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ジャンル::雑記

写真を撮っていると、被写体が木や雲で隠れていたりして上手く撮れないことがある。一般的には綺麗に撮るために、どうにか障害物を退けたいと思うだろう。私もかつてはそうだった。

しかし、最近ではあまりそう思わなくなった。障害物も込みで、その景色なのではないかと。その障害物は一刻一刻と移ろいゆくものだ。例えば雲であれば移動したり、形を変えるし、重なり方も変わる。木であれば成長したり、紅葉したり、風で揺らいだりするだろう。そういった情景の変化というのは、その時々で違う表情を見せてくれる。そう考えると障害物というよりは、それもまた被写体の一つであり、一期一会の出会いなのではないかと、そう思うようになってきた。

そして、それこそが古来日本人が大切にしてきたであろう、侘び寂びなのではないかと。そんなことをふと思った。

投稿日:
ジャンル::インターネット

ここ半年くらいでしょうか、見慣れないタイプのCAPTCHAを見る機会が増えてきました。MicrosoftやTwitter(X)周りのロボットガードでよく見るのですが、SPI試験に出てくる問題のような内容で、やや難解さがあります。正直これ解けない人はどうしたらいいのかなと要らぬ心配をしてしまうほどです。

具体的には開始画面がこんな感じのやつです。

CAPTCHA開始画面

問題は複数種類あり、右にある3Dの図を左の3D図の方角と一致させるものや、指示された図を選ぶものもあります。

以下は右にある3Dの図を左の3D図の方角と一致させるCAPTCHA問題、矢印ボタンをクリックして図を回転させ、方角を合わせる内容です。右側の図は毎回変わり、そもそも真っ直ぐではないケースもあるので地味にやりづらいです。

右にある3Dの図を左の3D図の方角と一致させるCAPTCHA問題
左右の矢印UIを操作して方向を切り替えたところ

こちらは指示された図を選ぶ内容。正直初見では何言ってるのかよく分からなかった。

指示された図を選ぶCAPTCHA問題

基本的に誤答すると問題が一問ずつ増えていくようで、失敗すればするほど途中で誤答する確率が増えるので結構しんどいやつです。

このサービス自体はArkose Labsが提供するArkose MatchKey Challengesというものらしく、サンプルを見るともっと難解そうな問題もあります。
Arkose Labsは以前にもPick-a-TileというCAPTCHAを提供していたようで、これも見覚えがあります。

問題例としては以下のようなもので、日本語表示だと「渦巻き銀河を選択してください」という感じの問題だったと記憶しているのですが、私は初めて見たとき「渦巻き銀河とは…?」となってしまいました。フィーリングで解きましたが、割と意味不明気味だと思います。

人間が見てもよくわからない問題

こういうのを見ているとインターネット空間は段々一般の人には使えないものになっていき、一定のリテラシーが求められる時代になっていくのではないかということを思いました。

まぁ元々ITというもの自体、一部のマニアがこぞって使ってたツールだったので、一般の方が使うには難しすぎるのではないかと感じることもあります。SNSでのトラブルや、各種事件などを見ていてもそう思いますし、IT業界で働いていても何も解っていない人は掃いて捨てるほどいます。

2024-01-14追記

新しいパターンが出てきたので記録しておく。因みにChatGPTの登録画面で出てきたものであるが、これはかなり難易度が高いのではないだろうか?

かなり難易度が高そうなCAPTCHA

2024-02-29追記

Twitterの設定変更で出てきたやつ

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