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ソフトウェア::Stable Diffusion技術::AI

Colab Proとローカルマシンでどのくらい差が出るか簡単にベンチマークしてみたのでその結果です。

レンダリング条件

今回は以下の設定で回した結果を比較します。前回と同じです。

設定画面

ColabProでのNotebookは以下を使いました。

https://gist.github.com/Lycolia/cb432ad1b1ce083482b5487c131b5d12/80a059931c538b10d55cf9fcbf82220f24e64653

設定値は以下の通りです。

設定
Propmpt (illustration:1.0), masterpiece, best quality, 1girl, solo, happy, smile, theater, (perspective:1.3), from below, (looking away:1.2), (from side:1.0), {{shot_hair}}, smile, bangs, shaggy, (brown hair:1.1), swept_bangs, thick_eyebrows, skin_fang, closed mouth, {{purple eyes}}, gray {{jacket}}, white shirt, glasses, {{small breasts}},
Negative Prompt nsfw, (worst quality, low quality:1.4), (depth of field, blurry, bokeh:1.5), (greyscale, monochrome:1.0), multiple views, text, title, logo, signature, (tooth, lip, nose, 3d, realistic:1.0), dutch angle,(cropped:1.4), text, title, signature, logo, (loli:1.2), school satchel, pink, school bag, school uniform, from behind
Model AOM3A1B
VAE orangemix.vae.pt
Sampleing method Euler a
Sampleing steps 20
Width 512px
Height 512px
Batch count 1
Batch size 1
CFG Scale 7
Seed -1

ローカルマシンのスペック

Local 1

機材 内容 備考
OS Windows 11 Pro
M/B ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING PCIe 3.0
CPU Intel Core i9-9900
GPU GeForce RTX 4070 Ti
MEM DDR4-3200 16GB * 4

Local 2

PCIeのバージョンを上げるとベンチスコアが伸びると聞いたので試してみた

機材 内容 備考
OS Windows 11 Pro
M/B ASUS TUF GAMING Z790-PLUS D4 PCIe 5.0
CPU Intel Core i7 13700
GPU GeForce RTX 4070 Ti
MEM DDR4-3200 16GB * 4

ベンチマーク結果

Colabは時間帯によって処理時間が変わるので2点計測しています。

4070 TiがColabProに大きく勝る結果となりました。UIの安定性や応答性でも体感ColabProを大きく上回り、ローカルストレージに出力結果や環境を溜め込み続けられる利便性があったり、起動速度に雲泥の差があったり、設定を記憶できたり、ローカルで動かせるならそれが一番楽だと感じました。

Colab Proは4:30と23:00に計測しています

グラボはZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti Trinity OCを使っていますが、発熱も60度くらいに収まるのでぼちぼち悪くないかなと思ってます。

おまけ

今回もベンチマーク中に生成された画像を何枚かピックアップして載せておきます

00001-1302401151.png

おまけ2

ローカルだと気楽に作れるのでサッと作ってみた高品質版

設定値は以下の通りです。

設定画面

設定
Propmpt (masterpiece, sidelighting, finely detailed beautiful eyes: 1.2), masterpiece*portrait, realistic, 3d face, glowing eyes, shiny hair, lustrous skin, (brown hair:1.1), short hair, smile, 1girl, embarassed, small breasts, theater, thick eyebrows, closed mouth, {{purple eyes}}, gray {{jacket}}, {{{{white shirt}}}}, glasses, {{small breasts}
Negative Prompt {{{{{{{nsfw}}}}}}, (worst quality, low quality:1.4), (depth of field, blurry, bokeh:1.5), (greyscale, monochrome:1.0), multiple views, text, title, logo, signature, (tooth, lip, nose, 3d, realistic:1.0), dutch angle,(cropped:1.4), text, title, signature, logo, (loli:1.2), school satchel, pink, school bag, school uniform, from behind
Model AOM3A1B
VAE orangemix.vae.pt
Sampleing steps 32
Sampleing method DPM++ SDE Karras
CFG Scale 7
Width 512px
Height 756px
Clip skip 2
Seed -1

G913 TKLはロープロファイルキーボードの中ではかなり良い品だと思いますが、純正のキーキャップの販売がなく、キーキャップが破損しやすい難点があります。そこで、今回はAliExpressでキーキャップを買って使えるかどうか試してみることにしました。

利用したセラーと買ったもの

今回はKite Town Storeというセラーで販売されている互換キーキャップを購入しました。

キーのバラ売りや、UKタイプのセット売り、よく壊れるキーのセット売りなどがあり、非常に充実しています。

https://ja.aliexpress.com/item/1005004841057006.html
https://ja.aliexpress.com/item/1005004344812002.html

今回はAとCtrlが欲しかったので、こちらのページからWASDセットとCtrl2個セットを購入しました。メルカリとかで売られているキーキャップより安いですし、この辺りはメルカリとかだと売り切れてるキーなのでとても重宝します。

注文から到着までは10日だったので、比較的早かったかなと思います。送料は無料でした。

開梱の儀

よくある不透明で外側がやたら頑丈な中華プチプチ

梱包はいつもの中華パックという感じ。

中にはテープ止めされた小箱が入っており、更にクッションで保護されていました。ここまで丁寧な梱包だと安心できます。
image:S:adiary/2023/:20230429_013516.jpg:キーキャップが収められた小さな段ボール箱]

プチプチ+ダンボール+クッションの三重防護

使わないキーの収納に便利な小袋付き

中身は商品ごとに小袋に分けられており、今回使わなかったキーを保管するのに便利でした。

表面のツヤの違いは皮脂の染み混み具合だと思う
裏側も純正と変わらない感じ

Ctrlキーの比較。上が純正、下が今回買った互換キーです。基本的に純正品と変わらないかなと思いました。表面の質感が違うのは使い込んだキーと新品だからだと思います。

