お知らせ

現在サイトのリニューアル作業中のため、全体的にページの表示が乱れています。

なんとなくアプリを作りたくなったので。Hello worldするとこまで。

確認環境

Env Ver
Windows 11 Pro 22H2
Intel VT-x 有効
Hyper V 有効

手順

  1. 公式サイトからインストーラーを落としてくる
  2. NextとAgree連打でインストールする
  3. Empty Activityを選ぶ
    1. 作成するプロジェクトはEmpty Activityを選ぶ
  4. Tools→Device Managerでデバイスがなんか入ってるのを確認する
    1. Tools→Device Managerでデバイスがなんか入ってるのを確認する
  5. 再生ボタンみたいなやつを押す
    1. 再生ボタンみたいなやつを押す
  6. しばらくするとエミュレーターが起動するのでドロワー中央のAndroidアプリを起動
    1. ブランクのアプリみたいなアイコンをタップ
  7. 画面が出てくればOK
    1. Hello worldが表示される
投稿日:
開発::自動化ソフトウェア::その他

Groovy Scriptの読み方が分からなかったので読み解き方のメモ。全て憶測

確認環境

Env Ver
Jenkins 2.249.1
Groovy Script 不明

サンプルコード

def credentials = com.cloudbees.plugins.credentials.CredentialsProvider.lookupCredentials(
    org.jenkinsci.plugins.plaincredentials.StringCredentials.class,
    jenkins.model.Jenkins.instance.getItemByFullName("ここにフォルダパス")
)

def cred = credentials.findResult { it.id == "ここに取得したいやつのCredentials ID" ? it : null }

読み解き方

個人的な解釈なので特に根拠はない。全て憶測。

lookupCredentialsの部分

端的に言うとデータ型とストア名のようなものを指定し、認証情報を取得する機能であると思われる。Groovy Script的にはCollectionが返ってくる。

findResultの部分

HuskyとはNode.jsを利用した開発で非常によく使われているGit hooksのユーティリティだが、個人的にはこのツールの存在価値に疑問を感じている。

という訳で、この記事ではHuskyのメリデメを考えた結果と、Huskyが何をしているか、Huskyの必要性について書いてゆく。

Huskyがあるメリット

Huskyは極めて有名なツールであるため、Huskyが入っているとこのプロジェクトはGit hooksで管理されており、標準化されていることが確認できるだろう。恐らくHuskyのメリットはこれ以外に存在しないと考えている。

Huskyがあるデメリット

Huskyの管理をしないといけない、Huskyも地味にアップデートするからだ。これは明確なコストである。

そしてHuskyのコードやリポジトリを見たことがある人は多分ほとんどいないと思う。更に言えばHuskyが何をしているかすらも知らない人だっているはずだ。そんな得体の知れないものを使うのは怖いというところだ。

Huskyは何をしているか?

端的に言えばGit hooksのパスを .husky/ に設定しているだけである。
要するに git config core.hooksPath .husky を叩いているだけだ。
もう少し細かく言えば以下に相当する処理を実行している。

mkdir -p .husky/_
cp husky.sh .husky/_
git config core.hooksPath .husky

勿論、ソースコードには他の処理も書かれているのだが、実質的には上記三行が全てと言って良い。

husky.sh を活用しているケースがどれほどあるか怪しいことを考えると、本質は git config core.hooksPath .husky だと思うので、正直あるだけ邪魔では?と考えている。

Huskyの必要性

ここまででHuskyがしていることは git config core.hooksPath .husky だということが解ったが、だとしたらHuskyは本当に必要なのだろうか?私は特に理由がないのであれば package.jsonhusky install と書いてあるところに git config core.hooksPath .githooks とでも書いておけば良いのではないか?と思っている。恐らく何も不都合はないはずだ。

ただ世の中には色々な事情があり、使わざるを得ないケースもあると思う。しかし、可能であれば排除してもいいのではないか?個人的にはそう思っている。

何故この記事を書いたか

「この世からHuskyを滅ぼすため」というのはまぁ冗談だが、個人的にHuskyの存在価値があまり良くわかっておらず、多分世間の人もあまり理解できていないと勝手に考えていて、可能であればプロジェクトに入れたくないと考えているので、そのお気持ち表明というか、そんな感じだ。

