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ジャンル::変革シリーズ

ボディーソープから石鹼へと似たような内容になってくるが、今回は洗濯洗剤を液体から粉末に変えてみた。

理由もボディーソープを石鹸に変えたのと似たような理由でスペースの関係だ。液体洗剤はとにかく場所を食うし邪魔なのだ。学生の頃からずっとNANOXを使ってきたのだが、とにかく詰め替えパックが場所を食う。

液体洗剤は場所を食う

あと液体洗剤は容器を置いてる場所がべとついてくる。使うたびに微量が容器から垂れてきて、それの積み重ねで置いている場所がべとべとになってしまう。

この問題を粉末洗剤は解決できるのではないか?と思ったのである。結論から言うと今のところ分からない感じだ。一ヶ月ほど粉末洗剤で運用してみているが、容器がべとつかなくなったくらいしかわからない。詰め替え時にこぼす事故はほぼ起きないと思うので、そこはメリットかもしれない。仮にこぼしても掃除機で吸い取れる。

というわけで粉末のアタックを買ってきてみた。

今回変えた粉末のアタック
粉末洗剤の中身。白い粉雪の中に青いつぶつぶがあって面白い

液体洗剤をこぼすと処理が非常に大変で、賃貸だと床がめくれて来たりしてなかなか悲惨なことになることを考えると、そのリスクがないのはありかもしれないが、かなりこじつけに近い理由だ。

今のところ感じている粉末洗剤に感じているメリットとしては洗剤投入の時間が早いことだ。NANOXは粘度が高く、計量して投入するのに二度注ぐ必要があり、地味に時間がかかるが、粉末洗剤はスプーンで掬って入れるだけなので、この工程が一瞬で終わる。それ以外に明確な嬉しさは感じていない。適当にググったところ汚れ落ちは粉末の方が上と聞くので、衣類の汚れに困る頻度は減るのかもしれないが、現状体感できるものがないので不明だ。逆に傷みやすさも上がるらしい。

因みにNANOXを使い始めた理由は単純で、当時液体製剤が珍しかったのと部屋干しに強く、嫌な臭いが少ないとあったからだ。容器は汚れがたまってきたなどで三回くらい買い替えているので、写真に写っているのは新しめのやつである。しかも嫌な臭いが少なかったかと言われれば、特にそんなことはなかったと思う。

結果としてこれまでと比べると変革要素が薄くなってしまったが、まぁ特に困ることはないのでこのまま粉末で行こうと思う。何か支障を感じたら液体に戻すかもしれない。

三年位前だろうか、まだコロナが猛威を振るっていたころの話だ。私は自転車で街を走っていて一つの街頭広告を見かけた。『手洗いに「解除」はありません。』という文字が書かれ、柔らかなテイストで家族のイラストが描かれたシンプルなものだった。広告主は牛乳石鹸で、その時私は「確かにそれはそうだ。しかし石鹸なんて使わなくなったな」と思っていた。この広告は今でも同じ場所に掲示され続けており、通る度に眺めては物思いにふけっていた。

そしてつい先日ホームセンターに行った時のことだ、レジの前で牛乳石鹸の特売がされていた。「ふーん、石鹸かぁ…」と思い、買うか悩んだがレジに並んでいたので判断しきれず、その時は買わずにいた。

翌日である今日になり、石鹸を使ってみるのも悪くないのではないか?と思い、早速買ってみることにした。理由としては石鹸の方が安く済みそうだと思ったからだ。というわけで牛乳石鹸の赤箱と石鹸皿を買ってきた。石鹸皿はコーナンにあったアスベル エミール 石けん皿 ホワイトだ。汁受けがついているので石鹸のぬめりをキャッチできるのがいい。全く今風ではない古臭い作りだが、これでいいのだ。

今回購入した牛乳石鹸の赤箱。国産の文字がまぶしい。石鹸皿も買った
個包装は牛の絵が描かれた懐かしいパッケージだ
石鹼皿の上に乗せた牛乳石鹸。今回買ったのは大きめの品だったが無事乗った。石鹸に描かれた牛のエンボスが良い