こちらも純正と違わない感じ
裏側もバッチリです

Aキーの比較。こちらもCtrlキー同様に純正品と変わらない品質に思いました。手触りにも違和感がないので、特に何か気になることはないと思います。

掃除してないので汚いですが、見た目は純正と変わらないと思います

最後に実際にはめ込んでみたところです。JISキーボードですがCtrlキーのサイズはピッタリでした。またライトアップもキチンと機能するので満足です。見た目も手触りも特段違和感がなく、キーのはめ込みもスムーズで、まるで純正のキートップのように思えました。もしまた壊れたら今回のセラーから買おうと思いました。

キーキャップの取り外しにはFILCO KeyPuller FKP01を利用してます。プラ製のより細くて差し込みやすく、金属製ですがキーキャップに傷が付くこともないので、掃除のときにも重宝してます。

あとがき

G913 TKLのキーキャップはメルカリやヤフオクでも買うことができますが、純正品をバラした余りのようで、キーの品揃えが良くないです。特に壊れやすいキーは出品されてもすぐに売り切れるので狙うのが難しいと思います。しかしJISにしかないキーを入手したい場合や、すぐ手に入れたい場合は有効な選択肢になると思います。

他にもUS配列の互換フルセットがAmazon.co.jpに転がってるので、アリエクを使いたくない人はこちらを検討してみるのもいいかも知れません。ピンポイントで買えないので高いですが…。ちなみにこっちは買ったことがないので品質のほどは不明ですが、レビューを見る限り問題なさそうには見えます。

もし配送時間がかかっても良く、JISキー以外が目的であれば今回のセラーから買うのが無難に思います。

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ジャンル::OSS活動

小規模なものしかないが、一応活動記録として残しておく。新しい順

インストール

https://learn.microsoft.com/en-us/dotnet/core/tools/dotnet-install-script

wget https://dot.net/v1/dotnet-install.sh
chmod 755 dotnet-install.sh
./dotnet-install.sh
echo 'export DOTNET_ROOT=$HOME/.dotnet' >> ~/.zshrc
echo 'export PATH=$PATH:$DOTNET_ROOT:$DOTNET_ROOT/tools' >> ~/.zshrc

Hello world

https://learn.microsoft.com/en-us/dotnet/core/tools/dotnet

dotnet new console -o myapp
dotnet build myapp/myapp.csproj
./myapp/bin/Debug/net6.0/myapp
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Node.js

主な変更点に関して個人的にざっくりまとめてみる。詳細は公式のリリースノートを確認すること。v18やv16と比べるとアップデートが多い気がする。個人的にはv12, v14並に嬉しいアップデートかも。特に単一バイナリのサポートとARM64版Windowsのサポートが強力だと思います。

権限モデルの追加

--experimental-permissionフラグを付けることでファイル システム操作、子プロセスの生成、ワーカー スレッドの作成など、プログラムの実行中に特定のリソースへのアクセスを制限できる様になった模様。

実験的機能であれば16のときにもあったと思うが、この時との違いは詳しく確認してない。参考程度にv18とlatestとのドキュメントリンクを置いておく。

  • https://nodejs.org/api/permissions.html#process-based-permissions
  • https://nodejs.org/docs/latest-v18.x/api/permissions.html#process-based-permissions

専用スレッドで実行されるカスタムESMローダーフックの追加

多分ESMを別スレッドで読み込むことでヒープ競合が起きなくなるのだと思うが、使ったことがないので詳細は不明。TypeScriptを使っている限り、まだまだCJSを使う機会が多く、ESMへの完全移行は先な気がするので放置で良さそう?誰か詳しい人教えて!

同期的になったimport.meta.resolve()

詳細不明なのでパス。以下の記事が参考になるかも?

https://sosukesuzuki.dev/posts/nodejs-import-meta-resolve/

V8エンジンのアップデート

Chromium 113の一部であるバージョン11.3に更新されたそうです。前回は 11.2 だったようですが、いつのバージョンに入ってたのかは未確認。

テストランナーが安定版になった

Test runnerがStableになり本番環境で使えるレベルとなった。Jestより貧弱な気しかしないが一度は試してみたいところです。

https://nodejs.org/api/test.html

Ada 2.0の導入

URI解析のパフォーマンスが向上したほか、URLホスト名解析が楽になったっぽい?

単一実行バイナリの生成に対応

実験的な機能ですが単一実行バイナリの生成がサポートされた。リリースノートを読む限りNode.jsランタイムをバンドルすることで実現してそうなので、Electronみたいに巨大なバイナリができそうな気がする。興味深いので是非試してみたい機能。

https://nodejs.org/api/single-executable-applications.html

Web暗号化APIの互換性向上

恐らく主要なブラウザに実装されているWebCrypt実装を模倣したものが追加された?

https://github.com/nodejs/node/pull/46067

ARM64版Windowsのサポート

Node.jsの全機能がARM64版Windowsで動作するようになったとのこと。Surface Pro Xとかでも動くようになるものと思われる。単一実行バイナリの作成と合わせて嬉しい機能です。

WebAssembly System Interfaceインスタンス作成時にバージョン指定を必須に

new WASI()でバージョン指定が必須になりました。

https://nodejs.org/api/wasi.html
https://github.com/nodejs/node/pull/47391

url.parse()に無効なポート番号を持つURLを渡すと警告を出すように

次のようなURLを渡すと実行時に警告が出るようになりました。

url.parse('https://evil.com:.example.com');
url.parse('git+ssh://git@github.com:npm/npm');

https://github.com/nodejs/node/pull/45526

LTSスケジュール

20系がLTSに入るのは2023-10-24からです。

https://github.com/nodejs/release#release-schedule