ここからは余談だが、Huskyには結構な数のスポンサーが付いていて、恐らく毎月それなりの収入があると思われる。以下はHuskyのスポンサーである。

Huskyのスポンサー

個人的にHuskyは最も成功したOSSの一つではないかと考えている。理由としてHusky自体は非常に単純なプロダクトであり、コミット履歴を見てもさしたるメンテナンスがされておらず、ほぼ手放しで維持されていると思われるからだ。

しかし、Huskyはそれなりの額の寄付を集めており、この記事を書いた時点で確認できるだけでも最低 10USD * (4 + 16) + 100USD * (4 + 2) の寄付がされており、つまり800USD、日本円にして11.2万円ほどだ。何もしてないのに毎月この収入があるのは大分ありがたいだろう。他のOSSならIssueやPull Requestsに対して対応したり、コード本体のメンテナンスがあるはずだが、Huskyにそんなものはないため、プロダクトの維持コストに対して非常によく寄付を集められていると感じる。

TypeScriptやJavaScriptだとコマンド一発で見れるコードカバレッジですが、C#.NETの開発ではちょっと手こずったので導入方法を記録しておく。

確認環境

Env Ver
Visual Studio 2022 Community Version 17.5.1
.NET Framework 6.0

導入手順

  1. C#.NETで開発用のプロジェクトを作成
  2. 作成したプロジェクトのソリューションにxUnitテストプロジェクトを追加
  3. 何かしらの実装と、それに対するテスト実装を作成
  4. Fine Code CoverageをVisual Studioにインストール
  5. ソリューションエクスプローラからxUnitテストプロジェクトを右クリックしてテストの実行
    1. xUnitテストプロジェクトを右クリックしてテストの実行
  6. 下部トレイにあるFine Code Coverageタブを選択
    1. Fine Code Coverageタブを選択
    2. 表示されていない場合は表示 → その他のウィンドウ → Fine Code Coverageで表示出来る
      1. 表示されていない場合は表示 → その他のウィンドウ → Fine Code Coverageで表示出来る
  7. コードカバレッジが表示される
    1. vs2022-easy-code-coverage.jpg

疑問

Visual Studio 2022にもなって標準でコードカバレッジも取れないの?

今どきそんな事あるか?思って調べてみたところ、どうやらEnterpriseであればコードカバレッジを取る機能がついている模様。

Community版では標準でカバレッジが取れない

まぁ無料版だから仕方ないねということで諦めるしかないでしょう。Professional版にもないけど…w。VisualStudioの便利機能は以前から有料機能に組み込まれる傾向があるので仕方がない気もしますが、取り敢えず今回は有志が便利なツールを作っていてくれて助かりました。

因みにコードカバレッジ自体は無料版でも取れます。ただこれはXMLのカバレッジレポートを吐くだけなので、可視化するには別途ここからHTMLを生成する必要があり面倒なので、なんかもっと楽な方法はないかなと思って見つけたのが今回のFine Code Coverageでした。

しかしFine Code Coverage便利なのにそこまで利用されているように見えないのは、やはりテストに関心がある人が少ないのか、公式にあるカバレッジHTMLを吐く方法で納得しているのか、その辺りが気になりました。自前でFine Code Coverageの様な物を作っている人もいるでしょうが、それは少数派だと思いますし。

この方法で取れるカバレッジは正しいものか?