私は長らくボディーソープを使っていた。何故なら石鹸は使い辛く、古臭いと思っていたからだ。ボディーソープは使いやすくモダンだと思っていたので使っていた。昔の私は新しいものが好きで、新しいものにすぐ飛びつく癖があった。よく近所の人からも「君は進みすぎている」と言われたものだ。

ボディーソープを使うときは十分に泡立たせるために二回ほどプッシュすることが多く消費量が多いのが悩みだった。また替えのリフィルも場所を取るし、ごみが多い。取り換え時に抜いたポンプから中身が垂れてきて汚れるのも好きでなかった。

しかしそれらの課題は石鹸なら解決できるのではないかと思ったのだ。石鹸はコンパクトで場所を取らないし、それだけにごみも少ない。何なら私は今、新聞を購読していて紙ごみはリサイクルに出せるので、環境保全の意味でもよい。ボディーソープのリフィルもリサイクル出来るはずだが、する気が起きない。しかもなくなった時の詰め替え作業も不要だ。ついでに言うと軽い。記憶が確かなら石鹸は中々減らないので長持ちするので節約になるし、買いに行く手間が省けるのはいいことだ。また、ボディーソープと違って残量がわかりやすいのも利点だろう。ボディーソープはある日突然出なくなって困ることがあるが、石鹸は小さくなったら買いに行けばいいだけだ。常にストックしておく必要はないし、ストックしておくにしてもボディーソープのリフィル一本分の面積に10個くらい置けるのも魅力といえる。

実際に使ってみた感じも手に取って何度か揉めば十分に泡立ったので、ポンプを押して更に泡立てるという工程がなくなり楽になった気がする。何より石鹸をこねくり回すのは新鮮で楽しい。しかも顔まで行けるので、フェイスソープが要らなくなった。

牛乳石鹸を買うときは色は青と赤で少し迷ったのだが、乾燥肌が辛いなど最近肌に関するトラブルに絶えないので赤にすることにした。子供のころは赤い牛乳石鹸といえば高級品というイメージだったし、実際赤の方が高いのだが、ボディーソープと比べたら些細な価格なのでどうでもいい話だ。

今まで使っていたボディーソープだとリフィルが400円程度するが、牛乳石鹸の赤い奴は3つ入りで300円程度、1個辺り100円くらいである。どう考えてもこちらの方が安い。しかも牛乳石鹸は大阪の会社なので、地産地消的な意味合いでもよい。

「SEA BREEZE ボディシャンプー クール&デオドラント」という非常に長く覚えきれないので買い替えに地味に難儀する商品名から、「牛乳石鹸の赤箱」という非常に明快な商品になったのも買い替え時にありがたい。SEA BREEZEはシリーズ商品が結構あり、毎回これで合ってたっけ…?となりがちなのがよくない。いや、もう色で覚えたが。他にも売っている店があまり多くないのも悩みだった。牛乳石鹸なら大抵の店にあるだろう。

因みに牛乳石鹸の箱にはSOAPと書かれており、固形だから石鹸、液体だからソープという話ではないらしい。そういえば昔は液体のやつをボディーシャンプーとか言ってた気がしなくもない。また、赤箱は関西向け、青箱は関東向けだったらしい。近所で赤箱の方が青箱より売れてそうだったのはそこにも理由があるのかもしれない。

しかし変革シリーズも第五弾となった。思えばWordPressからadiaryの乗り換えも変革シリーズにしてしまってよかった気がする。

ここのところ旧世代への変革記事が続いているが、今回は新聞だ。敢えて地方紙である神戸新聞を取ることにした。

今回申し込みをして届いた神戸新聞

私はこれまでもネットニュースは見ていたのだが内容の偏りや、興味のない情報が多く悩みを抱えていた。特に私は兵庫県や神戸市の情報を重視したかったので、今年あたりから神戸新聞NEXTの無料版を利用していたのだが、読めない記事が多く困っていたので去る10月に神戸新聞NEXTの購読契約をしたのだが、どうにも情報量が少ないと感じた。主要なニュースはあるのだが、それ以外が薄いというか。

