さて色々落ち着いてきたところで、次に組むマシンのことでも考えてみようと思います。正直ラズパイサーバーには色々限界を感じるし、サブマシンも欲しい。
安く!小さく!それなりのスペック!
- 安くあること
- 予算というものがあります。
- 小さくあること
- ワンルームは狭いのです。タワーマシンを二本も置いたら狭くて敵いません。
- サブマシンとして使えること
- メインが死んだときのサブとして使えること。ラズパイだと厳しいし、タブレットも厳しい。
パーツ選定
マザーボード
小型化を狙うためにフォームファクタはMini ITXで選定。主流のATXが305 x 244 mmであるのに対し、Mini ITXは170 x 170mmなので非常にコンパクト。因みに名前だけは小さそうなMicro-ATXは244 x 244mm。
ASRock A320M-ITX
9,999円という安価なMini ITXマザーですが、メモリやストレージの拡張性は十分。何一つ文句がありません。
チップセット | A320 |
最大メモリ | 32GB |
メモリ規格 | DDR4 |
メモリスロット | 2 |
NVMe | 1 |
PCIe x16 | 1 |
SATA | 4 |
HDMI | 2 |
DP | 0 |
USB 3.1 Gen1 | 1 |
Audio | Realtek |
筐体ファン電源 | 2 |
リアUSB2.0 | 2 |
リアUSB3.1 | 1 |
リアUSB3.1 C | 1 |
CPU
マザーボードを決めたら早速CPUです。
Athlon 200GE BOX
5,810円という衝撃プライスのCPUですが、2コア4スレッドでグラフィック内臓の優れたCPUです。それに長年Intelを使ってきた私としては初のAMDというのもポイントです。
各種サイトのレビューを見る限り優秀なグラフィックス性能と、まずまずの処理性能を有しているようなのでサブマシンとしては上出来でしょう。
- ASCII.jp:「Athlon 200GE」はPentiumにGPU性能で勝るライトユースの決定版だ (1/3)
- 「Athlon 200GE」はPentiumに対抗できる魅力的なローエンドCPUだが… | ちもろぐ
- Athlon 200GEをベンチマーク!安いけど使い物になるのか!? | こまたろの自由な玉手箱
ケース
ここまで来たら次はケース。グラボなんて積まないしね。
Thermaltake Core V1
4,485円というローコストのMini-ITXケース。やや大きめですが拡張性は高いため、そこは割り切り。
正直Amazonに転がってる怪しい中華ケースよりも安いですし、レビューも高いので中々良さそうに見えます。
実際フロントに200mmファンを乗せられるのは強いですし、全高158mmのCPUクーラー取付に成功したという話もあるため中は大分広そうです。(仕様上は140mmまで)
穴まみれケースなので埃の進入が気になるところではありますが、エアフローは良いでしょう。
ケースファン(リア)
あってもなくてもいい気はしますが一応。
Ainex CFY-80S
467円という格安ファン。取り敢えずAinex買っておけば間違いないだろうという安易な考え。
CFM: 14.61、騒音: 11.9dB、寿命: 40,000h。まぁ十分でしょう。
電源
これがないと動かせません。Pico psuとかいう小型電源もあるようですが、高いので見なかったことに。安くするなら自作電源も一つの選択肢かもしれないですね。
Thermaltake TR2 450W V2 GOLD
6,180円。24h365d動かす関係上、電源は80PLUS GOLDのものから選定。どうしても前提条件から値段が上がってしまったが、それでも限りなく安く検討した結果、ケースと同じメーカーになったという罠。
ストレージ
これが無いとどうしようもないです。
ADATA Ultimate SU750 ASU750SS-256GT-C
3,866円の256GB SATA SSD。なんのこともない普通の2.5″SSDです。M2はやっぱちょっと高いので普通のSSDをチョイス。
メモリ
ないとBIOSすら起動しません。
Crucial BLS8G4D240FSCK
4,298円。ちょっと高いが…8GBくらい積んでおけば間違いないでしょう。
合計金額
35,572円。まぁぼちぼちしますね…。