもしれない。
開けてみても見事に何の変哲もない箱である。
裏面はカメラの配置が1 VI, 1 VIIと異なり、1VIIIではiPhone的な配置になっている。
使ってみた感想
正直特に変わりはわからないレベル。望遠レンズがよくなっただけあって望遠撮影時の画質が良くなった気はするが、元々ズームをあんまり使っていなかったので違いはよく分からない。
AIカメラアシスタントというのも撮影時にプリセットのエフェクトの加工案を出してくるだけで、AIでも何でもない。邪魔なUIが増えただけに近い。
音はよくなったような気もするが、これも錯覚かもしれない。
SIM/SDカードトレイは尋常ではない頑丈さになり、爪で開けなくなった。つまようじがへし折れるレベル。開けるには精密マイナスドライバーが必要だった。
撮ってだしの写真たち
写真モード、ウルトラHDRオフ。
一枚目が写真モードでウルトラHDRオフ、二枚目がオン。二枚目の方が人間が見た色に近い。
一枚目が写真モードでウルトラHDRオン、二枚目がプロ写真で蛍光灯+ウルトラHDR+コンピュテーショナルフォト。二枚目のほうが人間が見た色に近い。
カメラアプリの使い方はこれまでとあまり変わらなさそうな気配を感じた。
個人的に日中の屋外は写真モード、室内や夜間はプロ写真で蛍光灯というのをXperia 1 VIだとよくやっていた。更にLED電光板や星空を撮るときはシャッタースピードを調整する感じ。
この使い方は1 VIIIでも変わることはなさそうだなと思った。
一枚目が写真モードでウルトラHDRオン、二枚目がプロ写真で蛍光灯+ウルトラHDR+コンピュテーショナルフォト。
写真モードは白飛びが酷くて使い物にならない。
これはプロ写真で蛍光灯+ウルトラHDR+コンピュテーショナルフォト。
普通に夜景を撮影する分には基本的に白飛びするのでXperia 1 VIからの進歩は特にないように感じた。
最後にプロ写真で蛍光灯+ウルトラHDR+コンピュテーショナルフォト+140mm。
明るい時に撮らないと何とも言い難い感じだ…。
価格コムのレビューを見る感じ、広角はレンズやセンサーのスペックは変わらないもののノイズが減っているらしい。望遠も色味が良くなってるのかな?
ケースについて
本製品のケースはその多くが凹凸にあるものとなっており、机の上に置くとガタガタして使いづらいと思う。SpigenのXperia 1 VIIIケースでさえ凹凸がある。これだと、ちょっと今回は避けたい感じだ。
私は昔はZEROSHOCKを使っていたのだが、HUAWEI P30 ProにZEROSHOCKが対応しなかったため、それからはSpigenを買っていた。しかし今回はZEROSHOCKが対応している上、Xperia 1 VIII用のZEROSHOCKは背面の凹凸が少なめになっていることので、これを選ぶことにした。
この写真はヨドバシ梅田に展示されていたXperia 1 VIII用のZEROSHOCK実物を見て確認してきたものだ。
Spigenのケースは頑丈に作られているがZEROSHOCKほど極端な防御構造を持たないため、角を強く打つと本体に凹みや傷が入ることがあり、そこがイマイチだと思っていたので、今回ZEROSHOCKに変えられるのも良い部分だとは思っている。
過去の実績だと京阪京橋駅の階段を数十段転げ落ちても何ともなかった実績があるので、私はZEROSHOCKを信用している。また、フロントバンパーもSpigenより厚みがあるので、表面を下にして落とした時もSpigenより画面にダメージが入りづらいといえる。
そして何よりSpigenのケースはAmazonにしかないが、ZEROSHOCKは他にもあることだ。
例えばSpoigenのケースはAmazonだと「6月20日-7月16日にお届け」となっており、この期間裸で運用するとなるとつらいものがある。同様にZEROSHOCKもAmazonでは6月24日-7月17日となっていて厳しさを感じるし、ヨドバシでも品切れになっているのいるだが、なんとビックカメラには在庫がある。つまりすぐに手に入れられるのは強みだ。
といっても実店舗だと北海道と新潟と福岡と鹿児島くらいにしかないので通販で買うしかないのだが、それでも今のところ三日以内に出荷となっているので、かなり現実的な選択肢だ。
とはいえその間裸で運用するのも厳しいので、ラスタバナナの1100円くらいのケースを買って糊口を凌ぐこととした。安いケースでも画面とカメラ周りには高台がついており、机の上でこすった時などに付く傷を防げるので十分有用だ。流石に地面に落としたら一貫の終わりだろうが、通常のユースケースではこれでも十分だろう。
しかしXperia 1 VIIIのケースはググってもAmazonで検索してもSpigenもZEROSHOCKもまともに引っかからず、ZEROSHOCKについては、エレコムの公式サイトにもECにも載ってない有様なので。何とも探しづらい商品になっていてXperia 1 VIIIの置かれている状況の厳しさを感じた。
しかしZEROSHOCKをつけた場合胸ポケットに入るのかや、お風呂スマホケースに入るのかがやや心配だ。もし無理だったらSpigenに変えることも考えておこう…。
あとがき
ここ数年のAndroidスマホ全般を見るに、お世辞にもまともにスペックアップしているとは思えないので、次の買い替えは四年後でもいいかなと思った。
ひとまずXperia 1 VIIIはこれまでとデザインが大きく変わり、所有欲を満たしてくれるという意味ではよいと思う。しかし1 VIと比べたときに大きな進歩があるわけでもないどころか、使い勝手は微妙になった気さえするので、特に理由がなければ買い替える必要はないと思った。
ただイヤホンジャックとSDカードトレイがある機種は貴重だし、Samsungのように削除不能な変な翻訳ソフトや、奇妙なふるまいをするSamsungブラウザはついてないし、PixelのようにGoogleにロックインされることもない、日本メーカー製なのでFeliCaがついているなどのこだわりがあり、好きな人にはハマる端末だとは思うので、これまでXperiaを使ってこなかったけど使ってみたい人には悪くない端末だと思う。
他にもベゼルが残っており、カメラのパンチホールが気にならないといったポイントもあり、Xperiaシリーズのこだわりは語れば限がないほどだ。単に1 VIから大きな進歩がないというだけで、端末の出来自体は決して悪くない。1 VIの初期[1]にあった暗所での画面のちらつきも1 VIIIでは当然起きてないし、物理シャッターボタンがあり、押せば即座にカメラが使えるなど、便利なところも数多くある。
店頭で買おうとすると店員から「正気ですか?やめたほうがいいですよ!」とか言われてしまうほどの端末だが、だからこそ買う価値があるともいえる、それがXperiaだ。
- ファームウェアアップデートで改善されているため今は起きない。元々は明るさ自動調整機能がへぼかったせいで起きてた ↩






























