そこで思い浮かんだのが紙面購読だ。紙面であれば漏れなく全ての情報があるし、毎朝・夕届くので生活習慣をつけるのにもいい。毎朝ポストまで取りに行くのは良い習慣になるだろうというのと、紙のメディアを読むというのは新鮮な体験になるだろうと思い、まずは試読を申し込んだ。実はこれしばらく届かなかったのだが、どうも誤配があったようで一週間後からはちゃんと届くようになった。無論、誤配中の試読はなかったことになり、新しく試読を始めることができたので神戸新聞の対応には感謝したい。

そして予想通り紙の新聞には電子版には書かれていない情報が多く、また画面遷移せずとも一覧的に情報を取り込めるのは非常に良い体験だった。そして新聞記事だけでなく、読者投稿や地域の細かい話、チラシなども見ることができる。情報のチャンネルが自然に増えるというのはとても良いことだ。例えば読者が普段感じていることや、年末年始のごみ収集についても書かれている。特に年末年始のごみ収集の情報を特に意識せずとも入手できるのはとてもありがたい。チラシについてもWeb広告のような不快感をあおるようなものは今のところ届いておらず、地域のスーパーなどの広告がメインだ。胡散臭い霊感商法的なものや、週刊誌的な広告も紙面の端やチラシとして封入されているが、昔からあるものということもあり、個人的には特に目に付くこともない。

紙媒体というか、リアルなアナログ媒体あるあるだと思うのだが、何気ない情報に出会えるのも新聞の醍醐味だと感じる。先ほども書いたことだが一覧性が高いことによって適当にページをめくっているだけでも意外な情報と出会えることがある。これは現実の書店に行ったときに思いがけない本に出会えるのと同じ理屈だろう。私はこのことを現実世界の解像度の高さと呼んでいる。デジタル世界は解像度が低いのだ。画面に表示できる情報は高々知れている。例えVRだとしても現実には到底敵わない。何故なら今のVRの解像度が低いからだ。

今のインターネットには余りにも情報が氾濫しており、その中には誤った情報や、錯誤させることを狙ったような情報、攻撃的な情報も少なくなく、見ていて非常に疲れる。これは私がX(旧Twitter)から身を引き始めた理由の一つでもある。今ではTwitterへの投稿数は最盛期の一割程度にまで落ち込んでいる。普段はログインすらしておらず、アプリも消してできるだけ見ないようにしている。利用するのはもっぱらブラウザ経由で毎回ログインしてはログアウトする運用をしている。

Twitterへの投稿数は目に見えて減っている

この辺りは、なるべくSNSに依存せずにブログを書いていこうという方針にしている。SNSに張り付いていると疲れるからだ。同様に新聞も朝夕だけ見ればいい。見切れなければ適当な空き時間に読めばいいのだ。時間などいくらでもあるのだから。

最近地方紙は衰退の危機にあるともいう部分もあるし、伝統的な新聞配達というのも続いてほしい気持ちがあるので試読が終わったら定期購読に移ろうと考えている。あと新聞紙があれば態々新聞紙の代わりになる神を買わなくていいのもメリットだろう。紙が欲しくなれば、すぐそこにいくらでもある状況だ。市の広報誌も取っているので新聞紙自体のストックはあるが広報誌の数など知れているので年末の大掃除くらいでしか役に立たない。

勿論、紙の新聞を使うことで貴重な資源やエネルギーの無駄遣い、配達員への負荷が増えるなどあるだろう。新聞配達は過酷な労働だ。人権侵害である可能さえある。しかしだからと言ってなくしていいものか?私は歴史と伝統は守られたほうが良いと考えているため、一概に西洋の価値観を肯定する気はなく、日本の歴史や文化を尊び、守っていくために大切にしていきたいと思っている。