GitHubのREADMEを読む限り、組み込みのカバレッジレポーターのAPIを叩いて取ってきたものを表示しているだけに見えるので、恐らく正しいデータが出ているのではないかと思います。

少なくとも単純なコードのUnit testingを書いた感じではテストケースを増減することでカバレッジも連動して増減していたのと、組み込みのレポーターがそのくらいはやってくれている筈で、これはその内容を表示しているだけなので恐らく大丈夫なのではないかと考えています。

投稿日:
ソフトウェア::Git開発::設計開発::自動化

これは、かつて参画したGitHubを利用したプロジェクトでブランチフローが悪く事故が多発したので考案し、運用した内容です。
基本的には後々の運用を考えた時に情報源になり、かつGit操作に極力手間を取られることがなく、CI/CDを回しながら品質を維持できる内容で考えています。

フローの要件として考えたこと

取り回しが単純明快であること

開発以外の要素に振り回されないように単純なフローにしていて、世に言われる履歴の綺麗さとか言うのは個人的には関心が薄いので重視していません。その代わりコミットが壊れないことや、インデックスとして見やすくなるような部分を重視しています。

GitHubとの相性が良いこと

まず個々の開発タスクをIssueベースで管理し、Pull Requestベースで取り込む運用としました。
Pull Requestの取り込み方式はSquash Mergeとし、メインブランチのコミット履歴がPull Requestのマージコミットになるようにしました。
これはメインブランチのコミット履歴はPull Requestのマージコミットだけあれば後から追えるというのと、メインブランチのコミットログを単純にする意味でこの方式にしています。

CI/CDを活用しやすいこと

これは割とどこでもやっていると思いますが、ブランチ名にdevelopとかstaging, productionとか付けて管理することで、自動的に環境を識別できるようにしました。

実際に運用したフロー

フロー図

運用したブランチフロー

フローの運用内容

  • develop/mainブランチを最新ブランチとする運用
    • develop/mainブランチ相当のものが複数ある状態というのが世の中にあると思いますが、管理が非常に大変なのでそれはしない方向にしました
  • 機能ブランチをdevelop/mainブランチに取り込むのはSquash Merge
    • 基本的に変更履歴を見る時はGitLensやblameで変更行からPull Requestを当てて、そこを見に行くという運用にしていました
  • 機能ブランチにdevelop/mainブランチを取り込むのはmerge
    • 一般的にはrebaseが多いと思いますが、次の観点から採用しませんでした
      • どのポイントで取り込んだのかわからない
      • mergeと比較した場合にコンフリクト対応に手を取られる
        • 経験上ここで事故が頻発する
      • 素直にpush出来ない
    • mergeであれば以下のように単純な流れに出来ますし、push前に差分確認して事故を防ぐことも容易です
      • git switch develop/main
      • git pull
      • git switch -
      • git merge -
      • コンフリクトがあれば解消
      • git push
  • デプロイ方式によるルートブランチ分割
    • ルートブランチ名によってデプロイ先を変更できるようにしました
    • GitHub Actionsでブランチ名を拾って環境変数を差し替えることでデプロイするワークフローを組んでいます
    • staging/production/ブランチはdevelop/mainからcheckoutする運用です
      • これらはデプロイするためだけの使い捨てブランチなので毎回生えます

あとがき

このフローの利点としてはマージでコンフリクトが起きても基本的にCurrentとIncomingを一回比較するだけで済むのでコンフリクトの解消が簡単で、コンフリクト時はIncomingが壊れないようにCurrentを直すのが基本になり、Currentを優先する場合は適宜上書きするといった内容です。

ブランチの合流はmergeだとマージコミット分一回の解消だけでいいので事故の発生要因が低いのがrebaseと比較した時の利点です。rebaseだとコミット回数分再帰的に合流させる必要があるのでブランチの寿命が長かったりすると苦行になってきます。

このフローができた経緯としては元々はGitHub Flowをベースにしていたのですが、色々やっていくうちにこうしたらもっと良くなるのではないか?というのを試行錯誤していてこの形に落ち着いたのですが、後から調べたらGitLab Flowに近い形式に見えたので、似た内容は既に誰かが考えているものだなと感じました。

上で挙げた内容の他にもGitHubのリポジトリ設定でブランチ保護のルールを設定したり、Pull Requestのマージ設定でSquash mergingだけ許可したり、ヘッドブランチの自動削除をするなど、基本的に面倒なことを考えたり、しなくて良い様にするなど、開発に注力しやすいように環境を整えると心理的な抵抗が少なく運用できて便利だなと感じています。