果たして紙の新聞がなくなり、新聞のコモディティ化により地方紙も消えた世界が本当にいい世界なのかどうか、それは誰にとってどういい世界なのか、そこを考える価値はあると私は思っている。地方紙が消えれば次に消えるのは全国紙だ。世界各国から新聞会社が消え、NEWYORK TIMESだけになった世界というのも、今後を考えれば十分にありうる未来の一つだろう。私はそれを良しとしない。勿論、そんな極端なことになるかどうかは今はわからないが、少なくとも地方紙が風前の灯火であるというのは事実だろうから、自分なりに支えていきたいし、自分の精神の健康や、文化的生活の糧としても利用していきたいところだと考えている。

筆記具調理具と続いた、この変革シリーズも第三弾になった。今回はGoogleからMicrosoftへという内容だ。因みに変革シリーズというのは記事のタグに変革と入れているところから名付けている。

私は長らくGoogle IMEとGoogle Chromeのユーザーであったが、これをMS-IMEとMicrosoft Edgeに変更したという内容だ。これもまた、レガシーへの回帰の一環といえるだろう。

まず何故変えようと思ったかだが、最大の契機はChromeのアップデートで使えない機能が毎回増えていく中、ある時UIが大改編されたことだ。

ブックマークバーやメニューの一項目が以前より巨大化し、この時かなり萎えて使う気がなくなってしまった(119.0.6045.160なら再現すると思う)。そして、これを機にIMEとブラウザをMSに戻そうと思ったのである。Edgeの方がまともだという根拠はなかったが、使ってみたところまともだったので良かった。

Edgeについて個人的に良いと感じたところは間違えてウィンドウを閉じてしまったときに、閉じたウィンドウを復元する機能があることだ。知りうる限りChromeにこの機能はない。他にもUIがChromeよりスマートで、タブを表示する部分に余計な物が出てこないことや、各種登録フォームで氏名が分割された入力欄にオートコンプリートがちゃんと入ることも評価している。

またカスタマイズ出来る項目が多く自分の手に馴染む内容にできることや、開いてるタブ一覧も垂直タブで見やすくできる部分は気に入っている。左に出て来たり、本来のタブバーが消えるのは気に入ってないが、これも{Ctrl} + {Shift} + {,}で切り替えられるので特に問題視してはいない。

Webサイトを右クリックしたときのメニューがやたら多い部分やお気に入りバーを展開したときの文字サイズがやたら大きい部分、ダウンロードのポップアップが若干扱いづらい部分は不満があるが、慣れれば気にならなくなると思うので許容範囲だ。

因みにスマートフォン(Android)のブラウザもChromeからEdgeに変更しているが、Secretモードと通常モードがタブになっていて見やすいことや、タブの一覧性の良さが気に入っている。メニューのカスタマイズもできるしお気に入りも見易い位置に置けるのはありがたい(Android Chromeのあれは存在を忘れてしまいがちだ…)。そのほかにスピードダイアルを編集できるのもすごくいいし、セキュリティが強固で、クレジットカードのオートコンプリートが3段階認証になっているのも好感が持てる。無駄な買い物をする前に思いとどまるチャンスが増やせるのはいい事だ。

基本的に私はGoogleを信頼していないので、Microsoftに移せる場所は移していきたいと思っている。例えばかつてはGoogle Docsを使っていたこともあったのが、MS Officeと比べるとチープなので随分前にOneDriveに移行している。しかしMSも万能ではないのでGoogleに委任して置かざるを得ない部分も少なからずあり、そこはGoogleを頼ることにしている。ただGoogleがしくじればMSに移行する準備はあるので、その日までといえばそうである。何故なら私がGoogleで使っているプロダクトは基本的にMS側にもあるからである。むしろ、その逆はないこともしばしばある。

IMEについてもGoogle IMEはカジュアルに使うには悪くないのだが、杓子定規に日本語を入力しようとすると上手くいかない。例えば「出刃包丁」を変換するときに「でばほうちょう」と打たないと変換できず、「でばぼうちょう」では変換できないと言うことが挙げられる。こんな打ち方をしていたら私の中であるべき日本語を忘れてしまう、日本人としてこれはいけないと思い、私はGoogle IMEを捨てることにした。

次使うIMEは連濁促音化のような日本語を扱えるのが良いと思い、MS-IMEなら叶えてくれるのではないかと思ったところ、これが見事当たった。Microsoftは日本人のための開発をしてくれていると痛感したのだ。Google IMEは言っては悪いが片手間だ。ATOKと勝負しているようなプロダクトでは到底ない。

検索エンジンもGoogleからBingに変えようとしたのだが、これは失敗した。まぁ元々MSNを検索エンジンとして使っていたことがないので、これは穏当といえる。理由としてはBingは文字列を本来の意味で解釈した結果を検索結果として出してくるからである。つまりキーワード検索ではない。

例えばAmazonの欲しいものリストで本名がバレてしまうことについて調べたいと思い「干し芋 本名」で検索してみたところ、Googleは期待通りの結果を返してくれるが、Bingは食べ物の干し芋についての結果を返してくる。他にもBingは検索結果にAIの提案みたいなのが滲み出てきていて少々嫌というのもある(この結果もUserCSSでノイズをかなり消している)

Googleの検索結果 Bingの検索結果
Googleの検索結果には意図した結果が出ている
Bingの検索結果はとても純粋で、全く意図しない結果になってしまっている

Googleの検索結果はSEO業者やいかがでしたブログのような低湿な情報も多々あるのだが、個人的にはその辺りを回避する術を身に着けているため、余り問題になることがなく、検索エンジンまでは変えなくてもよいかと思ったのである。

ただGoogleはうちのブログをあんまりクロールしてくれないのでインデックスが遅いので、そこは全く評価していない。そこら辺のアフィサイトより確実に良質の記事を書いている自信はあるのだが…。いや、メモ書きがメインなので中身がスカスカの記事も多くあるし、そこは認めているが…。

インデックスについてはBingはかなり早く、翌週にはインデックスされていることもザラである。深く確認してないが仕組み的には翌日にでもインデックスされているかもしれない。反してGoogleは翌月でもインデックスされていないことがしばしばなので、ここについてはあまり評価していない。手動でインデックスリクエストすることもしばしばである。とはいえ、Bingも以前はうちのブログをインデックスしてくれなかったことがあり、その時は全く評価していなかった。MSにクレームを出してもインデックスされなかったのだが一年放置していたら何故かインデックスされていた。謎。

最後に余談だが、私の利用ブラウザの変遷について振り返ってみたいと思う。といっても記憶の限りなので正確性は怪しいところだが、Microsoft Edgeより以前は記憶が確かであれば、Netscape Navigator→Internet Explorer→Slepnir 1.66→Sleipnir 2→Sleipnir 3→Firefox→Google Chromeという感じだ。IEは恐らく4-6辺りを使っていたのではないかと思うのだが、当時はバージョンを意識していなかったので不明だ。最初のブラウザがネスケなのは親のPCの標準ブラウザだったからである。Sleipnirが3で止まっているのは開発方針に疑問を感じたからだった気がする。Geckoエンジンのサポート終了でFirefoxに乗り換えたものの、UIや設定や複雑怪奇な上に拡張機能が競合してカオスすぎたのでシンプルだったChromeに移った記憶がある。

上記の他にも古い端末向けにレンダリングエンジンがPresto時代のOperaを使っていたり、比較検討用にLunascapeやSRWare Ironを使っていたこともあるし、Tor Browserも使ったこともある。仕事の都合でSafariを使う事もなくはないが、宗教上の理由もあり、滅多に使わない。Presto時代のOperaはIEが通用しなくなった時代にWindows XP世代の骨董品マシンでWebブラウズするのには省メモリで大変重宝した記憶がある。因みに私は2004年に発売されたVAIO PCG-FR77J/Bを2017年まで使い続けていたことがある。これはネトゲで3PCをするためのパーツとして使っていた。

話は反れるが過去に使っていた端末はこんな感じである。NEC PC-9801DX2→FMV-BIBLO NE/33→SONY VAIO PCG-FR77J/B→東芝 DYNABOOK 型番失念→ASUS X550VC→ツクモBTO→自作PC

モダンからレガシーへ、ということで、これは前書いた記事の第二弾のようなものだ。モダンに逆らってレガシーへ変えてみる挑戦だ。

というわけで今回は調理器具を更新した。具体的には軽くて曲げやすい便利なプラスチック製のまな板とセラミック包丁から木製のまな板と金属製の包丁に変えたのだ。

樹脂製のまな板と、セラミック製の包丁
木製のまな板と金属製の包丁

実はセラミック包丁は前々からやめたいと思っていた。理由は単純で硬いものに使えないからだ。硬そうなものを切ろうとしようと怯えながら切らないといけない。そんな怯えながら料理をしたくなかったのだ。日々の料理は楽しいものでありたい。バリエーションもあった方がいい。そういう時に使途が限定されるものでは困ったのが一つだ。

もう一つは金属包丁の特性を調べていくと、セラミック包丁にはない特性があることが分かったのもある。何かといえばセラミック包丁は金属包丁と比べた時に切れ味が悪いということだ。例えば和平フレイズ公式ブログではセラミック包丁の特性として以下の説明がある。

次にセラミックですが、陶器である為もろいというお話をしたかと思いますが、刃を薄く仕上げてしまうと簡単に欠けてしまうので、セラミックの刃はかなり鈍角に仕上げられています。

こういった特徴があるので、例えば臭い移りを気にされる場合や、金属アレルギーをお持ちの方がお使いになる際はセラミックがお勧めです。

ただ、刃が鋭くないので切れ味を求められるのならば金属系のものをおすすめします。

個人的には切れ味の方が欲しいので金属の方がいいかなと思った。

また、まな板に関しても金属包丁を使う場合は木製の方がいいということが、これまた和平フレイズ公式ブログで紹介されていた。

これまではペラペラのプラスチックのまな板を使っていたのだが、心機一転、木のまな板にしてみようという思いもあり、木のまな板にすることに決めた。

買って使ってみた結果だが、まず買ったばかりなので包丁の切れ味はいいし、まな板もヒノキの香りがして非常に気持ちがよい。それとプラスチックのまな板は厚みが出ると非常に重いのだが、木のまな板は軽いので、これもよい。

今までのまな板と比べると鍋に切ったものを入れるのに少し苦労するが、風情があるので今のところは気にならない。何より国産のヒノキを使ったまな板で、製造も三重県で行っているらしいので親近感もある。やはり日本人であるからには日本製を使っていきたいものだ。このまな板は有限会社ウメザワさんの製品だ。

ついでに包丁立ても買った。まな板と包丁をしまう場所がなかったからだ。コンパクトに包丁とまな板を収納できる一品で一人暮らしにはうってつけのアイテムだ。

コンパクトに包丁とまな板を収納できる包丁立て

これは元々ニトリの商品だったと思うのだが取り扱いがなかったのでコーナンで買った。ニトリの製品はOEMが多いので終売になったらホムセンに流れることが多く、何なら販売中の商品がホムセンにあることもざらなので、ここは知っておくと便利なチップスだ。モノによってはドンキにあったりもする。

因みに今までのまな板は吊戸棚にぶら下げていたのだが、この吊り下げ方ができるまな板は限られるため丁度よかった。この時の包丁はシンク下の戸棚に備え付けの包丁差しに刺していたが、刺しづらいのと閉じ切った場所でイマイチだったので、今回の変更は悪くなかった。

吊戸棚からぶら下がるまな板

買って一週間ほど経ち、多少の不便は感じるものの、今のところ概ね満足している。これからも可能な範囲で古き良き日本文化というものを大切にしていきたいものだ。